FAIRY TAIL(フェアリーテイル)のネタバレ解説・考察まとめ

『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』とは、真島ヒロが『週刊少年マガジン』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。累計発行部数は7200万部を記録しており、日本のみならず全世界で読まれている人気作品。
人々の生活に魔法が根付く世界で、立派な魔導士を目指すルーシィが、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツと出会い、最強の魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。チームを組んだ2人が様々な仕事に挑む中での冒険と絆が描かれた、ファンタジー作品である。

『FAIRY TAIL』の概要

『FAIRY TAIL』とは、真島ヒロによるファンタジー漫画作品である。『週刊少年マガジン』にて2006年から2017年まで連載された。累計発行部数は7200万部を超えている人気作品である。日本国内だけでなく、海外でも非常に高い人気を博している。全63巻、545話。テレビアニメはテレビ東京系列にて、第1期が2009年10月から2013年3月まで、第2期が2014年4月から2016年3月まで、ファイナルシーズン(第3期)が2018年10月から2019年9月までそれぞれ放送された。累計6年半、全328話の長期シリーズである。また映画作品としては、2012年に『劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女』、2017年に『劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』が公開された。2.5次元舞台作品、『ライブファンタジー「FAIRY TAIL」』が2016年に上演された。
魔法が人々の生活に根付く世界が舞台。魔法を駆使して生業とする者を魔導士と呼び、王国最強の魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」を中心とした物語。立派な魔導士を目指すルーシィは契約した星霊(せいれい)を召喚する星霊魔導士である。ある時ルーシィは、火を食べ操る滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツと、喋る青猫のハッピーと出会い、彼らの紹介で「妖精の尻尾」に加入する。ギルドメンバーは皆、強力な魔導士で仲間思いだが、依頼先で大暴れして街を半壊させるなどの問題児ばかりであった。ナツ、ハッピー、ルーシィの3人はチームを組み、様々な仕事に挑んでいく。その中で、世界を混沌に陥し入れようと目論む闇ギルドとの戦いや、400年前の伝説の黒魔道士ゼレフの残した黒魔術や悪魔達との戦いに発展していく。ゼレフやドラゴン達、ナツの出自の謎に迫っていく中で、白熱するバトルと仲間達との固い絆を描いたストーリーである。

『FAIRY TAIL』のあらすじ・ストーリー

ルーシィが「妖精の尻尾」に加入

契約した星霊を召喚する星霊魔導士の少女ルーシィは、魔導士ギルドへ加入して一人前の魔導士となる為に、港町ハルジオンを訪れた。特に魔法専門誌の週刊ソーサラーでも頻繁に特集される魔導士ギルド、「妖精の尻尾」に憧れを抱いていた。町でルーシィは悪い魔導士に騙されそうになっていたところを、「妖精の尻尾」所属の火の滅竜魔導士のナツと、喋る青猫のハッピーに助けられる。ルーシィは彼らの紹介で「妖精の尻尾」に加入した。フィオーレ王国最強と言われる「妖精の尻尾」のメンバーは皆、問題ばかり起こす規格外の荒くれ者の集まるギルドだった。

「鉄の森(アイゼンヴァルト)」編

「妖精の尻尾」最強の女魔導士のエルザ・スカーレットが帰ってきた。エルザは仕事先で闇ギルド「鉄の森(アイゼンヴァルド)」が、音色を聴いた人の命を奪う魔笛・ララバイを盗み出したと聞く。「鉄の森」の企みを阻止するべく、ナツ、ハッピー、ルーシィ、エルザ、氷の造形魔導士のグレイは「最強チーム」を組む。
「鉄の森」の元へ向かうナツ達だったが、敵の策略にはまり結界の中に閉じ込められてしまう。「鉄の森」のリーダー・エリゴールはララバイを持ち、ギルドマスター達の定例会へ向かってしまった。マスター達を呪殺する事が目的だと判明し、急いで結界を破りエリゴールを追う。追いついたナツは、エリゴールと交戦。風の魔法を使うエリゴールは、ナツの炎を無効化し圧倒する。しかしハッピーがわざとナツを挑発し、怒りによってナツはの火力が上がり上昇気流が生みだす。エリゴールの風を乱したことで、エリゴールを倒した。
首謀者を倒したものの、ララバイが突如巨大な悪魔へと姿を変え暴れ始めた。ララバイの正体はゼレフ書の悪魔だったのだ。ララバイは一撃で山を消失させるほど強かったが、駆けつけたナツ、グレイ、エルザの連携攻撃で討伐した。

ガルナ島編

ナツとハッピーがS級クエストの依頼書を勝手に持ち出し、ルーシィを誘ってS級クエストへ向かう。S級クエストはS級魔導士であるとマスターに認められた者しか依頼を受けられない掟であった。依頼内容は、紫色の月に照らされ、悪魔の姿になってしまった村人達の呪いを解くことである。グレイやエルザは連れ戻しに来たが、成り行きで同行することになった。
ガルナ島に着くとナツ達は村人から月を破壊するよう頼まれる。ひとまず島内の調査をすると神殿に辿り着き、その中で氷漬けになった厄災の悪魔・デリオラを発見する。デリオラはゼレフ書の悪魔で、10年前にグレイの両親の命を奪った仇である。幼かったグレイは復讐を誓ってデリオラに挑むが歯が立たなかった。グレイの魔法の師のウルが駆け付け、命と引換えに「絶対氷結(アイスドシェル)」で封印したのだ。
さらに調査を進めると、グレイの兄弟子のリオンと出会う。リオンはこの島特有の魔法、月の雫(ムーンドリップ)でデリオラを復活させて、倒す事で師を越えようと考えていたのだ。グレイはリオンを止めようとして戦闘になる。自らの力を過信しているリオンは片手で造形魔法を使うが、グレイはウルの教えどおり両手の造形魔法を使い、リオンに勝利する。
しかし残党によって月の雫の儀式が完了し、デリオラの封印は解かれてしまった。しかしデリオラは動き出すことなく、その身体が崩れ去った。封印して以来10年間、氷となったウルがデリオラの生命力を奪い続け、既に死んでいたのだ。それを目の当たりにしたリオンは「オレにはウルを超えられない」と涙し、改心した。
戦いが終わり村に戻ると、エルザは月を破壊すると言い出した。ナツの協力で月に向かって矢を投げる。しかし割れたのは月ではなく、空だった。呪いの正体は月の雫によって生じる邪気の膜によって引き起こされた、記憶障害だったのだ。村人達は元々悪魔である事を思い出し、再び平和が訪れた。

「幽鬼の支配者(ファントムロード)」編

ガルナ島から帰還したナツ達は、「幽鬼の支配者(ファントムロード)」に所属する鉄の滅竜魔導士のガジルによって、破壊されたギルドを目の当たりにする。さらにギルドの仲間レビィ、ドロイ、ジェットが襲われ重傷を負わされてしまった。仲間を傷つけられた事で、「妖精の尻尾」マスターのマカロフは「幽鬼の支配者」との全面戦争を宣言。
「幽鬼の支配者」のマスタージョゼの本当の目的は、ハートフィリア財閥の令嬢であるルーシィだった。マスタージョゼはルーシィの父から、娘を連れ戻すことを依頼されていた。実はルーシィは父との不仲を理由に家出をしていたのだ。ルーシィは自分のせいで仲間が傷ついた事に深く悲しむが、ギルドメンバーはルーシィを責めるどころか、仲間を絶対に渡さないと一致団結して敵を迎え撃つ。
「幽鬼の支配者」はギルドの建物を巨人のように変形させ移動し、魔導収束砲・ジュピターや、破壊魔法陣で「妖精の尻尾」を町ごと消し去ろうとする。ナツ、グレイ、エルザ、魔獣に変身する「獣王の魂(ビーストソウル)」の使い手のエルフマン等の活躍により、敵の主戦力である「エレメント4」を次々に倒していく。しかし戦いの最中、ルーシィがガジルに攫われてしまった。ナツがルーシィを見つけ出し、ガジルと交戦。ガジルは鉄屑を食べて魔力を上げ、圧倒的な力でナツを追い込む。しかしルーシィの星霊が生み出した炎を食べ、パワーアップしたナツが勝利する。
残す敵はジョゼのみとなった。マカロフが敵対する者を聖なる光で攻撃する「妖精の法律(フェアリーロウ)」を放ち、ジョゼのみならず、戦場の敵を全て掃討した。これによりギルド間の抗争は終結した。
評議会により「幽鬼の支配者」の解散命令が出された。騒動の後ルーシィは、父親の元に行き、「妖精の尻尾」こそが自分の居場所である事を告げ、再びギルドへと戻ってきた。

「楽園の塔」編

アカネリゾートで休息を味わっていたナツ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ。そこでエルザの昔の仲間と遭遇し、エルザが拉致されてしまった。エルザが連れて行かれたのは、「楽園の塔」と呼ばれる場所だった。
「楽園の塔」とは別名「Rシステム」のことである。黒魔道士ゼレフを崇める黒魔術教団が、多くの犠牲と引き換えにゼレフを復活させることを目的に計画したものだった。エルザはかつて「楽園の塔」で奴隷労働を強いられていた。かつてエルザの仲間だったジェラールは、ゼレフの亡霊に洗脳され、「楽園の塔」の指導者となっていた。
ナツ達は「楽園の塔」に辿り着くと、エルザを過去の呪縛から解放するため奔走する。ナツ達はジェラールが差し向けた暗殺ギルドの魔導士「三羽鴉(トリニティレイブン)」を倒し、ジェラールの元へ向かう。
一方、塔の完成を阻止しようとした評議員によって、超絶時空破壊魔法・エーテリオンが投下される。しかし塔は崩れるどころか、エーテリオンの魔力を全て吸収した巨大な魔水晶(ラクリマ)へと変わり、「Rシステム」が完成してしまった。ジェラールはエルザを生贄にして、ゼレフ復活の儀を行おうとするが、ナツに阻止され戦闘となる。ジェラールはあまりにも強敵だったが、エーテリオンの魔力を食べたナツが、滅竜魔法の最終形態・ドラゴンフォースを発動させる。ドラゴンフォースにより竜に匹敵するほどの力を得たナツが、ジェラールを倒した。
その後、膨大な魔力を制御できなくなった「楽園の塔」は崩壊し、ジェラールの生存と行方は不明となった。

「バトル・オブ・フェアリーテイル」編

「楽園の塔」事件後、元「幽鬼の支配者」のジュビアとガジルが、「妖精の尻尾」に加入した。さらに近頃「妖精の尻尾」が弱体化したという噂も流れていた。マカロフの実孫で雷の滅竜魔導士のラクサスは、この現状に痺れを切らし、配下の雷神衆(らいじんしゅう)と共にマカロフからギルドマスターの座を奪おうと動き出す。
マグノリアの街の収穫祭に、ラクサスと雷神衆が乱入し、ルーシィやエルザ等を人質にされてしまった。そしてラクサスはギルド最強を決める「バトル・オブ・フェアリーテイル」を強行開催。苦戦しつつも次々と雷神衆を撃破し、人質を解放された。人質がいなくなり「バトル・オブ・フェアリーテイル」はもはや体を成していなかったが、ラクサスは時間が経つと街を襲う「神鳴殿(かみなりでん)」を展開し、街全体を人質とした。「神鳴殿」は壊すとそのダメージが破壊者に返ってくる仕掛けがされていたが、ギルドメンバー達は街の人々を守るために、重傷を負いながらも「神鳴殿」を破壊する。
ナツはラクサスに挑むが、圧倒的な力に追い込まれる。ラクサスは「妖精の法律」で自分に敵対する者を皆殺しにしようとするが、心の底ではギルドや街を敵と認識しきれておらず、誰も傷つかなかった。ナツは駆けつけたガジルとの共闘により、辛くもラクサスに勝利。
事件後、ラクサスは自分の行いを悔いたが、マカロフは仲間の命を脅かしたとしてラクサスを破門にした。

「ニルヴァーナ」編

闇ギルド最大勢力のバラム同盟。その一角の闇ギルド「六魔将軍(オラシオンセイス)」が不穏な動きを見せていた。そこで「妖精の尻尾」「青い天馬(ブルーペガサス)」「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)」「化猫の宿(ケット・シェルター)」が連合を組み、「六魔将軍」を壊滅させる作戦に挑む。
「六魔将軍」の目的はワース樹海に封印された超反転魔法「ニルヴァーナ」を使い、善と悪を入れ替えて世界のバランスを崩壊させる事だった。連合軍はこれを阻止する為、「六魔将軍」よりも先に「ニルヴァーナ」を見つけ出さなければいけない。連合軍は「六魔将軍」と真っ向勝負するも、全く歯が立たずに負けてしまう。さらに治癒の能力を理由に狙われた「化猫の宿」の天空の滅竜魔導士のウェンディが攫われてしまった。「六魔将軍」の妨害を掻い潜り、ナツは何とかウェンディの救出に成功。その際にジェラールと遭遇するが、彼は全ての記憶を失っていた。記憶がないながらも、断片的に「ニルヴァーナ」の所在と危険性を覚えていたジェラールは、封印を解き完全に破壊しようと動き出した。
その後連合軍は苦戦しつつも、何とか「六魔将軍」のレーサーとエンジェルを敗る。一方でジェラールが「ニルヴァーナ」を見つけだし破壊しようとしたところを、「六魔将軍」のブレインに横取りされてしまう。「ニルヴァーナ」を起動したブレインは、「ニルヴァーナ」を封印する力を持つニルビット族を壊滅させるべく、動き出した。
ナツ達は「ニルヴァーナ」に乗り込み、何とか阻止しようと試みる。待ち受けていた残りの「六魔将軍」を全て倒すと、ブレインの封印されていたもう一つの人格のマスターゼロが現れた。ナツはゼロに圧倒されてしまうが、助太刀に現れたジェラールの咎の炎を食べてドラゴンフォースを発動し、撃破。「ニルヴァーナ」も止めることができた。
その後「化猫の宿」に立ち寄ると、ギルドマスターのローバウルから真相を明かされた。「ニルヴァーナ」の封印を見守っていたヒルビット族のローバウルは、7年前に偶然やってきたウェンディが寂しい思いをしないようにと、幻で魔導士ギルド「化猫の宿」を作ったのだ。役目を終えたギルドと仲間は消えていった。悲しむウェンディと、ウェンディの相棒で喋る白猫のシャルルに、エルザは「妖精の尻尾」に来るように誘った。

エドラス編

突如「妖精の尻尾」のギルドと仲間達が、超亜空間魔法「アニマ」を通って、エドラスへと飛ばされて消えてしまった。
エドラスとはナツ達の住むアースランドと並行する別世界で、ハッピーやシャルル達、エクシードの故郷でもある。エドラスの魔力はアースランドと違い、人が持たず、資源のように消費される有限のものであった。永遠の魔力を欲するエドラス王はアースランドの「妖精の尻尾」を魔水晶に変えてエドラスに取り込み、それをエクシードの国・エクスタリアにぶつけて破壊する作戦を計画していた。魔水晶とエクスタリアの魔力が砕けて融合し、永遠の魔力を生み出すことが狙いである。しかしそれはエクシード達の命を奪う、非人道的な作戦でもあった。
奇跡的に「アニマ」から逃れたナツ達は、「妖精の尻尾」のS級魔導士・ミストガンの手引きで、エドラスにやってきた。そこで魔水晶に変えられた仲間達を見つける。ナツ達は魔水晶から戻す方法を聞き出すため、エドラス王と接触しようと考えるが叶わず、王国軍との戦闘となった。ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザらの活躍で、なんとか敵の主力を倒すも一歩間に合わず、魔水晶はエクスタリアに向かって動き出してしまった。
すぐにナツ達は魔水晶の元に行き、力づくで止めようと抑える。そこへエクスタリアの危機を知ったエクシード達も加わる。皆で力を合わせて、ほんの少し魔水晶を押し返すことができた時、突如魔水晶が目の前から消え去った。ミストガンが「アニマ」を使って、魔水晶をアースランドに返したのだ。ミストガンの正体はエドラスの王子で、国王の野望を打ち砕く為に奔走していたのである。
計画を阻止され激昂した国王は、一方的な殲滅のため「ドロマ・アニム」という竜型のロボットで暴れ出す。「ドロマ・アニム」には滅竜魔法しか効かないため、ナツ、ガジル、ウェンディの3人が立ち向かい、苦戦しながらもなんとか勝利する。その後ミストガンは争いの元を根絶するべく、「アニマ」を逆展開させ魔力を全てアースランドへ送り、エドラスから魔法を消し去った。
「アニマ」の逆展開に伴い、体内に魔力を持つナツ達はアースランドへ帰ってきた。ギルドも仲間達も無事に、何事もなかったかのように元通りになった。同時にアースランドへ渡ってきたエクシード達は、こちらの世界に新しい国を作ろうと決意し、動き出す。またエクシードのパンサー・リリーは、ガジルの誘いで「妖精の尻尾」へ加入した。

天狼島編

S級魔導士昇格試験が開かれ、受験者にナツ、グレイ、ジュビア、エルフマン、カナ、フリード、レビィ、メストの8人が選ばれる。今年の試験会場はギルドの聖地、天狼島。
意気揚々と試験に挑む受験者達だったが、途中で天狼島に黒魔道士ゼレフがいる事が判明。さらに闇ギルド、「悪魔の心臓(グリモアハート)」まで上陸してきた。「悪魔の心臓」はゼレフを捕縛し、魔導士のみが存在する大魔法世界を構築することを目論んでいた。試験はやむを得ず中止になり、ナツ達は仲間達とギルドの聖地を守る為「悪魔の心臓」との戦闘となる。マカロフは「悪魔の心臓」マスターハデスと交戦するも、敗北し重傷を負う。ハデスの正体は「妖精の尻尾」2代目マスタープレヒトであり、マカロフの弱点を知り尽くしていたのだ。
ナツ達は「悪魔の心臓」の主力の「煉獄の七眷属(れんごくのななけんぞく)」との戦闘となるが、彼らは1人1人が強大な力を持っており苦しめられる。ナツ達が「煉獄の七眷属」と一進一退の攻防を続ける中、「悪魔の心臓」副司令のブルーノートまで戦闘に参加。さらに天狼樹が倒され妖精の加護を失うなど、戦況はますます不利になる。しかし「妖精の尻尾」最強の男・ギルダーツや雷神衆が、天狼島の異変に気がつき参戦。皆で力を合わせ、「悪魔の心臓」の主力を全て倒した。
ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディはマスターハデスとの直接対決に挑む。ハッピー、シャルル、リリーは「悪魔の心臓」の船の動力源を破壊しに向かう。
ハデスの力は圧倒的で、ナツ達は5人がかりでも歯が立たなかった。ハデスがナツに止めを刺そうとした時、破門中のラクサスが現れナツを救う。ラクサスは自分ではハデスに勝てない事を悟ると、全魔力を雷に変えてナツに与えた。ラクサスの雷を食べた事で雷炎竜となったナツはハデスを圧倒する。一方、ハッピー達は「悪魔の心臓」の船の動力源であるハデスの心臓を破壊。ハデスは不死身ではなくなり、ナツの渾身の一撃で撃破した。

無事に危機を逃れ、島内で怪我の治療をしていると、突如「時代の終わりを告げる」と言われる漆黒の竜・アクノロギアの襲撃を受ける。皆で懸命に立ち向かうも、全く歯が立たない。みんなでギルドに帰ろうと想いを一つにするが、アクノロギアは容赦なくブレスを浴びせた。これにより天狼島ごと消滅してしまう。島にいた「妖精の尻尾」の魔導士たちも消息不明となった。

大魔闘演舞編

天狼組の帰還

7年後。主力メンバーを失い弱体化した「妖精の尻尾」は「フィオーレ最弱」と言われていた。しかし実は「妖精の尻尾」初代マスターメイビスが霊体となり見守っており、絶対防御呪文の「妖精の球(フェアリースフィア)」で天狼島ごと凍結封印して護っていた。つまりナツ達は歳を取らずに生きていたのだ。7年がかりで封印が解除され、天狼組がギルドに帰還。ラクサスも再びギルドの一員になる。
王国最弱となってしまった「妖精の尻尾」はギルドの誇りと名声を取り戻す為、最強ギルドを決める「大魔闘演武(だいまとうえんぶ)」という大会に参加を決める。さらにナツ達は脱獄したジェラールが作った独立ギルド「魔女の罪(クリムソルシエール)」と遭遇し、大魔闘演舞から感じるゼレフに似た魔力の調査を依頼される。

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ガジル・レッドフォックス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ガジル・レッドフォックス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ガジル・レッドフォックスは『FAIRY TAIL』に登場する鉄の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)。当初はギルド「幽鬼の支配者(ファントムロード)」に所属していたが、ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」との抗争の際に主人公のナツ・ドラグニルに敗れ、同僚のジュビア・ロクサーの紹介で「妖精の尻尾」に加入する。加入後もナツとはライバル関係にある。パートナーはエクシードのパンサーリリー。彼が相手だと素直に感情を出すことが多い。

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ハッピー(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ハッピー(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ハッピーは『FAIRY TAIL』に登場する青い猫のようなエクシードという生き物。二足歩行をしたり、人語を解したりなど、人間に近い生態を持つ。主人公ナツ・ドラグニルのパートナーであり、よく一緒に行動をしている。日常生活においては料理を担当。飛行能力を有していることから、ナツの移動手段として活用されることもある。同じエクシードのシャルルに一目惚れをして以降は積極的にアピールしている。

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リサーナ・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

リサーナ・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

リサーナ・ストラウスは『FAIRY TAIL』の主人公ナツ・ドラグニルの幼なじみの少女。ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属する魔導士で、ミラジェーンとエルフマンの妹である。本編が始まる2年前の仕事の際に命を落としたと思われていたが、実は平行世界のエドラスに飛ばされていた。ナツたちがエドラスにやってきた事件を機に、元の世界のアースランドに帰還する。 使用する魔法は接収(テイクオーバー)のアニマルソウル。接収した動物の能力を自在に扱うことができる。

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ジェラール・フェルナンデス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ジェラール・フェルナンデス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ジェラール・フェルナンデスは『FAIRY TAIL』に登場するギルド「魔女の罪(クリムソルシエール)」のリーダー格。かつては「楽園の塔」で奴隷として働かされていた青年で、そこでギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のエルザ・スカーレットと知り合った。楽園の塔で洗脳されてからは黒魔導士ゼレフの復活を目論む。洗脳が解けてからは罪を償うために「魔女の罪」を設立する。「妖精の尻尾」とは関係が深い人物で、並行世界エドラスのジェラールが「ミストガン」として「妖精の尻尾」に所属している。

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ミラジェーン・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ミラジェーン・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ミラジェーン・ストラウスは『FAIRY TAIL』に登場するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の看板娘。通称はミラ。穏やかな性格でギルドの中でも男女問わず人気がある。同じく「妖精の尻尾」所属のエルフマン・ストラウス、リサーナ・ストラウスの姉であり、元は「魔人」と恐れられたS級魔導士だった。扱う魔法は対象者の体を乗っとり自分の肉体に還元する「接収(テイクオーバー)」のサタンソウル。ミラは悪魔を吸収することで、その力を扱うことができる。

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ロキ/獅子宮のレオ(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ロキ/獅子宮のレオ(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

ロキ(獅子宮のレオ)は『FAIRY TAIL』に登場するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の魔導士。キザな女好きで、「彼氏にしたい魔導士」ランキングでは常に上位をキープしている。その正体は星座をモチーフとした人外の存在・星霊(せいれい)の中でも、特別な力を持つ黄道十二門(おうどうじゅうにもん)の1人「獅子宮のレオ」である。契約者を死なせたという罪から星霊界への帰還を禁じられ、素性を隠して「妖精の尻尾」に所属することになった。

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シャーマンキング(SHAMAN KING)のネタバレ解説・考察まとめ

シャーマンキング(SHAMAN KING)のネタバレ解説・考察まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。通称は『マンキン』で、アニメ化もされた。1度は打ち切りになったが、約380Pの描き下ろしが追加された完全版が発売となり物語は完結した。霊と交流でき戦う能力を持つ「シャーマン」の少年・朝倉葉。彼はシャーマンの頂点「シャーマンキング」を目指し、500年に1度行われる「シャーマンファイト」に参加する。

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王室教師ハイネ(漫画・アニメ・舞台)のネタバレ解説・考察まとめ

王室教師ハイネ(漫画・アニメ・舞台)のネタバレ解説・考察まとめ

「王室教師ハイネ」とは、「赤井ヒガサ」による漫画作品。2017年にブリッジ製作でアニメ化。さらに同2017年ミュージカル化し、メインキャラ5人の役をアニメの声優陣がそのまま勤めた。主人公「ハイネ」は、グランツライヒ王国の国王「ヴィクトール」の勅令で、ヴィクトールの息子の4人王子「カイ」「ブルーノ」「レオンハルト」「リヒト」の王室教師になった。王子たちは一癖も二癖もある人物達なのであった。

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月が導く異世界道中(ツキミチ)のネタバレ解説・考察まとめ

月が導く異世界道中(ツキミチ)のネタバレ解説・考察まとめ

『月が導く異世界道中』とは著者・あずみ圭、イラスト・マツモトトミツアキによって執筆されたライトノベル、およびそれらをもとにしたアニメ作品である。ストーリーは日本にいる深澄真が突如異世界の女神によって勇者として呼ばれるが、見た目が酷いと言う理由で異世界の果てへ捨てられてしまう。その後、自分のいた世界の神である月読命から加護を受けて自由に生きることにする真。旅の道中、従者となる巴と澪。二人を引き連れていく先々でのトラブルを解決していく薄幸少年の異世界世直し物語である。

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みつどもえ(Mitsudomoe)のネタバレ解説・考察まとめ

みつどもえ(Mitsudomoe)のネタバレ解説・考察まとめ

「みつどもえ」とは、「桜井のりお」によるギャグ漫画及びブリッジ製作のアニメーション作品。2010年に第一期が放送され、翌年2011年に第二期「みつどもえ 増量中!」が放送された。日本一似てない三つ子の長女「丸井みつば」次女「丸井ふたば」三女「丸井ひとは」の三人を中心に、三つ子の小学校の同級生や家族達の日常を描く、パワフルで下ネタなギャグ作品。

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グレートスピリッツ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

グレートスピリッツ(シャーマンキング)の徹底解説・考察まとめ

グレートスピリッツとは、『シャーマンキング』に登場する、この世のすべての魂の集合体であり、シャーマンキングだけが所有することのできる最強の霊だ。特定の姿や人格はなく、あらゆる魂とその記憶から出来ている。肉体の死を迎えた魂はグレートスピリッツへと還り、再び地上に生まれる時を待つ。グレートスピリッツの中では無数の魂が文化圏ごとのコミューンを形成しており、地獄と呼ばれる場所も天国と呼ばれる場所もある。

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RAVE(レイヴ)のネタバレ解説・考察まとめ

RAVE(レイヴ)のネタバレ解説・考察まとめ

『RAVE(レイヴ)』とは真島ヒロによる冒険をテーマにした独特のファンタジー世界を描いた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。物語は、主人公ハルが伝説の「RAVE」を探し求める旅に出ることから始まる。彼は「ダーク・ブリング」と呼ばれる悪の力と戦いながら、様々な仲間と出会い、成長していく。真島ヒロの独創的なキャラクターデザインと、ユーモアと感動が交錯するストーリーが特徴で、全世界のファンに愛され続けている。

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ログ・ホライズン(ログホラ)のネタバレ解説・考察まとめ

ログ・ホライズン(ログホラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ログ・ホライズン』とは、橙乃ままれによる長編SFファンタジー小説。略称は『ログホラ』。『小説家になろう』で公開され、その後、漫画・アニメ化された。また2015年発行の『このWeb小説がすごい!』では、4位を獲得している。ある日突然、人気MMORPG『エルダー・テイル』の世界に、数十万人規模のプレーヤーが閉じ込められてしまう。プレイヤーの1人であり、かつて有名なチームの参謀であった主人公シロエは、「大地人」と呼ばれるNPCたちとの共存や、地球への帰還を目指し仲間たちと奮闘する。

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ただいま、おかえり(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ただいま、おかえり(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ただいま、おかえり』とは、2015年よりいちかわ壱が『オメガバースプロジェクト』で連載している漫画およびそれを原作としたアニメ作品。男性同士でも結婚、妊娠ができる世界でのお話。専業主夫の藤吉真生とエリートサラリーマンの藤吉弘、2人の息子である輝の家族団欒の様子、彼らを取り巻く大切な人々との成長、葛藤、恋愛模様などを描いたハートフルストーリー。

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シャーマンキングのオーバーソウル・必殺技まとめ

シャーマンキングのオーバーソウル・必殺技まとめ

『シャーマンキング』とは、武井宏之による漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 平凡な中学生、小山田まん太のクラスに転校してきた不思議な少年麻倉葉。彼は霊と心を通わせることのできる霊能力者、「シャーマン」だった。500年に一度開催されるというシャーマンの王を決める戦い、「シャーマンファイト」に参加するべく上京してきたのだ。 シャーマンは各々の「持霊」を物体に憑依させ具現化させる、「オーバーソウル」と呼ばれる方法で戦う。葉は持霊の阿弥陀丸と共に様々な成長を遂げ、技を身につけていく。

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シャーマンキングの持霊まとめ

シャーマンキングの持霊まとめ

『シャーマンキング』とは、武井宏之による漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 平凡な中学生、小山田まん太のクラスに転校してきた不思議な少年麻倉葉。彼は霊と心を通わせることのできる霊能力者、「シャーマン」だった。500年に一度開催されるというシャーマンの王を決める戦い、「シャーマンファイト」に参加するべく上京してきたのだ。 葉は伝説の侍、阿弥陀丸を自らの“持霊”にし、シャーマンファイトに挑む。シャーマンは皆それぞれ持霊がおり、霊を物体に憑依させ具現化させて戦う。

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マガジンの歴代ヒロインまとめ

マガジンの歴代ヒロインまとめ

『少年マガジン』は、日本でもっとも長く続いている週刊の少年漫画誌の1つである。その長い歴史の中で幾多の傑作を生み出し、日本の漫画文化を支えていった。「少年漫画」という縛りがあるため主人公の多くは少年だが、その活躍を支えるヒロインたちもまた物語に欠かせない存在として魅力たっぷりに描かれている。 幼馴染に学生、人外や異世界人と設定も様々なら、その関係性も恋人から友人、ライバルまで多種使用である。ここでは、マガジン作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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シャーマンキングの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

シャーマンキングの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。一度は打ち切りになったが完全版が発売され、約380Pの描き下ろしが追加され完結した。シャーマンの少年である主人公・麻倉葉(あさくらよう)が、全てのシャーマンの頂点「シャーマンキング」を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、様々な人との出会いや戦いを通して成長していく物語。

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