007シリーズの歴代ボンドガールまとめ

007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。本作には、毎回入れ替わる形で表れてはジェームズのパートナーとして活躍するヒロイン、通称「ボンドガール」が存在する。グラマラスで魅力的なボンドガールが登場することも、本シリーズも見所である。

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007シリーズの概要

007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。本作には、毎回入れ替わる形で表れてはジェームズのパートナーとして活躍するヒロイン、通称「ボンドガール」が存在する。グラマラスで魅力的なボンドガールが登場することも、本シリーズも見所である。
ボンドガールの明確な定義はないが、ジェームズ・ボンドの敵役のガールフレンドや敵国の女性スパイなど、対立する立場からプレイボーイのボンドに恋愛感情を持ち、正義に目覚めて寝返るパターンが多い。また、映画のボンドガールは知名度よりも観客の印象に残る美しい女性を選ぶ方針となっており、世界各国のセクシーでグラマラスな女優が多数起用されている。

『007は殺しの番号』(1962)のボンドガール

ハニーチャイル(ハニー)・ライダー(演:ウルスラ・アンドレス)

ウルスラ・アンドレス

ウルスラ・アンドレスは、スイスのベルン出身の女優。1936年3月19日生まれ。
007シリーズの初代ボンドガールである。グラマラスなスタイルとその美貌を買われ、声のみ吹き替えで『007 ドクター・ノオ』の初代ボンドガール、ハニー・ライダー役に抜擢された。

出典: search.seesaa.jp

ウルスラ・アンドレス

出典: ameblo.jp

ウルスラ・アンドレス

シルビア・トレンチ(演:ユーニス・ゲイソン)

出典: www.drillspin.com

ユーニス・ゲイソン

ユーニス・ゲイソンはイギリスの女優。1928年3月17日生まれ。
007シリーズの第1作目『007は殺しの番号』と第2作目『007 ロシアより愛をこめて』にて、ジェームズ・ボンドのガールフレンドであるシルヴィア・トレンチを演じている。広義のボンドガールの一人である。

ユーニス・ゲイソン

ミス・タロー(演:ゼナ・マーシャル)

出典: www.drillspin.com

ゼナ・マーシャル

ゼナ・マーシャルはイギリスの女優。1926年1月1日生まれ。
『007は殺しの番号』では、敵側に通じる中国系女性、ミス・タロー役で出演している。広義のボンドガールの一人である。

出典: www.lucywho.com

Zena Marshall

『007 ロシアより愛をこめて』(1963)のボンドガール

タチアナ・ロマノヴァ(演:ダニエラ・ビアンキ)

出典: blog.goo.ne.jp

ダニエラ・ビアンキ

ダニエラ・ビアンキは、イタリアの女優・モデルである。1942年1月31日生まれ。
1963年、 『007 ロシアより愛をこめて』でボンドガールに抜擢され、ハリウッドデビューした。メインのボンドガールとしては当時最年少だった。

ダニエラ・ビアンキ

ゾラ(演:マルティーヌ・ベズウィック)

マルティーヌ・ベズウィック

マルティーヌ・ベズウィックは、ジャマイカ出身の女優、ファッションモデル。1941年9月26日生まれ。
『007 ロシアより愛をこめて』のロマ女性、ゾラ役で映画デビューした。1965年の『007 サンダーボール作戦』では、ナッソーの連絡員役を演じている。

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