謎解きはディナーのあとで(謎ディ)のネタバレ解説・考察まとめ
『謎解きはディナーのあとで』とは、東川篤哉による同名小説を原作とした、フジテレビ系列の連続推理テレビドラマである。2011年10月から火曜21時枠で放送され、最高視聴率18.1%を記録した。世界有数の大企業の令嬢・宝生麗子は、お嬢様であることを隠し国立署の新人刑事として日々奮闘していた。麗子の新たな執事となった影山は毒舌を吐きながら、麗子から聞く捜査内容だけで事件を推理し解決に導いてゆく。毒舌執事を嵐の櫻井翔が、お嬢様刑事を北川景子が演じ話題となった。
若林動物病院での事件について、麗子と影山は自宅で推理していた。
影山は、犯人は毒入りワインを未開封で被害者にプレゼントし、若林がプレゼントのワインを飲み死亡した後に毒の入っていないワインと取り替えたと推理した。それに対して麗子は未開封のワインの栓は金属で覆われているため「毒なんて入れられないわ」と指摘した。
麗子の発言に対し、影山は「失礼ながらお嬢様。ひょっとして、お嬢様の目は節穴でございますか」と毒づいたのだ。ワインのコルクを覆っている金属には空気穴として小さな穴が2つ開いているため、この穴から注射器などで毒を入れることは可能なのだと影山は言った。
これは本作で数々登場する影山の麗子に対する暴言の中でも、非常に有名な台詞だ。
1話目ではなく2話目で登場している。影山の毒舌の内容は毎回少しずつ異なっているため、毎回「節穴でございますか」の台詞が出てくるわけではないのだが、この台詞は視聴者の印象に強く残っている。
宝生麗子「クビよ!クビ!!」
仕事から帰った麗子は、影山に事件の捜査内容について話をした。
話を聞いた影山は「この程度の真相がお分かりにならないとは、お嬢さまアホはでいらっしゃいますか?」と麗子に毒舌を吐く。お嬢様である麗子は影山の毒舌に激怒し、「クビよ!クビ!!」と解雇を宣告する。しかし事件の真相や犯人を知りたい気持ちもあり、結局麗子は影山を引きとめて「貴方は犯人が分かるのよね。私にも分かるように説明してちょうだい」と頼んだのだった。
毎回のように影山は麗子に「失礼ながらお嬢様…お嬢様の目は節穴でございますか?」、「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」などの毒舌を吐く。麗子はそれに対し毎回のように「クビ!」と大声で連発して反発するのだ。この影山と麗子のやりとりは毎度のように行われており、本作における定番シーンの1つである。
影山「お嬢様におかれましては、どんな時でも真実を見つめる目を持つことをお忘れなきよう」
麗子の友人である有里の結婚パーティーでの傷害事件を解決した後、麗子は影山に「どうして分かったの?もう一つ事件が起きるかもしれないって。吉田さんが琴江さんの罪を被ろうとしていることが、あなたには分かってたってことでしょ?」と聞いた。影山は執事であれば誰もが思いつくことだと答えた。麗子はそれならば、なぜ真実を暴いたのかと聞く。影山は同じ執事である吉田の気持ちが分かっていたのに、吉田が罪を被るのを止めた。
それに対して影山は、「誰かを守るための嘘は時に美しい」としながらも、「吉田さんの嘘は執事として賞賛に値するかもしれません。しかし所詮は嘘は嘘。真実には敵いません。お嬢様におかれましては、どんな時でも真実を見つめる目を持つことをお忘れなきよう」と麗子に伝えた。
影山は事件解決後に度々このように、麗子のことを導くような言葉をかけている。
お嬢様として恵まれた環境で育った麗子は純粋なところがあり、人間の深層心理を深くは理解できていない。そんな麗子に影山は「お忘れなきよう」と様々な忠告やアドバイスをしている。
影山の麗子に向けたメッセージは視聴者にも刺さる言葉が多い。
影山「名裁きでございましたよ、保安官殿」
幼い頃から贔屓にしていた親しい帽子屋の藤咲が犯人だった事件で、麗子は藤咲をその場で逮捕することなく自首するように勧めた。
藤咲が国立署に自首したことを聞いた後、麗子は震える声で「どんな事情があっても、罪を見逃す訳にはいかないわよね。私、逮捕しないで自首を勧めちゃったけれど、刑事としては甘かったかしら」と影山に聞いた。
影山は麗子にテンガロンハットを被せながら「名裁きでございましたよ、保安官殿」と言い、麗子の顔を帽子で隠した。麗子は顔を隠したまま、影山の腕に手を置いて涙を流した。
普段毒舌が多い影山の、麗子に対する気遣いが見えるシーンである。
気兼ねなく泣けるように帽子で麗子の顔を隠しながら、逮捕しないという麗子の判断を「名裁き」だと全面的に肯定している。影山の麗子を想う心が伝わるシーンだ。
『謎解きはディナーのあとで』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
謎ディ現場での櫻井のあだ名は「キャンドル翔」
2011年11月10日、フジテレビ系バラエティ番組『VS嵐』に北川景子、椎名桔平、中村靖日、岡本杏理、野間口徹が『謎解きはディナーのあとで』チームとして出演した。
その際に櫻井翔が『謎解きはディナーのあとで』の撮影現場では、メイクルームで音楽をかけたりキャンドルを焚いたりしてリラックスしていると北川が暴露した。またその様子から『謎ディ』のスタッフからは「キャンドル翔」と呼ばれている事も明かされた。
北川景子が振り切って演じたお嬢様キャラ・麗子
北川はインタビューで麗子役の演技について「振りきって演じる」ようにしていると語った。
北川は「驚くリアクションとか、(毒舌を吐かれたときの)衝撃のリアクションとか、怒っている顔をアニメのように演じるというか。怒っているんだな、悲しんでいるんだなというのがひと目で分かるように、顔の表情は大きくするように気をつけていました」と、麗子を演じる際に気をつけていたポイントを話している。また麗子の歩き方などについては台本や原作を読み、おしとやかな雰囲気ではなく「お嬢様だけれどお転婆な一面があったり、怒ったときは大股で歩いちゃったり、そういうところが可愛いと思った」と語り、「動きや表情はコミカルにアニメーションっぽく、かつガサツではなくキュートに」なるよう、気をつけて演じていたと語った。
コメディパートの芝居については「どの辺まで振りきっていいのか、という振りきり方の度合いが難しかった」と語った。特に1話は「手探り状態」だったと語り、さじ加減が難しかったと言う。
ドラマ内のワガママなのにキュートで愛される麗子のキャラクターは、このような北川の振り切った演技で創造されたものだった。
スペシャルドラマ『もう誘拐なんてしない』に櫻井翔が影山役でゲスト出演
『謎解きはディナーのあとで』の放送終了後、2012年1月3日に放送されたスペシャルドラマ『もう誘拐なんてしない』では、櫻井翔が本作の影山役でゲスト出演した。
『もう誘拐なんてしない』は原作者が『謎解きはディナーのあとで』と同じ東川篤哉原作の作品で、さらに嵐のメンバーである大野智が主演だった縁もあり、櫻井のゲスト出演に繋がった。
また同じ嵐のメンバー、松本潤もゲスト出演した。松本は2012年1月から始まる月9ドラマ『ラッキーセブン』の新米探偵・時多駿太郎役として登場した。松本はメンバーとの共演について「普段の空気と違って、嵐っぽい感じがあまりないんですよね」と語っていた。
櫻井は大野との共演の裏話として「スタンバイしていた時に"今回初めて共演する人の会話"っていうミニコントをやりました。『テレビでよく見ているので、初めてって感じしないですよね~』っていうありがちな会話をして遊んでいました」と語った。また大野と櫻井の共演シーンは実は大野が以前『怪物くん』の撮影を行った場所でもあると明かされている。
『謎解きはディナーのあとで』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):倖田來未「Love Me Back」
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目次 - Contents
- 『謎解きはディナーのあとで』の概要
- 『謎解きはディナーのあとで』のあらすじ・ストーリー
- 推理が得意な毒舌執事
- 執事とお嬢様刑事
- ホウ・ショウレイ
- 影山の好きなもの
- 麗子の大切な人による事件
- クリスマス直前の事件
- 『謎解きはディナーのあとで』の登場人物・キャラクター
- 宝生家
- 影山(かげやま/演:櫻井翔)
- 宝生麗子(ほうしょうれいこ/演:北川景子、幼少期:伊東心愛)
- 唐沢(からさわ/演:伊東四朗)
- 宝生清太郎(ほうしょうせいたろう/演:高橋英樹)
- 国立署
- 風祭京一郎(かざまつりきょういちろう/演:椎名桔平、少年期:坂口湧久)
- 並木誠一(なみきせいいち/演:野間口徹)
- 山繁悟(やましげさとる/演:中村靖日)
- 宗森あずみ(むねもりあずみ/演:岡本杏理)
- 江尻由香(えじりゆか/演:田中こなつ)
- 第1話の事件関係者
- 吉本瞳(よしもとひとみ/演:木南晴夏)
- 田代博之(たしろひろゆき/演:戸次重幸)
- 河原健作(かわはらけんさく/演:徳井優)
- 白井靴子(しろいくつこ/演:伴杏里)
- 杉村恵理(すぎむらえり/演:梅舟惟永)
- 森谷康夫(もりたにやすお/演:今井隆文)
- 八百屋の主人(演:岩田丸)
- 第2話の事件関係者
- 若林辰夫(わかばやしたつお/演:大和田伸也)
- スナックのママ(演:釈由美子)
- 若林輝夫(わかばやしてるお/演:飯田基祐)
- 若林圭一(わかばやしけいいち/演:ムロツヨシ)
- 若林春絵(わかばやしはるえ/演:阿南敦子)
- 若林修二(わかばやししゅうじ/演:姜暢雄)
- 藤代雅美(ふじしろまさみ/演:春木みさよ)
- 近藤雄太(こんどうゆうた/演:庄司龍成)
- 第3話の事件関係者
- 野崎伸一(のざきしんいち/演:水橋研二)
- 小林忠彦(こばやしただひこ/演:温水洋一)
- 黛香苗(まゆずみかなえ/演:黒川芽以)
- 澤田絵里(さわだえり/演:松本莉緒)
- 斉藤アヤ(さいとうアヤ/演:山崎真実)
- 宮下弘明(みやしたひろあき/演:奥田達士)
- 杉原聡(すぎはらさとし/演:高杉亘)
- 第4話の事件関係者
- 在園寺琴江(さいおんじことえ/演:手塚理美)
- 吉田(よしだ/演:森本レオ)
- 沢村有里(さわむらゆり/演:小林涼子、幼少期:武井涼奈)
- 三浦(みうら/演:窪田正孝)
- 細山照也(ほそやまてるや/演:湯江健幸)
- 沢村孝子(さわむらたかこ/演:栗田よう子)
- 沢村佑介(さわむらゆうすけ/演:若葉竜也)
- 沢村美幸(さわむらみゆき/演:村崎真彩)
- 第5話の事件関係者
- 江崎建夫(えざきたてお/演:中村俊介)
- 菅野由美(かんのゆみ/演:マイコ)
- 松原久子(まつばらひさこ/演:円城寺あや)
- 権藤寛治(ごんどうかんじ/演:半海一晃)
- 友岡弘樹(ともおかひろき/演:佐伯新)
- 大家(演:大島蓉子)
- マスター(演:藏内秀樹)
- 第6話の事件関係者
- 藤倉文代(ふじくらふみよ/演:田島令子)
- 藤倉幸三郎(ふじくらこうざぶろう/演:浅野和之)
- 藤倉雅彦(ふじくらまさひこ/演:袴田吉彦)
- 藤倉美奈子(ふじくらみなこ/演:遊井亮子)
- 藤倉俊夫(ふじくらとしお/演:山中崇)
- 寺岡裕二(てらおかゆうじ/演:金井勇太)
- 高原恭子(たかはらきょうこ/演:山口あゆみ)
- 店員(演:日村勇紀)
- 黒川紅子(くろかわべにこ/演:建みさと)
- 辻本郁子(つじもといくこ/演:池谷のぶえ)
- 藤倉里香(ふじくらりか/演:新井美羽)
- 第7話の事件関係者
- 藤咲孝太郎(ふじさきこうたろう/演:田山涼成)
- 米山昇一(よねやましょういち/演:塚地武雅)
- 増渕信二(ますぶちしんじ/演:我修院達也)
- 安田孝彦(やすだたかひこ/演:弓削智久)
- 久保早苗(くぼさなえ/演:佐藤めぐみ)
- 上司(演:矢柴俊博)
- 藤咲幸代(ふじさきゆきよ/演:於保佐代子)
- 神岡美紀(かみおかみき/演:桂亜沙美)
- 第8話の事件関係者
- 森雛子(もりひなこ/演:早織)
- 桐生院綾華(きりゅういんあやか/演:岩佐真悠子)
- 宮本夏希(みやもとなつき/演:森カンナ)
- 木崎麻衣(きざきまい/演:平愛梨)
- 染田松五郎(そめだまつごろう/演:福士誠治)
- 西山珠樹(にしやまたまき/演:浅利陽介)
- 手代木瑞穂(てしろぎみずほ/演:笛木優子)
- 永瀬千秋(ながせちあき/演:入山法子)
- 第9話の事件関係者
- 佐藤武雄(さとうたけお/演:石黒賢)
- 天道静子(てんどうしずこ/演:高橋ひとみ)
- 宮地沙織(みやちさおり/演:三浦理恵子)
- 立花邦夫(たちばなくにお/演:橋本さとし)
- 川俣宗助(かわまたそうすけ/演:佐戸井けん太)
- 国岡次郎(くにおかじろう/演:やべけんじ)
- 剣持留美(けんもちるみ/演:上原美佐)
- 田口米子(たぐちよねこ/演:青木和代)
- 天道里美(てんどうさとみ/演:菊池和澄、幼少期:栗本有規)
- ケーキ屋の店主(演:山田明郷)
- 留置所で出会った人物
- 留置所の男(演:田中要次)
- 『謎解きはディナーのあとで』の用語
- 宝生グループ
- 風祭モータース
- 警視庁国立署
- 『謎解きはディナーのあとで』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 影山「失礼ながらお嬢様、ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」
- 宝生麗子「クビよ!クビ!!」
- 影山「お嬢様におかれましては、どんな時でも真実を見つめる目を持つことをお忘れなきよう」
- 影山「名裁きでございましたよ、保安官殿」
- 『謎解きはディナーのあとで』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 謎ディ現場での櫻井のあだ名は「キャンドル翔」
- 北川景子が振り切って演じたお嬢様キャラ・麗子
- スペシャルドラマ『もう誘拐なんてしない』に櫻井翔が影山役でゲスト出演
- 『謎解きはディナーのあとで』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):倖田來未「Love Me Back」
- 主題歌:嵐「迷宮ラブソング」