007 スペクター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。

日本語吹替: 原康義
MI6局長でありボンドの上司。元イギリス陸軍中佐で、IRAとの戦闘の最中に捕虜となった経験も持つ。ボンドの非公式任務によるメキシコシティでの騒動が大々的に報じられ、上司として責任を問われた。だが、メキシコシティでの諜報活動の目的をボンドが語らなかったため、彼に無期限の謹慎を言い渡す。その一方で、00部門を潰そうとするMI5のCと対立した。だがボンドの単独行動がスペクターの真相を暴く為だと知り、ボンドの任務を助ける。そして自らもCと直接対決するなど、国の脅威となる存在には毅然と立ち向かう、元軍人らしい気質の男だ。

Q(演: ベン・ウィショー)

オーストリアのホテルにて、謎の紋章入りのリングの解析結果を見るQ(左)とボンド(右)。2人は、この時初めてスペクターの名をマドレーヌより聞いた。

日本語吹替: 川本克彦
MI6のQ課課長。Mの指示を受け、追跡チップでボンドの監視を行う。初めはボンドの行動を危惧し、Mに背く事を恐れていた。だがオーストリアで、ボンドから紋章付きのリングの解析を依頼され、ボンドの義兄オーベルハウザーが生存している事を突き止める。その際、スペクターの追っ手に命を狙われた事がきっかけで、ボンドの諜報活動をサポートするようになる。猫2匹を飼っていて、ブラックジョーク好きである。

イヴ・マネーペニー(演: ナオミ・ハリス)

ボンド(右)のアパートに、スカイフォールで焼け残った残骸を届けに来たマネーペニー(左)。

日本語吹替: 杉本ゆう
Mの側近。ボンドの生家スカイフォールで焼け残った残骸をボンドに届ける。マネーペニーは前任のMが遺したビデオレターをボンドに見せられ、彼がメキシコシティで行った任務の真相を知らされた。以降、Mには秘密で、ボンドをサポートしていた。

ビル・タナー(演: ロリー・キニア)

テムズ川の船上で、Cが提唱する「ナイン・アイズ」計画について、ボンド(左)に説明を行うビル(右)。

日本語吹替: 白熊寛嗣
Mの側近で、幕僚主任だ。テムズ川の船上で、Cが提唱する「ナイン・アイズ」計画について、ボンドに説明する。ボンドの任務の目的を理解し、M、Qやマネーペニーと共に、ボンドをサポートする。

前任のM(演: ジュディ・デンチ)

日本語吹替: 谷育子
前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)で殉職した、ボンドの前上司。生前にスキアラに関する情報を掴んでおり、自分に何かあった時のために、「マルコ・スキアラを殺して、葬式にも出て」とのビデオメッセージを、ボンドに遺していた。

スペクター関係者

ミスター・ホワイト(演: イェスパー・クリステンセン)

日本語吹替: 大塚芳忠
「青白い王(ペイル・キング)」とも呼ばれ、スペクターおよびクァンタムの幹部として長年暗躍してきた男だ。スペクターは従来、各国の諜報機関を欺いて活動していた組織だが、ホワイトは無関係な女子供まで犠牲にするようになったブロフェルドことオーベルハウザーに反発した結果、命を狙われた。そして携帯電話にタリウムを仕組まれ、オーストリアの隠れ家で死に瀕している所をボンドと再会する。ボンドは丸腰でホワイトと対峙し、オーベルハウザーやスペクターを追うための手がかりをホワイトに尋ねる。ホワイトはボンドに、娘のマドレーヌを守る事を約束させ、「アメリカン」というヒントを与える。そしてマドレーヌの居場所をボンドに伝えると、ボンドの銃で自決した。しかし、この時作動していた防犯カメラが仇となり、オーベルハウザーに会話を盗聴される。そしてマドレーヌの居場所がスペクターに知られ、彼女がヒンクスらに攫われる事となった。

マルコ・スキアラ(演: アレサンドロ・クレモナ)

日本語吹替: 辻親八
スペクターの暗殺者である。メキシコシティで「死者の日」祭りを狙ってスタジアム爆破のテロ計画を企てていた。だがボンドが狙撃した事により、用意していた爆薬が爆発し、建物が崩壊する。混乱に紛れて、ヘリコプターでの逃走を試みた。そしてボンドと空中で格闘の末、組織の紋章が入ったリングを奪われ、ヘリの外に放り出されて転落死する。妻のルチア曰く、口の堅い彼女を信頼していた。

ルチア・スキアラ(演: モニカ・ベルッチ)

亡くなった夫の葬儀に現れたボンド(右)に、訝し気な表情を見せるルチア(左)。

日本語吹替: 五十嵐麗
本作のボンドガールの1人だ。夫のスキアラはスペクターの暗殺者である。夫はテロの画策中、ボンドに殺害された。その死後、ルチアは組織から命を狙われていた。だがスキアラの葬儀で、保険外交員だと偽って近付いてきたボンドに救われる。その見返りとして、スペクターの秘密会議に関する情報をボンドに与えた。ボンドは、アメリカ人の友人でCIA諜報員のフェリックス・ライターに保護を要請し、彼女を守った。

ミスター・ヒンクス(演: デビッド・バウティスタ)

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