FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST(100年クエスト)のネタバレ解説・考察まとめ

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』とは、真島ヒロによる漫画『FAIRY TAIL』の最終話の続きを描いた、スピンオフ作品である。ストーリーは真島、作画は上田敦夫が担当し、「マガジンポケット」にて連載している。主人公のナツ達が100年間誰も成し遂げた事がないといわれる、100年クエストに挑戦するストーリー。依頼内容は五神竜と呼ばれるドラゴンを封印すること。さらに「ドラゴンイーター」と呼ばれる、新たな勢力も現れ、三つ巴の戦いへと発展していく。

ドグラマグ

神の名を持つドラゴンで、土神竜と呼ばれる。ドグラマグの生前は五神竜ではなく六神竜と呼ばれていた。六神竜の中では最弱と言われるが、その強さは他のドラゴンとは比べ物にならないほどの脅威。100年ほど前にエレフセリアとの戦いに敗れ死亡したと思われていた。死後ドグラマグの亡骸から溢れた魔力が大地に根付き、地下にドグラ大迷宮を作り出した。
しかし実はエレフセリアとの戦いの際に、彼の心臓を奪っており、その心臓を触媒にして生気を蓄えていた。同じ目的を持ち計画を共にするイグニアとは仲間同士で、イグニアが心臓を破壊したことで復活を遂げる。

イグニール

ナツに滅竜魔法と言葉や文化などを教えた火竜。人間を敵対視していないドラゴンで、「彼ほど勇敢で人間を愛した竜はいない」と言われるほど、友好的な竜である。漆黒の竜アクノロギアからナツ達を守る為に戦ったが、左半身全てを失い死亡した。

ディアボロス

ゲオルグ・ライゼン

ディアボロスのギルドマスター。 全身に傷のある壮年の男性だが、筋骨隆々な肉体とワイルドな風貌をしている。 四獣竜の滅竜魔法を扱い、セレーネの肉体も喰らおうと考えていた。国滅竜騎団のスザクから「ゲオルグ殿の力は拙者をはるかに凌駕する」と言われており、かなりの強者である。セレーネを前にしても「人間の怖さを教えてやるぜぇ!!!」と挑発していたが、セレーネの前足で踏み潰され、相手にもされずに絶命した。

キリア

全てを切り裂く刃竜(じんりゅう)のドラゴンイーター。見た目はスタイル抜群の美女だが、一人称が「ワシ」で語尾も「〜じゃ」など古風な言葉遣いで話す。性格は好戦的なサディストで、強者を屈服させペットの様に扱うことを快感としている。仲間達からは品性に欠けているとよく嗜められている。
あらゆる物体を切り裂く事ができる他、催眠と言う形で強さなどの概念すら切り裂き相手を弱体化させてしまう事すら可能にしている。 エルザの強さを切った際に、エルザの片目が義眼であったことから催眠が効かず、反撃を許した。アルドロンを喰らうためにドラシール討伐に向かった際に、ラクサスと遭遇し交戦するも、呆気なく敗れる。その際にラクサスの心に弱さを持ちながらも圧倒的な強さを誇る姿に、心を奪われている。

スカリオン・レイダー

全身が灰でできている、骸竜のドラゴンイーター。性格は冷静かつ冷徹で、敵味方の状況を鑑みる事なく任務を進める冷酷さを持つ。しかし格下と思える妖精の尻尾相手にも、油断せずに計画を立てて行動するなどの慎重な一面も持つ。灰を使った広範囲への攻撃、相手の攻撃を灰に変えて無効化、灰を使ってワープするなど全てにおいて優れた魔法を使う。 また、肺を使って巨大な船を作り移動するなど、能力の応用も効く。メルクフォビア、アルドロンの討伐に向かうが、キリアやネバルの自分勝手な行動により一時撤退を決めた。その後大迷宮内でのエレフセリアの心臓探しに参加する。ラクサスと遭遇し、マッドモール2人がかりで戦うが敗北し、戦線離脱した。

マッドモール

最強の鎧を持つ鎧竜(がいりゅう)のドラゴンイーター。
基本的に細目で、語尾に「〜っちゃ」とつけた喋り方をしているが、性格は真面目かつ律儀で、敵対する相手に容赦はしない。鎧竜の名のとおり、防御力が非常に高く、攻撃で傷一つ負わないばかりか、多くの強敵を倒してきたナツの拳ですらダメージを与えられず却って痛めてしまうほど。 しかしナツと再戦した際には物理攻撃は強くても、熱には耐性がないと言う弱点を見抜かれて敗れた。

ネバル

粘液を操る、粘竜のドラゴンイーター。
喋り方の所々に独特な奇声を発したり、独り言を織り交ぜたりとかなり変質的。粘液を自在に操り、繭状に固めて動きを封じる。アルドロンの討伐に赴き、そこでウェンディと交戦。序盤から圧倒するばかりか、ウェンディに実力不足や不甲斐なさをしつこく指摘する事で精神的に弱らせた。しかしウェンディが体内に残っていたアイリーンの残留魔力を使用するという秘策に出た為、追い込まれて滅竜魔導士の真の力であるドラゴンフォースを解放。しかしドラゴンイーターのドラゴンフォースには高いリスクが伴っており、身体が耐えられなくなり自滅した。

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