ヴェルドラ＝テンペスト（転スラ）の徹底解説・考察まとめ

ファルムス王国がリムルがいない間に魔物の国だからというだけの理由で理不尽に攻めてきた。その時に住人やリムルの秘書であるシオンが犠牲となり、多くの死傷者をだした。リムルは死んだ仲間たちを蘇生するために魔王になることを決意する。魔王になるために必要なエネルギーとしてファルムス王国の軍勢2万人を生贄として全滅させ魔王へ覚醒することに成功する。リムルが魔王になったことで、リムルに関係がある他国の要人たちが集まってきた。その時に復活したヴェルドラをリムルが軽く紹介し大騒ぎになる。リムルの兄弟子であるガゼルから、人間と友好的な関係を築きたいなら筋書を変えたほうがいいと提案される。そこで考えられた筋書が、ファルムス王国が起こした戦争をきっかけに暴風竜ヴェルドラが復活してしまい、ファルムス王国の軍勢は全滅してしまったという内容だった。その話を寝っ転がって漫画を読みながら聞いていたヴェルドラは「天災」と言われていたのに「天才」だと思い満足げに笑う。リムルから自分の罪を被ってもらうようになるがいいのかと聞かれた時に、「我はお前の業（カルマ）を共に背負うと決めていた 暴風竜の威存分に使うがよい」と伝える。それを見て、ガゼルたちは本当にリムルとヴェルドラが友達なのだと分かり驚く。ヴェルドラがリムルを大切にしていることが分かり、器の大きさが分かるセリフだ。

「任せろ」

リムルが暴走状態の勇者クロノアと対峙した時、「お前の助けがいる。力を貸してくれ！」とヴェルドラに頼む。ヴェルドラは置いて行かれたことに拗ねていたが、「貴様が我に頼むと言った。ならば、我が答えは1つ！呼ぶが良い。我が力、存分に振ってやろうぞ！！」とやる気をみせる。リムルは頼もしさを感じ暴風竜召喚を発動しヴェルドラを呼び寄せ時間稼ぎを頼む。リムルはクロノアとリムルの教え子であるクロエが同一人物であることを知り、クロエに怪我をさせたくないと思う。これは推論であり間違っているかもしれず、強者であるクロノアに怪我を負わせないように戦うのは危険なことだが、ヴェルドラに抑え込んで欲しいと頼もうとする。「ヴェルドラ！」とリムルが呼んだ時にヴェルドラが「任せろ」と一言。まだ何も言っておらず、とても危険でとリムルが言おうとすると、「我は貴様を信じておる」と絶対的な信頼を見せる。リムルはその言葉を聞いて嬉しく思い、悪いなと謝るが、いつもの事だとヴェルドラが笑って返す。2人の信頼関係が良く分かるシーンだ。

ヴェルドラ＝テンペストの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

ヴェルドラのオーラを制御するコツ

ヴェルドラはリムルによって復活をはたすことになり、リムルと一緒に生活することを希望するが、ジュラ・テンペスト連邦国で一緒に生活するにはオーラを制御できるようにして欲しいとリムルから条件を出される。ヴェルドラは制御できるように訓練するが、なかなかうまくいかず「もっと内に溜める感じだよ」とリムルにアドバイスをもらいながら頑張る。ずいぶん制御できるようになり、あと少しという時にヴェルドラは「お！」とひらめいた表情をする。その後、うまく制御できるようになり復活してから3日程度で外に出られるようになる。ヴェルドラが急に制御できるようになったのを疑問に思い、リムルが聞いてみると漫画を参考にしたと知る。漫画を聖典と言い、全ての叡知が漫画に納められていると堂々と言い放った。リムルの胃袋の中で無限牢獄の解析をせずに、たくさんの漫画を読んでいたことが分かるエピソードだ。

ギメイのたこ焼き屋

ヴェルドラはテンペスト開国祭の時にどうしても鉄板焼きの店をやりたいと言い張ったので、リムルが商人で開国祭の運営を任せていたミョルマイルにお願いして屋台を出させてもらった。人間のスタッフの手配を頼んだが、暴風竜と一緒にたこ焼き屋をやるとスタッフが萎縮してしまうということで、ヴェルドラだとバレないようにすることを条件とした。リムルが偽名を名乗るようにとヴェルドラに伝えるとヴェルドラは自分のことをギメイだと名乗った。その結果お店の名前がギメイのたこ焼き屋になってしまった。ヴェルドラが自らたこ焼きを焼き、たこ焼き屋は大繁盛した。

リムルがお礼に用意したプレゼントは洋服

リムルはヴェルドラがいつも上半身は裸にマントなのがちょっと問題かなと思っており、お礼として服をプレゼントすることにした。ヴェルドラは「心の友、盟友よ！！ついに、我の気持ちを察してくれたのだな。我もずっと、かっこいい衣服が着たいと思っておったのだ」と言い出す。リムルはその言葉に衣類を作っているシュナに頼めばすぐに用意してくれたのにと驚くが、既製品ではなくオーダーメイドの一品のみが自分に似合うと言う。自分が信頼するリムルの見立てなら最高の品だろうと喜ぶ。ヴェルドラは服がもらえたことを大喜びし、嬉しそうに服を着た。そのお気に入りの服が、ヴェルグリンドとの戦いの時に洋服が燃えてしまった。時間をかければヴェルドラの妖気に染まり身体の1部となったが、まだ数日しかたっていなかったため変化できていなかった。大事な服を燃やされ身体にはあまりダメージがなかったが、心に大きなダメージを受け怒りを感じる。その怒りのおかげでヴェルグリンドに対する恐怖心が薄れ全力で戦うことができるようになった。