月が導く異世界道中(ツキミチ)のネタバレ解説・考察まとめ

『月が導く異世界道中』とは著者・あずみ圭、イラスト・マツモトトミツアキによって執筆されたライトノベル、およびそれらをもとにしたアニメ作品である。ストーリーは日本にいる深澄真が突如異世界の女神によって勇者として呼ばれるが、見た目が酷いと言う理由で異世界の果てへ捨てられてしまう。その後、自分のいた世界の神である月読命から加護を受けて自由に生きることにする真。旅の道中、従者となる巴と澪。二人を引き連れていく先々でのトラブルを解決していく薄幸少年の異世界世直し物語である。

『月が導く異世界道中』の概要

『月が導く異世界道中』とは、著者あずみ圭、イラスト・マツモトミツアキによって執筆されたライトノベル、およびそれらをもとにしたアニメ作品である。
アニメ放送は2021年7月から9月まで放送されており、ライトノベル原作の4巻分までが描かれた。声優も花江夏樹、佐倉綾音、鬼頭明里など豪華な物となっている。

元々は小説投稿サイト「小説家になろう」にて『月が導く異世界道中』をネット小説として投稿していたが、2013年アルファポリスが主催する「第5回ファンタジー小説大賞」の読者賞を受賞し、書籍が刊行されるようになった。
ウェブ版と書籍版の同時執筆を行っていたが、2016年小説家になろうの規約変更により、ウェブ版の執筆を停止して書籍版の執筆に力を入れるようになる。
2022年にはシリーズ累計発行部数が290万部を突破し、書籍は本編17巻+番外編1巻が販売されて人気のある作品となっている。
同時に漫画化もされており、こちらは2022年までに10巻が発行されており、作画は木野コトラが担当。

物語も「薄幸系男子の成り上がりファンタジー」と言うキャッチコピーとなっており、所々で時代劇で見たことあるような展開が見られる。
そんな薄幸系男子である主人公の深澄真は突如異世界の女神に勇者として異世界に招かれる。しかし、容姿が気に入らないと言う理由で女神は真を異世界の果てに捨ててしまう。
いきなりの仕打ちに遥か上空に投げ出された真、それを救ったのが真の世界にいた神である月読命であった。勇者としての使命から解放された真は月読命から加護を受け、この世界で自由に生きることにする。
そして、旅の道中で出会う真の従者である巴と澪。そんな二人を引き付けれて、いく先々でトラブルに巻き込まれながらそれを解決行く世直し珍道中な物語となっている。

『月が導く異世界道中』のあらすじ・ストーリー

勇者になれず世界の果てへ

主人公である「深澄真(みすみ まこと)」はどこにでもいそうな少年である。
しかし真以外の家族は美男美女で、周りから「なんでお前は普通なの?」とよく言われる。

そんな真がとある日の夜、突如として日本の三貴神の一柱「月読命(つくよみのみこと)」から不思議な空間に招かれる。

月読命は真に「両親は異世界の住人で、女神と契約をして日本にやってきた」と言う。
その代償に両親は大切なモノを、勇者として異世界にささげるという取り決めがあったと告げる。自分が行かなければ姉か妹が連れ去られると考えた真は、異世界に行くことを決意する。

いざ、勇者召喚に応じた真は異世界の女神と対面する。
女神は自身の基準で真が不細工であることに爆笑し、「顔が醜いから」との理由で異世界のヒューマンとの交流を禁じ、真をゴミのように異世界の果てに捨てるのだった。
異世界の果ての上空にいきなり放り出され、真はそのまま落下していく。

だが、ここで月読命が助けてくれる。
月読命は女神の暴挙に怒り真に自身の力を与え、異世界に干渉したことから力を使い果たし、長い眠りについてしまうのであった。

真が降り立った場所は人どころか動物や魔獣にも会えない場所だった。
三日三晩さまよった真だが、突如荒野に悲鳴が響き渡る。真は念願の異世界の住人に会えると走り出した。

そこには魔獣に襲われているハイランドオークの娘がいて、瞬時に真はその娘を救出する。
魔獣に蹴りを食らわすと魔獣の体は弾け飛び、真自身もビックリしてしまう。
真の育った世界は神々の加護が届かない場所で、知らず知らずに鍛錬を積んでいる状態であった。
異世界では、真は超人的な能力を有す一種のチート状態となっていたのだ。

初めての従者

ハイランドオークの娘エマは、怯えながらも助けてくれたことに感謝し、真を自分達の里まで連れて行く。
真は自分を受け入れてくれたエマ達に感謝をするのであった。
真はエマが荒野を根城にする上位竜・「蜃(しん)」の生贄に差し出されることを知り、何とかしようと蜃の元へ向かうことにした。
途中、遠くの鳥居のような物をエマに習った魔法の練習をするための的にする。
しかし、魔法の威力は思いのほか強く、周辺の魔物を意図せず壊滅させ、騒ぎを聞きつけ蜃が登場する。
真の予想とは違う蜃のその姿は竜そのもので、自分の常識が異世界に通じないと痛感するのであった。
視界が悪い状態での戦いだったが、真は月読命から授かった能力「界」により形勢を逆転する。
蜃も負けじと自身の能力である霧の結界で真を幻覚世界に閉じ込めてしまう。

真が閉じ込められた幻覚世界は、日本にいた時に所属していた弓道部だった。
一人練習していた真に、後輩の長谷川温深が真に告白をする。
真が返事をはぐらかすと長谷川は猛烈にアピールをしてくる。だが、真は違和感を覚え我にかえるのであった。

真は都合のいい幻覚を見せられたことに怒り蜃に反撃しようとするが、蜃が降参して真の配下に加わることになる。
蜃は幻覚を操るだけではなく、対象の記憶を読む能力があり真に興味を持ったのだ。
二人の間に執り行われた主従契約で蜃の姿は竜から人間の美女へと変わる。

蜃を配下にした真は、蜃の能力の一つである「亜空(あくう)」の存在を知る。
そこは蜃が生み出した世界の干渉を受けない世界で、女神の干渉を嫌う真には好都合だった。元々亜空は何もない空間であったが、真との主従関係から影響を受け自然豊かで広大な空間に変化したらしく、蜃にも全容はわからないということだった。
どうにかここを利用できないかと「住人を呼んで蜃気楼都市とかに使えないかな?」と真が提案する。

亜空を出て真と蜃が戻ると、そこには真を追いかけてきたエマの姿があった。
エマは真の無事を確認すると安心するが、蜃を目の当たりにして気絶してしまう。
その後、ハイランドオークの里で宴が行われ、皆が宴を楽しむ傍ら蜃はハイランドオークの一族を亜空に勧誘し、長はそれを承諾。
真はすでに乗り気なハイランドオーク達に駄目とは言えず、彼らを亜空に招くのであった。

亜空の開拓が順調に進む中、蜃は外部から怪我したエルダードワーフのベレンを連れてくる。
その原因となった魔獣が亜空の外から侵入してくる。
それは災厄の黒蜘蛛と呼ばれる魔獣であり、ありとあらゆる物を食べてしまう性質を持っていた。
蜃が真に黒蜘蛛の撃退を押し付けるので、真は仕方なく黒蜘蛛と対峙する。しかし、ダメージを与えても瞬時に回復され手こずるのであった。
黒蜘蛛の牙が真の体に突き刺さり、吸血される気持ち悪さで真はキレる。そして最大の一撃を食らわせるがそのまま気を失ってしまう。
さすがに黒蜘蛛もこれで死んだと思った蜃だが、黒蜘蛛はピンピンして真を気に入る始末だった。
黒蜘蛛は今まで空腹で自我を無くしていたが、真との戦いで満たされ自我を取り戻したのであった。

蜃は呆れながら黒蜘蛛に真と主従契約をすることを提案する。
黒蜘蛛はそれを承認し、真は自らの意思とは関係なく二人目の従者を手にするのであった。
しばらくして真は目を覚ますが、側には見知らぬ黒髪の美女がいて驚く。
美女から「自分は元黒蜘蛛である」と告げられ、勝手に契約がなされたことに不服に思いつつ、真は彼女を側に置くことにする。

二人に主従の名付けをねだられた真は悩んだ末、蜃を「巴(ともえ)」。黒蜘蛛を「澪(みお)」と名付ける。

ヒューマンとの交流

「亜空」に亜人達の住人が増えつつあったが、真は異常に人間が恋しく思っていた。
そこでヒューマンと交流するため、絶野と呼ばれるヒューマン街へ行くことにした。
しかし、真は途中出会ったヒューマンの女性に悲鳴を上げられ、街に近付くと冒険者達に攻撃されてしまう。
わけが分からない真は巴達に原因を聞くと、真自身の魔力が漏れ出していることが原因だと知る。

真の魔力は他者から見れば魔王数体分で恐怖の対象だと言われ、このままではヒューマンと交流することが出来ないと知った真は、魔力制御とこの世界の言葉を猛勉強する。
努力の甲斐あって、魔力制御は上達して読み書きもできるようになった真。
しかし、ヒューマン達の共通語を上手く話すことが出来なかったため、代わりに魔力で文字を描くことで意思疎通を取るようにする。
ついでにこの世界では真は亜人寄りの顔らしく、ヒューマンから嫌悪されやすいためマスクを装着することにした。

いよいよ、ヒューマンの街の絶野へやってきた真、巴と澪。真は商人の息子という設定で潜り込む。
真は周囲のヒューマン達の容姿に見惚れ、これが普通と聞いて落ち込んでしまう。
三人は冒険者ギルドに寄り、それぞれの身分証となる冒険者カードを発行するのであった。
そこで巴は冒険者レベルが1320で、澪は冒険者レベル1500と判明し周囲が驚く。
対して真は冒険者レベル1で従者に頼り切ったボンボンと言われてしまう。

ギルドでのひと騒動の後、真達は絶野の宿屋に宿泊する。
尾行者に気が付いていた真は巴に留守番をさせ、澪と食事に出かけた帰りに、リノンという少女に声を掛けられるのであった。
泣きだすリノンに、真はとりあえず自分たちの宿屋にリノンを連れて行く。
リノンは冒険者の姉と旅をしていたが、姉のトアが行方不明になってしまう。
リノン一人では宿屋の代金も払えず、追い出されてしまったところに真達が現れ声を掛けたのだ。

一方、巴は自分たちの馬車と荷物の護衛中に襲撃者達と対峙する。
巴の前になす術無く蹂躙された彼らのうち一人は捕虜として捕まるのだった。
捕虜の記憶を読み、トアの行方不明と関連があることを突き止めると、真は巴と澪にすぐに救出するように命令する。

明朝、巴と澪はトアを救出し脱出をしようとするが、彼女達の目の前を絶野最強と言われる冒険者ミルス=エースが行く手を阻む。
ミルスはこの絶野で悪事を働く首謀者であり、トアを攫ったのもミルスの仕業であったのだが、巴と澪は特に驚くようなこともなく彼らを吹き飛ばす。
ヒートアップした二人は、勢いで絶野の街を吹き飛ばし崩壊させてしまうのだった。
崩壊した街を見て真は呆然とし、巴と澪にお仕置きをして、リノン達と一緒に絶野の街を後にするのであった。

レンブラント商会にて

絶野を後にした真一同。リノン達も同行しており、一緒に次の目的地であるツィーゲの街を目指していた。
しかし、巴は澪より冒険者ランクが低いことが不満で、真の口車に乗り武者修行で別行動をするのであった。
巴が離脱した一同は、道中モンスターを撃退しながら無事にツィーゲに到着。
真は早速冒険者ギルドに足を運び、掲示板で仕事を探す。
途中で狩ったモンスター素材と合致するランクSの素材採取クエストを受け、真はその足で依頼主のところに向かうのであった。

依頼主はツィーゲ随一の商会で、レンブラント商会代表であるパトリック=レンブラントであった。
当初パトリックは依頼を受けてくれることを喜んでいたが、真の目的と冒険者レベルを知って態度を変える。
しかし、真が既に素材を持参していると知ると、非礼を謝罪するのであった。
彼の家族はとある呪術師によって呪病に侵され、治療にモンスターの素材が必要だったのだと語る。
治療はトア達の冒険者パーティーにいる錬金術師のハザルに協力を仰ぎ、製薬に立ち会わせてもらう約束をして真はレンブラント商会を後にする。

レンブラント商会の依頼に一区切り終えた真はその足で、正式に商人なるために商人ギルドへと向かった。
商人ギルドで商人になるための説明を受け、真はその場で試験を受けたいと願い出る。
試験内容が日本では算数程度のレベルのため、真は筆記試験を満点でクリアしてしまった。実技試験もすでにもっていた魔物の素材を提出してクリアしてしまう。
こうして、真はこの異世界で正式に商人として認められるのであった。

晴れて商人となった真は翌日、ハザルと共にレンブラント商会へと向かう。
薬が完成するとモリスは早速パトリックへとその薬を届けるが、モリスが慌てて戻って来る。
パトリックが妻のリサに薬を飲ませようとするとリサが激しく抵抗し、パトリックが大けがを負う事態に。
どうやら呪病は治療に対し激しい抵抗をするようになっているらしい。
真はリサを捕縛をして無理やり薬を飲ませ、娘たちも無事に治療を終えるのだった。
家族が無事に元に戻ったことにパトリックは涙を流し、レンブラント家の一件は落着となった。

レンブラント家を後にする真は巴と澪と合流するがその直後、ライム=ラテを中心とするツィーゲの冒険者達から襲撃を受ける。
彼らはレンブラント商会が冒険者に活動制限を強いたことが不満で、呪術師と協力してパトリックの家族に呪病を掛けていたのだ。
しかし、解決されたと知り実力行使に出たのであった。
その際、金で澪を買収し澪もこれを承諾。残された真と巴がライム達の相手をしなくてはならなくなった。

あまり乗り気ではない巴に、真はしぶしぶ恥ずかしい時代劇のセリフでやる気にさせると、巴は冒険者達を一網打尽にしていくのであった。
不利を悟るとライムは澪に助力を頼むが、澪は加勢するとは言っていないと拒否。
巴は情けなく命乞いをするライムの記憶を見ると、とどめの一撃を中止しライムの事情を聴くのであった。

ライムはレンブラント商会が冒険者の仕事を囲んでしまった現状に腹を立てていた。
そこへ呪術師からパトリックの妻子を、数年眠り込む呪病に掛けようと持ち掛けられた。
だが実際はそれ以上の呪病であり、ライムは自分の過ちを後悔することになる。
最後は澪がライムから約束の金を請求して、彼の全財産を没収するオチとなった。

ツィーゲの街を一望できる丘でライムは自分が育った孤児院を見下ろす。
ライムは今後の身の振り方を巴に語り、巴はライムに真のクズノハ商会の為に働かないかと提案。
代わりに、ライムがいた孤児院をあらゆる危害から守ると巴は約束する。
ライムは提案に乗り、以後巴の下で修業をしながら隠密としてクズノハの従業員になるのであった。

森鬼の里と蜃気楼都市計画

レンブラント商会と冒険者達のいざこざが落ち着き、真達は本格的に亜空の蜃気楼都市計画を進めていく。
まずはツィーゲの街に店舗を構え亜空の商品を売り、蜃気楼都市の存在を広めようとする。
店舗は良い立地を確保することが出来、冒険者向けに薬系の商品を並べることになった。
薬の材料となるアンブロシアと言う花があると聞き、それを管理する森鬼達の里へ真と澪は向かうのであった。
真達を尾行していた冒険者達を途中で撒くが、森鬼のアクアとエリスと話している最中に再び見つかってしまう。
アクアとエリスは冒険者達の身勝手な発言に怒り、冒険者ともども真達を攻撃する。
何とか躱す真は念話で巴に助力を求めるが、おいてけぼりで拗ねてしまった巴はなかなか動かない。
真は巴のご機嫌を取り、冒険者達を霧の門で亜空に飛ばし、真と澪はアクアとエリスを撃退し捕縛することに成功する。
とりあえず二人は里まで案内されるところまでこぎ着けたのであった。

森鬼の里で真と澪は村長たちと交渉し、アンブロシアの供給を承諾してもらえた。
真と澪が一息ついていると、そこに壁を壊して突然の来訪者がやってくる。来訪者はアクアとエリスの師匠であるモンドで、彼は真に豪快な挨拶をして握手をするが、その瞬間に何かを感じ取る。
やけに長い握手に真は疑問を持つが、澪が真に長時間触れるモンドを気に入らず、小屋の外へ吹き飛ばしてしまうのであった。

そして、夜。宴の最中にモンドと森鬼の長老ニルギストリの息子であるアドノウが問答をしている。
だが、モンドが突然アドノウを殺し、モンドに取り憑いていたリッチが姿を現すのであった。
リッチは魔族と繋がりのあるアドノウが邪魔になり殺したと告げる。
リッチがモンドに取り憑いていたのは、森鬼の中でも「樹刑(じゅけい)」という古術を使い周りを監視するためだった。
強い個体である真に興味をも持ち、取り憑こうとしていたのだ。
だがリッチの魔法は真には効かず、返り討ちにあってしまうのであった。

真と澪は亜空に戻りそこで巴と共にリッチの話を聞く。
リッチは生前、ヒューマンの上位種グラントと成って別の世界に渡ろうとしていたが、人の寿命だけでは足らずアンデットに成ったとのこと。
しかし、巴からグラントには世界を渡る力は無いという真実を突きつけられ、自身の研究の間違いにリッチは意気消沈してしまう。

巴の提案で、真とリッチは主従契約をすることになる。だが、リッチの格では真と釣り合わず、そのままではリッチが真に取り込まれてしまう。
そこで真は一時的な能力低下を行い、リッチは真の魔力が蓄えられた指輪を13個身に着け能力の底上げをする。
それでようやく二人の間に主従契約がなされ、真の新たな従者となるのであった。

その時、突如巴が血を流して倒れ、その直後に亜空内で大爆発が起こる。
異常事態と判断した真は澪に巴の手当を任すと、リッチを連れ何が起こったのかを調べに駆け出すのであった。
真が爆発付近にやってくるとそこには酷い怪我を負った亜人達が何人かいた。
爆心地にはツィーゲに繋いである霧の門が開かれた跡があり、真が亜空に飛ばした冒険者の気配が門の向こう側から感じられた。
後を追うと真の中に冒険者の記憶が流れ込んでくるのだった。

冒険者であるイレイン達はアンブロシアの件で蜃気楼都市へ送り込まれたが、亜人に施しを受けることに屈辱を覚えていた。
案内の途中保管庫を見つけ、そこにある武具やアイテムを持ち出し、逃げ出そうとするが住人に見つかり騒ぎを起こしたのであった。
イレインは持ち出したモノに衝撃を与えてしまい、蓄えられていた魔力が暴走してしまう。
すかさず巴の分体が暴走した魔力を抑え込もうとするが、その場にいた皆を巻き込んで大爆発を引き起こしてしまった。
真はハイランドオークの青年と巴の分体が爆発の際に死んでしまったことを知り、ショックを受ける。
巴の出血はこのためだった。

自分の考えが甘かったことを後悔し、ありったけの殺意をぶつける真にイレインは切りかかるが当然敵わない。
恐れをなし命乞いをするイレインを、真は虫を殺すかのように殺してしまう。
人を殺したことに呆気なさと色んな感情が入り交ざった真は泣き叫ぶのであった。

後日亡くなったハイランドオークの青年の葬式が執り行われ、真は蜃気楼都市の計画を見直すことにした。
新たに従者となったリッチには「識(しき)」と名付け、改めて仲間に迎え入れたのだった。

真への攻撃

亜空に新たに森鬼達を迎え入れ、真は見聞を広める為にツィーゲからロッツガルドへと向かうことにした。
お供に識を連れて移動していたその時、真は久しく聞かなかった声を聞いた。

「見つけた」

その一言を聞くと、真は見知らぬ荒野へと転移してしまう。しかも、側にいたはずの識の姿は見当たらない。
状況が呑み込めない真は、慌てて仲間に念話を飛ばそうとするが通じない。
そして、真は不意を突かれ襲撃者の攻撃を受けてしまう。
真の前に現れたのはヒューマン最強の冒険者「ソフィア=ブルガ」と上位竜・「御剣」ことランサーの二人。
二人は魔族とヒューマンの戦争に参加しており、しかも魔族側だと言う。
女神の力を感じたと思ったら、そこに真がいたから襲ったとのことだった。
自分の転移に女神が関与していることを知ると真は二人に戦う意思が無いと告げる。
しかし、真の言い分を聞くつもりがないソフィアは攻撃の手を緩めない。
話を聞かない二人に真も応戦を始める。
なんとか逃げようとするが、退路を阻まれ窮地に陥る真だった。
追い詰められた真は魔力制限を解除して、全ての魔力を解放する。

爆発的に上がった魔力に吹き飛ばされたソフィアとランサー。真は界を使って二人の位置を察知し、すぐさま爆炎のブリットを放つ。
この攻撃をなんとか凌ぐソフィアとランサーだったが、次の攻撃でまた吹き飛ばされてしまう。
何とかなったかと真が思った矢先、ソフィアに一気に距離を詰められ真は判断が一瞬遅れる。
攻撃が迫る瞬間、真は手にしていた打根をソフィアの剣に叩きつけ粉々に砕く。

武器を粉砕されたソフィアは、真をランサーの剣と位置変えを繰り返し遥か上空へと連れて行く。
ソフィアだけ地表に戻り、真は空中に放り出され慌てる真だったが、霧の門で亜空に逃げられると考える。
だが、やられっぱなしは癪に障り、ソフィア達へ全力のブリットを放ち亜空に逃げ込むのであった。
真の放った全力ブリットはソフィア達どころか、大地を抉り、近くで戦争をしていたヒューマン軍と魔族軍を壊滅させてしまう。
「亜空」に戻った真は巴と澪達の治療を受け、無事に回復する。
真は今後の女神に対抗するための術を考え、女神に察知されないよう魔力制御を磨き巴、澪の存在を隠し秘密兵器にすることにした。

ヒューマン、魔族の戦争が落ち着く頃、ツィーゲでクズノハ商会が本格的に稼働。
森鬼のエリスとアクアが店員として働き、エルダードワーフのベレンもいる。そんな面々を管理する澪。
亜人がいる店として物珍しさで冒険者達が店の前に集まる。
中には亜人に悪態をつく冒険者もいたが、冒険者の武器研ぎやポーションの実演販売で、周囲を満足させるのであった。

そして、真は改めて識を連れてロッツガルドへと旅立つのであった。
幸薄の少年の異世界世直しの旅はまだまだ続く。

『月が導く異世界道中』の登場人物・キャラクター

主要人物

深澄真 (みすみまこと)

CV:花江夏樹
異世界に来る前には、弓道部副部長の高校二年生の少年。両親と姉、妹の五人家族であり、両親の故郷である異世界に呼ばれる。だが、その容姿から最低限の加護を女神から付与されて世界の果てへ放逐されてしまう。
代わりに、日本の神である月読命に新たな加護を与えられ、呼ばれた異世界で自由に生きることを決意する。
元々の世界は神の加護が届かない負荷のある世界であり、真が呼ばれた異世界ではその加護が強く影響され真自身超人クラスの身体能力を有している。後に従者となる巴曰く、魔力だけでも魔王5人分とのこと。そして、異世界人である両親の血を受け継いでいるため、魔法も風属性を除いた五属性が使える。しかし、自身が受ける物も含めて回復魔法に関する適正が無いため、怪我をするとそれを直すのに一苦労する。異世界で強さの基準を図る冒険者レベルは1だが、元々のスペックが高すぎるために特に問題なく、得意とする弓はなんの付与もなくても百発百中となっている。接近戦も日本にいたころに護身術を学んでいるのと、戦況把握に月読命から授かった能力「界」で広範囲の索敵と強化付与で大型の魔物相手でも隙がない。
異世界では商人として立ち回り、クズノハ商会代表として商人ギルドに登録している。主な商品は配下にした巴が支配していた亜空で生産された食料や武具であり、かなり儲かっている様子。亜空には真達が招いた亜人達が住んでおり、彼らから「若様」と呼ばれている。ちなみに亜空外でのクズノハ商会の従業員達からは「旦那」と呼ばれている。本人はあまりその呼び名に納得いっていない様だ。

巴 (ともえ)

CV:佐倉綾音
真の第一の従者。正体は無敵を関する上位竜・蜃。霧を操る能力を持っており、その霧で相手の記憶を読み取ったり、幻覚を見せることも出来る。
真とは初対面では敵対していたが、彼の記憶にある時代劇である『水戸黄門』を好み、知的好奇心から真の従者になった。
契約の際、真の影響で竜の姿からヒューマンの姿になるが服装、武器などは時代劇の影響でそれらに由来する物が多い。
そんな影響で真のことを水戸黄門に、自分を格さんとして見立てて行動したがっているがやりすぎなところもあるので真に呆れられることもしばしば。
記憶の読み取り、幻覚の他にも亜空と言う別世界を構築する能力を持っており、真との契約の影響で日本の要素を含む自然豊かな世界が出来上がった。そこに真を慕う配下の亜人達を招き入れ、蜃気楼都市を作る計画を立案、主導する。
巴自身は真に付き従って出歩くため、亜空を留守にすることが多く、その際はハイランドオークのエマや自身の分体に指揮を任せている。

澪(みお)

1999_demian8
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@1999_demian8

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FAIRY TAIL 鉄の森編から冥府の門編までの長編ストーリー&キャラクター達!

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最初の長編「鉄の森(アイゼンヴァルト)」編~「冥府の門(タルタロス)」編までのストーリーと、アニメオリジナルストーリー。 そして、そこに登場したキャラクター達を一気に紹介! 「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」メンバーがこれまでに、どれほどの強敵達との戦いを強いられてきたかのおさらいです!

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【FAIRY TAIL】歴代美女キャラクターまとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】歴代美女キャラクターまとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)とは、魔導士ギルド「妖精の尻尾」に所属する魔導士たちが幾多の冒険を繰り広げる、真島ヒロによるアクション漫画。 作中では世界はおろか時間軸までをも超えた大冒険が描かれ、幾多の魅力的なキャラクターが物語に花を添えた。ここではその中でも人気の高い女性キャラクターを中心に紹介する。

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【FAIRY TAIL】冥府の門(タルタロス)の登場キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】冥府の門(タルタロス)の登場キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中ではフェアリーテイル以外にも様々なギルドが登場する。その中でもバラム同盟の一角、冥府の門(タルタロス)と呼ばれる闇ギルドはほぼ全員がゼレフ書の悪魔・エーテリアスで構成されており、高い戦闘能力を持っている。ここではタルタロスに所属する登場人物・キャラクターを紹介する。

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【FAIRY TAIL】竜(ドラゴン)の解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】竜(ドラゴン)の解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。主人公のナツは竜(ドラゴン)である「炎竜王」イグニールから滅竜魔法や言葉、文化を教わった。また作中ではアクノロギアと呼ばれる漆黒の竜がかつて国一つを滅ぼしたとされ、とても強大な存在として描かれている。

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【FAIRY TAIL】主要な登場人物・キャラクターの徹底解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】主要な登場人物・キャラクターの徹底解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツやハッピー、ルーシィなどが様々な依頼をこなしていくファンタジー漫画である。作中では多くの登場人物・キャラクターや魔法が登場し、ド派手なバトルが繰り広げられる。ここでは『FAIRY TAIL』の主要な登場人物・キャラクターの人物像や魔法を解説する。

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【FAIRY TAIL】妖精の尻尾(フェアリーテイル)のS級魔導士、マスターの解説まとめ

【FAIRY TAIL】妖精の尻尾(フェアリーテイル)のS級魔導士、マスターの解説まとめ

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。ギルド「フェアリーテイル」にはS級と呼ばれる優れた魔導士が存在する。彼らは大変高い戦闘能力を誇り、主人公のナツですらS級のギルダーツには片手であしらわれる。ここではS級魔導士と、初代マスターであるメイビス、三代目マスターであるマカロフを紹介する。

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【FAIRY TAIL】剣咬の虎(セイバートゥース)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】剣咬の虎(セイバートゥース)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場する。「剣咬の虎(セイバートゥース)」はX791年時点においてフィオーレ王国最強のギルドと言われており、中でも滅竜魔導士のスティングやローグ、ミネルバといった面々は実力が高い。

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【FAIRY TAIL】大鴉の尻尾(レイヴンテイル)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】大鴉の尻尾(レイヴンテイル)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中ではフェアリーテイル以外にも様々なギルドが登場する。大鴉の尻尾(レイヴンテイル)は「フェアリーテイル」の元メンバーであるイワン・ドレアーが組織したギルドであり、物語当初は闇ギルドだった。対「フェアリーテイル」に特化しており、大魔闘演武ではルーシィやグレイを苦戦させた。

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FAIRY TAILで人気の女性キャラクターランキング【フェアリーテイル】

FAIRY TAILで人気の女性キャラクターランキング【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツやハッピー、ルーシィたちが様々な依頼をこなしていくファンタジー漫画である。作中では多くの女性登場人物・キャラクターが登場し、その大半がスタイルのよい美人である。ここではセクシー、美人、かわいいキャラクターをランキング形式でまとめた。

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【FAIRY TAIL】青い天馬(ブルーペガサス)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】青い天馬(ブルーペガサス)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場する。「青い天馬(ブルーペガサス)」は一夜という大変個性的な顔を持つキャラクターや美男美女が所属するギルドで、「フェアリーテイル」の主力が一時的に行方不明となった際は捜索に協力するなど、心根の良い者が多い。

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【FAIRY TAIL】登場人物・キャラクターの強さランキング【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】登場人物・キャラクターの強さランキング【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツやルーシィが様々な依頼をこなしていくファンタジー漫画である。主人公のナツやS級魔導士のエルザやラクサスをはじめ、作中には高い戦闘能力を持った登場人物・キャラクターが多くおり、度々ファンの間でも「最強は誰か」ということが話題になる。ここでは『FAIRY TAIL』での強さランキングを独断で決めた。

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FAIRY TAILの蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のキャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

FAIRY TAILの蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のキャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場し、作品を盛り上げている。「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)」にはグレイの兄弟子であるリオンや偉大な魔導士として認定された「聖十大魔導」の一人、ジュラが所属している。

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【FAIRY TAIL】7人のドラゴンスレイヤー(滅竜魔導士)まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】7人のドラゴンスレイヤー(滅竜魔導士)まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツやハッピー、ルーシィたちが様々な依頼をこなしていくファンタジー漫画である。主人公のナツが使う魔法は失われた魔法(ロストマジック)の一つ、竜を滅ぼす滅竜魔法であり、滅竜魔法を扱う魔導士のことをドラゴンスレイヤー(滅竜魔導士)と呼ぶ。作中にはナツ以外にもドラゴンスレイヤーが登場し、時にドラゴン相手に熱戦を繰り広げている。

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FAIRY TAIL・アルバレス帝国のキャラクターまとめ【フェアリーテイル】

FAIRY TAIL・アルバレス帝国のキャラクターまとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツやルーシィが様々な依頼をこなしていくファンタジー漫画である。物語の後半ではナツたちがいるイシュガル大陸の西にあるアルバレス帝国との戦争が描かれる。アルバレス帝国の皇帝はナツの前に幾度となく現れたゼレフ。ゼレフはアルバレス帝国ではスプリガンと名乗り、スプリガン12と呼ばれる精鋭部隊を率いている。本記事ではアルバレス帝国に与するキャラクターたちをまとめて紹介する。

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『FAIRY TAIL』ラクサス親衛隊・雷神衆を紹介【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』ラクサス親衛隊・雷神衆を紹介【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。「フェアリーテイル」には「雷神衆」というマスターの孫ラクサス・ドレアーの親衛隊がある。普段はこの3人で仕事に出ており、ギルドにいる時間は少ない。ラクサスを思う気持ちは強く、ラクサスが破門になった時は「一緒にやめる」とラクサスについていこうとした。ここではそんな「雷神衆」のフリード、エバーグリーン、ビックスローの3人を紹介する。

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FAIRY TAIL魔女の罪(クリムソルシエール)のキャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

FAIRY TAIL魔女の罪(クリムソルシエール)のキャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場する。「魔女の罪(クリムソルシエール)」は元「悪魔の心臓」のメンバーのウルティアとメルディ、脱獄したジェラールが設立した独立ギルドであり、「自らの犯した過ちを一生かけて償う」という贖罪を活動目的としている。

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FAIRY TAILの人魚の踵(マーメイドヒール)のキャラクターまとめ【フェアリーテイル】

FAIRY TAILの人魚の踵(マーメイドヒール)のキャラクターまとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場する。「人魚の踵(マーメイドヒール)」は女性だけの魔導士ギルドであり、見目が大変華やかである。エルザのかつての仲間であるミリアーナや、エルザと同郷のカグラなどが所属している。

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【FAIRY TAIL】 妖精の尻尾(フェアリーテイル)の紋章の場所・色まとめ

【FAIRY TAIL】 妖精の尻尾(フェアリーテイル)の紋章の場所・色まとめ

『FAIRY TAIL』は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツやハッピー、ルーシィが様々な依頼をこなしていくファンタジー漫画である。ギルドに所属する者は体のどこかにそのギルドの紋章(ギルドマーク)を入れることが習わしとなっており、ギルドのメンバーは紋章を誇りに思っている場合が多い。どこに紋章を入れるかは自由であるようで、人によって位置や色が異なる。

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FAIRY TAILの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

FAIRY TAILの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『FAIRY TAIL』は2006年から『週刊少年マガジン』で連載された真島ヒロのファンタジー・バトル漫画。主人公のナツ・ドラグニルをはじめとするギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の魔導士の活躍を描いている。 本作はバトルを中心とした漫画ながらも、人間関係が丁寧に描写される。男女のキャラクターが恋愛関係にあることも多く、初代「妖精の尻尾」のマスターのメイビスと黒魔導士ゼレフなど、その関係性が物語に大きく影響していることもある。

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【FAIRY TAIL】四つ首の番犬(クワトロケルベロス)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

【FAIRY TAIL】四つ首の番犬(クワトロケルベロス)の登場人物・キャラクター解説まとめ【フェアリーテイル】

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。作中では「フェアリーテイル」以外にも様々な魔導士ギルドが登場する。「四つ首の番犬(クワトロケルベロス)」はS級魔導士のバッカスが所属するギルドであり、他にも「涙魔法」という変わった魔法を使用するウォークライなど個性的なメンバーが多い。

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【FAIRY TAIL】妖精の尻尾(フェアリーテイル)の準主要登場人物・キャラクター解説まとめ2

【FAIRY TAIL】妖精の尻尾(フェアリーテイル)の準主要登場人物・キャラクター解説まとめ2

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のナツやルーシィ、ハッピーの活躍を描く漫画である。ギルド「フェアリーテイル」には主人公のナツ以外にも個性豊かなメンバーが所属している。ここではグレイに対し度々アプローチをかけるジュビア、フェアリーテイルの看板娘であるミラジェーン(ミラ)、その弟であるエルフマン、そして妹であるリサーナを紹介する。

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