【進撃の巨人】アルミン「ストマックデストロイヤー」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。個性豊かな訓練兵達に囲まれ、唯一の常識人であるアルミンの胃は休まることを知りません。そんなストマックデストロイヤー達とアルミンとの日々を綴ったSSです。

アルミン「ストマックデストロイヤー」

出典: cdn.i.ntere.st

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:30:31 ID:HXC5UPBB0

ー食堂ー

ミカサ「……なんで貴方がエレンの隣に座ってるの?」ゴゴゴゴゴゴ…

アニ「どこに座ろうがあんたには関係ないだろ」ゴゴゴゴゴゴ…

アルミン「ちょ、ちょっと二人ともやめなよ!」キリキリ…

アルミン(胃…胃が…)

ミカサ「アルミンどいて 女狐狩りが出来ない」

アニ「どっちが女狐か教えてやるよ」ガタッ

アルミン「だ…駄目駄目離れて! 二人とも頼むから離れて!」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:31:50 ID:HXC5UPBB0

エレン「なに人のパン食ってんだよおい!」

サシャ「目の前にあったのでつい…半分あげますから」

エレン「おい、よだれついてるじゃねーか! もういいよ、全部やる!」

サシャ「! さっすがエレン! 大好きです!」

ミカサ「!! …女狐が二匹っ」ギリッ

アルミン「ミカサ、ナイフ握りしめないで! アニもファイティングポーズ解いて! サシャは逃げて!」キリキリキリ…

ライナー「おお、今日も賑や…」ボッ

エレン「…? アルミン、いまライナーの声しなかったか?」

アルミン「ライナーならアニの蹴りで壁にめり込んでるよっ! サシャは僕のスープ飲んでないで早く逃げるんだぁぁぁ!」キリキリキリキリ…

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:33:17 ID:HXC5UPBB0

その夜 男子寮

ベットの中

アルミン(うぅ… 今日も大変だったなぁ)

アルミン(エレンの鈍さは今に始まったことじゃないけど…まさかここまでとは思わなかったよ)

アルミン(このままじゃ僕の胃に穴が開くのも…いや、むしろもう開いてるんじゃないかこれ)キリキリ

エレン「グゴー… ンガー…」

アルミン(僕の胃が大変なことになってるとも知らないで… だんだん腹が立ってきたよ)

アルミン(なにか仕返しをしてやりたけど)チラッ

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:35:01 ID:HXC5UPBB0

ミカサ「…」ジーッ

アルミン(うぅ… 今日もいるよ 立体機動で窓に張り付いて…ヤモリかよ)

ミカサ「…エレンの寝顔、かわいい」ウットリ

アルミン(うわぁ… うっとりした顔で何か呟いてる 毎晩こんなホラーな光景見せられるこっちの身にもなってよ!)キリキリ

アルミン(大体ミカサもミカサだよ! エレンにべったりな癖に気持ちもちゃんと伝えられないなんて!)

アルミン(その癖エレンに他の女の子がちょっと近づいただけで、尋常じゃない殺気は放つしライナーは吹っ飛んでくるし…!)キリキリキリ

アルミン(ああ…だんだんミカサにも腹が立ってきたよ! あとアニにも! アニだってミカサと大して変わらないじゃないか!)

アルミン(奥手だ恥しがり屋だなんてのも大概にしとけよ! どっちでもいいから早く気持ち伝えろよ!)キリキリキリキリ

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:36:27 ID:HXC5UPBB0

ライナー「んんー… クリスタ… 結婚…」グーグー

アルミン(なんだかわからないけどライナーにも腹が立ってきたよ! 結婚? 無理だよ! 吊り合う訳ないだろ!)

アルミン(くそっ 僕の周りにはストマックブレイカーばっかりだよっ! なんだよっ! 僕の胃に恨みでもあるのかっ!)キリキリキリキリ

アルミン(なんとかして… なんとかしてこの屈辱を晴らしてやりたいっ! どれだけ僕の胃が君たちに痛めつけられているのかを…)

アルミン(思い知らしめてやりたいっ!)キリキリキリキリキリキリキリ

ミカサ「はぁ…エレン」ハァハァ

アルミン(もう朝方だよっ! さっさと帰れよっ!)キリキリキリキリキリキリキリ

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:37:39 ID:HXC5UPBB0

翌日 格闘訓練

アルミン(はぁ… とは言ったものの、どうやって思い知らさせればいいのか…)

アルミン(下剤か何か盛ってやろうかとも思ったけど、それじゃただの嫌がらせだし、僕の胃の痛みを理解してはもらえない)

アルミン(何かこう… 胃に直接ダメージを与えられる何かを…ん?)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:38:59 ID:HXC5UPBB0

ドゴォ!!!

ジャン「ふぅんぐぅぅぅっ!!」

アニ「ったく ちんたらしてるからそうなるんだよ」

ジャン「胃が… 腹が…っ!」ジタバタ

アニ「みぞおちに思いっきり右手を叩き込んだんだ しばらくは満足に喋る事も出来ないだろうよ」

ライナー「お、おい! 大丈夫か、ジャン!」

アニ「ライナー 早くそいつを運んでいってくれよ」

ライナー「あ、ああ ジャンも災難だな アニなんかに当たっちま…」

ドゴォ!!!

ライナー「ふぅんぐぅぅぅっ!!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:40:17 ID:HXC5UPBB0

アルミン(こ…これだっ!)

アルミン「ア、アニ!」

アニ「ん?」

アルミン「今の技、僕にも教えてくれないかな?」

アニ「…あんたが? 技を覚えるよりも、まずはその貧相な体をなんとかしなよ」

アルミン「むっ… じゃあさ、僕と組んでもらえるかな」

アニ「っち… ジャンもライナーも伸びちまったし しょうがないか」

アルミン「ありがとう! じゃあ僕が暴漢役をやるね」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:42:24 ID:HXC5UPBB0

アニ「ああ… はやくかかってきなよ」

アルミン(教えてもらえないなら、受けて学ぶしかない! ただ、アニの専門は足技だ あの技を出させるには…)

アルミン(思いっきり懐へ飛び込むっ!)ダッ!

アニ(こいつ…)ブンッ!

ドゴォ!!!

アルミン(!!!!!!?!?!??!!)

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:43:54 ID:HXC5UPBB0

アニ「望みどおり、ぶちこんでやったよ」

アルミン(アニの右手がみぞおち深く突き刺さって… 胃が…!)

アルミン(なんだこれ… 呼吸も出来ないっ!)

アルミン(胃が…潰される! この痛み…この痛みだよ!!)

エレン「おい、アニ! やりすぎだろ! 大丈夫かアルミン!」

アニ「どうもみぞに叩き込んで貰いたかったみたいでね …一応手加減はしたけど」

アルミン「う…ぐっ…カハッ! 確…かにね まだ立…てるや」

アニ「…しばらくすれば治るよ ちょっと横になってな」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:45:20 ID:HXC5UPBB0

アルミン「いや…まだだ」

アニ「…」

アルミン(僕の体格に見合ったパンチだったってわけか… でもそれじゃ意味がない それにアニの動きもしっかりとは見えなかった)

アニ「…続ける気?」

アルミン「もちろん 次は全力でお願いするよ」フラッ

アニ「あんた、そういう趣味でもあんの? 気持ち悪いんだけど」

アルミン「まさか その技を学びたいだけだよ」

アニ「…」ハァ

アニ「いいよ かかってきな」

アルミン「いくよっ!」ダッ

ドゴォォォ!!!!

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:48:54 ID:HXC5UPBB0

アルミン「ん… ここは…?」

クリスタ「アルミン! 大丈夫!?」

アルミン「クリスタ!/// ここは…医務室か」

クリスタ「ええ… 格闘訓練で気絶しちゃって、みんなで運んだのよ ライナーとジャンも」

隣のベット
ライナー「」チーン
ジャン「」チーン

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:50:06 ID:HXC5UPBB0

アルミン「ああ、そうだったね… 迷惑かけてごめん」

クリスタ「いいのよ それに、アルミン凄かった!」

アルミン「え?」

クリスタ「だって、体の大きなジャンもライナーも一撃でアニに倒されてたのに、アルミンは二回も立ち向かったじゃない!」

アルミン「ははは… 最初のはアニが手加減してくれたんだよ…」

クリスタ「ううん だとしても凄いわ! もう一度立ち向かうなんて、そうそう出来る事じゃない」///

アルミン「ありがとう、クリスタ 体調も良いみたいだし、もう行くね」

クリスタ「うん 何かあったら呼んでね これでも救護係だから」

アルミン「わかった じゃあまたね」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:51:47 ID:HXC5UPBB0

アルミン(まさか気絶するとは思わなかったよ そしてクリスタは天使だったよ)

アルミン(うう… 大丈夫とは言ったけど、今日は何も食べれる気がしないや)

アルミン(でも、しっかりと記憶できたぞ アニの動き、そしてそこからくる力の入れ方を!)

アルミン(そう まずアニのファイティングポーズを取り、右足で踏み込みつつ上半身を捻る)

アルミン(脇はしっかりと締め、足から来る反動を体を通し右拳に込め、腕力ではなく全身の力を使ってみぞに叩き込むっ!)

アルミン(…と頭では解っていても、いざやるとなると体が付いていかない 練習あるのみだな)

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:55:18 ID:HXC5UPBB0

その夜、みんなが寝静まった後に、アルミンは特訓を開始した

ライナーとジャン、食欲のないアルミンの夕食はすべてサシャの胃袋に収まった

アルミン「ふぅ… 宿舎から少し離れたから、人も来ないだろうね」

アルミン「よし… 始めるぞ!」

そして、一本の大木にひたすら右拳を叩き込み始める

アルミン「フッ! フッ!」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:56:37 ID:HXC5UPBB0

ただ一心不乱に、しかし体は動きをアニを意識して、そして心の中では常に

アルミン(胃を…潰すっ!)ブンッ!
アルミン(胃を…ねじ込むっ!)ブンッ!
アルミン(クリスタは…天使っ!)ブンッ!

しんと静まった森の中、巨木を打ちつける音がこだまし続ける
汗が滴り、地面をぬらし続ける

一夜、二夜、三夜…雨が降っても風が吹いても、ライナーが床にめり込んでもサシャに夕食を食われようとも

一日に数千本、アルミンは大木へとその拳を打ち込み続けた

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:57:44 ID:HXC5UPBB0

アルミンの心血を注いだボディブローの動きは、気の遠くなる打ち込みの果てに次第に合理化し、洗練されていく

そしてそれと共に、ボディブローに使われるインナーマッスルも次第に発達していく

おそらくその変化は、たとえ幼馴染であるエレンやミカサでさえも気がつかないであろう

誰もいない森の中、少年のただまっすぐなその努力は、彼をストマックデストロイヤーへと変貌させていった

そして、数ヶ月の時が過ぎた…

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 20:59:06 ID:HXC5UPBB0

アルミン「邪ッッッ!」ブンッ!

今日も大木にボディブローが炸裂する

その動きにもはやそぎ落とす箇所はない

鷹の爪が獲物を狩るのに余分な造形がないように、アルミンのボディブローもまさに完璧であった

打ち込む前の空気の様に弛緩した全身から、水の様になめらかな動作を経て、烈火の如きボディブローを放つ

その動きは兵士でも戦士でも格闘家でもなく、もはや芸術品であった

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:00:40 ID:HXC5UPBB0

ピシッ! メキメキ! ズゥーーーン!

アルミン「ハァ… ハァ…」

この数ヶ月間、次第に成長していくアルミンのボディーブローを受け続けた巨木は、ついにその体躯を地上に横たわらせた

その巨木に、アルミンは深く礼をする

いつの頃からかアルミンにとってそれは木などではなく、偉大な恩師であった

そして、巨木が倒れたその時が、彼の反撃の狼煙であったのだ!

アルミン「明日… 明日だ!」

彼は強い決意を秘め、森を後にした

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:10:31 ID:HXC5UPBB0

食堂

エレン「今日は格闘訓練か」

ライナー「ああ、そうだな 誰と組むんだ?」

アルミン「ぼ

ミカサ「私と組みましょう エレン」

エレン「やだよ お前手加減するし」

ミカサ「してはいない エレンが怪我をしないようにしているだけ」

エレン「それを手加減っていうんだろ! 馬鹿にされてるみたいでイラつくんだよ!」

ミカサ「」ガーン

エレン「やっぱり格闘術はアニだな いいか?」

アニ「いいよ」

ミカサ「駄目」

アニ「なにが?」

ミカサ「駄目なものは駄目」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:19:12 ID:HXC5UPBB0

アルミン(うぅ… エレンは競争率が高すぎていきなりは無理か …ここは)キリキリ

アルミン「ライナー 今日は僕と組もうか」

ライナー「ん、いいぞ いっとくが手加減はしないからな」ハハッ

アルミン「ははは… お手柔らかに」…ニヤリ

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:28:23 ID:HXC5UPBB0

格闘訓練

アルミン(まずはライナーあたりで試してみないと)

ライナー「よし、俺が暴漢役な」

アルミン(ライナーなら頑丈だし、思いっきり行っても大丈夫…だよね?)

アルミン「フゥーーーーーーー… うん、いいよ」ニコッ

ライナー「はは、なんだ深呼吸して、格闘家気取りか? よし、いくぞっ」ダッ

アルミン「邪ッッッッッ!!!!!!」

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオォン!!!!

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:33:43 ID:HXC5UPBB0

サシャ「ひっ!」ビクゥ!!

コニー「うひゃあ!」ビクビクゥ!

エレン「!? なんだ、砲撃練習か!?」

アニ「!?」

ミカサ「…」

エレン「…なんだよミカサ 近いよ ってかお前コニーと組んでただろ」

ミカサ「エレンに砲弾が飛んできたら大変」

エレン「はぁ? んなわけ…ってライナー!」

ライナー「」プスプス

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:39:17 ID:HXC5UPBB0

アルミン「ラ、ライナー! 大丈夫!?」ユサユサ

エレン「お、おいどうしたんだよアルミン! ライナー、ゲロまみれじゃないか!」

アルミン「い、いや、たまたまミゾに良いのが入っちゃって…」

アルミン(す、凄い! 我ながら凄い威力だ! ちょっとまずいんじゃないかってくらい凄い!)

アルミン(ライナー… 特に胃の原因ではなかったけど、クリスタは僕も狙ってるんだ すまないね…)

アニ(…ミゾ?)

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:46:06 ID:HXC5UPBB0

アニ「図体でかいのにだらしない… ベルトルト、運んでやりなよ」

ベルトルト「あ、ああ」…キタネ

エレン「マグレにしてもライナーを倒すなんてすごいよ、アルミン!」

アルミン「う、うん ライナーには悪いことしたかな…」ハハハ…

アルミン「そうだエレン、次はぼ

アニ「ライナーが伸びたんだから、ジャン 変わりにアルミンの相手してあげなよ」

ジャン「あー? なんだって俺が」

アニ「…」ジロリッ

ジャン「!…しょうがねーな」ビクビク

ジャン「おい、アルミン やるぞ」

アルミン(ジャン…か 特に僕の胃を痛める原因じゃないけど、ついでに試してみるか)

エレン「アニ、俺たちも始めようぜ あとミカサはコニーの所もどれよ あいつ石転がして遊んでるじゃねーか」

アニ「いや …ちょっとまって」アルミンヲジーッ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:52:11 ID:HXC5UPBB0

ジャン「おら、俺が暴漢役だ ライナーみてーに気は抜かねーからな」

アルミン「うん いつでも来ていいよ」ニコッ

ジャン「へっ 余裕ありそうじゃねーか」ダッ

アルミン「覇ッッッッッッッ!!!!!!!」

ドゥゥゥオオオオオオオオオオオゥゥゥウオオン!!!

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 21:58:14 ID:HXC5UPBB0

サシャ「ひゃうっ!」ビックゥゥ!!

コニー「ああ! 石が!」ビビビックゥ!

エレン「!!! 今度はなんだ!?」

ミカサ「!?」

ミカサ「アルミンの方から音が鳴った…」

エレン「!? アルミン!! …って普通に居るな」

アルミン「あ、ああ 凄い音だったね…」

エレン「ああ、大砲の爆薬でも暴発したのか? …あれ、ジャンがいないぞ?」

コニー「ぐえっ!!!」ドーーン!

コニー「な、なんだぁ!? 空からゲロまみれのジャンが降ってきたぞ!? ばっちいなおい! どけよ!」

ジャン「」プスプス

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:05:48 ID:HXC5UPBB0

ザワザワ

エレン「はぁ!? どういう事だ!?」

アニ「…おいアルミン」

アルミン「…なにかな、アニ」

アニ「お前…今のは私の打って見せたボディブローか?」

アルミン「…」

エレン「はぁ? アニ、何言ってんだ? ボディブローでジャンが飛んだってのか?」

エレン「それもアルミンだぞ? お前やミカサならわかるが、アルミンにそんな事できる訳ないだろ」

アニ「ああ…私も信じたくはないよ というかボディで人一人吹っ飛ばすなんて、私にもできない」

アニ「だけど、アルミンはやった 私の目の前で」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:12:52 ID:HXC5UPBB0

アルミン(しまった… 見られていたか)

アルミン(僕はボディブローしか鍛えてこなかったから、それ以外の格闘術はいつもの僕だ)

アルミン(こいつを胃に叩き込むには、相手が僕だからと舐めてもらわないと難しいのに…)

アルミン「そんな… たまたまだよ、たまたま」

アニ「とぼけても無駄 エレン、あんたはミカサと組んで」

ミカサ「!」パァァァ

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:19:14 ID:HXC5UPBB0

アルミン(僕とやるつもりか アニは僕の胃痛の元凶の一人…なんとか叩き込みたいけど…)

アルミン(すでに警戒されてる… これじゃ懐に入る前に足技の餌食だ…どうしたらいいんだ…考えろアルミン!)

アニ「アルミン、やるよ」

オオ!アニガアルミントヤルミタイダゾ!
イジメジャネーカ!
ニゲロアルミン!

アルミン「…うん、やろうか」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:25:27 ID:HXC5UPBB0

アルミン(…警戒したアニの懐に飛び込むにはこれしかない…! かっこ悪いけどやるしかないな)

アニ(こいつ、あの二発からここまで学び取ったのか? いや、学ぶなんてもんじゃない というか人間業じゃない)

エレン「お、おいアニ! 怪我させるんじゃないぞ!」

アニ(この馬鹿…怪我しそうなのは私のほうだ)

アニ「私が暴漢をやる」

アルミン「わかった よろしく」

アニ「…」ダッ!

アルミン「…」ダッ!

アニ「!」

アニ(背を向けて…逃げた!?)

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:31:51 ID:HXC5UPBB0

サシャ「…脱兎のごとく逃げてますね!」

コニー「おいアルミン! 敵前逃亡は死罪だぞ!」ダハハ!

アニ「くっ! 馬鹿にして!」ダダッ

アルミン(さすがアニ、足も速いね…! 予想通りだ!)突然振り返り構え!

アニ(! 突然ターンして…あの手…! しまった、止まれない!)

アルミン「阿ッッッッッッ!!!!」

ドッォォオオオォォォォォォォォォン!

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:37:57 ID:HXC5UPBB0

サシャ「ひぃぃぃ!!」ビクビクゥ!!

コニー「」

エレン「」

ミカサ「」

クリスタ「」

ユミル「」

その他大勢「」

アニ「…カハッ!」バタッ

アルミン「ハァ… ハァ…アニ、大丈夫?」

アニ「…手加減…した?」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:43:23 ID:HXC5UPBB0

アルミン「うん… アニもしてくれたし、ライナーやジャンの様にはしたくないから」

ライナー「」ゲロマミレ
ジャン「」ゲロマミレ

アニ「ふ…ん」///

アニ「…いつの間に…そんな技を…?」

アルミン「ずっと一人で練習してたんだ アニやエレン、ミカサに胃痛の辛さを教える為に」

アニ(胃痛…?)

アニ「アルミン、すごいよ… そいつがあれば…ミカサも倒せる…かもね」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:48:59 ID:HXC5UPBB0

エレン「おいアニ! 大丈夫か!」ダダッ

ミカサ「アルミンよくやった さすが私の幼馴染」

アニ「…っく 私は大丈夫 …それよりもエレン…アルミンと組んであげな」

エレン「ん、ああ! にしてもアルミン、今のはなんだよ! どうやったんだ!?」

アルミン「う、うん 二人には内緒で特訓していたんだ! これなら胃痛の辛さが二人にも解ってもらえるはずだよ!」

エレン(胃痛?)
ミカサ(胃痛?)

エレン「よし、やろうぜ! こいよアルミン!」

ミカサ「まって アルミン」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:53:17 ID:HXC5UPBB0

アルミン「ん…なんだい、ミカ…!」ビックゥ!

ミカサ「アルミンは私の幼馴染だから エレンにあんな酷いことしないよね?」オソロシイメ

ライナー「」プーン
ジャン「」プーン

サシャ「うわっ ライナーたちに蠅がたかってますねぇ」

コニー「ああ ゲロマミレだからな キタネー」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 22:57:49 ID:HXC5UPBB0

アルミン(う…うわぁぁぁ なにこの目 見てるだけで精神崩壊しそうだよ…)ガタガタ

ミカサ「…」ジーッ

アルミン「う…う…」

アニ「アルミン!」

アルミン「!」ビックゥ!

アニ「…目一杯ぶちかましていいよ」

アルミン「!…」

ミカサ「…」

エレン「おーい はやくやろうぜー」

コニー「エレン、あんなパンチ見といてよく出来るな」

サシャ「馬鹿ですねぇ」プクク

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:01:53 ID:HXC5UPBB0

アルミン「フゥーーーー」

アルミン(確かにミカサは恐ろしいよ 怖いよ 人間じゃないよ)

アルミン(でも、アニは言ってくれた このボディがあれば ミカサにも勝てると)

アルミン(そして、恐怖で従いそうになった僕に 目一杯ぶちかませと…!)

アルミン(決めたよ… ありがとう、アニ!)

アルミン「よし! やろう、エレン!」

エレン「おう! いくぞ!」ダッ!

ミカサ「…」ジー

アニ「…」ジー

アルミン(僕は…お師匠様(木)の為にも エレンに胃痛の辛さを教えるためにも…!)

エレン「うおぉぉぉぉ」

アルミン(目一杯…ぶちかます!)

アルミン(クリスタは…)ググッ

アルミン「天死ッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」

ブォォォォォォォォォッォォォォォォォォォォォォォォッォォォォン!!!!!!!!!!!!

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:04:59 ID:HXC5UPBB0

サシャ「ぎゃあああ」ビリビリビリビリ

コニー「うおおおおお」ビリビリビリビリ

サシャ「ううう…ん? あれは?」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロッドカッ!

コニー「ぐぇぇ!!」

エレン「」ゲロマミレ

コニー「うわっ! キタネェ! なんで俺の所に集まってくんだよ!」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:07:18 ID:HXC5UPBB0

アルミン「ハァ… ハァ…」

ミカサ「…そぅ」

アルミン「」ビックゥ!

ミカサ「アルミン よくわかったわ」

アルミン「い…あ…」ガクガク

ミカサ「アルミン 次は私とヤりましょう」ニコッ

アルミン(なんだよこれなんだよこれ シガンシナの時の巨人の比じゃないよ いたよ! 巨人は近くにいたよエレン!)ガクガクガクガク

アルミン(膝が笑って…思うように動かない…! うわ初めてみたよそんな目! まさかそんな目を幼馴染に向けられるとは思いもしなかったよ!)ガクガクガクガクガク

アルミン(僕は…僕はとんでもないことをしてしまったんじゃないか…?)キリキリキリキリキリキリ

アニ「アルミン! おい、アル…っち、怯えて聞こえてない」

アニ(このままじゃアルミンがまずい…なんとか正気に戻さないと…)

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:10:11 ID:HXC5UPBB0

ワーワー

ライナー「ん…お、おう?」

コニー「お、ライナー 気がついたか」

ライナー「あ? 俺はアルミンと… うあ、くせぇ!」プゥーン

サシャ「ライナーはアルミンに負けたんですよ ゲロマミレになりながら」プクク

ライナー「はぁ!? 俺がアルミンに?」

ベルトルト「残念だけど本当だよライナー あとすっごく臭いよ」

コニー「ライナーだけじゃねぇぜ ジャンもエレンも、あのアニも負けたよ ほれ」ユビサシ

ライナー「んん? ひっ!」

ジャン「」ゲロマミレ
エレン「」ゲロマミレ

サシャ「で、当のアルミンは、なんとあのミカサとやるみたいですよ!」

ライナー「おいおい…マジかよ あのアルミンが…」

ベルトルト「正直、僕も信じられない でもアルミンのパンチはまるで大砲だった」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:13:15 ID:HXC5UPBB0

コニー「でも、今回ばかりは無理かもしれないぜ ほら」

アルミン「」ガクガクガクガクガクガクガクガク

ベルトルト「うん…完全に萎縮してしまってるね」

サシャ「無理もありません…あのミカサに睨まれたら私だって…」ガクガクガクガク

コニー「屁、すんなよ」

サシャ「失礼な!」

ライナー「っく! おおおおい、アルミーン!! アルミーーン!」

ベルトルト「無理だ、届いてないよ」

ライナー「だとしても声をかけて正気に戻すしかないだろ! あのままじゃミンチにされるぞ!」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:16:35 ID:HXC5UPBB0

サシャ「確かに、アルミンのミンチは見たくありませんね アルミーン!」

コニー「おーーいアルミーン! びびってんじゃねぇぞ! たかがミカサだろ!」

ミカサ「…」ギロリ

コニー「」ブクブク

サシャ「ああ! コニーが沢蟹みたいに泡をふいて!」

ライナー「アルミーン! 聞けー! アル

クリスタ「アルミーン!」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:19:47 ID:HXC5UPBB0

アルミン(ひぃぃぃぃぃぃぃぃ ムリムリムリムリ なにこれ!? 勝てるの!? 人類勝てるのこれに!?)キリキリキリキリ

…-ン

アルミン(駄目だ 何にも考えられない! いや、考えられるけどなんか墓石の事しか考えられない!)キリキリキリキリ

ア…ミーン

アルミン(ああ… わかる わかるぞ 今日僕は召される! 天使たちによって召されるんだ!)キリキリキリキリ

アルミーン!

アルミン(思えば短い生涯だったなぁ ああ、天使の声が聞こえるよ まるでクリスタみたいな…)キリキリキリキリ

クリスタ「アルミーン!」

アルミン(クリスタみたいな声だなぁ ああよかった 最後の声がクリスタで)キリキリキ…

クリスタ「アルミン!聞いてー!」

アルミン「!」ハッ

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:21:19 ID:HXC5UPBB0

ワーワー

アニ「! 正気に戻った」

ライナー「おお! さすがクリスタ! アルミンがこっち見てるぞ!」(結婚しよ)

ベルトルト「これならなんとかなりそうだ!」(結婚しよ)

クリスタ「アルミーン! 頑張ってー!」///

ユミル「…ッチ」

サシャ「アルミーン! 勝ったら今夜のパァンくださいねー!」

コニー「」ブクブク

ジャン「」プゥーン

エレン「」プゥーン

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:22:57 ID:HXC5UPBB0

アルミン(なんだ…? みんな応援してくれてる? え、クリスタも応援してくれてる?///)

アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン!

アニ「アルミン!」

アルミン「! アニ!」

アニ「…いつも通り勝てる 相手はミカサだ 遠慮せずにいきなよ」

アルミン「…アニ、ありがとう!」

アニ「…フン」///

ミカサ「…アルミン そろそろ、いい?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

アルミン「…うん よろしく、ミカサ」

ウォォォォォォォー!! ツイニハジマルゾー!!

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:24:23 ID:HXC5UPBB0

アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン!

ミカサ「…」

アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン!

アルミン「…」

アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン! アッルッミン!

ミカサ「…」スタスタスタ…

アルミン「!」

アルミン(…普通に近づいてくる…! これは…)

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:25:56 ID:HXC5UPBB0

サシャ「あ、ミカサが動きましたよ…って、普通に歩み寄ってますね」

ライナー「」ガクガクブルブル

ベルトルト「ラ、ライナー! 産まれたての子羊みたいになって、どうしたの!?」

ライナー「あ、あれはまずい…一番まずいパターンだ!」

クリスタ「!? …ライナー、どういうこと?」

ライナー「ああ… なんでか俺はよくミカサと組むことが多いから解るが…あの近づき方は、エレンがミカサ以外の女子と組んでいる時と同じ…」

ベルトルト「…それって」ゴクリッ

ライナー「…めちゃくちゃキレてるって事だ」

クリスタ「!」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:28:32 ID:HXC5UPBB0

アルミン(この目 この動き… おそらくミカサは本気で怒ってる…)タジッ

アルミン(それにライナーやジャンの様に隙もないし アニのような小細工も効かないだろう…)キリキリ

アルミン(でも…僕は負けられない! お師匠(木)の為クリスタの為…そして、胃痛の辛さを理解してもらうために!)ギリッ

アルミン(策が思い浮かばない以上 僕も…真っ向から勝負だ!)スタスタ…

ライナー「! アルミン…! 正面から行く気か!」

ベルトルト「っまずいよそれは!」汗ダラー

サシャ(ベルトルトっていつも汗かいてますね)

クリスタ「アルミン! 負けないでぇ!」

アニ(…まあそれしかないだろう 後はスピードと根性…)

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:30:47 ID:HXC5UPBB0

ミカサ「…」スタスタ…ピタッ

アルミン「…」スタスタ…ピタッ

ライナー「…二人とも、もう間合いだ…」ゴクリ

ベルトルト「…」汗ダラダラ

サシャ「…静かですね」ゴクリ

クリスタ「…」ナミダメ

シーーーーーーーーーーーーーン…

ミカサ「…ッフッッッ!!!!」ビュォ!!

アルミン「…っ覇ッッッ!!!!」ズォォ!!

キャドッォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンン!!!!

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:32:33 ID:HXC5UPBB0

ビュオオオオオ!!!!

ベルトルト「ば、爆風がぁ!!!」ビリビリビリビリ!

ライナー「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ビリビリビリビリ!

サシャ「ひぃええええぇぇぇぇぇぇ!」ビリビリビリビリ!

クリスタ「きゃああ!!」ビリビリビリビリビリ!

コニー「」ゴロゴロ

サシャ「ああ! コニーが爆風で転がって…!」

ライナー「ほっとけ!」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/11 23:34:11 ID:HXC5UPBB0

アルミン「!!!??!?!?!!?!」

アルミン(一歩…一歩遅かったか…!…でも!)

ミカサ「ッ!」

ミカサ(私のほうが…速かった でもアルミンのボディは、確実に入ってる…)ググッ!

アルミン(…まさか同じボディで来るとはね…さすがミカサ…今すぐにでも吐いて倒れたいよ)グググッ!

アニ(…! アルミン! 出遅れた! …ここからは根性だ、負けるんじゃないよ!)

ミカサ(…アルミン、本当に凄い 私の腹筋をここまで押し込んだのは貴方が始めて)

アルミン(うぅぅ…まだだ! ミカサの顔、苦痛はあるけどまだまだ余裕だ…!)

ミカサ(貴方のような幼馴染を持てて、本当に誇らしい でも、エレンを傷つけてしまった だからせめて、一瞬で気絶させてあげる)ググッ!!!

アルミン「!!?」ウッ

アルミン(ここから…さらに押し込んで来るだって…!)

ミカサ「…」ググググッ!!

アルミン(あ…意識が…飛びそうだ…!)フラッ!

chat-blanc
chat-blanc
@chat-blanc

Related Articles関連記事

進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

Read Article

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。

Read Article

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。

Read Article

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。

Read Article

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。

Read Article

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。

Read Article

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。

Read Article

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

Read Article

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

Read Article

エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

Read Article

アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

Read Article

フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

Read Article

エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

Read Article

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

Read Article

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

Read Article

ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

Read Article

キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

Read Article

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

Read Article

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

Read Article

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

Read Article

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

Read Article

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

Read Article

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

Read Article

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

Read Article

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

Read Article

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

Read Article

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

Read Article

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

Read Article

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

Read Article

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

Read Article

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

Read Article

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

Read Article

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

Read Article

目次 - Contents