ARMORED CORE 4（アーマード・コア4）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レイヴン／主人公

「レイヴン」ことロボット兵器ACを駆る傭兵として名を馳せていた男性。国家解体戦争前は、伝説的な腕前を持つレイヴンとして活躍していた。ネクストACに蹴散らされた後、深手を負ったままアナトリアへと流れつき、エミールやフィオナの厚意で療養生活を送っていた。
そのアナトリアの窮地を知り、かつて自らの伝説に終止符を打ったネクストACを駆って再び戦場に赴く。ネクストACへの適性を示すAMS適性の数値は低く、機体の性能を完全に引き出しているとはいいがたいが、並外れた操縦技術でそれを補い幾多の戦場を駆け抜けた。

作中では「レイヴン」もしくは「アナトリアの傭兵」と呼ばれる。自身はまったくセリフを口にしない。

フィオナ・イェルネフェルト

CV：坂口真綾

アナトリアコロニーで暮らす女性。深手を負ったままやってきた主人公を見兼ねて、献身的に介抱してきた人物。アナトリアのために再び傭兵として戦場に赴こうとするレイヴンを案じ、オペレーター役として同行することを申し出る。
『アーマード・コアシリーズ』の登場人物としては珍しく見た目に関する情報がわずかながら存在し、“髪の短い若い女性”ということが分かっている。

イェルネフェルト教授

フィオナの父。アナトリアコロニーでネクストACの研究をしており、これが同コロニーの主な収入源にもなっていた。
本人は人体にも環境にも害悪なコジマ粒子を撒き散らすネクストACの運用には批判的であり、彼の研究は最終的にはこれを軽減することを目的としていたようである。

エミール・グスタフ

CV：沢木郁也

アナトリアコロニーのリーダー。イェルネフェルト教授の部下だったが、研究者としてよりは政治家としての才能に長けている。
「レイヴンにイェルネフェルト教授が研究用として所持していたネクストACを与え、傭兵に仕立て上げてアナトリアコロニーの新たな収入源にする」という金策を思いつくが、当初はその戦闘力にはまったく期待していなかった。

ジョシュア・オブライエン

CV：中田譲治

ネクストACを駆る新人リンクス。フィオナとは旧知の間柄で、彼自身も故郷のために戦っているため、彼女やレイヴンの立場にも一定の理解を示す。
作中では時にレイヴンの敵として、時にレイヴンの味方として戦場を駆け抜け、戦友として強い絆で結ばれていく。

『ARMORED CORE 4』の用語

アーマード・コア（ARMORED CORE）

コアとなるパーツを中心に、特定の規格に則って作られた多様なパーツを組み合わせて完成するロボット兵器。通称AC。

レイヴン

「ACを駆る傭兵」のことを指す言葉。国家解体戦争前は多くのレイヴンが活動していたが、ネクストACの圧倒的な力に蹂躙されて多くが死亡、生き残った者もほとんどが引退した。
作中では主人公に対する呼称として用いられることが多い。

ネクストAC

コジマ粒子を応用して作られた新型AC。通常のACを含めたそれ以前の兵器とは隔絶した超高性能機で、国家解体戦争ではたった26機で世界中の国家を打倒した。

コジマ粒子

本編開始の10数年前に発見された新物質。人体にとっても環境にとっても甚大な害があり、除去するのも困難という危険な物質である。

リンクス

ネクストACを駆るパイロットの総称。そういう意味では主人公もリンクスだが、彼に限りその経歴から「レイヴン」と呼ばれる。
国家解体戦争で活躍した26人は特別視されており、「オリジナル」の名で恐れられている。

AMS適性

ネクストACへの適性を示す数値。人類のほとんどはこの数値がゼロである。

国家解体戦争