アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ
アルフォンス・エルリックとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、主人公エドワード・エルリックの弟である。
母親を幼少期に亡くしており、母に会いたいという気持ちからエドワードと共に人体錬成を行うも失敗し、体を全て失ってしまう。だがエドワードがもう1度人体錬成魂を行い、魂を鎧に定着させることで一命をとりとめる。
その後は体を取り戻すため賢者の石を求め、エドワードと共に各地を旅している。
ロイ・マスタング(鋼の錬金術師)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ロイ・マスタングとは『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターで、作中では「焔の錬金術師」の名で知られている。軍に所属しており階級は大佐。主人公の過去を知る数少ないキャラクターの1人であり様々な面で手助けをしている。普段は仕事をサボって女性と長電話したり主人公を揶揄ったりしているが、自身が過去に経験したことをきっかけに強い意志・信念を持ち国のトップの座に就かんとしている。
アレックス・ルイ・アームストロング
CV:内海賢二
スキンヘッドにカールのかかった前髪、そして何より筋肉が特徴の大柄の男性。大佐と同じ国家錬金術師で、二つ名は「豪腕」。階級は少佐で、ヒューズ中佐の部下として初登場する。直属の部下にはマリア・ロス少尉、デニー・ブロッシュ軍曹がいる。
アメストリスの名門貴族で、軍将校を数多く輩出している「アームストロング家」の一族。代々伝わる錬金術をはじめ尾行術、似顔絵術など、出来ないことなど無いのではないかというくらいなんでもできる。大佐とはイシュヴァール殲滅戦で互いに認知しており、最後まで命令を貫いた大佐と違ってアレックスは虐殺に耐え切れず命令違反し、戦線離脱させられている。この時に、今の国家のあるべき姿に疑問を持ち改革をしたいという大佐の考えに同調し、ヒューズ中佐と共に大佐に協力している。
マース・ヒューズ
CV:藤原啓治(2003年版、2009年版)/津田健次郎(ハガレンモバイル)
軍に所属しており、階級は中佐。最終的には准将になっている。
軍法会議所に所属しており、とても頭がキレる。マスタング大佐とは士官学校時代からの親友で、イシュヴァール殲滅戦における戦友でもある。
眼鏡と顎鬚がトレードマークだが、それ以上に彼を象徴しているのは家族へ向ける愛情の深さだ。隙あらば妻のグレイシアと娘のエリシアの自慢をするほどの愛妻家で、平然と軍の回線を使いマスタング大佐に惚気話を何時間と繰り広げる。迷惑がられてはいるが周囲の人間への気遣いや優しさは忘れておらず、エルリック兄弟、ウィンリィを含めた周囲の人に慕われている。
ニーナ
CV:こおろぎさとみ(2003年版)/諸星すみれ(2009年版)
国家錬金術師である「綴命の錬金術師」ショウ・タッカーの一人娘。三つ編みおさげが特徴で、研究ばかりであまり父親に構ってもらえていなかったが、アルフォンスたちが家へ訪れたことで共に遊び笑顔がもどっていた。
だが国家錬金術師の査定に追い詰められていたタッカーにより、愛犬のアレキサンダーと共に錬金術によって合成獣を錬成するための材料にされてしまう。
アルフォンスたちは元の姿に戻す術がなくどうしようもなく、彼女をその場において行ってしまう。そしてタッカー家を襲撃したスカーが哀れみ、せめてもの慈悲で殺害される。
アルフォンスは最終決戦後もずっとニーナのことを抱えており、兄弟にとって重要なポジションともなっている。
傷の男(スカー)
CV:置鮎龍太郎(2003年版)/三宅健太(2009年版)
額に大きな十字傷があることから作中で傷の男、スカーと呼ばれている。国家錬金術師を殺して回っていた連続殺人犯であり、その正体はイシュヴァールという民族の生き残りだった。
最初は復讐の念から国家錬金術師を殺して回っていたが、物語中盤でイシュヴァール殲滅戦の真実を知りアメストリス国を変えるためにエドワード達と共に行動をしていく。
リン・ヤオ
CV:宮野真守
アメストリスの東にある大砂漠のさらに先にあるシン国の王子で、皇帝になるために不老不死の方法ひいては賢者の石を求めアメストリスへ訪れていた。臣下とはぐれ行き倒れていたところ、アルフォンスたちと偶然出会う。とんでもない大食いでエドワードの財布にたかっていている。また勝手に出歩くことからすぐに行方不明になる節もある。
身体能力もかなり高く、作中でもトップクラスであるキング・ブラッドレイと切り結んで見せている。
メイ
CV:後藤麻衣
リンと同じくシン国出身であり皇女の1人。目的もリンと同じく皇帝になるため不老不死の法、賢者の石を求めアメストリスに訪れている。
シン国で発展している医療方面に特化した錬金術、シンで錬丹術と呼ばれている術を会得しておりアルフォンスたちもできない遠隔錬成を得意としている。また体術も相当なもので最終局面では大量の人形兵相手にも難なく逃げおおせている。
最初はエドワードの噂だけを聞き一目会おうと追いかけていたが、エドワードの身長が小さかったことから幻滅している。その後、介護をしてくれていたアルフォンスの本来の容姿を聞き、今度はアルフォンスへ恋心を寄せていた。
シェルソ
CV:志村知幸
初登場はブリックズで、紅蓮の錬金術師キンブリーの部下として登場している。
普段は人間の姿をしているが本性はガマガエルとの合成獣人間であり、戦うときは途方もない粘度の唾液を使い攻撃する。また見た目とは裏腹にかなり素早く、スカーとも渡り合っている。
スカーとの戦闘中に乱入したアルフォンスたちに敗北し捕らえられてしまう。そこで殺されることに最初は抵抗がなかったが、アルフォンスが元の体に戻りたくないのかと問われた際は「戻りたいに決まってる!」と言う。絶望的だからと諦めていたが、アルフォンスが自分以上に絶望的な状態ながらも前に進んでいる姿を見て、元の体に戻るのを諦めない選択をしアルフォンスたちと共に行動をしていく。
最終決戦後はアルフォンスのボディーガードとして共にシン国へ、更には元の体に戻る方法を探すために旅に出る。
ザンパノ
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目次 - Contents
- アルフォンス・エルリックの概要
- アルフォンス・エルリックのプロフィール・人物像
- アルフォンス・エルリックの能力
- アルフォンス・エルリックの来歴・活躍
- 漫画・2009年版アニメ
- 幼少期~人体錬成をするまで
- リオールでの騒動~列車ジャック事件まで
- ショウ・タッカーと出会う~傷の男(スカー)との戦闘
- リゼンブールへ帰郷
- 賢者の石の秘密を知る
- 第五研究所での戦闘
- 兄とのすれ違い
- ラッシュバレーへ立ち寄る
- 師匠の元へ
- デビルズネストでの攻防
- 人造人間(ホムンクルス)のグリードと出会う
- 記憶を取り戻す
- シン国の王子リン・ヤオと出会う
- ヒューズ中佐が殺されたことを知る
- ロス少尉が逮捕される
- 真実を知る
- マスタング大佐の策に協力する
- エドワードと合流する
- 人造人間を誘き出す
- 人造人間グラトニー及びエンヴィーと戦闘
- 中央(セントラル)の地下へ
- 軍の真実を知る
- ブリッグズ要塞へ向かう
- スカー達を捜索する
- 人造人間エンヴィーと戦闘する
- ホーエンハイムと再会する
- 人造人間プライドと遭遇し操られる
- キンブリー及びプライドと戦闘
- 元の体を見つける
- 最終決戦へ
- 最終決戦後
- 2003年版アニメ
- 映画『シャンバラを征く者』
- アルフォンス・エルリックの関連人物・キャラクター
- エドワード・エルリック
- トリシャ・エルリック
- ヴァン・ホーエンハイム
- ウィンリィ・ロックベル
- ピナコ・ロックベル
- イズミ・カーティス
- ロイ・マスタング
- アレックス・ルイ・アームストロング
- マース・ヒューズ
- ニーナ
- 傷の男(スカー)
- リン・ヤオ
- メイ
- シェルソ
- ザンパノ
- アルフォンス・エルリックの名シーン・名場面
- 「兄さんも『天才』だなんて言われてるけど『努力』という代価を払ったからこそ今の兄さんがあるんだ」
- 「それ以上喋ったら今度はボクがブチ切れる」
- 「それなのにその可能性を投げ捨てて死ぬ方を選ぶなんて そんなマネは絶対に許さない!」
- 「何かに一生懸命になれるって事はそれ自体が才能だと思うし」
- 「いやなんだよ!ボクのせいで… 自分の非力のせいで人が死ぬなんてもう沢山だ!! 守れたはずの人が目の前で死んで行くのを見るのはもう我慢できない!!」
- 「不自由と不幸はイコールじゃない!哀れに思われる理由はないよ!」
- 「10もらったら自分の1を上乗せして11にして次の人へ渡す。小さいけど僕達が辿りついた『等価交換を否定する新しい法則』です」
- アルフォンス・エルリックの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 鎧の銘は「オーガ・ヘッド」
- 恋愛に対しては憧れが強い
- 元の体に戻って最初にやりたいことはウィンリィのアップルパイを食べること
- 大の猫好き
- 最終決戦後に鎧を機械鎧の部品へ加工する