セリス・シェール(ファイナルファンタジーVI)の徹底解説・考察まとめ
セリス・シェールとは、スクウェアから1994年に発売されたロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーVI』の主要キャラクターとなる14人の中の1人。幼い頃から英才教育を受けてきたガストラ帝国の元将軍であり、魔導の力も使いこなすルーンナイトである。魔導の力で世界の支配を目論む帝国に不信感を持ち、裏切り者として処刑寸前となったところを「反帝国組織リターナー」に所属する青年ロックに救助される。後に自身もリターナー側に加入し、仲間達と共にガストラ帝国に立ち向かうことになる。
ラグナロック
出典: gcgx.games
ラグナロックは、伝説の剣「ラグナロク」の姿をした幻獣で、召喚時の消費MPは6。究極の魔法である「アルテマ」を唯一習得することができる魔石でもある。
世界崩壊後にロックを仲間に加えた状態でナルシェの武器屋に行くと、武器と魔石の二択を迫られる。ここで魔石を選択すると、ラグナロックが手に入り、代わりに「ラグナロク」は手に入らなくなる。ラグナロックを選ばず、武器ラグナロクを選んだ場合は、アルテマの習得手段は「英雄の盾」からとなる。ラグナロックの魔石と英雄の盾を同時に装備した場合は、魔石と盾それぞれの習得スピードが加算されるため、アルテマを習得倍率2倍で覚えることができる。
召喚した場合は「メタモルフォース」という技で敵1体をアイテムに変化させる。変化が成功すると、対象の敵は即死となる。アイテムに変化させることによって、レアアイテムを量産できるという利点がある。
瀕死必殺技「スピニングエッジ」
「スピニングエッジ」は、セリスの瀕死必殺技。瀕死の状態で「たたかう」を選ぶと、16分の1で発動するレアな攻撃技。
敵の懐に入り込んだセリスが、くるくると回りながら剣で何度も敵を斬りつける。剣を使っているため物理攻撃に見えるが、魔力依存の大ダメージを与える。
武器
ライドブリンガー
出典: i.ytimg.com
ライトブリンガーは、攻撃力255、力・体力・魔力・素早さが7ずつアップする。更には回避率・魔法回避率が50アップという能力値の補正があり、最強武器の候補の1つである。
後列からの攻撃でも威力が半減せず、回避率も無視する。また、MPを20程度消費してクリティカルを出す場合もある。この時に消費するMPは、金の髪飾りやスリースターズの装備時でも軽減されないため、魔法も並行して使う場合はMPの残量に気を配る必要がある。
追加効果でホーリーを25%の確率で発動することがあるが、「皆伝の証」を装備している場合には発動しないため、ホーリーの聖属性が邪魔になってしまう時には併用すると良い。
コロシアムで「ラグナロク」を賭け、対戦相手となる「ダイダロス」に勝利することで入手できるが、逆にライトブリンガーを賭けてしまうと景品が「斬鉄剣」となりランクダウンになってしまうため注意。
GBA版では、最終決戦で「まりあ」から盗んだ後にセーブができるようになったことから、量産ができるようになっている。
アルテマウェポン
1000年前の魔大戦の頃から存在しており、同じ名前を持つ2つの兵器のうちの1つで、装備した者の生命力が刃に変わる剣。封魔壁への洞窟の内部にある宝箱から入手することができる。
戦闘での使用時には、装備しているキャラクターの生命力に合わせて光の刃の長さが変わる。与えるダメージが500以下の場合は、刃の長さは短剣ぐらいの短さとなり、501から1000の時には刃が長くなる。1001以上のダメージを与える際は、攻撃に残像とエコーが付くようになっている。
HP残量が減っている場合は、その分与えるダメージが減る。装備している者のレベルが上がることで戦闘中のHP残量が多くなれば、その分与えるダメージは高くなる。
防御無視の効果を持っており、攻撃力は255と高いが、アルテマウェポン装備時には「魔封剣」は使用できなくなる点には注意。入手場所の宝箱も目立たない位置にあり、魔大陸浮上後にはダンジョン自体がなくなってしまうため、取り逃しに気を付けたい武器である。
GBA版では「ねむり」から盗んだ後のセーブが可能なため、これで量産ができるようになっている。世界崩壊前に取り逃した場合はここで挽回が可能。
なお、もう一方の「アルテマウェポン」は破壊のための魔獣で、魔大陸を訪れた際に一行の前にボスとして立ちはだかる。
セイブザクイーン
セイブザクイーンはGBA版で追加されたセリス専用の最強武器。攻撃力240、装備時には体力∔3、魔力∔7、素早さ∔4に加えて回避率と魔法回避率が+40となる。魔封剣の使用も可能で、追加ダンジョンである「竜の巣」で、強化型のブルードラゴンを倒すことで手に入れることができる。
今作で終盤に登場する強力な武器はMPを消費してクリティカルを発動することが多いが、この剣は攻撃時のMP消費がなく、普通の剣として扱いやすいという利点がある。
攻撃力や装備補正の面ではライトブリンガーには劣るものの、回避率と魔法回避率についてはラグナロクを上回っている。
防具
英雄の盾
出典: i.ytimg.com
英雄の盾は、防御力と魔法防御力が∔59、回避率と魔法回避率が∔40となる最強レベルの盾である。ウーマロ以外の全員が装備できる。高い防御力と回避率に加えて、炎・冷気・雷・聖の4属性を吸収し、水・風・地・毒の4属性は無効化という性能を持っている。
装備することで究極魔法「アルテマ」の習得もできる。武器屋で魔石ラグナロックを選ばずに剣ラグナロクを選択した場合には、レベルアップによってアルテマを習得できるティナ以外のキャラクターにとっては唯一の習得手段となる。また、魔石ラグナロックを同時に装備した場合には、アルテマの習得スピードが2倍となる。
ただし、入手までの道のりは険しい。様々なステータス異常を引き起こす「血塗られた盾」を装備した状態で、戦闘を256回繰り返すことで盾にかけられている呪いを解く必要がある。呪いが解けた際には戦闘終了時に「血塗られた盾の呪いが解けた」というメッセージが出る。
なお、ピクセルマスター版を除き、血塗られた盾をゴゴが装備している場合は戦闘回数としてカウントされない。そのため、呪いを解くにはゴゴ以外のキャラクターに装備させる必要がある。
ピクセルリマスター版では、無効の判定が吸収よりも優先になることから炎属性のメルトンが吸収されなくなっている。
源氏の盾
出典: pbs.twimg.com
シリーズではお馴染みの源氏シリーズの盾。防御力+54、魔法防御力+50、回避率と魔法回避率+20で、英雄の盾に次いで高い防御力を持っている。ウーマロ以外のキャラクターは全員装備が可能で、「狂信者の塔」で入手することができる。
コロシアムで「雷神の盾」を賭けることで量産することが可能である。量産するための材料として雷神の盾を手に入れたい場合には、瓦礫の塔に出現するモンスター「ムードスート」から盗める。なお、源氏の盾をコロシアムで賭けると、相互変換となり雷神の盾が手に入る。
神秘のヴェール
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目次 - Contents
- セリス・シェールの概要
- セリス・シェールのプロフィール・人物像
- セリス・シェールの来歴・活躍
- サウスフィガロ~ゾゾ街
- 帝国の裏切り者からリターナーへ
- ロックの過去に複雑な想い
- ジドールの町~魔大陸
- オペラ女優の代役を熱演
- 傷心の想いからロックを無視
- 仲間を守るためにケフカを刺す
- 世界崩壊後
- シドのイカダで仲間を探す旅へ
- 失意のセッツァーを説得する
- 過去を乗り越えたロックと共に最終決戦へ
- セリス・シェールの能力
- まふうけん
- 魔法
- ブリザド
- ケアル
- ポイゾナ
- カッパー
- ライブラ
- プロテス
- ブリザラ
- ヘイスト
- コンフュ
- バーサク
- ブリザガ
- バニシュ
- ヘイスガ
- ホーリー
- フレア
- メテオ
- 幻獣・魔石
- ゾーナ・シーカー
- マディン
- ヴァリガルマンダ
- オーディン
- フェニックス
- ラグナロック
- 瀕死必殺技「スピニングエッジ」
- 武器
- ライドブリンガー
- アルテマウェポン
- セイブザクイーン
- 防具
- 英雄の盾
- 源氏の盾
- 神秘のヴェール
- サークレット
- ミネルバビスチェ
- 源氏の鎧
- アクセサリ
- スリースターズ
- ソウルオブサマサ
- リボン
- セリス・シェールの関連人物・キャラクター
- ティナ・ブランフォード
- ロック・コール
- セッツァー・ギャッビアーニ
- シド・デル・ノルテ・マルケズ
- ケフカ・パラッツォ
- セリス・シェールの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私とて軍人のはしくれ。そう簡単に心を動かしたりはしない!」
- 「そ、そんな!私は元帝国将軍よ。そんなチャラチャラしたことできるわけがないでしょ!」
- 「なんか違うな?え?ゴメンちゃーい」
- 「ロック…今度は私があなたを守る番…そして…これで私を信じて…」
- 「こんな世界だからこそもう一度、夢を追わなければならないんじゃない?世界をとりもどす夢を…!」
- オペラ女優マリアの代役を演じる
- イカサマでセッツァーとの勝負に勝つ
- 希望を失い岬から身を投げる
- セリス・シェールの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- セリスの魔導の力は人工的なもの
- 女優マリアにそっくり
- エンディングは2パターン