ハッピー(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ
ハッピーは『FAIRY TAIL』に登場する青い猫のようなエクシードという生き物。二足歩行をしたり、人語を解したりなど、人間に近い生態を持つ。主人公ナツ・ドラグニルのパートナーであり、よく一緒に行動をしている。日常生活においては料理を担当。飛行能力を有していることから、ナツの移動手段として活用されることもある。同じエクシードのシャルルに一目惚れをして以降は積極的にアピールしている。
ハッピーの概要
ハッピーは真島ヒロの漫画『FAIRY TAIL』に登場する青い猫のようなエクシードという生き物だ。エクシードはナツたちが住むアースランドの平行世界エドラスに存在する猫に似た卵生の生命体で、人間と同等レベルの知性を持つ。ハッピーは卵の状態でエドラスからアースランドに送られた。それをナツが拾い、ギルドの仲間たちと共に孵化させたことで誕生した。以降はナツのパートナーとして、彼と一緒に行動するようになる。日常生活においては料理を担当。戦闘では飛行能力を活かしてナツを抱えて飛ぶこともある。ハッピーもナツと同じくギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のメンバーであり、ちゃんとギルドの仲間であることを示す紋章も刻まれている。
同じエクシードのシャルルやパンサーリリーが登場すると、彼らと行動をすることも多くなる。特に白い体色のメスネコのシャルルには一目惚れをしており、積極的にアピールしている。シャルルからは邪険にされることが多いが、お互いに大切に思っている様子が見られる。
FAIRY TAIL(フェアリーテイル)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』とは、真島ヒロが『週刊少年マガジン』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。累計発行部数は7200万部を記録しており、日本のみならず全世界で読まれている人気作品。
人々の生活に魔法が根付く世界で、立派な魔導士を目指すルーシィが、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツと出会い、最強の魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。チームを組んだ2人が様々な仕事に挑む中での冒険と絆が描かれた、ファンタジー作品である。
ハッピーのプロフィール・人物像
CV:釘宮理恵
ハッピーの見た目は二足歩行する青い猫だ。人間の言葉を話しており、生態としては人間に近い。服を着ることはあまりないが、小さな風呂敷を背負っていることが多い。中身は大好物の魚。物語開始時の年齢は6歳。嫌いなものは犬。身長は48.6cm。ギルドの紋章は緑色で背中に刻まれている。
一人称は「オイラ」。「あい」「あいさー」が口癖である。見た目こそ可愛らしい猫だが、発言は毒舌気味。何かと男女を恋愛関係で見る癖があり、「でぇきてぇる〜」とからかっている。
パートナーのナツが「火竜(サラマンダー)」の異名を持つことから、自ら「ネコマンダー」と称している。
ハッピーは戦闘能力が低いものの、魔法の翼(エーラ)で飛行能力を持つ。この魔法によりよくナツをサポートしている。また「妖精の尻尾」の魔導士であるという自負もあり、仲間のピンチには果敢に駆けつける強さを持ち合わせる。
ハッピーの魔法・必殺技
翼(エーラ)
背中から翼を生やして飛行する能力系の魔法。エクシードは全員これを使用することができる。ハッピーは卵から孵った直後から小さな翼で飛行していた。戦闘ではこの魔法で相手に頭突きを食らわせたり、ナツを運んだりする。
火の魔法
ネコマンダーの咆哮(ネコマンダーのほうこう)
劇場版『-DRAGON CRY-』で使用した魔法。口から火の魔法を放つ。
ハッピーの来歴・活躍
孵化
ハッピーの卵はアースランドの平行世界エドラスで生まれた。エクシードは非力な種族だったが、女王の予知能力で地位を保っていた。ある時、女王が国の崩壊を予知したために、表向きは「滅竜魔導士抹殺計画」として100人のエクシードが卵の状態でアースランドに送り込まれることになる。
ハッピーの卵は竜迎撃用の太古の魔法「滅竜魔法」を扱う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツに見つけられ、ギルドの仲間たちと共に温められることになる。そうして生まれたハッピーは、ナツのかけがえのないパートナーとなった。
シャルルとの出会い
「ニルヴァーナ編」では、闇ギルド「六魔将軍(オラシオンセイス)」を壊滅させるために「妖精の尻尾」をはじめとするいくつかのギルドが連合を組む。その中の1つに「化猫の宿(ケットシェルター)」というギルドがあった。そのギルドには天空の滅竜魔導士のウェンディ・マーベルと共にエクシードのシャルルが所属していた。ハッピーは彼女に一目惚れし、積極的にアピールするが、彼女には袖にされてしまう。
エドラスとエクシード
「六魔将軍」壊滅の後、ギルドが消滅したためウェンディとシャルルが「妖精の尻尾」に加わった。そのすぐあと、ギルドはナツ、ハッピー、ウェンディ、シャルルを除き街と共に消滅してしまう。これは平行世界のエドラスに飲み込まれたためだった。4人は仲間たちを取り戻すべく、エドラスへと向かった。エドラスの情報を持っていたシャルルの案内で一行は探索するが、ナツ、ルーシィ、ウェンディといった仲間たちが囚われの身になってしまう。自分のせいで仲間が捕まったことに絶望するシャルルをハッピーが励まし、無事に仲間たちの救出に成功した。
エドラスではエクシードは「天使」のように扱われており、尊敬と畏怖の対象となっていた。そのため多くのエクシードが人間を見下している。エドラスの地で同種族と会ったハッピーとシャルルだったが、人間の考えに染まっていたことから「堕天」したとして迫害を受ける。それでもハッピーとシャルルは「妖精の尻尾」の魔導士であるという誇りを胸に彼らの傲慢な考えを否定し、仲間たちと共に身をもってエクシードの国に迫る危機を回避した。事件後、エクシードは「妖精の尻尾」の魔導士たちと共にアースランドへ飛ばされることになったが、「妖精の尻尾」のギルドがあるマグノリアを拠点に暮らし始め、自分たちの傲慢さも改めるようになった。
悪魔の心臓の破壊
エドラスから帰還してしばらくたった後、天狼島で「妖精の尻尾」におけるS級魔導士昇格試験が開催されることになった。ハッピーはナツのパートナーとしてこれに参加する。しかし試験は闇ギルドの「悪魔の心臓(グリモアハート)」が襲来してきたことで滅茶苦茶になってしまう。
「悪魔の心臓」のマスター、ハデスは戦艦の心臓たる動力部と魔力を共有しているため、圧倒的な力を有している。ハッピーはシャルルやエドラスの一件を経てギルドに加入したパンサーリリーと共に、偶然にもこの心臓を破壊する。これにより弱体化したハデスは、ナツたちによって倒された。
抗争終了後、「闇の翼」と呼ばれる漆黒の竜アクノロギアが現れ、天狼島を吹き飛ばしたことで「妖精の尻尾」の主力メンバーは7年もの間、行方不明となってしまうが、初代マスターのメイビスの魔法によって復活を果たすことができた。
「冥府の門」との戦い
フィオーレ一のギルドを決める大魔闘演武で優勝した「妖精の尻尾」は、闇ギルドの「冥府の門(タルタロス)」と激突する。ハッピーはナツたちと共に評議員の殺害を狙う「冥府の門(タルタロス)」のジャッカルと対決。ナツの活躍によりジャッカルを倒すことに成功するが、ジャッカルは最後に自爆を図る。飛行能力があるハッピーはジャッカルを抱えて空に逃げることで街が破壊されるのを防いだ。爆発に巻き込まれたハッピーは幸いにも頭の毛がちりちりになるだけで済んだ。
「冥府の門」のアジトが判明した後は、ハッピーはシャルルやパンサーリリーと共にカード化した仲間を運ぶ活躍を見せた。
ナツの正体
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