働きマン(漫画・アニメ・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『働きマン』とは、2004年に講談社『モーニング』で連載を開始し2008年まで連載した安野モヨコによる仕事漫画である。雑誌『JIDAI』の女性編集者・松方弘子(まつかた ひろこ)は28歳独身。上司や同僚、後輩たちと「よい雑誌」を作るために日夜奮闘中だ。一旦仕事モードになると寝食を忘れ、恋人よりも仕事を優先する。そんな彼女の痛快お仕事ストーリーである。20006年にアニメ化、2007年にテレビドラマ化された。ドラマの主演は菅野美穂が務めた。

『働きマン』の概要

『働きマン』とは、2004年に講談社『モーニング』で連載を開始し2008年まで連載した安野モヨコによる仕事漫画である。単行本は全4巻である。4巻の発行を最後に、作者の体調不良により休載している。
2006年にフジテレビ系でアニメ化され、2007年には日本テレビ系でドラマ化された。さらに、2011年5月1日にはエイベックス・デジタルとNTTドコモの合併会社で、エイベックス通信放送が運営する動画配信サイト、「BeeTV」でムービーコミック化された。これは、読者が漫画を読みながら、そこにあてられた声や特集音声によってコミックを楽しめるコンテンツである。
2006年のアニメ『働きマン』は、フジテレビの深夜アニメとして放送された。放送期間は2006年の10月12日から12月21日までで、放送時間は木曜 24時45分から25時15分である。放送回数は全11回。ストーリーはコミックスの3巻途中までの内容を元にしており、アニメオリジナルストーリーはない。フジテレビが運営するインターネットテレビ、通称「VOD」や、電子書籍サービスの「フジテレビオンデマンド」でも配信された。
翌年の2007年には日本テレビ系でドラマ『働きマン』がスタート。放送期間は2007年10月10日から12月19日までだ。放送枠は毎週水曜の22時00分から22時54分で、全11話を放送。最高視聴率は初回放送の15.7%で、平均視聴率は12.1%だった。主演は菅野美穂が演じた。ドラマのタイトル画像および宣伝写真は、菅野が演じた原作の主人公松方弘子(まつかた ひろこ)の絵と同じく、菅野が両手の人差し指と中指を額に当てるポーズをしている。この点についてはキャラクターの再現度が高い。また、弘子の上司である成田君男(なりた きみお)を沢村一樹が演じ、後輩の田中邦男(たなか くにお)は速水もこみちが演じている。豪華なゲスト俳優も出演しており、第一回目のゲスト出演は夏木マリだった。ほかにも脇役に平山あや、吉瀬美智子など実力派の俳優がドラマを彩った。
漫画、アニメ、そしてドラマに共通している話の軸は「働くこととは何か」と言った普遍的なテーマである。舞台は主に週刊誌『JIDAI』の編集部であり、世間の動向やスキャンダルを『JIDAI』独自の視点で取り上げる。だが慌ただしく過ぎる日々のなかで、時折立ち止まって「一体なんのために働いているんだろう」と悩むこともあり、非常にリアルな人間模様が描かれている。またこの漫画のユニークなポイントは、ストーリーが主人公の弘子だけに絞っていないところだ。弘子だけの視点ではなく、上司の成田や編集長の梅宮龍彦(うめみや たつひこ)、さらに編集部ではない営業部の千葉真(ちば まこと)らの物語が丁寧に描かれている。弘子だけの視点から仕事人を描くのではなく、様々な人間の価値観を、上手く弘子と絡めながら話が進む。弘子が主人公でありながら、話によっては弘子が脇役になっているところもあるのだ。「主人公が回ごとに変わって色んな目線が見られて楽しい」「めっちゃ為になるし面白い」と肯定的なレビューが多いのも、この漫画が永く愛されている証拠だ。
主人公の松方弘子は、28歳の独身で、週刊誌の『JIDAI』編集者として働いている。山城新二(やましろ しんじ)と4年間付き合っているが、一旦仕事モードになると、恋人よりも仕事を優先する。弘子が仕事に猛進するとき、いわゆる「男スイッチ」が入る。寝食、恋愛、衛生の観念は消失し通常の3倍の速さで仕事をこなすのだ。そんな彼女は、「働きマン」と呼ばれ周りの男や上司をも圧倒する。もちろん弘子は人間なので、無理をするとガタがくる。体が疲れきって新二との逢瀬もままならない。それでも弘子は、仕事に喜びを見出し、世間に溢れる真実と真っ正面から向き合う。仕事をとるか女の幸せをとるか、それは人それぞれである。弘子の価値観だけを正当化しない安野の視点の広さがうかがえる作品だ。

『働きマン』のあらすじ・ストーリー

男スイッチ入ります

豪胆社(ごうたんしゃ)から発行される週刊誌『JIDAI』の編集部で、松方弘子(まつかたひろこ)は毎日働いている。
弘子は外務大臣の星川光(ほしかわひかる)の私生活について取材することになった。だが星川の取材は想定していた時間より大幅に縮小され、弘子は思うような取材ができなかった。
すると翌日、星川の第二秘書の関口歌子(せきぐちうたこ)から、星川の機密費流用の内部告発の電話が入る。弘子は、恋人の山城新二(やましろしんじ)から食事に誘われたが断り、関口と密会し星川の機密費流用という大きなスクープを手に入れることができたのだ。

弘子から報告を受けたデスクの成田君男(なりたきみお)が「タイトルは『外務大臣星川光、国民への背信!!』」とタイトル変更を弘子に命じ、星川の機密費流用を特集することになった。
弘子は「男スイッチ入ります」と心の中でつぶやいた。そこから「働きマン」になる弘子だ。一旦弘子に「男スイッチ」が入ると、血中の男性ホルモンが増加し、通常の3倍の速さで仕事をする。その間、寝食恋愛、衣装衛生の観念は消失する。
それでも、「あたしは仕事したなーって思って死にたい」と、どこまでも仕事に真っ直ぐな弘子であった。

スキャンダルだけが週刊誌の顔ではない

週刊『JIDAI』には、張り込み専門の「張り班」という部署がある。
張り班の菅原文哉(すがわらふみや)は女を目の敵にしている。なぜなら「女はスキャンダルが好きなくせに、自分がそれを撮る汚れた役にはなりたくないと言い出すから」と、菅原は思っているからだ。次の菅原の仕事は女子陸上選手の佐々木和代(ささきかずよ)とコーチの山本(やまもと)の不倫疑惑を暴くものだ。

ところが、佐々木と和田が出入りするビルが女性向けのファッションビルに移動し、菅原は弘子と張りこむことになる。佐々木と和田が帰宅し、シャッターを押しかけた菅原を弘子は止めた。菅原にも、撮ってはいけない理由がわかっていた。
それは、今の瞬間だけだと車から出てきた佐々木を、ただ山本が送っただけにしか見えないからだ。内心「なんでコイツわかったんだ…。『撮るべきショット』じゃないってことが」と、菅原は弘子の判断に驚いた。菅原は心のなかで「くっそー…オレが…頭に来るのはこんな女がわかってるってことなんだ」と思った。

だが数日後、佐々木が怪我をし、五輪選考から脱落した。佐々木と和田の特集ページが縮小される。校了まで半日しかない切羽詰まった状況で立ち上がったのが、同じ編集部の小林明久(こばやしあきひさ)だ。
小林の深いラーメン屋の知識で、空いたページが埋まった。新人の田中邦男(たなかくにお)がラーメン屋を調べ、弘子は記事を書き、菅原は追う。

小林を含めて4人の力が発揮され、無事に「ラーメン特集」が完成した。仕事が終わり「仕事とかプライドとか、礼儀とか真面目にやることとか常識とかさまざまなこと。それの7割は無意味だ。いや訂正。意味などそもそもなくてもいいのだ」と、小林はビールを口に運んだ。

目の前にある仕事を大事にする

弘子の恋人の新二の仕事は、小さいマンションや、個人オーナーのビルを建設する職人を監督することだ。「俺は何をしたいんだろう。何がしたくてここにいるんだろう。この仕事の何が好きだと言えるだろう。どこを作ったと言えるだろう」と新二は考えていた。
すると「営業に異動」という辞令が出た。今携わっているビルの建設が終われば、営業の人間になる。新二は動揺しながらもおもむろにヘルメットを被り、現場に出た。
新二は「俺はなんであんなに考え込んでいたんだろう。『この仕事のどこが好きか』なんて考えてるヒマあったらどんどんやりゃよかったよ。今になってやっても遅えよ」と、今まで「後悔する」ようなやり方をしてたことに激しく後悔する。だから、次の仕事を好きになれなくても後悔したくないと思った新二であった。

『JIDAI』編集部の渚マユ(なぎさまゆ)は、大好きな女性作家の夏目美芳(なつめみよし)の担当になるが、新人である為すぐに張り班に配属される。夏目の担当は弘子に変更された。
弘子は、夏目が『JIDAI』で連載するにあたり、「オヤジの恋愛もの」を書くように夏目にお願いした。弘子は「一番の読者だと自分では思ってます!!」と熱弁をふるった。その熱意に夏目は動かされて、今までとは違う路線の作品を書くことを承諾する。
そしてできたのが『54』という54歳のオヤジが主人公の恋愛小説だ。『JIDAI』読者に好評で、瞬く間にヒットした。

渚は、夏目の女性向けの恋愛小説のままがいいと思っており、張り班の仕事をまともにやっていなかった。すると編集長の梅宮龍彦(うめみやたつひこ)から「まずは目の前の仕事だ」と一喝される。渚は「あたし頑張ります。頑張って目の前の仕事一生懸命やって、それで。いつかまた先生の担当に」と涙ながらに夏目に誓ったのだった。

女としての働き方

『JIDAI』編集部にいる野川由実(のがわゆみ)は、野球選手の志村純司(しむらじゅんじ)の密着日記を担当する。
野川は記者泣かせの志村を取材するために、「男と張り合う」ことをやめて気を遣うことに徹し、可愛がられることに注力した。弘子は野川の働き方を見て、これも一つの働き方であることを学んだのだ。

同じく編集部の梶舞子(かじまいこ)が、女であることを武器に仕事をしていることは、社内でも有名である。色気を使い、梶は多くの作家から仕事を取ってくる。
特に、人気作家の茂木高尋(もぎたかひろ)と梶は、特別な関係である。
梶は、茂木の別宅で裸になり、茂木の観察物になるのだ。無論、2人の間に肉体関係はない。茂木の創作のために身体を張る梶である。
茂木が創作意欲を失い、別宅に隠れていた時も、梶は茂木の居場所を決して編集部に教えなかった。弘子とは対照的に、秘密主義で、嘘も上手く使う働き方をする。

今も昔も変わらない熱量

弘子は編集長の梅宮が、20年前に書いたビル火災の記事に衝撃を受ける。
過去の記事でありながらも、梅宮の熱量が伝わってくるからだ。成田は、今の梅宮は編集長になり、雑誌業界の廃れと共に昔のような覇気はなくなったと言う。梅宮は弘子に、「いいか松方。勢いだけがこの世の中で必要とされてるわけじゃない。侘びしい夜も侘びしい人もあっての世の中だ。特に今は」と説いた。

だが、再び梅宮の熱量がほとばしる事件が起きる。それは東名高速の玉突き事故で、菅原が撮った写真の選別の時だった。弘子は事故現場で、人々が携帯で事故の様子を写真に撮っている瞬間を選んだ。
梅宮は、他の編集部員が車の炎上写真を推薦する中、「今の世の中はだいぶ狂ってる。本当はみんなそう感じてる。だけどどうしていいかわからない、なにもできない。それがこの一枚に込められてるんだ!」と弘子の選んだ写真を持って力説する。
その熱意に感化され、弘子、成田、菅原は、梅宮の今も昔も変わらない熱量を肌で感じたのだった。

努力は報われる

『54』が書籍化されることになった。営業部の千葉真(ちばまこと)は、『54』の初版発行部数を少なめの2万部と見積もった。
千葉はかつて、担当した作家に思い入れをしたが、期待外れの評価を受けて、作家には思い入れをしないやり方で仕事をしてきた。本の面白さより、数字に重きを置く考え方だ。だが、書店の外回りで『54』の書籍化を待つ読者や書店の店主がいることを知る。『54』の世界はフィクションでありながらも、多くの人々の心を掴んでいたのである。
そして会議で「『54』の初版発行部数を5万部にしたい」と申し出た。販売部に反対されるが、千葉は一生懸命、書店での夏目の本の売れ行きや『54』の発売を待っている読者がいることを伝えた。そうして『54』の初版発行部数は4万部になったのである。

数日後、書店で『54』の発売がスタートし、即日完売した。『54』は瞬く間に部数を伸ばした。そしてついに、『54』は50万部を突破したのである。「あの…売って下さってありがとうございました」と夏目は千葉にお礼を言った。「作者の人にお礼言われるなんて思ってもみなかったからうれしいよ…」と千葉は嬉し泣きした。

弘子の涙

弘子の自宅が漏水した。漏水修理の工事が入るため、弘子は2週間ぶりに新二に連絡し、新二の自宅に泊まる。
新二に仕事の話をすると、「ヒロは人に甘えなさすぎる」と言われて喧嘩になった。そして工事が終わってから、新二は接待帰りの酒に酔った状態で弘子宅にやってきた。
弘子が自宅で書きかけている記事を見て、弘子が一生懸命ものを作っていることに、劣等感を覚えた新二だ。だから新二は弘子に「俺はそこまでできないんだよ。ヒロ見てるとできない自分がダメに見えて仕方がないんだよ」と本音を言った。そして弘子に別れを告げて出ていった。

弘子は涙を流しながら仕事に徹した。一か月後、新二が名古屋へ転勤し2人の恋は終わった。

田中の覚醒

グラビアアイドルの堀田めぐみ(ほっためぐみ)、通称「ホリメグ」が政治家の高田(たかだ)議員と不倫をしている。田中は、編集部内がホリメグの取材や情報を掴もうと必死ななか、「結局今現在起こってることの後追いなんだよ、週刊誌なんて」と思っていた。

田中はファッション誌で勝負したいと思っていたが、ファッション雑誌は外注業者が執筆するので社内から配属されることはないのである。 そんな折、田中は恋人づてに自称ホリメグの妹と会う。田中はホリメグの父が大御所ロックスターの外川裕也(そとかわゆうや)である情報を得る。田中は「芸能的な記事」ではなく、外川裕也とホリメグの親子関係を、グラビア記事として作成した。スタイリストもつけて、ファッション要素も付け加える構想である。

だがこの企画は、成田に却下される。梅宮からもOKがもらえない田中は「リスキーなことやんなきゃ誌面なんて新しくなんないっすよ。古いんだよ何もかも!!」と言わずにはいられなかった。
田中は熱弁をふるうが、芸能担当の社員から、自称ホリメグの妹は嘘だと報告があった。梅宮からげんこつを喰らった田中だが、やはりファッションでやっていきたいと明確な目標が見えた田中である。

ずっとずっと働きマン

弘子は7年間『JIDAI』で働き続けてきたが、このまま『JIDAI』にいてもいいのかという悩みが弘子の中に生まれた。

出張先が実家近くだった為、弘子は帰省した。弘子は、堅物の父と久しぶりに会話した。父は、『JIDAI』について「お前のやってる雑誌だけどな、はっきり言ってくだらんぞ。お前が編集長になってちゃんとしたやつ作れ」と告げた。弘子は「ウチの雑誌の体質的に女は編集長になれない」と言い返す。だが父は「じゃあ作ればいい」と言った。
弘子は寝床に入り、一晩中仕事について考えた。『JIDAI』をやめて、新雑誌を作ること。だがそれには今いるところで結果を出さなければならない。「結果って何?部数をあげること?そんなの編集長にならないとムリじゃん」と頭の中で悶々とする。弘子は「結局好きな事をやるためには目の前の課題をやるしか無いのか」という結論に至った。

翌朝、弘子は実家を出る。父が笑顔で見送る。「あたしはきっと頑張れる」と弘子は嬉しくなって笑顔で手を振った。

『働きマン』の登場人物・キャラクター

週刊『JIDAI』編集部

松方弘子(まつかた ひろこ/演:菅野美穂)

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