FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST(100年クエスト)のネタバレ解説・考察まとめ

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』とは、真島ヒロによる漫画『FAIRY TAIL』の最終話の続きを描いた、スピンオフ作品である。ストーリーは真島、作画は上田敦夫が担当し、「マガジンポケット」にて連載している。主人公のナツ達が100年間誰も成し遂げた事がないといわれる、100年クエストに挑戦するストーリー。依頼内容は五神竜と呼ばれるドラゴンを封印すること。さらに「ドラゴンイーター」と呼ばれる、新たな勢力も現れ、三つ巴の戦いへと発展していく。

魔力を結晶化させたもの。魔導士以外の者でも魔水晶を使えば魔法を扱える。電話のように通信できる「通信用魔水晶」、テレビの様に映像を映し出すなど用途は様々。滅竜魔導士の中でも第二世代と第三世代の者は、体内に滅竜魔法の魔水晶を埋め込む事で魔法を扱う。

魔封石

魔導士の魔力を封じて、魔法を使えなくさせる拘束具のこと。評議員の監獄などで使われる枷は魔封石で作られている。

世界/国/地名

イシュガル

ナツ達の生活しているフィオーレ王国がある大陸。

ギルティナ

イシュガルから遥か北に位置する大陸。エーテルナノ濃度が高く結晶化して積もっていたり、イシュガルでは見たことのない生物が生息するなど、未知の部分が多い。ギルティナにある魔陣の竜は世界最古の魔導士ギルドといわれている。

エドラス

主人公のナツ達が存在する世界はアースランドと呼ばれており、アースランドと並行する別世界のことをエドラスという。エドラスでは以前、魔力の枯渇が原因でアースランドを巻き込む大事件を引き起こしたことがあり、エドラス中の魔力を消し去る事で解決した。その為、現在は魔法が一切存在しない世界となっている。大気中から魔力を吸収できない為、アースランドやエレンティア出身の魔導士でも魔法の使用はできなくなる。

エレンティア

アースランドともエドラスとも違う、もう一つの並行世界。臨界魔法世界とも言い、エドラスとは真逆に魔力が溢れている。あまりにも魔力が増えすぎている為、世界が抱え切れる限界を超えて爆発する寸前の状態。
人間が上に乗ることができる雲、世界中の至る所で定期的に出現する巨大な「手」、下から上に使って降り積もる雪など、アースランドの常識とは全く違っている。

種族

ドラゴン

作中でも幻とされるほど珍しい生き物で、以前ナツ達が漆黒の竜アクノロギアを倒したことで、イシュガルでは絶滅したとされている。知性が高く人の言葉を話すことが出来る他、大きな身体と膨大な魔力を持っている。基本的にドラゴンに対しては滅竜魔法しか大した効き目がなく、滅竜魔導士のみがドラゴンを倒す可能性を秘めている。
ドラゴンの心臓は加工して滅竜魔法の魔水晶を作ることができるため、高値で取引されている。

五神竜

神の名を持つ、破壊的な力を持つ五頭の竜のこと。イシュガルで400年前に起きた竜王祭というドラゴン達の歴史とは全く違う歴史を持っている。あまりに強大すぎる存在のため、イシュガルでは秘匿情報として扱われてきた。五神竜は滅多な事がないと動かないが、ひとたび動き出せば大地が裂け、空が燃える厄災が起きると言われている。かつては六神竜だったが、100年前に土神竜ドグラマグが死亡したことで五神竜となった。

エクシード

エクシードとはハッピー、シャルル、リリー達のような、喋ることができる猫に似た生物のことである。元々はエドラスに住む種族だったが、エドラスから魔力を全て消し去った影響で、全てのエクシードがアースランドにやってきた。以降、女王によってアースランドに住むエクシードの戸籍が作られた。
本作のトウカの登場により、エレンティアにもエクシードが存在することが発覚した。エドラスのエクシードは「翼(エーラ)」という魔法で飛行を可能としていたが、エレンティアのエクシードは「水の翼(アクアエーラ)」で空間を越えることができる。

星霊

星座をモチーフとした人外の生物。普段は星霊界で暮らしており、星霊魔導士との契約により人間界に召喚される。星霊魔導士が星霊と契約するためには「鍵」が必要となる。それぞれが特有の力を持っており強力だが、人間界で召喚された際の能力の高さは、召喚した星霊魔導士の魔力に比例する。星霊の中でもさらに特別な存在となるのが「黄道十二門(おうどうじゅうにもん)」である。12星座と蛇遣い座がモチーフとなっている。「黄道十二門」の星霊を召喚するための鍵は金色をしており、13種類が1つずつしか存在しない。

魔法

エーテルナノ

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