ウルトラマンデッカー(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウルトラマンデッカー』とは、2022年に放送された円谷プロダクション制作の特撮ドラマ作品。主人公アスミ・カナタは、突宇宙より飛来した謎の物体スフィアから地球を守るため、対スフィア部隊GUTS-SELECTの一員として、そしてウルトラマンデッカーとして仲間たちと日常を守る戦いへと身を投じていく。今作は2022年に放送開始25周年を迎えた『ウルトラマンダイナ』とも関わりが深い作品。キャッチコピーは「輝け、弾けろ、飛び出せ、デッカー!!」「やるしかねぇ!今、やるしかねぇんだ!」。

本作の主人公。新生GUTS-SELECTの新人隊員で、ウルトラマンデッカーの変身者。有人戦闘機GUTSファルコンの操縦も度々担当する。面倒見の良い気さくな好青年。困っている人は必ず助けようとする優しさを持つが、時に行き過ぎたお節介になることも。快活な性格でお調子者の面もあるが、何事にも全力で取り組む熱誠な性格である。
元々は祖父の営む煎餅屋で働いていたが、初めてスフィアが地球に襲来したとき、一般市民でありながら自己の身の危険も厭わず他の避難者の救助に尽力したその勇敢さを当時TPU訓練校校長だったムラホシに称えられ、彼からTPUの一員にならないかとスカウトを受ける。祖父の後押しもあり、愛する地球を脅威から守りたいという自分の正義感と向き合い、TPU訓練校怪獣対策課に入学する。GUTS-SELECTの再結成及びそのメンバーに選抜されるまで、1年の訓練生期間を過ごすが、その間はウルトラDフラッシャーを呼び出せず、ウルトラマンに変身することができないことに密かに悶々とした気分でいることもあった。身体能力は特別高いわけでもなく、また訓練校には途中入学のため、すでに厳しい訓練を積んできたイチカ、ソウマたち同期と比べて技能的に劣る面は多く成績は常に最下位だった。それでも、めげることなく成長するための努力を絶え間なく続け、そのスタンスはGUTS-SELECT入隊以降も変わらなかった。
自身がウルトラマンデッカーの変身者であることは隠すことに決めていたが、マザースフィアザウルスとの対決の前に仲間にそのことを自身の口から告げる前から、既に一部の人物には正体を知られたり勘付かれたりすることがあった。

キリノ・イチカ(演:村山優香)

カナタと同じく新生GUTS-SELECTの新人隊員。主に地上攻撃を担当する。体を動かすことが好きなスポーツウーマン。体格は小柄だが、地上攻撃において有利となる機敏で小回りが利く動きが可能であり自身の強みに昇華している。明るく前向きな性格で、カナタや仲間の傷を心配するなどの優しさも見せる。また責任感も強いが、それが裏返って思い詰め過ぎてしまうこともある。
スフィア襲来以前よりTPU訓練校に所属していたが、怪獣対策課に転向する前は宇宙開発課に所属し、宇宙開拓事業に関わる夢を持っていた。スフィアによって地球が宇宙と隔離されてからは、その夢を叶えることができなくなるが、宇宙に取り残された仲間達を救い、そして誰もが普通に夢を追うことのできる平和な世界を取り戻すことを新たな目標としてスフィアと戦うことを決める。
GUTS-SELECT入隊後は、同じ新人隊員のカナタとソウマの3人で行動することが多く、しばしば衝突するカナタとソウマの仲裁役に回ることが多い。

リュウモン・ソウマ(演:大地伸永)

新生GUTS-SELECTの新人隊員のひとり。実働要員として、カナタ、イチカの同期2人とスリーマンセルで作戦にあたっている。また、GUTSファルコンのパイロットである。
冷静な性格で、普段はあまり感情を表すことをしない。それでもデッカーの勝利にガッツポーズをしたり、人を助けたいという熱い心を秘めていたりと決して無感情ではない。観察眼が鋭く、周囲の状況を的確に把握し最適な判断を導き出し行動できる。そのため、マザースフィアザウルス討伐の作戦では、負傷したムラホシから隊長代理を任命された。
幼い頃遭遇した怪獣災害でTPUの隊員に救われたことがきっかけでTPUに憧れを抱き、訓練校宇宙開発課に入学した。後にスフィアの襲来を契機として宇宙開発課の訓練は中止され、そこの訓練生は全員怪獣対策課に合流することになる。「失敗は許されない」と考える完璧主義者なところもあるが、それは訓練校に入学に最後まで反対していた父親を納得させるために一番優秀な隊員になることを目指したことに起因する。また、人命救助を仕事としているという責任感も彼の完璧主義に拍車をかけている様子。
カナタの日ごろの不自然な行動から彼がデッカーの正体なのではないかと訝しんでおり、ある時デッカーがカナタの姿に戻ったところを目撃し確信する。合理的な考え方のソウマと最後まで諦めないがむしゃらなカナタは反りが合わずはじめは衝突することもあったが、成長をともにする中で互いを認め合い、ソウマはウルトラマンとしてのカナタに「やるべきことをやれ!」というほどに信頼を置くようになった。

カイザキ・サワ(演:宮澤佐江)

新生GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手とオペレーターを担当する。生物学の博士号を持つ怪獣の権威でもあり、怪獣が出現した際には持ち前の知識からその行動を分析している。大規模な地上戦では、ともに武器を持って現地に赴き作戦指揮を取ることが多い。
元々はTPUの怪獣研究室に所属しており、怪獣の研究に勤めていた。しかし、怪獣災害の減少に伴う人員や予算削減によって思うように仕事をできていなかったようでもある。GUTS-SELECTの中では、ムラホシとともに新人3人の成長を見守る年長者としてしっかり者の面を見せる。一方で温厚な性格のムラホシとは反対に厳しく指南することもある。ムラホシとは古くからの親交があり、それ故上官にあたる隊長のムラホシであっても彼に至らないところがあれば厳しく注意する。

ムラホシ・タイジ(演:黄川田雅哉)

新生GUTS-SELECTの隊長。隊長に就任する前はTPUの訓練学校で校長を務めていた。旧GUTS-SELECTの先代隊長タツミ・セイヤの後輩である。性格は温厚で、口調や声色も穏やかな人物。
隊員の個性を「○○の天才」と表現する。前向きで折れない芯を持つイチカは「まっすぐの天才」、卓越した観察力と地上戦で有用な動体視力、射撃の正確さを持つソウマは「見つめる天才」、そして訓練生時代よりは影で必死に努力していたカナタを「努力の天才」と賞した。
「小さな幸せを守る」ことを思念としており、元エースパイロットだったが、『ウルトラマントリガー』の時はパイロットからTPU特殊部隊に転属していた。当時、特殊部隊の一員として怪獣討伐の作戦に参加してしていたムラホシは逃げ遅れた1人の少年を助ける。その少年は当時のリュウモン・ソウマであり、ムラホシこそ彼がTPUに憧れをもったきっかけだったのである。
ウルトラマンデッカーが出現して日が浅いころは、彼に対して「仲良くなれるといいのですが」と呟くなど、新たなウルトラマンのが人類の味方たり得るか慎重に吟味する姿勢を見せた。それは、地球に現れた巨人について、ウルトラマントリガーという平和の守護者だけでなく闇の巨人という例も少なくなかったためだと思われる。しかし、ウルトラマンデッカーと戦いを共にすることで彼を信頼するようになり、カナタがデッカーの変身者であることを知ったときには、すでに満身創痍であったカナタの身体を案じた。
マザースフィアザウルスとの最後の戦いを終えた後カナタ達に合流し、「このチームで戦えて幸せです!」と一同に語った。

HANE2/ハネジロー

CV:土田大

GUTS-SELECTにて、は無人戦闘機GUTSホーク、電脳魔人テラフェイザーを操縦を担当する対スフィア型戦闘用AIユニット。もとは宇宙開拓の目的で、GUTSホークの操縦のためにTPUによって開発されたが、スフィア襲来を受けて、戦闘目的に転用される。正式名称は「電脳友機 HANE2」で、アルファベット部分は「エイチ・エー・エヌ・イー・ツー」と読む。そのため、カナタから普通の呼び名では味気ないとされ「ハネジロー」という通称を与えられ、他のメンバーからもその呼び名で親しまれている。ナースデッセイ号の指令室やGUTSホーク、テラフェイザーのコックピット内に器となる機体が設置されており、普段は指令室で待機し、出動の際には各ユニットの機体にデータを転送して活動する。
基本的には、「私」という一人称で敬語で話し、話し方も無機質で平坦な話し方をする。しかし、そのようなしゃべり方では調子が狂うとしてフランクな態度を求めてきたカナタに対しては、一人称を「俺」に変え、タメ口で接する。また、GUTSホークで出動する際には、GUTSファルコンを駆るカナタやソウマとの連帯を求められ、とくにカナタとのコミュニケーションに影響を少なからず受けており、GUTSホークやテラフェイザー操縦時には熱血漢のような発言や強引なやり方、「努力」などの精神論的な言葉を使うなど感情的な面を表すようになる。
GUTSホークでGUTSファルコンに乗ったカナタと出撃した際に、戦闘機2機の戦力だけでは対処しきれないと判断したカナタがデッカーに変身する様子を目撃する。以来、デッカーの正体はカナタであるという真実を知り、他のメンバーには秘密にしながらGUTSホーク、テラフェイザーでデッカーのアシストに努めるようになる。

TPU関係者

アサカゲ・ユウイチロウ/バズド星人 アガムス(演:小柳友)

TPUの技術部の科学者で、新生GUTS-SELECT結成の際にメカニックとして出向してきた。スフィア襲来以前の宇宙開発目的としてのGUTSホークの設計や該当機の対スフィア目的の戦闘用への再調整、凍結されていたテラフェイザー開発計画の再開の中心を担うなど、GUTS-SELECTやTPUへの貢献度は大きい。特にテラフェイザーへの思い入れは格段に強く、「私の希望」と喩えている。
性格は落ち着いていて冷静な視点も兼ね備えており、実戦でも的確なメカの操縦、パイロットへの指示を行っている。カナタたち新人隊員に対して、はじめは彼らの未熟さを案じることもあったが、数々の任務を成功させ成長を重ねる彼らを評価するようになる。
ある日、テラフェイザーの戦闘データを解析するために受け取ったハネジローの記録データの中に見つけた厳重な閲覧制限のかかったファイルを、TPU技術部権限を使って閲覧したところ、アサカゲはそこでカナタがウルトラマンデッカーの正体だという事実を知る。

実は彼の正体はバズド星人アガムス。彼の故郷・バズド星や妻がスフィアからの攻撃を受けたのは地球人が宇宙進出したからだと地球への復讐を決め、遠い未来よりスフィアを引き連れてカナタたちの時空の地球に来訪した。過去の地球が滅んだところで「バズド星が地球と遭遇しないもう1つの未来」が生まれるだけで、アガムスの元いた次元のバズド星が救われるわけではないという事実は十分理解しており、そのうえで己の命を懸けてでもこの「復讐」を果たそうとした。地球を脅威から守り、自分の目的の障害となるウルトラマンはアガムスにとって「目障り」な存在であり、彼がテラフェイザーの開発を再開したのも対ウルトラマン兵器としての役割を与えるためであり、「私の希望」と語ったのは「ウルトラマンを倒す」という希望であった。しかし、デッカーと幾度と対峙するうちにカナタと和解、最後はマザースフィアザウルスの攻撃からデッカーを庇って散った。

メトロン星人 ナイゲル

CV:甲斐田裕子

宇宙人メトロン星人で、TPU内部調査局の局長。規則に厳格で、データや数値を何よりも重視する性格である。また感情に左右されない冷徹さを多くのTPU職員に恐れられている。
カナタたちGUTS-SELECTの前に現れた理由は、隊長のムラホシがアガムスという組織の裏切り者の協力者であるという疑惑の基彼を調査、拘束するためであった。指揮権を持つ人物がいない集団は活動を認めないとする組織上層部の意向に従い、街に怪獣が現れても隊長不在のGUTS-SELECTの出撃を認めなかった。怪獣が目指す先は対怪獣災害モデル都市であり、GUTS-SELECTの戦力は必要ないと豪語するも怪獣に防衛システムを突破され、また、ムラホシへの疑惑も晴れたことから彼を隊長に復帰させGUTS-SELECTの出撃を許可。
データや計算ではない、彼が信じていなかった「人の力」の強さを見て、事件後にはムラホシに謝罪の意とカナタたち優秀な部下を持った彼への羨望を告げ、激励の言葉を残し本部へ帰った。

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