漫画家ごはん日誌 たらふく(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『漫画家ごはん日誌たらふく』とは、50名の漫画家が自身の食についてのエピソードを元に描いた漫画を掲載した漫画本である。漫画家50名が1名2ページで、日ごろ食べているごはんや、漫画家自身が持っている食についての考えをラフなスタイルで描いている。後半には、特別インタビューとスペシャル対談が記載されている。人気漫画家が日常どのようなモノを食べているかを知ることが出来る本であり、更に食とは何かを考えるきっかけとなる作品である。本書は2015年5月に刊行された『漫画家ごはん日誌』の続編である。
半田そうめん
伝統の製法で作られたそうめん。1本の麺を1.2-1.5cm程度まで熟成しながら伸ばす。古くからお土産や夏のお中元に使われる。
山形のだし
山形のだしは漬物で浅漬けに分類される。特にごはんのお供として人気がある。昆布のねばりと刻み野菜の歯ごたえがある。味は薬味の効いてあっさりしている。
『漫画家ごはん日誌たらふく』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
ダヨオ「グワーッ、肉の力が沁みわたる」
メソメソと自分が悲しい気分になったと思うと焼き肉屋に駆け込んで肉を食べる。白飯なしにニンニクやコチュジャンをたっぷり使い、肉を特にハラミを食べるのだ。ニンニクを食べ過ぎて自分が臭くなることなんて気にしない。油分の多いハラミの食べ過ぎで太る事も気にしない。この時は社会的な生活や健康的な食生活を忘れる。先の事は考えず、一人で好きな肉の事だけを考えるのだ。すると不思議なことに、ダヨオは体の中に「グワーッ、肉の力が沁みわたる」のを感じるのである。肉はまるで友人たちがしてくれるように、自分を励ましてくれるのである。かれらは自分に活力を与えくれる。そうしているとメソメソした悲しい気分はどこかに吹き飛び、体からエネルギーが湧くのである。このようにいつも自分は肉を食べる事で助けられる。肉とはそんな存在なのである。
伊東七つ生「名もなき料理のスパイラル」
漫画家をしていると締め切り前には凝った料理をしている時間がない。作ってそれを食べてる時間がおしいので、鍋かフライパン1つで出来る死なない程度の栄養を取る事が料理の目的となる。テレビの料理番組や料理本にあるように素材をそれぞれ別に揚げたり炒めたりなど手間をかける料理は無理だ。仕方なので伊東は料理番組や料理本には出てこないような料理を考案する。麺類を焼いたり、茹でたり、炒めたり、汁物にしたりと工夫して作る。麺類だけではない、芋だったり、野菜だったり、鍋のアレンジだったりと色々なモノを創り出して食べる。料理を上手になりたいという目的で作っていないので、素材に火が通っていて、味が違う何か料理らしきものを創り出す。伊東はそれを「名もなき料理のスパイラル」と呼ぶ。友人に普段何を食べているのか聞かれるが、名が無いので「なんか」と答える事しかできない。しかしそれでいいのだと思う、誰が何と言おうと自分は、自分の状況にあった食生活をしているのだ。修羅場はまた来るのだ。その時はまた「名もなき料理のスパイラル」で乗り切るつもりである。
高野ひと深「これが大人の味」
母は宮崎県の出身で、夏になると決まって宮崎の郷土料理の冷や汁を作ってくれる。合わせみそにきゅうり、豆腐、大葉、ゴマを散らしてあって、氷を浮かべて良く冷やしたお味噌汁のような料理です。高野は子供の頃はこれが嫌いだった。この冷や汁はご飯にかけて食べるもので、その見た目がねこまんまそのものだったのが嫌だった。それがある時、急に好きになったのである。それは二日酔いの日に食べた時で、あっさりしているのに味がしっかりしていて美味しい。高野は「これが大人の味」だと感じた。料理には子供が好む見た目や味とは違う、大人になってから分かる味や見た目があることを理解した瞬間だった。
マキヒロチ「茶色いものは正義!!茶色いものは最高ー!!」
普段グルメ漫画を連載している。色々な食べ物を取材して漫画に描く。それらの漫画は色彩に気をつかい色鮮やかに描くことを心がける。料理は見た目が大事だ。読者に直接その味を伝える手段が無い漫画という媒体を使っているので仕方が無い事である。一方ではマキヒロチが日常食べているごはんは、とりそぼろ、なめたけ、納豆、鶏のから揚げ、カレーライス、マーボードーフのように茶色いメニューのごはんがほとんどだ。茶色いメニューのごはんは美味しくて大好きだ。マキヒロチは「茶色いものは正義!!茶色いものは最高ー!!」と思っている。自分は、ごはんの絵柄を鮮やかに描く商業用の顔と茶色いごはんを最高と思う日常の顔との2つの顔を持っている。2つ位あるのは世間で生きていくうえで普通の事であると割り切っているマキヒロチなのである。
『漫画家ごはん日誌たらふく』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
漫画家同士のサークル「腹ペコ戦隊はしレンジャー」の活動内容
この団体は、食べるのが楽しいと思う漫画家が集まり、被害日本大震災チャリティーの寄付をしたりまた寄付金を集うなどの活動をしている。またポストカードを作成して、ファンに販売してその収益を寄付をしている。このような団体の活動は漫画家の読者たちにリアルで活動する機会を提供している。
『日刊マンガガイド』今すぐ読んでほしい本日のオススメ単行本で紹介
本誌は2016年11月1日に、『日刊マンガガイド[Daily Manga Guide]』の中の「今すぐ読んでほしい本日のおすすめ単行本」で紹介された。そのなかで、本誌は、テレビやSNSでは見る事が出来ない漫画家の「普段着」の食を見ることが出来、その人の普段の生活がリアルに覗き見られるのが魅力の漫画であると書かれる。
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目次 - Contents
- 『漫画家ごはん日誌たらふく』の概要
- 『漫画家ごはん日誌たらふく』のあらすじ・ストーリー
- 漫画家たちのごはん事情
- 田中相の多様性/たかはまこの葉っぱ料理/貞本義行の単身赴任料理/魚田南の日々のごはん/たなとのパン食/ルネッサンス吉田の食べ癖/紀伊カンナのおにぎり/ダヨオの肉/ためこうの血糖値/朝田ねむいのキッチン
- 東村アキコのごはんライフ/イシヤマアズサのレンチンごはん/室井理人のラーメン/釣巻和の甘味/丸木戸マキのあこがれ/はらだのおつまみ料理/草間さかえの菜園/海野なつみのアイスクリーム/松田奈緒子のミルクセーキ/伊東七つ生の名もなき料理
- 横槍メンゴのチョイ足しごはん/彩景でりこのレンチンご飯/眉月じゅんのさんまのかば焼き/omioの辛い料理/緒川千世の粗食/園千代子の自炊しない/小鳩めばるの牛乳パスタ/高野ひと深の冷や汁/フルカワタスクのなまこ酢
- 井田さと子の母のおにぎり/マキヒロチの茶色い料理/タナカカツキのソーメン/じゃんぽーる西のラタトゥイユ/糸井のぞのサーターアンダギー/芥文絵のチョイ足しご飯/梶ヶ谷ミチルの豆腐/内田春菊のスパイス料理/染谷みのるのマシュマロトースト
- 浅野いにおの佐藤のごはん/うとをりなのピザ/絵津鼓の健康志向/小栗佐多里のドイツのカフェ/竹内佐千子の食パン料理/つゆきゆるこのニンニク料理/長田亜弓のパクチー/ひうらさとるの食の日常/藤緒あいの納豆ごはん/やまだないとの白菜の古漬け
- よしながふみと本作編集者との特別インタビュー
- 志村貴子と谷川史子のスペシャル対談
- 『漫画家ごはん日誌たらふく』の登場人物・キャラクター
- 『FEEL YOUNG』2014年7月号から2015年3月号掲載分
- 田中相(たなか あい)
- 貞本義行(さだもと よしゆき)
- たかはまこ
- 魚田南(うおた みなみ)
- たなと
- ルネッサンス吉田(よしだ)
- 紀伊(きい)カンナ
- ダヨオ
- ためこう
- 朝田(あさだ)ねむい
- 『FEEL YOUNG』2015年4月号から2015年10月号掲載分
- 東村(ひがしむら)アキコ
- イシヤマアズサ
- 宝井理人(たからい りひと)
- 釣巻和(つりまき のどか)
- 丸木戸(まるきど)マキ
- はらだ
- 草間(くさま)さかえ
- 海野(うみの)つなみ
- 松田奈緒子(まつだ なおこ)
- 伊東七つ生(いとう なつお)
- 『FEEL YOUNG』2015年11月号から2016年3月掲載分
- 横槍(よこやり)メンゴ
- 彩景(ぷしゅけー)でりこ
- 久世番子(くぜ ばんこ)
- 眉月(まゆづき)じゅん
- oimo(おいも)
- 緒川千世(おがわ ちせ)
- 園千代子(その ちよこ)
- 小鳩(こばと)めばる
- 高野ひと深(たかの ひとみ)
- フルカワタスク
- 『FEEL YOUNG』2016年4月号から2016年7月号掲載分
- 井田さと子(いだ さとこ)
- 種村有菜(たねむら ありな)
- マキヒロチ
- タナカカツキ
- じゃんぽ~る西(にし)
- 糸井(いとい)のぞ
- 芥文絵(あくた ふみえ)
- 梶ヶ谷(かじがや)ミチル
- 内田春菊(うちだ しゅんぎく)
- 染谷(そめや)みのる
- 『FEEL YOUNG』2016年8月号から2016年8月号掲載分
- 浅野(あさの)いにお
- うとをりな
- 絵津鼓(えつこ)
- 小栗左多里(おぐりさおり)
- 竹内佐千子(たけうち さちこ)
- つゆきゆるこ
- 長田亜弓(ながた あゆみ)
- ひうらさとる
- 藤緒(ふじお)あい
- やまだないと
- よしながふみと漫画家ごはん日誌編集部との特別インタビュー
- よしながふみ
- 志村貴子と谷川史子とのスペシャル対談
- 志村貴子(しむらたかこ)
- 谷川史子(たにかわ ふみこ)
- 橘紅緒(たちばなべにお)
- 柊あおい
- 『漫画家ごはん日誌たらふく』の用語
- モノローグ
- コミカライズ
- 腹ペコ戦隊はしレンジャー
- Oisix(おいしっくす)
- ジョンソンヴィルソーセージ
- べダーヴィスチェダー
- クックドブラッツ
- 今半の黒毛和牛ジャーキー
- 缶つまマテ茶鶏
- 半田そうめん
- 山形のだし
- 『漫画家ごはん日誌たらふく』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ダヨオ「グワーッ、肉の力が沁みわたる」
- 伊東七つ生「名もなき料理のスパイラル」
- 高野ひと深「これが大人の味」
- マキヒロチ「茶色いものは正義!!茶色いものは最高ー!!」
- 『漫画家ごはん日誌たらふく』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 漫画家同士のサークル「腹ペコ戦隊はしレンジャー」の活動内容
- 『日刊マンガガイド』今すぐ読んでほしい本日のオススメ単行本で紹介