FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST(100年クエスト)のネタバレ解説・考察まとめ

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』とは、真島ヒロによる漫画『FAIRY TAIL』の最終話の続きを描いた、スピンオフ作品である。ストーリーは真島、作画は上田敦夫が担当し、「マガジンポケット」にて連載している。主人公のナツ達が100年間誰も成し遂げた事がないといわれる、100年クエストに挑戦するストーリー。依頼内容は五神竜と呼ばれるドラゴンを封印すること。さらに「ドラゴンイーター」と呼ばれる、新たな勢力も現れ、三つ巴の戦いへと発展していく。

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』の概要

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』とは、全世界での発行部数が7200万部を超えた人気漫画『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』の続編に当たる、スピンオフ作品である。『FAIRY TAIL』の連載終了から約1年後に講談社の公式アプリ「マガジンポケット」にて連載開始した。ネーム原作は真島ヒロが務め、作画は上田淳夫が担当している。単行本は講談社コミックスより刊行された。『FAIRY TAIL』の最終話では、ナツたちが100年クエストへと向かう場面で完結となっているが、本作ではその冒険の続きを描いている。
作画担当の上田が画風を真島に寄せていることからも、ファンは違和感なく本作に入り込めると好評を博している。

魔導士ギルド・妖精の尻尾(フェアリーテイル)に所属する魔導士、ナツ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルは魔導士ギルド創設から百余年、誰1人として成し遂げた事がない100年クエストに挑むことを決める。未知の大陸・ギルティナに到着すると依頼主から、五神竜(ごしんりゅう)と呼ばれる五頭のドラゴンを封印するという依頼を受注する。五神竜に関する情報を探っていると、そこへ「ドラゴンイーター」と名乗る、ドラゴンの肉を食べて滅竜魔法を得た第五世代の滅竜魔導士達で結成された魔導士ギルド・ディアボロスが現れる。全てのドラゴンの肉を食うことを目的とするディアボロスは、五神竜の封印を阻もうと立ちはだかる。さらに神の名を持ち圧倒的な強さを誇る五神竜との戦いにも苦戦しつつも、妖精の尻尾は一丸となって100年クエストに挑んでいく。

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』のあらすじ・ストーリー

100年クエスト受注のためにギルティナ大陸へ

100年クエストに挑むナツたち。

イシュガル大陸にある、魔導士ギルド・妖精の尻尾(フェアリーテイル)に、トウカという少女が新しく加入した。トウカは憧れのナツに会うことを目的にギルドにやってきた。歓迎する妖精の尻尾メンバーだが、そこにはナツ達の姿はなかった。
火の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツ、エクシードという喋る青猫のハッピー、星霊(せいれい)魔導士のルーシィ、氷の滅悪魔導士(デビルスレイヤー)のグレイ、妖精の尻尾最強の女魔導士のエルザ、天空の滅竜魔導士のウェンディ、白いエクシードのシャルルは100年クエストという、魔導士ギルド創設から百余年、誰も達成できなかったという依頼を受注すべく、未知の大陸・ギルティナにやってきた。依頼主に会うため世界最古の魔導士ギルド・魔陣の竜(マギアドラゴン)に行くと、そこには法竜・エルフセリアと名乗る一頭のドラゴンがいた。依頼内容は五神竜と呼ばれる水神竜メルクフォビア、木神竜アルドロン、炎神竜イグニア、月神竜セレーネ、金神竜ビエルネスの五頭のドラゴンを封印すること。エルフセリアの正体は元人間で、五神竜封印のため自ら滅竜魔導士となったが、滅竜魔法の副作用で肉体が竜化してしまったのだ。しかし五神竜には敵わず、自分に代わって封印してくれる者が現れるのを100年以上も待ち続けていた。クエストクリア時の報酬について聞くと、「望みのものを何でも与えよう」という。
ルーシィは以前、仲間達を救う為に涙ながらに鍵を破壊して、生き別れになってしまった星霊・アクエリアスとの再会の予感がしながら、このクエストに挑んでいく。

水神竜とエルミナの街

ドラゴン退治と息巻くナツ達は、唯一の手掛かりであるエルミナという港町にやってきた。エルミナの住民達はナツ達を歓迎したが、水神竜に関する情報を聞こうとすると、一変して敵対視しはじめる。水神信仰の厚い街での情報収集は難航した。しかし諦めずに情報収集をしているうちに、水神竜メルクフォビア本人と接触する。メルクフォビアはかつて大勢の人を殺してきたが、ある時に海で遭難した少女・カラミールを偶然助けた事をキッカケに、人間との共存を選んだ。しかし自身の強大な魔力を抑えきれなくなっており、潮の干満の差が異常に激しくなり、満潮時には街全体が海に沈んでしまうようになった。その上、メルクフォビアの力は白魔導士と名乗る者に奪われてしまったことまで判明した。水神竜が人間に対して無害であると判った為、ナツ達は本人を倒さずにその力だけを封印する方法を考えることに決める。
そこへ、ドラゴンを食べて力を得た第五世代の滅竜魔導士・ドラゴンイーター達で構成されたギルド・ディアボロスが現れ、水神竜の力を狙い始める。
一方、妖精の尻尾ギルドでは新メンバーのトウカの正体が、白魔導士である事が判明。彼女は白滅(ホワイトアウト)という、強大な魔力が悪の道に外れる前に全て消し去ることを目的としていた。妖精の尻尾メンバー達は、彼女によって白滅させられ、魔力と精神と命までも操られてしまう。さらに白魔導士は水神竜の魔力を遠隔操作で暴走させた。
力を抑えられなくなり、我を忘れたメルクフォビアはエルミナを破壊し始めた。やむを得ずナツ達は戦闘となるが、ナツ達がそれぞれ渾身の一撃を放とうとも全く歯が立たない。そこにイグニールの実子と名乗る、炎神竜イグニアが現れる。イグニアはアクノロギアを倒したナツを倒す事で、自身の力を試そうと考えていた。しかし今のナツの実力では不十分だと考え、「もっと強くなれ」と言い残して去っていった。
去り際にイグニアから与えられた炎を食べ、覚醒したナツはメルクフォビアを圧倒し、勝利する。しかしイグニアの炎の影響でナツは、メルクフォビアの肉体が無くなるまで燃やし尽くそうと暴走してしまう。ルーシィが火傷を負いながらもナツを抱きしめ、「もう…終わったよ」と告げる事で、ナツは正気を取り戻した。
戦いで全ての魔力を使い果たした水神竜は、ただの人間のメルクフォビアとなった。エルミナの民たちにも真相を話し、新たな人生を歩き出した。

木神竜アルドロンとドラシールの街

ナツ達はメルクフォビアから、木神竜アルドロンの情報を聞き、ドラシールという街にやってきた。アルドロンは世界最大と言われるほどの巨体をもち、その肉体の上に栄えた街がドラシールである。するとナツ達の前に、白魔導士と妖精の尻尾の仲間達が現れる。白魔導士はナツ達とアルドロンの白滅を目的に、ドラシールまでやってきたのだ。白魔導士の指示で、妖精の尻尾の仲間たちはアルドロンの力を封じるべく五つのオーブを破壊しに行った。ナツ達はギルドの仲間達を止めて、助け出すために戦闘となる。さらにディアボロスまで加わり、三つ巴の戦いが始まった。
妖精の尻尾メンバー達との戦いには苦戦するが、何とか白魔導士の洗脳から解放することに成功。ディアボロスとの戦いは、妖精の尻尾のナツ、ラクサス、ミラジェーン、ウェンディの活躍により、撤退させるまでに追い込んだ。この戦いの中でウェンディは自分の中に、元アルバレス帝国の幹部で戦死したアイリーンの残留思念が残っている事が発覚。以後ウェンディの中に人格のみ存在し続け、知識を与えてくれるようになる。
その頃、白魔導士は全てのオーブを破壊することに成功する。しかしアルドロンは弱体化するどころか封印が解けて暴れ始めた。ギルティナ大陸の魔法評議院も空飛ぶ戦艦を率いて、木神竜討伐にやってくるが、アルドロンは瞬く間に戦艦を墜落させ全滅させた。さらにアルドロンは自身の背に乗る、妖精の尻尾メンバー達を排除する為に、5種類の守護神と呼ばれる人型の兵を生み出し襲いかかる。
ナツはその中のゴッドシードアルドロンという、木神竜の本体とも言える部分と戦闘する。人間の事を自らの養分としか考えていない残虐なアルドロンに対して、ナツは怒りを向けて単身で挑む。しかしナツの炎ではアルドロンの木々や葉は燃えないばかりか、余りに速く強力な攻撃を目視することも叶わず、一方的に攻撃されてしまう。
その頃妖精の尻尾メンバー達は、残りの守護神との戦いに苦戦する。しかしギルドメンバーの息のあったコンビネーション技を繰り出すことで、次々に守護神たちを撃破していく。さらに偶然ドラシールに居合わせた、元アルバレス帝国幹部のブランディッシュが助太刀に加わった。ブランディッシュは妖精の尻尾の滅竜魔導士・ガジルを魔法で、アルドロンと同等の大きさまで巨大化させて、猛攻撃を仕掛ける。皆が各地で懸命に戦ったおかげで、ゴッドシードアルドロンは少しずつ弱体化していった。そのおかげでナツはアルドロンからの攻撃を見切る事が出来、さらに熱量をあげた渾身の一撃を打ち込んでアルドロンを倒した。

月神竜を追ってエレンティアへ

一方白魔導士の中に、エクシードのトウカと白魔導士を名乗る少女・ファリスの2人の人格が存在する事が判明し、ウェンディの魔法で2人を引き離した。実は2人はナツ達の住むアースランドとは別の世界、臨界魔法世界・エレンティアの人間だった。ファリスは月神竜セレーネに、他の五神竜を倒さなければエレンティアを滅ぼすと脅される。そこでファリスは空間を超える力を持つトウカの身体を乗っ取り、アースランドにやって来たのだ。しかしファリスはアルドロン討伐に失敗したばかりか、アルドロンの封印のオーブに関してセレーネに騙されていたこと、ナツ達の強さを目の当たりにした事で、ナツ達にエレンティアを救って欲しいと助けを求める。ナツ達は妖精の尻尾を利用しようとした事は許さないとしつつも、元々クエスト内容でもあった為、セレーネ退治に協力する事を決めた。
そこへ突如セレーネが現れる。セレーネはもっと醜く歪んだ世界を楽しみたいという、利己的な理由でエレンティアを滅ぼそうとしている事を明かした。さらにナツ達を新しいおもちゃにしようと、魔法でエレンティアに転送した。
エレンティアは魔力が溢れすぎて、世界が爆発寸前の状態である。上に乗ることのできる雲、地面から空に向かって降る雪、突如現れる巨大な手など、アースランドとは全く違う未知の世界だった。中でも巨大な手は、時折ツメアカというモンスターを生み出し、近頃はより強力になり発生頻度も上がっていた。ファリスの家系の白滅の巫女達は定期的にエレンティアの魔力を消してバランスを保ってきたが、セレーネが現れてからは白滅も行えず、魔力の膨張は深刻化していた。
ナツ達の前に月下美神(げっかびじん)というセレーネの手下達が現れる。魔法ではなく霊術を使う月下美神に翻弄され、ナツ達は敗れた。捕らわれたルーシィ、ハッピー、エルザ、ウェンディ、シャルルが妖怪に改造されて操られてしまった。ナツとグレイの呼びかけにも応じなかったが、突如現れた星霊・アクエリアスとの絆を頼りにルーシィは人間に戻った。ルーシィはアクエリアスとの再会を涙ながらに喜び、アクエリアスと協力して他の仲間達も人間に戻すことができた。ナツ達は一旦体勢を整えるために退こうと考えるが、月下美神に追いつかれて戦闘。大切な仲間との絆を思い出したルーシィ等の活躍により勝利した。
一方、ディアボロスの中でも精鋭の黒滅竜騎団のスザクが、月神竜討伐の為にエレンティアにやってきた。スザクはセレーネと一騎討ちを始める。スザクはセレーネの息子・聖剣竜クヌルギを食した聖剣の滅竜魔導士だったが、セレーネは息子を殺された事を知り激怒。本気を出したセレーネに圧倒されて、スザクは大怪我を負う。しかしスザク自身が考案した新技を繰り出し、不意をつかれたセレーネは重傷を負い、アースランドに逃亡。スザクもセレーネを追って、アースランドへと帰還した。

本気を出したセレーネが引き金となり、エレンティアの魔力量が限界値を超える。各地に無数の手が出現し、大量のツメアカを生み出して世界が崩壊しはじめた。その中で手こそがエレンティアの問題の原因で、正体はアルタ・フェイスという世界の魔力を増やして爆発させる怪物だと判明した。
ナツ達は地中深くに潜り、アルタ・フェイスの本体に立ち向かう。アルタ・フェイスは大気中の魔力を異常に増やす事で、ナツ達が魔法を使えないように操作する。アイリーンの助言により、ウェンディは今まで沢山の困難を乗り越えて来た事を思い出し、まだ限界ではない事に気がつく。ウェンディの「自分たちの戦ってきた道を思い出して!!!!」という言葉で、ナツ達も限界を超えた力を発揮する。全員で一斉に攻撃する事で、アルタ・フェイスを破壊した。これによりエレンティアの魔力は安定し、崩壊の危機は去った。
ファリスは妖精の尻尾を利用した事に大きな罪悪感を抱えていたが、ナツ達は彼女が故郷を救いたい一心からやった事だと許した。エレンティアでは世界の危機を救ったとして、ナツ達は大いに感謝され宴が開かれたが、消えてしまったセレーネが気がかりだったことから、アースランドへ戻った。

ドグラ大迷宮で土神竜が復活

スザクは重傷を負い気絶したセレーネを、ディアボロスのギルドまで持ち帰った。しかし実はセレーネは負けたふりをしていただけで、ギルドマスターのゲオルグを瞬時に殺害し、マスターの座を奪い取る。セレーネは魔法界の全知識が手に入るという、法竜・エルフセリアの心臓を求めて動き出した。
これを知ったナツ達とエレフセリアは、すぐに大迷宮へと向かう。実はエルフセリアの心臓は、100年前に土神竜ドグラマグに奪われており、現在はドグラマグの死後に出来た大迷宮の中のどこかにあるのだ。大迷宮は決して壊すことの出来ない壁でできており、地中深くに現在も広がり続けているとも言われている。
ナツ達が大迷宮に着くと、ディアボロスが待ち受けていた。セレーネは確実に心臓を手に入れるため、エルフセリアを人質にとり、妖精の尻尾とディアボロスの7対7の勝負を仕掛けて来た。
人数あわせのために妖精の尻尾チームにガジルとラクサスが加わり、大迷宮内で心臓の取り合いがはじまる。ラクサスが鎧竜のマッドモールと骸竜のスカリオン、ルーシィが刃竜のキリアを破ったものの、黒滅竜騎団との戦闘に苦戦する。何とかウェンディが白虎竜のハクを、エルザが葵竜のミサキを倒す。
一方ナツとスザクが戦闘してると、突如イグニアが乱入してきた。イグニアを放置していると他の仲間達が危険に晒されてしまうことから、ナツとスザクはひとまずイグニアを倒す為に手を組む事になった。
五神竜が乱入した事で、セレーネも「五神竜を止められるのは五神竜だけだ」と言い大迷宮内へと入っていく。
大迷宮内でイグニアは、エレフセリアの心臓を燃やして消し去る。セレーネとイグニア、互いに価値観の違いから不仲であった2頭は、対峙するや否や戦闘を開始する。ドラゴン同士の本気の戦いを前にして、イグニールが死んだ時の事を思い出したナツは思わず「やめろォォォォォォーーー!!!!」と叫び、戦いを中断させる。しかしその一瞬の隙をついて、イグニアがセレーネに致命傷を与えた。仲間同士の殺し合いを許せず激怒するナツだったが、イグニアは「仲間じゃねェんだわ」と言い捨てた。
すると目の前に土神竜ドグラマグが現れる。エルフセリアとの戦いで死亡したと思われていたドグラマグは、エルフセリアの心臓を触媒にして生気を蓄え、蘇ったのだ。イグニアとドグラマグは互いに「仲間」「兄弟」と呼び合う仲で、何らかの計画の為に手を組んでいるようだった。ドグラマグは100年の眠りからさめ、ひと暴れしようとナツとスザクに襲いかかる。イグニアはナツだけは殺さない様に釘を刺し、立ち去った。ナツとスザクは迷宮内の仲間達に手を出させない為に、食い止めようとする。ドグラマグの肉体は迷宮の壁と同じく、全ての攻撃が通用しないほどに硬く、苦戦する。
一命を取り留めたものの重傷を負ったセレーネは、大迷宮内の妖精の尻尾メンバー達を集め、大迷宮内に散らばっている、ドグラコアという宝石を全て破壊すれば、ドグラマグを弱体化させられると助言。ドグラマグを倒すという利害の一致から、妖精の尻尾とセレーネは協力し、72個のドグラコアを破壊するべく動き出す。

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』の登場人物・キャラクター

妖精の尻尾

ナツ・ドラグニル

本作の主人公で火の滅竜魔導士の少年。「火竜(サラマンダー)」の異名を持つ。
育て親の炎竜王・イグニールから滅竜魔法を学んだ第一世代の滅竜魔導士。戦闘では炎の魔法と素手での格闘術を得意としている。滅竜魔法の効果により身体能力も高く、普通の人間には判別できない匂いや音を感じ取ることができる。炎を食べることで自身の魔力に変換させられる。物事を深く考えない楽観的な性格だが、戦闘に関しての勘は非常に鋭い。仲間を大切に思う気持ちは人一倍強く、仲間のためならどんな強敵にも立ち向かっていける心の強さを持つ。イグニールを殺害した漆黒の竜アクノロギアを、他の6人の滅竜魔導士等と協力して倒した。100年クエストではドラゴン対峙と息巻いていたが、メルクフォビアとの関わりからまず最初に、五神竜の善悪を見極める事を決めた。ドラゴンを愛し、共存できると信じているが、仲間達が危険に陥るとなると、容赦なく戦う。炎神竜イグニアの存在は知らず、イグニールの息子と聞き動揺した。

ルーシィ・ハートフィリア

契約した星霊を召喚して戦う、星霊魔導士。
変わり者の多いギルドの中では、数少ない常識人で、ツッコミ役に回ることが多い。エトワールフルーグという星霊界の武器や、星霊衣(スタードレス)という星霊の力が込められた服を着用して戦う。また読書好きなことから知識量と分析力も高い。
天真爛漫で明るい性格。やや高飛車なところがあるが、恋愛関係の話題には赤面して動揺するほど純情な一面もある。同ギルドで親しいカナやジュビアに、ナツへの恋心をからかわれているが、ルーシィは否定も肯定もせず曖昧な返答をしている。
かつて仲間達を救うために星霊・アクエリアスの鍵を涙ながらに破壊した事があり、もう一度アクエリアスと再会することを望んでいた。星霊達とギルドの仲間達をなによりも大切に思っている。

ハッピー

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グレイ・フルバスター(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

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グレイ・フルバスターは『FAIRY TAIL』に登場するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の氷の造形魔導士。ギルドの中でも上位の実力者で、氷の造形創造の早さは他の魔導士の追随を許さない。主人公のナツとはよく喧嘩をしているが、戦闘では息の合ったコンビプレーを発揮する。 服を脱ぐことが癖で、ギルド内で無意識に服を脱いでは周りに突っ込まれている。 幼少期の出来事によりゼレフ書の悪魔に対して並々ならぬ憎しみを抱いており、作中で悪魔に有効な滅悪魔法を修得する。

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レビィ・マクガーデン(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

レビィ・マクガーデン(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

レビィ・マクガーデンは『FAIRY TAIL』に登場するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の中堅チーム「シャドウ・ギア」のリーダー。他の女性メンバーと比べると小柄で、レビィ自身も胸がやや小さいことを気にしている。 レビィは読書家であり、語学にも長けている。この長所が事件の解決に役立ったこともある。読書という同じ趣味を持つルーシィ・ハートフィリアとは仲が良い。また当初は敵対関係にあったガジル・レッドフォックスとは、物語が進むにつれて惹かれあうようになる。

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ガジル・レッドフォックス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ガジル・レッドフォックス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ガジル・レッドフォックスは『FAIRY TAIL』に登場する鉄の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)。当初はギルド「幽鬼の支配者(ファントムロード)」に所属していたが、ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」との抗争の際に主人公のナツ・ドラグニルに敗れ、同僚のジュビア・ロクサーの紹介で「妖精の尻尾」に加入する。加入後もナツとはライバル関係にある。パートナーはエクシードのパンサーリリー。彼が相手だと素直に感情を出すことが多い。

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ハッピー(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ハッピー(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ハッピーは『FAIRY TAIL』に登場する青い猫のようなエクシードという生き物。二足歩行をしたり、人語を解したりなど、人間に近い生態を持つ。主人公ナツ・ドラグニルのパートナーであり、よく一緒に行動をしている。日常生活においては料理を担当。飛行能力を有していることから、ナツの移動手段として活用されることもある。同じエクシードのシャルルに一目惚れをして以降は積極的にアピールしている。

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リサーナ・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

リサーナ・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

リサーナ・ストラウスは『FAIRY TAIL』の主人公ナツ・ドラグニルの幼なじみの少女。ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属する魔導士で、ミラジェーンとエルフマンの妹である。本編が始まる2年前の仕事の際に命を落としたと思われていたが、実は平行世界のエドラスに飛ばされていた。ナツたちがエドラスにやってきた事件を機に、元の世界のアースランドに帰還する。 使用する魔法は接収(テイクオーバー)のアニマルソウル。接収した動物の能力を自在に扱うことができる。

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ジェラール・フェルナンデス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ジェラール・フェルナンデス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ジェラール・フェルナンデスは『FAIRY TAIL』に登場するギルド「魔女の罪(クリムソルシエール)」のリーダー格。かつては「楽園の塔」で奴隷として働かされていた青年で、そこでギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のエルザ・スカーレットと知り合った。楽園の塔で洗脳されてからは黒魔導士ゼレフの復活を目論む。洗脳が解けてからは罪を償うために「魔女の罪」を設立する。「妖精の尻尾」とは関係が深い人物で、並行世界エドラスのジェラールが「ミストガン」として「妖精の尻尾」に所属している。

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ミラジェーン・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ミラジェーン・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ミラジェーン・ストラウスは『FAIRY TAIL』に登場するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の看板娘。通称はミラ。穏やかな性格でギルドの中でも男女問わず人気がある。同じく「妖精の尻尾」所属のエルフマン・ストラウス、リサーナ・ストラウスの姉であり、元は「魔人」と恐れられたS級魔導士だった。扱う魔法は対象者の体を乗っとり自分の肉体に還元する「接収(テイクオーバー)」のサタンソウル。ミラは悪魔を吸収することで、その力を扱うことができる。

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ロキ/獅子宮のレオ(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ロキ/獅子宮のレオ(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ロキ(獅子宮のレオ)は『FAIRY TAIL』に登場するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の魔導士。キザな女好きで、「彼氏にしたい魔導士」ランキングでは常に上位をキープしている。その正体は星座をモチーフとした人外の存在・星霊(せいれい)の中でも、特別な力を持つ黄道十二門(おうどうじゅうにもん)の1人「獅子宮のレオ」である。契約者を死なせたという罪から星霊界への帰還を禁じられ、素性を隠して「妖精の尻尾」に所属することになった。

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マガジンの歴代ヒロインまとめ

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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FAIRY TAIL 鉄の森編から冥府の門編までの長編ストーリー&キャラクター達!

FAIRY TAIL 鉄の森編から冥府の門編までの長編ストーリー&キャラクター達!

最初の長編「鉄の森(アイゼンヴァルト)」編~「冥府の門(タルタロス)」編までのストーリーと、アニメオリジナルストーリー。 そして、そこに登場したキャラクター達を一気に紹介! 「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」メンバーがこれまでに、どれほどの強敵達との戦いを強いられてきたかのおさらいです!

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【FAIRY TAIL】歴代美女キャラクターまとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】歴代美女キャラクターまとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)とは、魔導士ギルド「妖精の尻尾」に所属する魔導士たちが幾多の冒険を繰り広げる、真島ヒロによるアクション漫画。 作中では世界はおろか時間軸までをも超えた大冒険が描かれ、幾多の魅力的なキャラクターが物語に花を添えた。ここではその中でも人気の高い女性キャラクターを中心に紹介する。

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【FAIRY TAIL】冥府の門(タルタロス)の登場キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】冥府の門(タルタロス)の登場キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中ではフェアリーテイル以外にも様々なギルドが登場する。その中でもバラム同盟の一角、冥府の門(タルタロス)と呼ばれる闇ギルドはほぼ全員がゼレフ書の悪魔・エーテリアスで構成されており、高い戦闘能力を持っている。ここではタルタロスに所属する登場人物・キャラクターを紹介する。

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