【進撃の巨人】エレン「こうやって手を…」リヴァイ班「ほう」ガリッ【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。エレンの真似をして自分の手を嚙んだリヴァイ班が全員巨人化してしまい、調査兵団は大混乱に陥ります。個性豊かな巨人達の様子をお楽しみください。
エレン「こうやって手を…」リヴァイ班「ほう」ガリッ
1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 18:42:04 ID:hvGtMkp2
―――カッ
3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 18:43:47 ID:hvGtMkp2
エルヴィン「何? 旧調査兵団本部が使えなくなった?」
リヴァイ「ああ…」
エルヴィン「一体何があったリヴァイ。懸念していたエレンの暴走か…?」
リヴァイ「いいや、エレンはおとなしくしていたんだ」
エルヴィン「じゃあ何があった」
リヴァイ「…俺の班員たちが巨人化してしまった」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 18:46:06 ID:hvGtMkp2
エルヴィン「……私をからかっているのか、リヴァイ」
リヴァイ「俺もこんなふざけた報告はしたくない」
エルヴィン「……」
リヴァイ「……」
エルヴィン「君の班員たちは?」
リヴァイ「とりあえず今は制御が効くようだったから、旧調査兵団本部で雑魚寝させている」
エルヴィン「シュールだな」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 18:50:24 ID:hvGtMkp2
エルヴィン「すぐにハンジを向かわせよう」
ハンジ「」シュタッ
リヴァイ「……どう見る、エルヴィン」
エルヴィン「……もしかしたら私たちも巨人化できる可能性があるのでは、というくらいか」
リヴァイ「もしそうならとんでもねえ事だが…」
エルヴィン「…良かったな、リヴァイ」ポン
リヴァイ「何がだ…」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 18:55:01 ID:hvGtMkp2
~旧調査兵団本部~
ハンジ「うおっほぉぉぉぉぉぉぉ!! 巨人が四体も仲良くお昼寝してるよぉぉぉおおお!!」
モブリット「ハンジ分隊長! 馬を使ってください! 何で四つん這いで馬に並走できるんですか!」
ハンジ「すごい…リヴァイの話は本当だったんだあ…」ウットリ
エレン「ハンジさん! 来てくれたんですね!」
ハンジ「来るに決まってるじゃあないか! で、誰が誰なの?」
エレン「えーっと、この10m級がオルオさんです」
オルオ巨人「…」グデーン
ハンジ「命名・刈り上げの巨人!」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 18:59:20 ID:hvGtMkp2
エレン「えーっと、この14m級がペトラさんです」
ペトラ巨人「…」
ハンジ「オルオといいペトラといい特徴が残るものなんだねぇ。髪の色とか」
ハンジ「命名・放尿の巨人」
ペトラ巨人「キィヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!///」ガバッ
ハンジ「ごめんごめん怒らないでペトラ! 茶髪の巨人でいいよ茶髪の巨人で!」
エレン(なんで放尿なんだろ…)
12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:02:45 ID:hvGtMkp2
エレン「それでこの15m級が…多分グンタさんです」
グンタ巨人「…」ゴロン
ハンジ「これは興味深い…頭部だけ皮膚が高質化して栗のような形を作っている…」
ハンジ「よくこれがグンタだとわかったね、エレン」
エレン「残り一体が金髪ですし、まぁその…」
ハンジ「うんわかるよ。命名するなら栗の巨人一択だね」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:06:59 ID:hvGtMkp2
エレン「それでこの金髪の15m級がエルドさんです」
ハンジ「あんま特徴ないしいいよ、金髪の巨人で」
金髪の巨人「…」シュン
ハンジ「それで本題に入るけど、どうしてこうなったの?」
エレン「エルドさんが巨人になるというのはどういうことかと聞くので、成り方を答えたたら何故かみんな一斉にガブリと」
ハンジ「それでドカーン?」
エレン「はい」
ハンジ「なんだよそれ…私は分析する側なのに…無性に自分を噛みたくなってしまったじゃないか…」ウズウズ
14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:10:39 ID:hvGtMkp2
エレン「これ以上は勘弁してください…ハンジさんがいなくなったら打つ手がなくなります」
ハンジ「そっかぁ…そうだよなぁ…ちぇ…。うん、色々気にはなるんだけど…見てごらんエレン」
エレン「?」
ハンジ「従来の巨人は基本的に男性の姿をしていた。時折女性のような顔立ちのものも散見されたけど、体格については男性的と言わざるを得ない」
ハンジ「もっとも、生殖器官はないけどね。オルオとグンタとエルドを見てもないだろう」
エレン「ですね」ジーッ
男巨人「…///」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:14:42 ID:hvGtMkp2
ハンジ「そしてペトラ巨人を見てみると、見てくれ、胸がちゃんと膨らんでるだろう」
エレン「あー、確かに」ジーッ
茶髪の巨人「…///」カクシッ
ハンジ「あ、恥ずかしがることないよペトラ。君の体じゃないんだから」
エレン「確かに、中の人の性別によって外側の容姿が決まっているようにも思えます」
ハンジ「だろ? …ちょっと興味があるから質感を確かめに行こうか、エレン」
エレン「質感?」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:21:56 ID:hvGtMkp2
ハンジ「通常巨人の皮膚は簡単には裂けない強固なものだ。オルオの足の裏を触ってごらん」
エレン「…前々から思ってましたけど変ですね、斬撃には弱いけど押す力には弱いのかな。わずかに弾力のようなものがある。ミカサの腹筋といい勝負だ」
ハンジ「…それは知らないけど、通常の皮膚がこんな感じ。そこでペトラの話に戻るけど」
ハンジ「エレンも知ってるように、女性の胸というものは大変柔らかい。じゃあ、女性型巨人の乳房はどんな感じだと思う?」
茶髪の巨人「」ビクッ
エレン「その説でいくと、柔らかそうではありますが…」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:26:58 ID:hvGtMkp2
ハンジ「でもそうとも限らない。巨人の場合は逆に硬いかもしれない。というわけで」
ハンジ「ペトラー、いいよね?」
茶髪の巨人「…!///」イヤイヤ
エレン「嫌がってるみたいですけど」
ハンジ「ペトラ! 君は自分の体ですらないものを触られるのがそんなに嫌か!!」
ハンジ「君は人類に心臓を捧げた兵士だろう! なら人類の前進のために乳房を捧げろ!!」
ハンジ「君のじゃないぞ! 巨人体のだ! 何も恥ずかしがることはない!」
エレン「か、かっこいいなぁ…!」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:30:32 ID:hvGtMkp2
茶髪の巨人「…!……、…。………っ!!……!!」
茶髪の巨人「…///」コクッ
ハンジ「おっし!」
エレン「変だな…巨人がなんか可愛く見えたぞ…ほとんどペトラさんの顔だからかな…」
ハンジ「さあエレン! 登ろう登ろう!」
エレン「は、はい」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:36:24 ID:hvGtMkp2
ハンジ「おおー」
エレン「はぇ~、すっごい大きい…」
ハンジ「私の身長ぐらい高さがあるよ。ペトラ結構巨乳なんじゃないの?」
茶髪の巨人「!?///」
ハンジ「人間との相違点は乳頭の有無ってとこかな…」ムニッ
ハンジ「んー、さすがに人間ほどではないけど、皮膚に比べてかなり柔らかいな」
茶髪の巨人「…///」
エレン「…」ジーッ
23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:38:33 ID:hvGtMkp2
ハンジ「ん、どうしたのエレン。エレンも触る?」プニプニ
エレン「いえ…ちょっと気になることがありまして」
ハンジ「なになに?」
エレン(確か前にアルミンが寝言で…)
アルミン『うぇへへへへ、巨人クリスタの胸の谷間にダーイブ!!』
アルミン『わっほぉぉい! 挟まっちゃったよぉぉうひひひひひ』
エレン(…ってすごい幸せそうにしてたっけな…)
24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 19:42:04 ID:hvGtMkp2
ハンジ「ねえエレン、気になることって何なの? 教えてよ」
エレン「いえ…ちょっと…」テクテク ピョーン
ボムンッ バウンッ スポッ
茶髪の巨人「!!!?!!?///」
ハンジ「な、なに谷間に挟まってんのエレン!?」
エレン「いえ…興味があったので…はい。ああ、これいいな。すげえ安心する」
茶髪の巨人「…///…///」アワアワ
34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:50:26 ID:hvGtMkp2
ハンジ「へぇー…気持ちいいの?」
エレン「そうですね…何と言うか、幼い頃母に抱かれていた時を思い出すというか…」
ハンジ「そうか、エレンは五年前に…」
茶髪の巨人「…!」
エレン「あ、いや、そういう辛気臭い話をしたかったわけでは…ん?」ナデナデ
茶髪の巨人「…」ナデナデ
ハンジ「ペトラ…器用だな、指先でエレンの頭を撫でるなんて」
茶髪の巨人「…」ドヤッ
36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:54:45 ID:hvGtMkp2
エレン「すみませんペトラさん、すぐに出ますから…」
茶髪の巨人「…」フルフル
エレン「え?」
茶髪の巨人「…」グイグイ
エレン「わっ、ちょ、押さないでくださいよ肉におぼれる!」
ハンジ「もう少しそうしてていいみたいだよエレン。甘えておいた方がいいよ」
茶髪の巨人「…」コクリ
エレン「ありがとうございます…へへっ」ブニブニ
ハンジ「さてと、とりあえずこのまま並べて置くわけにはいかないしな…エレンみたいに人間に戻れればいいんだけど」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 23:09:46 ID:hvGtMkp2
エレン「すみません…はっきり巨人化し終えた時は記憶が曖昧で…」ブニブニ
ハンジ「いや、大丈夫だよ。証言はとってあるしね。とりあえずうなじ周りの肉の広範囲を削いで、中身が露出した状態を作るべきかな」
ハンジ「他に方法もないし。先にオルオの方をやろうか」
刈り上げの巨人「…」ゴロン
ハンジ「よーしいい子だオルオ。今出してあげるね」シャキン
エレン(なんかこのまま寝そうだな…枕にしたい素材だこれ」ムニムニ
茶髪の巨人(少しは躊躇してよ…割とダイレクトに触覚働いてるんだから…んっ///)
40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 23:13:32 ID:hvGtMkp2
リヴァイ「オイエレン…何してる?」
エレン「ふぁっ!? リヴァイ兵長っ!? わ、くそ弾力に挟まれて出られねえ…」
エルヴィン「なるほど…本当に班員たちが巨人化しているのか。となるとエレンが挟まっているその巨人はペトラかな?」
エレン「は、はい! 左から順番にオルオさんペトラさんグンタさんエルドさんです!」
リヴァイ(…代われよ)
エルヴィン(…小人になって谷間に挟まる夢は何度も見てきたが、逆転の発想だな…)
41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 23:19:11 ID:hvGtMkp2
エルヴィン「あー、ゴホン。ペトラ、グンタ、エルド。私の声が聞こえるか?」
茶髪の巨人「…」コクッ
栗の巨人「…」コクッ
金髪の巨人「…」コクッ
エルヴィン「こちらの言語も認識できるようだな…眼球の動きといい、乗り物のようなものかと考えたこともあったがどうやら違うらしい」
リヴァイ「…噛んでみるか?」ソワソワ
エルヴィン「そんなに巨人化したいかリヴァイ」
リヴァイ「…イヤ、別にそれほどでは」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 23:22:41 ID:hvGtMkp2
ハンジ「よーし摘出終了!」
オルオ「あ…お、俺の体だ! 忌々しい巨人の体じゃなく俺の体だ!」
エルヴィン「ハンジ、他の者の摘出も行ってくれ。ペトラは最後だ」
茶髪の巨人「?」
ハンジ「どうして?」
エルヴィン「いや…なあ?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「よくわからないけど了解したよ。よーし次はエルドだ。グンタは興味深いから時間かけたいしね」
43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 23:24:54 ID:hvGtMkp2
リヴァイ「どうやら元に戻る方法はあるみてえだな」
エルヴィン「やるんだな? リヴァイ」
リヴァイ「ああ…駄目もとでやってみる」ワクワク
リヴァイ「ふッ!」ガリッ
――――カッ
3m級巨人「…」シュゥゥゥ
エルヴィン「ブッフォwwww」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:05:16 ID:ri6aeI62
3m級巨人(何がおかしいエルヴィン…)
エルヴィン「まったく期待を裏切らない男だな君は」
3m級巨人(…てめぇ、何が言いたい…!)グルルルル…
エルヴィン「まあそう怒るなリヴァイ。私も噛んでみよう」ハッハッハ
3m級巨人(コイツの面には腹が立つが…コイツを見下ろす気分は悪くねえ…)
エルヴィン「手の甲を…だったかな?」ガリッ
―――カッ
40m級巨人「…」シュゥゥゥゥ
3m級巨人「」
56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:07:48 ID:ri6aeI62
エレン「エルヴィン団長、すげえサイズだな…!」
ハンジ「一部皮膚が足りてないよ…でもなんか頭が眩しいな…」
40m級巨人「!?」サッ
ハンジ「あっ…(察し)」
3m級巨人「グゥフフフフwwwww」ニタニタ
エレン「さしずめ光の巨人ですかね?」
グンタ「40m級だしな」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:15:31 ID:ri6aeI62
光の巨人(頭が光っているだと…? まさか、巨人体は内部の人間の特徴を反映するというのか!)
光の巨人(言われてみれば、リヴァイ班の班員も髪の色や体型に共通点が見られる…)
光の巨人(何ということだ…これでは、私のコンプレックスが露呈してしまうではないか…!)
3m級巨人(潔く自分の状態を認めねえからそうなるんだ…俺のように隠しようがない方が長い目で見れば損をしない)
光の巨人(リヴァイめ…私の足元で何をニヤついている…! 蹴っ飛ばしてやろうか…!)
光の巨人(だが待て…これで人類全体が巨人化できる可能性が浮上したわけだ…ということは…)
光の巨人(仮にその通りならば…推測される『内通者』についても…)
3m級巨人(…エルヴィン?)
59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:23:48 ID:ri6aeI62
~新兵勧誘式~
エルヴィン「私は調査兵団団長エルヴィン・スミス。調査兵団の活動方針を王に託された立場にある」
ネス「…なあペトラ、エルヴィン団長の髪の色は金髪じゃなかったか? 茶髪になっているように見えるんだが」ヒソヒソ
ペトラ「きっと染めたんですよ。気分転換か何かで」ヒソヒソ
ペトラ(巨人体から摘出したらカツラを取り込まれて禿げ頭でで出てきたとか言えない…)
ネス「そうか…(仲間だと思ったのにな…)」
60 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:28:44 ID:ri6aeI62
エルヴィン「――すでに巨人の恐怖も、己の限界も知ってしまったことだろう」
ミケ「…ハア」
ペトラ「分隊長? 何かあったんですか? ため息なんかついて」
ミケ「俺も巨人化させられてな…自分の巨人体に嫌気がさしただけだ」
ペトラ「はあ…でも巨人化後の姿なんて気にすることないですよ。グンタなんか…」
ミケ「四足歩行で尻尾のある巨人など誰が予想する…」
ペトラ(四足…あっ)
ミケ「…」
62 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:34:09 ID:ri6aeI62
エルヴィン「――自分に聞いてみてくれ。人類の為に心臓を捧げることができるのかを」
ザワザワ
エルヴィン「私からは以上だ…諸君、持参するよう頼んだものは持ってきているかな?」
ペトラ「あれ、持ち物なんて指定しましたっけ?」
ネス「俺は初耳だが…ん、新兵たちが何か取り出したぞ。あれは…」
ペトラ「ナイフ…?」
エルヴィン「これより、希望する各兵団に対する血判状を作成する。自身の親指の腹を1㎝ほど切りたまえ」
ベルトルト「えっ…」
ライナー「血判状だと…?」
64 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:45:47 ID:ri6aeI62
ミケ(なるほど…)
ペトラ「私の時はあんな制度なかったはずなんだけどな…」
アルミン(エルヴィン団長…彼は一体、何を見ようとしているんだ…)ピッ ドクドク
―――カッ
10m級巨人「…」シュゥゥゥウ
ミカサ「…!?」
ライナー(アルミンが巨人化した…? どういうことだ! 巨人化能力を持つのは俺たちだけのはず…)
―――カッ
「ダズも巨人になったぞ!?」
20m級巨人「…」シュゥゥゥゥ
66 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:49:48 ID:ri6aeI62
「ぎゃあああ!!」
「巨人だ! 巨人が…」
エルヴィン「落ち着け! この巨人たちは敵ではない! 君たちの仲間が姿を変えただけだ!」
ジャン「一体どういう理屈なんですか!」
エルヴィン「それは後々説明する! それより指の腹を切れ! 私を信じろ!」
ミカサ「…」ピッ ドクドク
―――カッ
15m級巨人「…」シュゥゥゥウ
68 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:53:54 ID:ri6aeI62
10m級巨人(ミカサまで…なんだ、どうなってるんだこれ!? エルヴィン団長はどうしてこんなことを…」
クリスタ「ユ、ユミル…切ってよ…」
ユミル「自分でやらなきゃ意味がねえぞ」ピッ ドクドク
―――カッ
3m級巨人「…」シュゥゥゥ
クリスタ「ユミルまで…」
アニ「ライナー…どうする?」
ライナー「…お前はやっても問題ないだろうが…俺たちはな…」
70 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 19:57:52 ID:ri6aeI62
ベルトルト「ど、どうしよう…これだけの人数が巨人化できてるんだ…切っても切らなくても僕らは…」
ライナー「…よもやこんな手を使ってくるとは思わなかった…どうやって真相に辿り着いたんだ、団長は…」
アニ「結局どうするのさ」
ライナー「…どの道退路は断たれている。俺たちは壁の外へ一時的に逃げよう。お前はこのまま憲兵団に行け」
ベルトルト「…っ」
アニ「わかった…」ピッ ドクドク
―――カッ
女型の巨人「…」シュゥゥゥゥ
71 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:01:45 ID:ri6aeI62
ライナー「いくぞベルトルト。巨人たちの間を縫ってここを抜ける。壁の外に出てしまえばそう簡単には追ってこれない」
ベルトルト「う、うん…」チラ
女型の巨人「…」
ベルトルト「…」ダッ
巨人達「…」ザワザワ
エルヴィン(これで全員か…? いや――!)
――カッ
鎧の巨人「…」ドシンドシンドシンドシン
72 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:06:16 ID:ri6aeI62
エルヴィン「やはり紛れ込んでいたか…肩にいるのは超大型巨人か?」
ミケ「エルヴィン! すぐに奴を追う精鋭を…」
エルヴィン「いいや、既に手は打ってある。我々は遅れて到着する程度で十分だ。ハンジ、ここは任せた」
ハンジ「了解」
ハンジ「さーてと、おとなしい巨人がいっぱいで鼻血が出そうなのはさておいて」
ハンジ「無数の肌色に混ざるピンクの君…気になるね。まるで超大型や鎧の巨人のようなその姿」
女型の巨人「…」
73 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:10:05 ID:ri6aeI62
ベルトルト「くそっ…こんなことなら早く言っておくべきだった…」
鎧の巨人(あれほど背中を押してやっていたのに…)ドシンドシンドシンドシン
ベルトルト「ごめん…僕がもっと意志が強かったら…ん? あれは何だ?」
鎧の巨人(…まさか)ドシンドシンドシンドシン
エレン巨人「ウオオオオオオオオオオ!!」ドシンドシンドシンドシン
刈り上げの巨人「…!」ドシンドシンドシンドシン
金髪の巨人「…」ドシンドシンドシンドシン
栗の巨人「!」ドシンドシンドシンドシン
74 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:14:19 ID:ri6aeI62
ベルトルト「待ち伏せ!?」
鎧の巨人(くそっ…さすがに4対1では分が悪い…!)
鎧の巨人(ベルトルトを放り投げてボディプレスでもさせるか…いや、躱されたらベルトルトはもう起き上がれない!)
鎧の巨人(相手が巨人では蒸気も意味がない…うなじをやられて終わりだ)
ベルトルト「ライナー! 僕は…」
鎧の巨人(心配するな、お前は俺が守りきる。口の中に入っておけ)クパァ
ベルトルト「ああ!」ピョーン
75 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:17:41 ID:ri6aeI62
エレン巨人「ウオオオオオオオオオオ!!」ブンッ
鎧の巨人(何年この力を使い続けてきたと思っている!)サッ
刈り上げの巨人「キシャアアアアアアア!!」グワッ
鎧の巨人「ウホオオオオオオオオ!!」ボグゥッ
刈り上げの巨人「キシャッ!?」ドサッ
金髪の巨人「アアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」ブゥンッ バキッ
金髪の巨人「!?」ボキボキ
鎧の巨人「ウホッ!」ドスッ
金髪の巨人「ゴバッ」ドサッ
76 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:21:22 ID:ri6aeI62
鎧の巨人(皮膚を硬質化できない巨人など、俺の敵じゃない!)
エレン巨人「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」ブゥンッ
鎧の巨人(エレン…それはお前とて例外じゃない!)サッ
鎧の巨人(いい機会だ…このままお前のうなじに食らいついて…!)
ガンッ
鎧の巨人「…!?」バキバキッ
鎧の巨人(何、が…?)
栗の巨人「…」ゴゴゴゴゴ
79 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:25:56 ID:ri6aeI62
鎧の巨人(なんだアイツは…顔が栗の形になっている…!? しかも、そこだけが硬質化しているだと…!)ドサッ
鎧の巨人(馬鹿な…俺の鎧はどんな手を使っても壊れない。そのはずなのに…)ピシピシピシ バキッ
栗の巨人(ハンジ分隊長の言った通りだったな…)ガシッ
鎧の巨人(ぐっ、この…!)
エレン(四人に勝てるわけないだろ!)ガシッ
鎧の巨人(馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!)ジタバタ
81 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:31:23 ID:ri6aeI62
金髪の巨人(よし抑え込んだ!)ガシッ
刈り上げの巨人(これで身動き取れねえだろうクソ鎧が!)ガシッ
鎧の巨人(クソ! こんなところで俺たちは…!)
ドシンドシンドシンドシン
犬の巨人「ヴァウヴァウ!!」ドシンドシンドシンドシン
栗の巨人(ミケ分隊長だ!)
鎧の巨人(まだ何か来るのか!? クソッ、なんとかこの場を脱しなければならないのに…!)
82 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/07(水) 20:35:00 ID:ri6aeI62
犬の巨人「ハッ、ハッ、ハッ」ガブッ
鎧の巨人(!? 何を…まさか…!)
犬の巨人「フゥー、フゥー!」ブチブチブチィ?
鎧の巨人(露出した筋肉を食いちぎっているのか…!? これでは立ち上がることができん…!)
エレン巨人(本当に知性巨人なのか…これ…)
犬の巨人(…俺だって、好きでこんな尊厳を失うことしてるわけじゃない…)シクシク ブチィッ
88 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 11:42:06 ID:ZlRXOhpU
栗の巨人「ガアッ!」ガツンッ
鎧の巨人「グオオオ!!」ビシシッ
栗の巨人「ウガアッ!」ガツンッ
鎧の巨人「ウゴオオオ!!」バキッ
エレン巨人(もう少しでうなじが砕ける…さあ、面を拝ませろ鎧の巨人!)ググッ
鎧の巨人(駄目だ…やはり時間の問題。このままでは…二人とも…!)
ライナー『聞こえるか…ベルトルト』
ベルトルト「ああ、聞こえるよ! ライナー!」ベトベト
89 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 11:48:27 ID:ZlRXOhpU
ライナー『もう二人でここを突破するのは無理だ…お前だけでも、脱出しろ!』
ベルトルト「そんな、できないよライナー! それにどうやってこの体から出ろって言うんだ!」
ベルトルト「ここで出たところで僕も捕まる! 同じことだよ!」
ライナー『いいことを思い付いたんだ…お前、俺の中で巨人化しろ』
ベルトルト「ええっ!? でも、そんなことをしたらライナーが…!」
ライナー『大丈夫だ…だから早く、俺の中で巨人化しろ!』
ライナー『60m級のお前ならやれる!』
ベルトルト「でも…ライナー…!」
90 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 11:52:04 ID:ZlRXOhpU
ベルトルト「そんなこと…ライナーが死んでしまうようなこと、僕にはできない!」
ライナー『ベルトルト…』
栗の巨人「アガッ!」ガツンッ
鎧の巨人「ッ!」バキンッ
エレン巨人(うなじが出た! 後は皮膚を引き千切れば…!)
ライナー『お前は戦士だろう…! やるんだ! 今…ここで!!』
ベルトルト「ハッ…!」
エレン巨人「ウオオオオオオオオオオオオ!!」ガシッ
ライナー『やれえええええええええええええええええええええ!!!!』
ベルトルト「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!」ガリッ
―――カッ
91 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 11:57:37 ID:ZlRXOhpU
超大型巨人「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」シュゥゥゥゥッ?
エレン巨人「ッ!?」ドヒューン
栗の巨人「ッガ!?」ドヒューン
刈り上げの巨人「ウグ!!」ドヒューン
金髪の巨人「アアアアアアッ!!」ドヒューン
鎧の巨人「」シュゥゥゥゥゥゥゥ
超大型巨人(こいつら…こいつら…この、虫けらどもが!!)ウウッ
超大型巨人(こいつらさえいなければ…ライナーは…!!)グワッ
92 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 11:59:53 ID:ZlRXOhpU
エレン巨人(どうなってんだ!? なんで鎧の中から超大型が…!)
刈り上げの巨人(エレン! 止まるな! 逃げろ!)ガッ
エレン巨人(オルオさん!?)フラッ
超大型巨人(殺してやる…!)
金髪の巨人「オウオ!!」
栗の巨人(オルオオオオオオオオ!!)
エレン巨人(やめろおおおおおおおおおお!!)
超大型巨人「…ッ」グシャッ
刈り上げの巨人「」
93 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 12:04:11 ID:ZlRXOhpU
エレン巨人(な…な…)
金髪の巨人「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ダッ
栗の巨人(エルド!? よせ! 今は―――!)
超大型巨人「…」ガシッ
金髪の巨人「ッ!?」ジタバタ
超大型巨人(ライナーの仇は…僕が…!)ググググググ
金髪の巨人「ゴッ…ガハッ…ガッ…!?」メキメキメキブジュッブジュルルルッ
金髪の巨人「」パァンッ
エレン巨人(は…そんな…エルドさんまで…こんなの…)
94 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 12:08:21 ID:ZlRXOhpU
犬の巨人(エレン! 乗れ!)
エレン巨人(ミケ分隊長!?)
犬の巨人(このケースは想定していない! 無策で挑めば返り討ちに遭うだけだ! グンタも急げ!)
栗の巨人(ハッ!)ドシンドシンドシンドシン
犬の巨人(奴では俺たちには追いつけん…安全なところまで移動するんだ!)ドシンドシンドシンドシン
エレン巨人(くっ…)
超大型巨人(…ライナー…一矢は…報いたよ…)ウッ…ウッ…
100 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 18:16:04 ID:ZlRXOhpU
超大型巨人(ライナーの仇を取りたいけど…戻れば立体機動で襲ってくる兵士もいる)
超大型巨人(遺言通り、壁を越える方がいいな)ドズゥン…ドズゥン…
超大型巨人(…アニは無事だろうか)ドズゥン…ドズゥン…
―――カッ
超大型巨人(ん?)
光の巨人「…」シュゥゥゥウ
超大型巨人(なっ!?)
101 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 18:21:22 ID:ZlRXOhpU
光の巨人(五年前はよくもやってくれたな…超大型巨人…!)
超大型巨人(何だこの禿げ頭の巨人!? 僕以外に20mを超える巨人は…!)
光の巨人(ここで捕らえる!)グワッ
超大型巨人(うわあああああ!?)ドズゥンッ…
光の巨人(お互い動きは鈍いようだが…まだ私に利がある!)ドズゥンッ
超大型巨人(この大きさでは踏み潰すのも一苦労だ…逆に組み付かれれば勝ち目がない…)
超大型巨人(とるべき対策は…!)ブシュゥゥゥゥゥ
光の巨人(…また蒸気に紛れて逃げるつもりか! だが立体機動装置さえ持っていなければ!)ガシッ
超大型巨人(ッ!?)
102 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 18:26:52 ID:ZlRXOhpU
光の巨人「ウオオオオオオオオオオ!!」バッ
超大型巨人(組み付かれた!? いくら20mの身長差があるとはいえ…支えきれない!)
光の巨人(戦慄せよ! 超大型巨人ッ!!)ゴゴゴゴゴ
超大型巨人(うわああああああああああああああああああああああああああ!!!)ドズゥゥゥゥゥゥゥン
ベルトルト「ああ…ライナー…ごめん…!」クパァ
光の巨人(ベルトルト・フーバー…鎧の巨人はライナー・ブラウンか)
鎧の巨人「」シュゥゥゥゥゥゥゥ
光の巨人(あの様子だと息はないな…この者だけでも連れ帰ろう)
103 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 18:36:45 ID:ZlRXOhpU
~一方、式典会場~
女型の巨人(まずい、性質の違いを一目で見抜かれた…)
ハンジ「怖がらなくてもいいよ。一人だけ異質ってことに興味があるだけだから…!)ワキワキ
女型の巨人(証拠がない以上は極端な手は使えないだろうけど…地下牢にでも入れられたらそれまで、完全に打つ手がなくなってしまう)
女型の巨人(どうする…私は今、どうするべきなんだ…)
ハンジ「…お?」
女型の巨人「…?」
ハンジ「お、おおお、おおおおおおおおおお!?」ブルブル
104 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 18:38:54 ID:ZlRXOhpU
クリスタ巨人「…」ファサァ…
ハンジ「どうしてっ!? なんでっ!? この巨人翼が生えてるうううううううううううう!?」
女型の巨人「」
ハンジ「すごい! ねえ! 誰!? 中の人誰!? それ動く? 動かせる!? ねえ!!!!」
クリスタ巨人「…///」パタパタ
ハンジ「ふおおおおおおおおおお!!」
女型の巨人(何、この肩すかしは…)
Related Articles関連記事
進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。
Read Article
進撃の巨人の九つの巨人まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。
Read Article
進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。
Read Article
進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。
Read Article
進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
Read Article
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
Read Article
進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
Read Article
進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
Read Article
ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
Read Article
ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
Read Article
リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
Read Article
エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
Read Article
アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
Read Article
フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
Read Article
エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
Read Article
グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
Read Article
ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
Read Article
ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
Read Article
キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
Read Article
ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
Read Article
ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
Read Article
ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
Read Article
ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
Read Article
エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
Read Article
ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
Read Article
ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
Read Article
ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
Read Article
ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
Read Article
ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
Read Article
ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
Read Article
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
Read Article
進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
Read Article
ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
Read Article
クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
Read Article
フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
Read Article
イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
Read Article