脂肪と言う名の服を着て(やせなきゃダメ!)のネタバレ解説・考察まとめ
『脂肪と言う名の服を着て』とは安野モヨコが『週刊女性』にて1996年6月から1997年9月まで連載した、過食やダイエットを題材にした漫画である。タイトルが連載時の『やせなきゃダメ!』から単行本化の際に改題された。自信がなく食べることに安心感を得ている肥満体型のOL・のこは、恋人の浮気から過食に陥ってしまう。テレフォンクラブで出会った謎の「デブ専老人」からもらった大金を手に、エステに通い痩せて行くのこは幸せになれるのか。美しさとは何なのかを問う、女性の心の闇を描いた問題作。
『脂肪と言う名の服を着て』の概要
『脂肪と言う名の服を着て』とは、安野モヨコが『週刊女性』にて1996年6月から1997年9月まで連載した、女性のダイエットへの執念や葛藤を描いた漫画である。連載時のタイトルは『やせなきゃダメ!』であったが単行本化に伴い改題された。また、単行本発売後の1997年12月の『ヤング・ベリー』誌上に33ページの読み切りが掲載され、のちにこれを追加した「完全版」が発売されている。
皆から「ブス」「デブ」と言われ、劣等感から食べることに安心感を得るOL・のこ。唯一の自慢は物産に勤めるイケメンの彼氏・斉藤だ。しかし、斉藤はのこの同僚で美人のマユミと浮気をしていた。それを知ったのこは、過食に陥りますます太っていく。ところが気まぐれにかけたテレフォンクラブで出会った「デブ専」の老人・藤本が残していった大金を手にしたのこは、痩身エステにはまって行く。
「痩せてさえいたら」という思いに囚われていく主人公・のこと、傍目には幸せそうなマユミや斉藤が持つ心の歪みが生々しく描かれている。ルッキズムに翻弄され過食嘔吐にまで陥ってしまう主人公は、現代社会で生きる女性なら一度は考えたことがある「ダイエット」とは何なのかを改めて考えさせてくれる。
リアルな現代社会の女性のコンプレックスと美容への執念、依存、葛藤を描いた問題作。
『脂肪と言う名の服を着て』のあらすじ・ストーリー
ある日脂肪は増殖しはじめる
主人公のOL・花沢のこ(はなざわ のこ)は、ずっと太り気味の体型と冴えない顔つきで生きてきた。皆からバカにされ軽んじられることに慣れてはいたものの、どこかで「痩せてキレイになれさえすれば、こんな目には合わないのではないか」と思っている。その一方で痩せる努力はしていない。朝からパスタを食べる上に、足りないと嫌だから5本追加するのだ。
のこはバカにされても安定した仕事につき、太っていても不満を言わない自慢の彼氏・斉藤利彦(さいとう としひこ)の存在に安心し、多少のストレスは食べることで解消していた。
幼い頃からドカ食い癖はあったが、ストレスがあったわけではない。姉は細身で誰からも褒められる存在でのこは比較されて育ったが、のこにとっても姉は自慢だった。太り気味で地味なのは仕方がないし、男性から理不尽な扱いを受けても気にしない。
でも最近は嫌なことが多い。特に同僚のマユミと付き合うのはストレスだが、たくさん食べれば全部忘れられた。
同僚の橘マユミ(たちばな まゆみ)は目を引く自他共に認める美人である。マユミはのこが大嫌いだった。いつも自信なさげなのこを見ていると腹立たしくなる。マユミは打ちひしがれたデブを見ると自分がますますキレイになると感じていた。そのために、のこの彼氏を誘惑して浮気させていた。
斉藤と約束があるからと飲みの誘いを断った帰り道、のこは斉藤とマユミの浮気現場を目撃してしまった。来るはずだった斉藤はこなかった。行ったことのないデートスポットに詳しかったり、薄々は疑問を感じていたのに、自分の体型に負い目があるのこは斉藤を問い詰めることができない。マユミに怒ることもできない。何も考えたくないのこは暴食に走ってしまう。
斉藤とマユミの関係が気になってしまうのこは、生活が少しずつ狂っていく。仕事中も上の空でお菓子を貪り食うようになり、ますます太っていく。マユミに騙され仕事のミスを起こし上司に目の敵にされ、上司には信じてもらえず、マユミと揉めたのこは会社での居場所も失って行く。斉藤しかすがるものがないのこはマユミの部屋まで行ってしまい、斉藤を見つける。マユミの部屋にいたにも関わらず何もなかったかのように斉藤が「帰ろう」というと笑って受け入れてしまった。
しかし、斉藤からの連絡は途絶えてしまう。のこは会社にも行けなくなっていた。斉藤に見放された寂しさからテレフォンクラブに電話をし、太っていることを伝えると「太っているならなおいい」と言う老人・藤本(ふじもと)と出会う。実際会ってみると、のこの体をこの上なく褒め称え朝には89万もの大金を置いて帰った。
重い腰を上げて会社に行くが、ロッカールームでマユミたちに下着が古いことを指摘され、嫌味を言われてしまう。彼女たちが安穏と生きているだけに思えたのこは、イライラがピークに達した。残されて一人きりになったのこは、暴れてロッカーをボコボコに蹴り飛ばす。オフィスではまた上司が皆の前で叱りとばす。自分がこれ以上傷つかないように、内に籠って自分だけに優しい世界を作ろうとする。
マユミの取り巻きの松原千夏(まつばらちなつ)と川原ヨーコ(かわはらよーこ)はロッカーが壊れていることに怒るが、のこがロッカーを壊したのに「自分はやってない」と言い「どうしていつも人のせいにするんだろう」と自分のやったことから目をそらす。マユミからは「虐めてるわけじゃない、あなたが恥をかかないように言ってあげただけ」と逆にたしなめられ「意識してればあんな下着は着ないし、太るはずがない」とバカにされて、何も言い返せない。
ひとりで弁当を食べていると同僚の田端(たばた)に、のこが太ったのは「波動の乱れのせいだ」と声をかけられる。帰宅したのこは、波動は自分を傷つける周りの人間のことだと思い込み、藤本からもらった金を片手にエステサロンに電話をしていた。斉藤を取り戻すために痩せると言いながら「これで最後にするから」と、泣きながらお菓子を貪り食べた。
それぞれが抱える病
エステのカウンセリングに行くとエステティシャンのキヨは淡々とした対応で、のこはオドオドして要望を通せないまま一括で98万という高額の契約をしてしまう。意地でも痩せて元を取るために頑張って働こうと誓う。
ところが会社に行くと、同僚の千夏のミスがのこのせいになっており、いよいよ見切りをつけられ「地下室送り」を告げられた。辛気臭く、おかしな人間しかいない地下室に来たのこは絶望する。そこにやってきた田端がマユミに嵌められたのだと、のこを焚きつけた。「こんなところにはいられない。痩せなくちゃ」とエステに向かう。
ところが体重がなかなか落ちない。のこはエステに通いさえすれば痩せると思っていたのだ。キヨは「痩せるのは自分だから、手伝うことしかできない」と言い、食事の記録をつけさせる。
斉藤は充分な給与をもらっているが、いまだに実家で暮らしている。父に逃げられた母は何かにつけて斉藤に文句ばかり言うが、ヒステリックな母はひとりになったら自殺するだろう。マユミから「のこみたいに、誰からも相手にされないような女じゃないと安心できないのね」と言われたが、その通りだった。斉藤はマユミのような女に尻に敷かれることも好きではある反面、女性が怖くて続かない。自分を裁き、決めつける能無しの女が嫌いだった。自分より劣っていて否定できず、決めつけず、愚鈍で間抜けなのこに安らぎだけを求めていた。同時に「外見じゃなく心で彼女を選んだ優しい自分」に安心する。
マユミは部屋に来た斉藤にタバコを押し付け「てめえがあのブスと付き合ってるから会ってやっている」と言い放ち、斉藤自身に用がないことを思い知らせる。
斉藤はのこに癒しを求めて会いに来るが、火傷を心配したのこを押しのけ帰ってしまう。のこは傷つき、キヨに怒られると思いながら暴食してしまう。
後悔したのこは「斉藤に愛されるために痩せたい」と一念発起し、食事を減らした。体重が減ったことをキヨに褒められ上機嫌ののこは、わざわざ待ち伏せし斉藤の話を匂わせるマユミをあしらうこともできた。でも斉藤からの連絡がないことの不安が募り過食してしまう。キヨに叱られるのが怖くて吐いたことをきっかけに、のこは過食嘔吐がクセになっていく。
マユミのことなどどうでもよくなり、ただ痩せることに夢中になっていくのこ。気まぐれに来た斉藤に嬉々として「ダイエットしてる」と報告すると、斉藤はのこもマユミのようになってしまうのかという不安から「太っているのこが好きなんだ」と激昂して、無理やり食べさせようとする。
傷ついたのこの過食嘔吐は加速し、みるみる痩せていった。キヨは真っ先に嘔吐を疑ったが嘘をつくのこを止められない。クマを化粧で隠し、今まで行けなかった店で新しい洋服を買い、美容院にも行った。
相変わらず底辺で生きる地下室の連中に、自分は痩せたのだ、お前らとは違うと叫んだ。キレイになったと信じ斉藤の会社まで会い行くが、もはや斉藤が必要とするのこではなくなっていた。いままで会社には来ないように約束をさせ、同僚にはのこの姿を見せずにいた斉藤は、知らないと言って無視して通り過ぎる。
痩せた先にあったもの
斉藤の態度にショックを受け、フラフラと歩いていると、車から藤本に声をかけられた。自宅マンションに連れて行かれたのこは、ガリガリの体に呆れる藤本に「痩せて幸せになったかね」と問われる。「幸せにはなれなかった」と答えるのこに「もう一度太りなさい」という藤本。皆のイメージの中にある太った自分が嫌になり、のこは逃げ出す。もっと痩せれば、彼らから逃げ出せるとエステサロンに向かうと、スーパースリムセンターは無くなっていた。
出社すると、地下室の連中は自主退社していなくなっていた。マユミは田端の画策で「いじめのターゲットがいなくてイラついている」という噂を広められ、実際ストレス発散できる相手がおらず、イラついていた。痩せ細ったのこの醜さに震え「痩せても何も変わらない。心の底から醜い」と言い放ち、苛立ちを爆発させる。マユミはのこと田端を追い払うために会社の金を横領し、2人のせいになるように計画を立てていたが、日常的に録音をしている田端のおかげで計画はうまく行かなかった。すぐにマユミの計画は会社にバレてしまった。
会社から姿を消して国外逃亡を画策するマユミは、金策のために斉藤を呼び出していた。のこに執着するマユミは「のこを虐める代わりに斉藤をいたぶっていただけだ」と告白し、斉藤を切り捨て、姿を消した。
のこはマユミの起こした事件の騒ぎから、会社から自主退社を促された。どんなに痩せても立場が弱い自分に虚しくなり、拒食嘔吐が止まらなくなってしまう。
斉藤にも見放されて余裕が無くなったのこは、ファミレスでの過剰な過食をし嘔吐した。強くなりたいと思うあまり、トイレで隣り合わせた女性の容姿に悪態をつき、心の醜さも増していく。
田端から斉藤が結婚するという噂を聞きつけ、確かめにいくと以前の自分のようにオドオドとした小太りの女が斉藤の横にいた。斉藤はのこの見た目の変化と、変わっていない媚びる目に恐ろしくなり、逃げ出してしまう。痩せても全然幸せになれなかったことを思い知ったのこは「おめでとう」と言い、ついに倒れてしまう。
救急車で運ばれたのこは入院し、リハビリを受ける中で以前の何も気づいていなかった自分に戻ろうと考えていた。
半年後、レジ打ちのアルバイトをしてるのこを、キヨは見つけた。サロンが倒産したことを謝り、藤本から「痩せさせるな」という依頼があったこと、断ったためにサロンが倒産したことを伝えた。その後、藤本は癌で亡くなったそうだ。のこが以前のように太ったことについてキヨが尋ねると「痩せても幸せになれず、みんなに太れと言われたから太った」とのこが言い出した。にキヨは呆れて「誰のせいでもない、あなたのせい」と叱咤する。キヨはのこの問題は体ではなく「心がデブ」であることに気づいていた。のこは再び暴食に陥っていく。
『脂肪と言う名の服を着て』の登場人物・キャラクター
花沢 のこ(はなざわ のこ)
主人公。幼い頃からドカ食いすることがあり、学生時代から「デブ」「ブス」と言われ続けてきた。劣等感が強く、彼氏の斉藤が唯一の自慢であり依存している。痩せさえすれば幸せになれて、楽に生きられると信じるようになる。
殻を閉じて思ったことを口にせず、強い人間に媚びている。一人きりになると暴食したり突然暴れるなど、感情が爆発する。
きれいで細身の姉がいるが、ストレスに感じたことなどなく、むしろ自慢だったという。
橘 マユミ(たちばな まゆみ)
のこの同僚で気の強い美人。斉藤の浮気相手。性格に関わらずとにかくデブが嫌いで、デブを虐めて自己肯定感を上げている。
のこが落ち込む姿が見たい、という理由だけで斉藤を寝取った。斉藤の他にも使い捨ての男がいるようだ。
斉藤 利彦(さいとう としひこ)
物産勤務のイケメン。のことは高校時代から付き合っているが、マユミのような女にも惹かれ、そそのかされるままに浮気している。
母親の影響で、ヒステリックでうるさい女が苦手。自分の上に立つ女性が苦手で明らかに自分より劣っているのこに安心感を得ている。
藤本(ふじもと)
のこが気まぐれにかけたテレフォンクラブにいた老人。太った女性の脂肪が好きで、のこの体を褒めて満足した代金として大金を置いて帰る。
企業の会長のようで、金持ちで専属の運転手がいる。のこが痩せないように画策して回るが叶わず、直接「もう一回太りなさいよ」と迫る。のこが会社を辞めたあと、癌で亡くなった。
田端(たばた)
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目次 - Contents
- 『脂肪と言う名の服を着て』の概要
- 『脂肪と言う名の服を着て』のあらすじ・ストーリー
- ある日脂肪は増殖しはじめる
- それぞれが抱える病
- 痩せた先にあったもの
- 『脂肪と言う名の服を着て』の登場人物・キャラクター
- 花沢 のこ(はなざわ のこ)
- 橘 マユミ(たちばな まゆみ)
- 斉藤 利彦(さいとう としひこ)
- 藤本(ふじもと)
- 田端(たばた)
- キヨ
- 松原 千夏(まつばら ちなつ)
- 川原 ヨーコ(かわはら よーこ)
- 斉藤の母
- 三島(みしま)
- 高見(たかみ)
- 『脂肪と言う名の服を着て』の用語
- 地下室
- 過食嘔吐
- テレフォンクラブ
- 『脂肪と言う名の服を着て』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- のこ「食べてれば大丈夫」
- キヨ「心がデブなんだもの」
- のこ「カワイイというだけで キレイというだけで やせているというだけで マユミはすでに私よりも 上の人間なのだ」
- 過食嘔吐の始まり
- 『脂肪と言う名の服を着て』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 極限状態の女性を得意とする作家
- 斎藤の歪んだ女性観と母親の存在