黄櫨折（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ

黄櫨折のプロフィール・人物像

種別：不明

最速！キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票：未登場のため順位なし

CV：アニメ未登場

黄櫨折（はぜのき いおり）は、『週刊少年ジャンプ』の大人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。夏油傑（げとう すぐる）の体を操り、自身の野望を叶えるために暗躍する1,000年前の術師・羂索（けんじゃく）が引き起こした「死滅回遊」の泳者（プレイヤー）として登場したキャラクターだ。東京第1結界にて「死滅回遊」に参加する。

自身の体の一部を爆弾に変えるという強力な術式を持っている。初登場時は自分の目玉を抉ったり、歯を折ったりして爆弾に変えており、読者に強烈なサイコパスっぷりを見せつけた。欠損した部位は反転術式で補うことができる。そのため何度でも使いすぎて爆弾に変えられる体の部位がなくなるということには陥らない。

上半身裸でズボンをサスペンダーで吊っている。逆立てた髪の毛が特徴。術式がかなりサイコパスなかんじだが、性格がイカれているわけではない。戦闘狂というわけでもなく、協力者である1,000年前の術師レジィ・スターときちんと会話でコミュニケーションを取り、指示に従う。黄櫨自身が過去の術師か現代の術師かは不明。

レジィと協力関係にある女性術師・麗美（れみ）が連れてきた呪術高等専門学校（以下、呪術高専）東京校の1年生・伏黒恵（ふしぐろ めぐみ）が、レジィの仲間になれという勧誘を拒否。交渉は決裂し、戦闘へと発展する。そこで目玉や歯を爆弾に変えるという術式を披露した。その後レジィと2人で伏黒と戦うかに思われたが、突如伏黒を助けに現れた売れないお笑い芸人術師・髙羽史彦（たかば ふみひこ）の乱入によりレジィと分断される。髙羽と一騎打ちの最中にレジィが死亡した報が「死滅回遊」の式神・コガネから告げられると戦いをやめどこかに去った。

黄櫨折の呪術・能力

体の一部を爆弾にする術式（名称不明）

自身の体の一部を爆弾に変える術式を使う。正式名称は不明。作中では自身の目や歯を相手に投げつけ爆弾に変えていた。体毛のような体の一部でも手に入りやすいものを使用しておらず、作中では目や歯など首から上の部位だけを爆弾に変えるところのみが描かれた。そのため読者の間では、爆弾にできる箇所に制限があるのではないか、希少な部位であればあるほど爆弾の威力が上がるのではないかと考察されている。

反転術式（はんてんじゅつしき）

「反転術式（はんてんじゅつしき）」とは、本来術師が使用する負のエネルギーとは真逆の正のエネルギーを使用することで、肉体の回復などができる技。正のエネルギーは、負のエネルギーに負のエネルギーをかけ合わせることで生み出すことが可能だ。しかし文字で読むほど簡単なことではなく、緻密で繊細な呪力操作を求められるため、使い手がほとんどいない。「死滅回遊」が始まった時点で「反転術式」が使用できるのは、わずか数人であった。

黄櫨はこの「反転術式」を用いて、欠損した部位を回復させている。

黄櫨折の来歴・活躍

伏黒恵・髙羽史彦との戦い

伏黒恵は東京第1結界に入ってすぐに一緒に来た呪術高専1年生で『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁（いたどり ゆうじ）と離れ離れになった。伏黒はそこで麗美という女性術師に出会い、とあるマンションへ連れて行かれる。伏黒が欲しい情報を持っていると麗美は言っていたが、それは嘘で伏黒は罠にかけられたのだった。伏黒は、1,000年前の術師が受肉して現代に蘇ったレジィ・スターという術師に引き合わされた。レジィは伏黒の実力を見て仲間になるように交渉。しかし伏黒がこれを拒否したため、交渉は決裂する。そこに黄櫨は自身の目玉を落とし爆発させるという、奇襲を伏黒にしかけた。続けてレジィと連携し、レジィが術式「再契象（さいけっしょう）」で召喚したガソリンを自分の歯を爆弾に変えたもので引火させ、大爆発を起こす。伏黒はこの爆発でダメージを負った。

レジィのもう一人の協力者・針千鈞（はり ちづる）も現れて、黄櫨達は伏黒を追い詰めていた。しかしそこでコガネが「死滅回遊」のルールが追加されたことを告げる。伏黒は敵の得点を無駄にしないために手加減して戦っていたが、その必要はなくなったと針を瞬殺した。針が殺されたため、黄櫨とレジィはその分の得点を取り戻そうと伏黒を殺そうと襲いかかる。黄櫨はまた歯の爆弾を伏黒に投げつけた。それを防いだのは髙羽史彦というお笑い芸人術師だった。突然現れて何故か伏黒の手助けをする髙羽。黄櫨は髙羽がいつの時代の術師かどうかを確認しようと「オマエどっちだ」と問う。しかし髙羽はそれを「俺（髙羽）が面白いか 面白くないか」という意味に解釈し、会話が噛み合わない。その上何も面白くない一発ギャグを見せられて、黄櫨は思わず無表情になる。その油断した瞬間、黄櫨は髙羽の重い蹴りを顔面に食らってしまったのだ。髙羽は黄櫨を（おそらく無自覚に）徹底的にコケにする。バカにされ激昂した黄櫨は、髙羽とそのまま一騎打ちにもつれ込んだ。

黄櫨は髙羽の術式の仕組みが理解できず苦戦していた。その途中コガネが黄櫨にレジィが死んだことを告げる。黄櫨は悲しむ様子などはなかったが、戦意喪失。「帰る。やってられるか」と髙羽に言い残してその場を去った。
その後、突如結界内部に米軍の兵士が大挙して突入。各国政府は羂索から「呪術師は新たなエネルギー源になりうる」との話を吹き込まれており、“日本人の保護”を名目に術師の確保に乗り出していたのだった。これを退けつつ、黄櫨はレジィがかつて話していた「近々死滅回游に羂索が投じるだろう新たな爆弾」こそはこの襲撃なのではないかと訝しむ。

羂索に返り討ちにされて死亡

羂索の真の目的は、「日本人全てを使って強大な呪霊を生み出す」ことにあった。死滅回游もそのために用意したもので、各国軍隊の介入など様々な仕込みを経た上で、羂索はついに目的のための最後の準備に取り掛かる。自分で仕掛けた死滅回游を、全ての泳者を殺すことで自分でむりやり終わらせようというのだった。
この動きに気付いた黄櫨は、羂索がどうやら自分たち受肉して蘇った術師たちの居場所を把握しているらしいことを察して「逃げ場はない」と判断。殺される前に羂索を倒そうと、彼が行動している岩手に赴く。

この頃、かつて敵対することとなった現代の術師たちは現代の術師たちで別の強敵と死闘を繰り広げており、そちらの対応で手いっぱいの状況にあった。彼らの加勢を期待してギリギリまで羂索への接触を遅らせていた黄櫨だったが、そうはうまく問屋が卸さず戦闘が始まる。
自分の肉体の一部を爆弾へと変え、欠損した部位は反転術式でむりやり治すといういつもの戦法で食い下がる黄櫨だったが、羂索には歯が立たずに敗北。一矢報いることもできないまま力尽きるのだった。

黄櫨折の関連人物・キャラクター

伏黒恵（ふしぐろ めぐみ）

CV：内田雄馬

呪術高専東京校1年生。初登場時は2級術師であり、渋谷事変の直前に1級術師への推薦を受けた。父親が呪術界のエリート家系・御三家の1つ禪院家（ぜんいんけ）の出身であり、自身は伏黒姓でありながらその血を引いている。禪院家の相伝の術式の1つである「十種影法術」を継承しており、呪術の極致「領域展開」まで体得している天才児。呪いの王である両面宿儺（りょうめんすくな）にも興味を持たれており、特級呪霊を単独で撃破できる実力を持っている。

謎の呪いによって眠りについていた義理の姉である伏黒津美紀（ふしぐろ つみき）が、「死滅回遊」の泳者に選ばれていたことが発覚。呪術師として「死滅回遊」を平定するという使命はあるが、それよりも津美紀を守るという意識が強い。同級生の虎杖や呪術高専東京校の先輩達と共に自ら「死滅回遊」に参戦し、津美紀が「死滅回遊」に参加しないで済むよう奔走する。その過程で麗美と出会い、罠にかけられる形でレジィや黄櫨と出会った。仲間になれというレジィに頷くはずもなく戦闘に突入。黄櫨の爆弾攻撃を何度も受けダメージを負い、激闘の末レジィを倒した。

伏黒恵（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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伏黒恵（ふしぐろ めぐみ）は、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術の名門禪院家の血筋を引く麒麟児。東京都立呪術高等専門学校の一年生にして二級呪術師の資格を有し、主人公虎杖悠仁とはクラスメイト。
一見するとクールで真面目な優等生ながら、内には激しい情動を秘める。善人だった姉が呪いによって倒れたことが呪術師を目指す動機となっており、最強の呪術師五条悟に師事する。自身を救うために特級呪霊両面宿儺の宿主となった虎杖を庇い、彼の善性と呪術師としての潜在的な才能を信じて、宿儺の力を求めるあまたの敵と戦っていく。

髙羽史彦（たかば ふみひこ）

CV：アニメ未登場

35歳の売れない芸人術師。羂索によって呪術の才能を無理やり引き出された現代の術師である。初登場時は大阪の小さな舞台で面白くないネタを披露し、客に総スカンを食らっていた。大阪にいたのに何故わざわざ東京第1結界で「死滅回遊」に参加したかは不明。「超人（コメディアン）」という術式を使い、自身が”ウケる”と確信したイメージを実現させることができる。現代最強の呪術師である五条悟（ごじょう さとる）にも匹敵する術式であるが、髙羽自身は自分の術式のことをよくわかっていない。

東京第1結界にて黄櫨とレジィが伏黒と戦っているところに現れて、伏黒を助けた。その後伏黒の頼みで黄櫨と一騎打ちをする。黄櫨は髙羽の術式の仕組みが理解できず苦戦を強いられた。

髙羽史彦（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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髙羽史彦（たかば ふみひこ）は、『呪術廻戦』の登場人物で、作中で暗躍する1000年前の術師・羂索によって呪術に目覚めさせられた現代人の1人。
もともとは売れない芸人で、経緯は不明ながら羂索の仕掛けた死滅回游に参戦する。左半身にしか生地のない奇抜な衣装を着ているが、色物風の見た目に反して実力は本物。作中で相対した術師・レジィは「呪力の振れ幅が普通じゃない」と分析していた。「悪人かどうかは見れば分かる」と豪語し、多勢に無勢で苦戦していた伏黒恵に加勢する。

レジィ・スター