【進撃の巨人】ベルトルト「チャライナー」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。ある日突然チャラくなったライナー。服装や口調が変わっただけでなく、女の子を見境なく口説くようになり…。果たしてライナーは元に戻るのでしょうか?
ベルトルト「チャライナー」
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:13:20 ID: Q.Mzh.T6
‐朝 男子寮‐
コニー「朝だぜ!皆起きろよ!」
アルミン「コニー、うるさい…」モゾモゾ
エレン「おー…もう朝か、おはよー」
ベルトルト「ふああ…おはようライナー」ノビー
ライナー「チョリーッスww」
ベルトルト「!?」
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:18:31 ID: Q.Mzh.T6
ベルトルト「え!?ちょ、ライナー今なんて!?」
ライナー「うぇww?チョリーッスっつったけどw?」ヘラヘラ
ベルトルト「ど、どうしたんだよライナー!頭でも打ったの!?」
ライナー「ちょいちょいちょい、それはひで〜んじゃねえの〜w?」
ベルトルト「いや!これはどう見てもおかしいでしょ!?」
エレン「どうしたベルトルト。朝からでかい声出して」
アルミン「…できればもう少し静かに喋ってくれないかな」ゴシゴシ
ベルトルト「エレン!アルミン!ライナーが…!」
ライナー「チィッスwww」
エレ アル「」
3 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:24:10 ID: Q.Mzh.T6
エレン「…チャラいな」
アルミン「…チャラいね」
エレン「一体どうしてこんなことに…」
ベルトルト「僕にも分からない。確か…昨日は普通だったはずだよね?」
エレン「ああ…」
アルミン「じゃあ、昨日の夜から今日にかけて何かが起こったってことか…」チラ
ライナー「wwwww」
ベルトルト「…医務室に連れて行く?」
アルミン「それがいいかもしれないね」
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:31:24 ID: Q.Mzh.T6
‐食堂‐
アルミン「医務室に連れて行ったけど、頭に目立った外傷は無いって言われちゃったね」
エレン「原因は何なんだろうな…」
ベルトルト「…」
エレン「そう言えばライナーは?」
アルミン「部屋に用があるって言ってたよ」
エレン「ふーん」
ライナー「よっす!待たしたなww!」
ベルトルト「ラ、ライナー…!その格好は…!?」
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:40:27 ID: Q.Mzh.T6
アルミン「体中に光るシルバーアクセサリー…」
アルミン「アウトされたシャツ…」
アルミン「腰までずり下げたズボン…」
アルミン「そして、この短時間に金髪に染めて…!!」
エレン「いや金髪は元々だろ」
アルミン「どんどんチャラさが上がっている…!」
ベルトルト「何だよこれ…ふざけんなよ。ほんと…何これ…」ブツブツ
アルミン「ベルトルト!気を確かに!!」ユサユサ
エレン「ライナー!お前マジでどうし…あれ?いねえ…」
ライナー「チッス、クリスタ!今日もかわうぃーねーww」
クリスタ「…!?」オロオロ
ユミル「…ほう?」バキボキ
アルミン「ライナアアアァァァァァ!!!」
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:46:53 ID: Q.Mzh.T6
アルミン「…というわけなんだ」
ユミル「なるほど。朝起きたらそのゴリラがこの調子だったってわけか」
ライナー「wwww」
ユミル「さらに原因がわからねーと」
エレン「そういうことだ。ずっとあんなだからさ…これからは手を出すの、少し我慢してくれねえか?」
ユミル「…わかった。極力我慢してやるよ」
クリスタ「ライナー、大丈夫?」オロオロ
ライナー「へーきへーき!菩薩掌食らったくらいじゃ俺は沈まないっしょww」
ユミル「ほう…まだ元気があると見える…。もう一発いくか?」ゴゴゴゴ…
アルミン「言ったそばから!?」
ライナー「ちょ、暴力とかマジ勘弁wwwww」
ユミル「」イラッ
7 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:52:13 ID: Q.Mzh.T6
ユミル「…アルミン、限界だ。1回殺させてくれ」
アルミン「だ、駄目だよユミル!確かに僕もすごくイラッとしたけども!」
ユミル「どけ、アルミン!」グイッ
アルミン「うわわ!ベルトルト、抑えて!」
ベルトルト「わ、わかったよ!」ガッシ
ユミル「離せよベルトルさん!はーなーせええええ!!」ジタバタ
ベルトルト「理性が飛びかけてる!どんだけ沸点低いんだよ!」
ベルトルト「ああ畜生!いい匂いする!僕の理性まで飛ぶぞコレ!」
ライナー「…んで、コニーがさあww」
ベルトルト「なんで元凶の君はそ知らぬ顔で話に花咲かせてるんだ!」
ライナー「お前らうっせーよ。今クリスタと喋ってんだからよお」
ベルトルト「アルミン!ユミルを解き放っていいかい!?」
10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 22:56:58 ID: Q.Mzh.T6
‐訓練場‐
エレン「…」
アルミン「…なんか凄い疲れたね」
ベルトルト「…もうやだ」グスン
アルミン「ベルトルト、気持ちは分かるけど泣かないで…」ポンポン
ベルトルト「ライナー、もうずっとあのままなのかな…?」
エレン「それは誰にもわからねえ。俺達に出来ることはもう、たぶん何も無い」
マルコ「なあ!ライナーどうしたんだ!?」
ジャン「なんか雰囲気変わったっつーか…まるで別人みたいなんだがよ。なんか知ってるか?」
エレン「なんかもう説明すんのも面倒くさい」
アルミン「エレン、自暴自棄にならないで…」
ジャン マル「?」
12 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:03:57 ID: Q.Mzh.T6
ジャン「…よくわからねーが、急にチャラくなっちまったってのか?」
アルミン「うん。二人はライナーの昨日の行動で、何か思い当たる事は無い?」
マルコ「うーん…僕はないかなあ。昨日はすぐ寝ちゃったしね」
ジャン「俺も特にねーな」
アルミン「そっか…」
マルコ「ごめんね。力になれなくて」
13 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:08:18 ID: Q.Mzh.T6
ジャン「…つーかよ、冷静に見てみると今アイツすげえ面白えよなww」
ジャン「あの顔でシルバーアクセに腰パンってwwwブフォwww」
エレン「…プッ」
アルミン「エレン…笑っちゃ、駄目だって…ふふっ…」プルプル
ベルトルト「っ……!」プルプル
マルコ「ジャ、ンっ!やめろよ!…はははっ!」プルプル
コニー「なんであいつら、あんなにプルプルしてんだ?」
サシャ「さあ?」
カンカンカン
サシャ「あ、訓練始まりますよ」
15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:13:40 ID: Q.Mzh.T6
***
キース「これより訓練を開始する!点呼を行うので、名前を呼ばれた者は返事をし、敬礼せよ!」
キース「ミカサ・アッカーマン!」
ミカサ「ハッ」バッ
キース「ジャン・キルシュタイン!」
ジャン「ハッ!」バッ
キース「コニー・スプリンガー!」
コニー「ハッ!」バッ
キース(今日は右じゃないな…)
キース「サシャ・ブラウス!」
サシャ「ハッ!」バッ
キース(今日は芋持ってないな…)
キース「ライナー・ブラウン!」
ライナー「うーす」バッ
キース「………!?」
17 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:18:58 ID: Q.Mzh.T6
キース「ライナー・ブラウン…。貴様、何のつもりだ?」
ライナー「え、何がっすか?」
キース「何が…だと?」
キース「貴様のその格好、そして態度の事だ!何だその腑抜けた様は!!今すぐ直せ!」
ベルトルト(あの格好のまま訓練受ける気だったのか!?)
ライナー「…嫌っす」
キース「なんだと…?貴様、開拓地に戻りたいのか!?」
ライナー「お言葉っすけど教官、兵士だって『人間』なんすよ。まだ死にたくはないし、やりたい事もめちゃくちゃあります」
ライナー「それを全部押さえ込んで、訓練に徹してるんすよ。モチベーションを保つことも必要なんす」
キース「…ではブラウン。お前の目の前で市民が巨人に襲われているとする。貴様はモチベーションが上がらないからといって、彼らを見殺しにするのか?」
19 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:22:43 ID: Q.Mzh.T6
ライナー「…そういうことが起こらないように、日頃からモチベーションを上げておくんすよ」
アルミン(めちゃくちゃだ。…けど、わりとまともなこと言ってるんだよなあ)
キース「…もういい。貴様は訓練終了後その減らず口が叩けなくなるまで走れ」
ライナー「…了解したっす」
エレン(すげえ…!教官を説き伏せちまった…)
アルミン(ていうか腰パンで訓練とか、普通に危なくないか?いいんですか教官!!)
キース(…ライナー・ブラウン。よく分からないが、反抗期のようだ)カキカキ
21 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:28:37 ID: Q.Mzh.T6
***
チャラ訓練兵A「ライナー!お前なんか雰囲気変わったな!そのリングめちゃめちゃクールだぜ!」
ライナー「おwwマジか!サンキューww!」
チャラ訓練兵B「でもまだなんか足りなくね?もっと腕にシルバー巻くとかさ!」
ライナー「なーるw!でも俺腕に巻くヤツ持ってねえんだよな」ポリポリ
チャラ訓練兵A「俺のヤツ貸してやるよ!」
ベルトルト「…なんかチャラめの人達と仲良くなってるね」
アルミン「ライナーの交友関係はどこまで広くなるんだ…」
マルコ「あ、女の子たちのところに行った」
ジャン「ライナーって、女子に対してあんなに積極的だったか?」
ベルトルト「いや、彼はこれでもかってくらい奥手だよ」
アルミン「だよねえ…」
ジャン「……なかなか楽しそうに話してるな」
一同(爆ぜろ)
22 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:35:09 ID: Q.Mzh.T6
‐森 立体起動訓練‐
ライナー「よっ」ヒューン
ライナー「っらあああ!」ザシュゥ!
ジャン「マジで腰パンで立体起動してやがる…」
マルコ「寧ろいつもよりも動きがいい気さえするよ」
ジャン「あれじゃね、腰パンって普通にズボン履くより涼しいらしいから」
マルコ「なにそれどこ情報よ」
26 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:38:59 ID: Q.Mzh.T6
マルコ「…ていうか、ライナーのズボン…どんどん下がってきてないか?」
ジャン「あ、本当だ」
マルコ「太腿の所がベルトで固定されているから変な段になってるね」
ライナー「www」ギューン ズリィ
ジャン「…今の動きで一気に下がったな」
ジャン マル「…ビビットピンクて」
29 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:41:29 ID: Q.Mzh.T6
‐昼休み 宿舎裏‐
アニ「何、ベルトルト」
ベルトルト「…ライナーが壊れてしまったかもしれない」
アニ「……!」
ベルトルト「君も見ただろう?今日のライナーを」
アニ「…ああ。なんだか変な喋り方だったね」
ベルトルト「兵士の生活で、ライナーの中で何かが起こってるのかも。僕らにとって、何か良くない何かが」
32 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:45:18 ID: Q.Mzh.T6
アニ「…で、アンタはどうするの?」
ベルトルト「なんとか、ライナーを元に戻す方法を考えてみるよ」
ベルトルト「故郷には、僕ら3人で帰りたいんだ。僕とアニとライナーの3人で」
アニ「…当たり前だろ」
ベルトルト「だからさ、君も出来るだけ協力してくれないか?」
アニ「わかった。協力する」
ベルトルト「ありがとう、アニ」
アニ「…もしも、もしもだよ?ライナーがあのまま元に戻らなかったらどうする?」
ベルトルト「そんなこと考えたくもないな。絶対に戻してみせるよ」
アニ「ああ、そうだね」
33 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:51:09 ID: Q.Mzh.T6
‐午後 講義室‐
ベルトルト「…分かった事はチャラいこと以外、ライナーは『いつも通り』って事だね」
アルミン「今日の兵站行進、僕の荷物持ってくれようとしたよ。口調はウザかったけど」
エレン「行動は完全にいつものライナーなんだけどな。教官とのアレは別として」
ミーナ「ライナー、ここ教えて〜」
ライナー「おっけ。んっとな〜ここは…」
ベルトルト「立体起動の成績も良好。他の成績もいつも通りだし、変わってしまったのは喋り方と態度だけかな」
女子訓練兵A「ライナ〜、私にも教えて〜」
女子訓練兵B「私にも〜」
女子訓練兵C「ちょっとぉ〜、他行きなさいよ〜狭くなっちゃうじゃん」
女子訓練兵A「アンタがどっか行きなさいよ〜」
ベルトルト「…前言撤回。なんか女の子にモテてることも変化に追加で」
アルミン「…ホモの癖に」ボソ
34 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:57:04 ID: Q.Mzh.T6
カンカンカン
教官「ほら、席に着いてー」ガララ
ヤベッキョウカンダ!
オマエドケヨ
ガタタッ
エレン「やべ!」ガタッ
アルミン「…」チャクセキズミ
ベルトルト「…」チャクセキズミ
教官「今日は128ページからだったかな?早く開いてー」
エレン「あ、教科書忘れてきた。アルミン、見せてくれねえか?」
アルミン「いいよ」スッ
35 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月23日 (火) 23:59:50 ID: Q.Mzh.T6
教官「かくして巨人が殺せる存在であることが判明し…」カッカッ
アルミン「…」カリカリ
ベルトルト「…」カリカリ
エレン「ふわああ…」ゴシゴシ
チャラ訓練兵「ええー…それ………じゃんw」ペチャクチャ
ライナー「いや……でそれはねーわwww」ペチャクチャ
ベルトルト(…ずっと喋ってるな)
ベルトルト(教官もイライラしてきてるし)
ベルトルト(もはやチャラいっていうかDQNっぽくなってる気が…)
教官「…ではレンズ君、この問題に大して人類はどのような対処を取ったかな?」イライラ
37 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:04:38 ID: FbNTHFv2
クリスタ「…」ジー
教官「レンズ君ー!」
ユミル「クリスタ」ツンツン
クリスタ「は、はい!」ガタッ
教官「話を聞いていたか?」
クリスタ「す、すみません。聞いていませんでした…」
ユミル「どうしたクリスタ。らしくねーな」
教官「はあ…。しっかりしてくれよ?ただでさえ君は成績があまり芳しくな…」
ライナー「それはやべーってwww」ゲラゲラ
一同「!?」
38 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:09:30 ID: FbNTHFv2
教官「…ブラウン君?」ワナワナ
ライナー「うぃす、何すか?」
教官「何すかじゃない!!何なんだ今日の君は!!」イライライラ
ライナー「ええーwwちゃんと講義受けてましたよwww」
教官「嘘をつけ嘘を!講義が始まってからずっとくっちゃべっていたじゃないか!!」イライライライラ
ライナー「マジですってばーww」
教官「―ッ!ならば!!」バン
教官「巨人が殺せる存在であることを発見した人物を答えてみなさい!」
教官「ものの10分前にやった内容だぞ?分からないか?そうだよな、聞いていn…」
ライナー「アンヘル・アール、ホルヘ・ピケールの二名っす」サラリ
教官「!」
42 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:13:26 ID: FbNTHFv2
教官「…正解だ」
ライナー「もういいっすか?これで証明できたっすよねww!」ヘラヘラ
教官「…あ、ああ。講義に戻る…」
エレン(す、すげえ!喋ってる間も講義聞いてたのか!?)キラキラ
ベルトルト(すごい…けど、なんかタイミングに違和感を感じるのは僕だけか?)
43 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:20:18 ID: FbNTHFv2
***
カンカンカン
教官「今日の講義はこれまで」
104期「「「ありがとうございましたー」」」ペコー
エレン「終わったー」ノビー
アルミン「はは、お疲れ様」キョウザイトントン
ミカサ「エレン、アルミン、夕食の時間。一緒に行こう」
アルミン「あ、ミカサ。なんか久しぶりだね」
エレン「ホントだなー」グデー
ミカサ「今日、あなた達はずっとベルトルトとライナーと一緒だった。私はとても寂しかった」
ミカサ「ので、一刻も早くあなた達とご飯を食べたい」グイグイ
エレン「分かったから服引っ張んないでくれよ…伸びちゃうだろ…」グデー グイグイ
アルミン「ふふふ。…ベルトルト、いいかい?」
ベルトルト「ああ、勿論。ライナーは任せてくれていいよ」
44 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:26:14 ID: FbNTHFv2
アルミン「ありがとう。エレン、行こう」スクッ
エレン「おーう…」ノソッ
アルミン「じゃあベルトルト、また後で」
ベルトルト「うん、じゃあね」フリフリ
ベルトルト「…」
ベルトルト「…さてと」スクッ
45 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:30:30 ID: FbNTHFv2
ライナー「ふっいー」ッフー
ベルトルト「ライナー」スタスタ
ライナー「おう、ベルじゃんww」
ベルトルト「ベルって誰だよ。もしかして僕の事?」
ライナー「お前以外にベルってつくヤツいんのかよww」
ベルトルト「…会った事はないけど」
ライナー「ほらなwwww」
ベルトルト「今までそんな風に呼んだことなかったじゃないか」
ライナー「まあいいじゃんよwwノリだって、ノリwwww」
ベルトルト「…」
ライナー「で、何のようなんww?」
ベルトルト「夕食の時間だから、君と一緒に行こうと思って」
ライナー「おーいいぜーwww」スクッ
46 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:35:24 ID: FbNTHFv2
‐廊下‐
ベルトルト「…ライナー、本当にどうしたんだ?」
ライナー「んあ?何の話ww?」
ベルトルト「君のそれだよ。昨日はそんな喋り方じゃなかった」
ライナー「えーww別に良くね?ノリよ、ノリww」
ベルトルト「…まさか、ここに来た理由を忘れちゃったわけじゃないよね?」
ライナー「だーいじょーぶよーww」ヘラヘラ
ベルトルト「本当に?」
ライナー「しつけーなー。大丈夫だって!」イラ
47 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:40:30 ID: FbNTHFv2
ライナー「そんなことよりさー、もっと面白い話しようぜww」カミイジイジ
ベルトルト「例えば?」
ライナー「猥談とかwwww?」カミイジイジ
ベルトルト「」
ライナー「ベルはセフレとか何人ぐらい欲しいwww?1〜2人は欲しいよなww」
ベルトルト「黙れよ童貞」
ライナー「ど、童貞ちゃうし!」アセアセ
ベルトルト「昨日までそうだったのに、今日いきなり卒業してるわけ無いだろう?」
ライナー「…」
ライナー「…あ、そういやお前さwww」
ベルトルト(露骨に話題変えてきたな…)
49 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:45:41 ID: FbNTHFv2
ベルトルト「…まあいいや。何?」
ライナー「お前さ、好きな人とかどうなのww?恋バナしようぜwww!」
ベルトルト「…いないよ」プイ
ライナー「お、今の反応なんよwwいんのか?なあいんのかww?」
ベルトルト「いないって言ってるだろ!」
ライナー「おww?おww?ムキになっちゃってる感じですかぁwww?」ケラケラ
ベルトルト「違うってば!」
ライナー「いいからいいからwwwライナー兄さんに話してみww?」
ベルトルト「うっぜええええええ!!!」
50 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:51:04 ID: FbNTHFv2
ベルトルト「第一いたとして、百歩譲っても今の君に話すわけ無いだろ!!」
ライナー「ちょwおまww兄貴分を少しは信用しろよwww」
ベルトルト「残念ながら、今の君に寄せられる信頼は毛ほども無いよ」
ライナー「…傷付くな、ベルトルト。ここまで信頼されていなかったとは」
ベルトルト「! ライ…」
ライナー「どうww?話す気になったww?」
ベルトルト「この野郎!」
52 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 00:57:20 ID: FbNTHFv2
‐食堂‐
ライナー「んでー誰なんだよー?」
ベルトルト「う…思った以上にしつこい…」グッタリ
ユミル「おーい、遅えぞお前ら。早くしねえとサシャに食われちまうぞ」
サシャ「パァン!」ガタッ
コニー「うお、急に立ちあがんなよ!」
サシャ「パァン!」ハアハア
コニー「駄目だコレ。目がパンだ」
ユミル「ほらスイッチ入っちまった。マジで急いだほうがいいぞ」
ベルトルト「う、うん!急ごうライナー」
ライナー「…」
53 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 01:04:02 ID: FbNTHFv2
ベルトルト「ライナー?どうしたの?」
ライナー「ユミルさwwさっきと髪留め変えたwww?」
ユミル「ん?ああ、さっきの訓練のときに壊れちまってな。すげえな、誰も気付かなかったってのに」
ライナー「いや、だってすげー似合ってるからさww」
ユミル「あ?何だ急に気持ち悪い」
ライナー「マジだってwwユミルっぽくて可愛いよwwww」
ユミル「…見え透いたお世辞はいらねーよ」
ライナー「お世辞じゃねーってww」ポン
ベルトルト(チャラ男特有のさりげないボディタッチ!)
ユミル「っ!触んなよ!」カアア
ライナー「おー、わりわりwwww」
ベルトルト(わ、真っ赤になってる)
ユミル「〜〜〜!///」ワシャワシャ
ベルトルト(…か、可愛い!これがギャップ萌えってやつか!)キュン
54 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 01:10:49 ID: FbNTHFv2
ユミル「き、気持ちわりーな!お前らの飯なんかサシャに食われちまえ!ばーか!」ダッ
ライナー「走っていっちったよwwwマジウケるww」
ベルトルト「ライナーのせいでしょ…」
ベルトルト(それにしても、チャラ男の女の子に対する観察眼と行動力…恐るべしだな)
サシャ「」モグモグ
コニー「あれサシャ、なんかお前の飯の量増えてね?」
サシャ「ユミルからお許しが出たので!」モグモグ
ベルトルト「」
ライナー「」
62 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 22:08:25 ID: FbNTHFv2
ユミル「…ふう」ストッ
クリスタ「どうしたのユミル、顔が真っ赤だよ?」
ユミル「ああん!?」
クリスタ「ひっ!」ビクゥ!
ユミル「お、おおクリスタか。すまん…」
クリスタ「だ、大丈夫。それよりどうしたの?」
ユミル「…あのゴリラだよ」
63 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 22:21:51 ID: FbNTHFv2
クリスタ「…ライナーのこと?」
ユミル「そうだよ。ずっとあんな感じなんだ、調子狂っちまうぜ」
クリスタ「確かに今日のライナー、なんかおかしいよね」
ユミル「私みたいなブスにも可愛いとか抜かしやがった…。お世辞って分かっててもちょっとな…」ペチペチ
クリスタ「ユミルはブスじゃないよ!とっても美人さんじゃない!」キラキラ
ユミル「…クリスタぁ!お前に言われてもまったく説得力がないがその笑顔だけで胸が一杯だよぉ!」ダキッ
クリスタ「きゃ!ユミル苦し…」ギュウ
ユミル「やっぱり結婚するならゴリラなんかよりクリスタだな!クリスタマジ天使!」ギュウ
クリスタ「うう…」ギュウ
ユミル「何にせよライナーは早く何とかして欲しいぜ!アレじゃ気持ち悪すぎるしな」ギュウ
クリスタ「そうだね、早くいつものライナーに戻るといいね…。とりあえず離してよぅ…」ギュウ
女子訓練兵A「でもぉ〜、正直今のライナーのがよくなあい?」
クリスタ「え?」
64 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 22:28:55 ID: FbNTHFv2
女子訓練兵B「いえてる〜。いつものの暑苦しーのより、6000倍ぐらいイイよね〜!」
女子訓練兵C「ウチらのことちゃんと見て褒めてくれるしぃ〜、何よりホモ臭くないしね〜」
女子訓練兵A「ちょ、マジウケるんですけど!」キャハハ
女子訓練兵C「だってホントのことじゃん!」キャハハ
クリスタ「…いつものライナーだっていいところはたくさんあるよっ!」
女子達「!!」ビクッ
ユミル「…クリスタ?」
クリスタ「優しいし、仲間想いだし、人のものを教えるの上手いし、あと…あと優しいし!」
クリスタ「ライナーのいい所はもっとたくさん、たくさんあるんだよ!だからライナーのこと悪く言わないで!」
ユミル「クリスタ!落ち着け!」
クリスタ「え、あ…ごめん…」シュン
67 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 22:41:53 ID: FbNTHFv2
女子訓練兵A「んーん…ウチらこそゴメン…ちょっと言いすぎたって言うか…」
女子訓練兵B「悪乗りし過ぎちゃったよねー…」
女子訓練兵C「でもビックリしたぁー!クリスタすっごい剣幕なんだもん!」
女子訓練兵B「ねー怖かったよねー。どうしてあんなに怒ったの?」
クリスタ「そ…それは…えっと…」
ユミル「それはあれだろ。コイツは女神様だぞ?人の悪口とかほっとけない性質なんだろ」
女子訓練兵A「あ〜納得〜」
ユミル「羨ましいぜあのゴリラ!私の女神に庇って貰えるなんてな!ムカつくから後で殴っておこう」
クリスタ「だ、駄目だよユミル…」
68 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 22:47:45 ID: FbNTHFv2
‐男子寮‐
ライナー「www」
エレン「結局戻らなかったな」
アルミン「そっちはとりあえず仕方ないとして、さっきユミルがライナーに殴りかかった事が不可解でならないよ…」
エレン「いい右ストレートだったな…」
マルコ「で、ライナーはどうするんだ?もうずっとこのままなの?」
ジャン「…寝れば戻るんじゃねえか?」
アルミン「適当だなあ…」
マルコ「でも本当にもう何も手段がないぞ?殴っても駄目みたいだし」
アルミン「精神的ショックでも与えてみる?」
マルコ「ライナーが戻っても再起不能になる可能性があるからやめようか」
69 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 22:56:26 ID: FbNTHFv2
ベルトルト「…」
エレン「ベルトルトはどうするのがいいと思う?」
ベルトルト「…そうだね、万策尽きたって感じだし今日はもうライナーを信じて寝るしかないんじゃない?」
アルミン「意外な意見だね。君が一番彼を戻したがっていたのに」
ベルトルト「解決の糸口が見つからないんだ、仕方ないだろう?」
ジャン「急に消極的になったな」
マルコ「でもベルトルトの意見は正論だと思うよ。無駄に足掻いたところで状況は好転するわけじゃないし」
アルミン「じゃあ、今日は寝るって事で。何か反対意見は?」
エレン「異議なーし。正直もう眠くてやばいんだよ」
ジャン「この時間に眠いとかお子様だな」プフォッ
エレン「あんだと?」イラッ
アルミン「喧嘩しないでよ…」
70 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:06:31 ID: FbNTHFv2
マルコ「そうと決まったらさっさと寝ようよ。消灯時間も迫ってきていることだし」
ベルトルト「そうしようか」
コニー「おい!」
一同「!?」ビクッ
コニー「それ…俺のパンナ…コッタ…」グーグー
ジャン「何だよ寝言か。脅かしやがって」
マルコ「…そういえばコニーはこの件にはノータッチだったね」
ジャン「タッチしようにもアイツ馬鹿だからライナーの変化に気づかねーだろ」
アルミン「なんかコニーがすごく羨ましい」
71 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:14:54 ID: FbNTHFv2
エレン「おいライナー!そろそろ消灯だぞ、自分のベッド行けよ」
ライナー「はあ?夜はこれからだろーがよお!恋バナしよーぜww!!」ヘラヘラ
アルミン「うん、恋バナもいいんだけど教官に怒られるからね?」
ライナー「先公なんて気にしてたら身がもたねーよwww」
アルミン「いや先公じゃなくて教官…」
ライナー「いいじゃんwww!早く恋バナしよーぜwww」
アルミン「どんだけ恋バナしたいんだよ君は!」
72 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:22:10 ID: FbNTHFv2
ライナー「エレンよお、ミカサとはどうなってんだよおww」グイグイ
エレン「は?俺とミカサはそんなんじゃねえし…」
アルミン「何恋バナおっぱじめてんだよ!?それとエレン!君も乗っちゃ駄目だろ!」
ライナー「おwwいww俺とお前の仲だろwww言えよwwww」
エレン「何もねえって言ってんだろ!」
ライナー「照れてんのーwww?言って楽になっちまえよーwww」
エレン「ちょっwwwやーめーろーよーwww」
アルミン「エレン!移ってる!移ってるよ!」
エレン「なんだよアルミーンwwwwwww今から俺っちライナーとクラブ行くんだからよーwwwww」
アルミン「うわあん!収拾つかなくなって来た!誰か助けて!!」キリキリキリ
73 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:28:48 ID: FbNTHFv2
ベルトルト「…」スッ
ベルトルト「許せ」ウナジトンッ
ライナー「」ドサッ
ベルトルト「…ふう。アルミン、大丈夫かい?」
アルミン「べ、べるとるとぉ…!胃が爆発するところだったよぉ…」
アルミン「でもまだエレンが…!」
エレン「wwwwwwwwwww」
ベルトルト「エレンは影響されやすいみたいだからね。元凶を倒したから、すぐ戻ると思うよ」
エレン「…はっ!俺は一体何を…?」
アルミン「えれぇん!戻ったんだね!」グスン
エレン「ん?どうした…って何で泣いてるんだお前!」
75 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:37:47 ID: FbNTHFv2
アルミン「…で」
ライナー「」
アルミン「このライナーどうしよう…」
エレン「ライナー結構重いからな。俺らだけじゃ運べねえぞ」
エレン「他の奴らはもう寝ちまったし…」ウーン
ベルトルト「もうこのままでいいんじゃない?」
アルミン「え、ここ思いっきり床なんだけど。しかも凄く汚いし…一昨日ゴキブリ見たよ?」
エレン「そうだよ、それはいくらなんでも酷えよ。ライナーが風邪引いちまう」
アルミン「そこなの?」
ベルトルト「ライナーの布団を持ってきて掛けておけばいいよ」
エレン「なら大丈夫だな」
アルミン「君の大丈夫の基準がよく分からないよ…」
76 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:44:33 ID: FbNTHFv2
アルミン「とはいっても、言わずもがな僕ひとりじゃ運べないし…仕方ないか。ごめんねライナー」
ベルトルト「布団持って来たよー」
エレン「おー、早く掛けてやってくれ」
ライナー「」ファサ
ベルトルト「これでよし、と」
アルミン「本当にこれでいいんだろうか…」
エレン「うし!ライナーも片付いたし、俺らも寝ようぜ」
ベルトルト「うん、そうだね」
77 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月24日 (水) 23:54:06 ID: FbNTHFv2
アルミン「…ライナー、明日には戻ってるといいね」
エレン「ああ、ホントにな」
ベルトルト「…」
***
チュンチュンチュン…
ライナー「チョリーッスwwwww」ヘラヘラ
エレン「」ズーン
アルミン「」ズーン
78 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:05:22 ID: 0ZAir03A
‐朝 食堂‐
ライナー「お、チョリースww君かわうぃーねwww」
ライナー「うわっ、そのネイルすごいなww手先器用なんだwww」
ライナー「昨日と髪型変えたっしょwwwパネエww」
モーヤダーライナーッタラー
ホメテモナニモデナイノニー!
79 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:13:05 ID: 0ZAir03A
ジャン「治ってねーじゃん…」
マルコ「淡い期待は打ち砕かれたね」
ジャン「むしろ悪化してねーか?」
マルコ「ああ…言わないようにしてたのに…」
ライナー「お前ちょっと髪切ったかww?似合ってんぜwww」
ダズ「え…」ドキン
トーマス「お前じゃないよ。たぶんお前の後ろのミーナに言ったんだよ」
ダズ「ほ、本当にちょっとだったのに、気付かれちまった///」ドキドキ
トーマス「お前じゃないって言ってるだろ」
ダズ「いや、俺だって昨日間違いなく噛み切ったぞ」
トーマス「何を!?」
80 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:21:20 ID: 0ZAir03A
クリスタ「おはよう、二人とも」
エレン「おはよう」
アルミン「おはようクリスタ。ユミルも」
ユミル「ライナーは元に戻ったか?今日は一緒じゃないのか?」
アルミン「ライナーはほら、あそこ…」
ライナー「…」カミイジイジ
ユミル「スプーンを鏡代わりにして髪の毛をいじってるな」
クリスタ「…ってことは」
ユミル「戻ってねえのか…」
アルミン「…うん」
81 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:22:36 ID: 0ZAir03A
クリスタ「おはよう、二人とも」
エレン「おはよう」
アルミン「おはようクリスタ。ユミルも」
ユミル「ライナーは元に戻ったか?今日は一緒じゃないのか?」
アルミン「ライナーはほら、あそこ…」
ライナー「…」カミイジイジ
ユミル「スプーンを鏡代わりにして髪の毛をいじってるな」
クリスタ「…ってことは」
ユミル「戻ってねえのか…」
アルミン「…うん」
83 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:31:05 ID: 0ZAir03A
ユミル「一体どうすれば戻ってくれるんだ…」
アルミン「…残念だけど、もう僕らに切れる手札はないんだよね」
ユミル「じゃあアイツはずっと…」
クリスタ「…」
エレン「あ、こっちに来るぞ」
ライナー「おう、そのアクセ似合ってるじゃんwwww」
ユミル「道行く女に話しかけてるな。なんかイライラして来たぞ…」
クリスタ「…」ムゥ
85 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:41:38 ID: 0ZAir03A
ライナー「よおww!ユミルとクリスタwww!」ヘラヘラ
ユミル「チッ、相変わらず腹が立つ喋り方だな」
クリスタ「…」
ライナー「クリスタは今日も可愛いねェwww俺と結婚しないwww?」
ユミル「…!お前調子に乗ってんじゃ…」
クリスタ「いい加減にして!!」
ユミル「…クリスタ?」
クリスタ「いろんな子にちょっかいだして、女の子だったら誰でもいいの!?」
ライナー「ちげーよーww他はちょっと遊んでるだけで、本命はクリスタだけだってーwww」
クリスタ「遊んでるだけ…?そんなの最低だよ…」
クリスタ「ライナーはそんなことしなかった…。人の気持ちをちゃんと考えてくれてた!」
クリスタ「あなたなんて大嫌い…!あなたなんてライナーじゃないよ!」ダッ
ユミル「おい!どこに行くんだクリスタ!」
クリスタ「ついて来ないで!」
88 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:47:46 ID: 0ZAir03A
ユミル「行っちまった…」
ライナー「…」
ユミル「ライナー…てめえ!」ギロッ
アルミン「ユミル落ち着いて!」
ライナー「…」
ユミル「クリスタを傷つけやがって!黙ってないで何か言ったらどうなんだ!ああ!?」
ライナー「はは…悪ぃユミルwちょっと便所行ってくんよw」
ユミル「おい!待てよクソ野郎!逃げんじゃねえ!」
アルミン「ユミル!違うよ!」
ユミル「あ?違うってどういうことだ!?」
89 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:52:47 ID: 0ZAir03A
アルミン「確かに今の彼は『いつものライナー』じゃない」
アルミン「でも、本質は変わっていないんだとしたら…」
エレン「? どういうことかわかんねえ…」
アルミン「昨日から彼の行動はライナーの行動だった。つまり、性格以外がライナーのままだったとしたら」
エレン「だとしたら?」
アルミン「…大好きなクリスタに大嫌いって言われた事に、ものすごいショックを受けていると思う」
エレン「…」
ユミル「…」
アルミン「下手をしたら、精神が崩壊してしまうかもしれない。今はそっとしといてあげよう?」
エレン「…そうだな」
ユミル「チッ…」ギリッ
90 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 00:57:23 ID: 0ZAir03A
‐食堂前‐
ライナー「…」ハア
ベルトルト「やあライナー」
ライナー「…おうベルじゃんwwお前どこにいたんだよwww」
ベルトルト「顔を洗ってたんだよ」
ライナー「長くねwwww?マジウケるwwww」
ベルトルト「…ねえ、ライナー」
ベルトルト「もうその演技、辞めたら?」
94 : 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2013年07月25日 (木) 01:34:30 ID: 0ZAir03A
ライナー「…!」
ライナー「…いつから、気付いてたんだ?」
ベルトルト「一瞬素に戻った辺りからうすうすとは」
ライナー「…フッ、お前に隠し事は出来ないな」
ベルトルト「ライナー、教えてくれ。なんでこんなことをしたのか」
ライナー「…ああ」
95 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 01:38:05 ID: 0ZAir03A
クリスタ(うう…勢いよく啖呵切ったのはいいものの、お腹すいたよお…)キュルルゥ
クリスタ(でも気まずいなあ…。ユミル達、いなくなってるといいんだけど…)
クリスタ(ああもう!考えても始まらない!とりあえず食堂に行こう!)ペチペチ
クリスタ(ん?あれはベルトルト…とライナー!)カクレカクレ
クリスタ(何であんなところにいるのよぉ…!食堂に入れないじゃない!)コソコソ
ベルトルト「……てくれ……なこ……のか」
クリスタ(何の話してるんだろう…?ここじゃよく聞こえないよ…もう少し近づこう…)コソコソ
96 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 01:43:10 ID: 0ZAir03A
ライナー「事の発端は昨日の夕食の時間だ」
ライナー「俺はいつも通り、クリスタの斜め四つ前の席をキープして、クリスタを見つめていた」
ベルトルト(怖…)
ライナー「そこで俺は聞いちまったんだ。クリスタの好みが軽い男だって事を」
ベルトルト「わあ意外」
ライナー「俺は焦った。自分とはまったく正反対の人間だからな…。どうにかしてクリスタの好みに近づこうとした」
クリスタ(ライナーがいつも通りの口調…!いったいどういう…)
97 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 01:51:11 ID: 0ZAir03A
ライナー「それから俺はダズにそう言う雑誌を借りて徹夜で勉強した」
ベルトルト「ダズ、そんなの持ってたんだね…」
ライナー「ダズの私服見たことあるか?めちゃくちゃかっこいいぞ」
ベルトルト「正直それに一番ビックリしたよ」
ライナー「後は…お前らの知る通りだ」
ベルトルト「ライナーはチャラくなった演技を始めたってとこだね」
クリスタ(えっ!あれ演技だったの!?じゃあ、昨日も今日もずっとライナーのまま…?)
99 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 01:57:52 ID: 0ZAir03A
ライナー「本にはチャラ男の条件として口調、見た目、辺りに反抗する事、女子に優しいが挙げられていた」
ライナー「最初は、俺も辛かった。口調はいまいち分からねえし、何より訓練兵の分際で教官に反抗するなんて、開拓地行きを確定させるようなものだからな」
ベルトルト「確かに、口調なんか途中から修学旅行の中学生の夜みたいになってたからね…」
ライナー「でもな、続けていく内にこれでもいいんじゃないかと思い始めてきた」
ライナー「女子と仲良くなれるし、何よりクリスタと話しやすくなった」
ライナー「チャラい自分に自信がつき始めていたんだ」
ベルトルト「…」
ライナー「だが、やっぱり荷が重すぎた。クリスタに大嫌いだって言われちまったよ」
クリスタ(…)
101 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:03:26 ID: 0ZAir03A
ベルトルト「…今のそれも、座学の時も、全部クリスタのためなのにかい?」
ライナー「…!」
ベルトルト「君があの時大声を出したのは、教官に嫌味を言われそうになっていたクリスタを助けるためだろう?」
ライナー「…そんなところにも気付いてたのか」
ベルトルト「伊達に何年も幼馴染やってないよ」
ライナー「まったく、お前には敵わんな…」
ライナー「お前の想像通りだ。クリスタが傷つけられるのは見たくなかった」
102 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:08:46 ID: 0ZAir03A
ライナー「まあ、そんな事言ってる俺が一番アイツを悲しませているんだがな…」
ベルトルト「一体何をしたの?」
ライナー「クリスタが本命で、他は遊びだみたいな事を言った」
ベルトルト「何でまたそんなクリスタが怒りそうな事言うんだ…」
ライナー「『カリスマチャラ男が選ぶ!この台詞でカノジョはイチコロナンパ台詞百選〜今年の夏は君にムチュウさ〜』という本に書いてあった」
ベルトルト「ご丁寧にサブタイトルまでありがとう」
ライナー「ちなみにダズの私物だ」
ベルトルト「ダズ…僕はもう君が分からないよ…」
103 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:14:53 ID: 0ZAir03A
ライナー「なんでも、女子は『自分だけが特別だ』という言葉にグッと来るらしい」
ベルトルト「へ〜(今度使ってみよ)」
ベルトルト「じゃあその言葉は本の受け売りなんだね?」
ライナー「丸パクりだ」キリッ
ベルトルト「そんないい顔で言われても…」
ベルトルト「普通に考えて、ライナーが女の子との付き合いを遊びだとか言うはずないもんね…」
クリスタ(……)
104 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:20:50 ID: 0ZAir03A
ライナー「なんにせよ、クリスタを傷付けてしまった事は覆らない事実だ。俺は自分への罰として、ずっとこのままでいようと思う」
ベルトルト「このままって、チャラいままってこと?」
ライナー「ああ。クリスタに嫌われた俺のまま、残りの訓練兵生活を過ごす」
ベルトルト「…それは誰が得をするんだ」
ライナー「誰も得しない。だから罰になるんだろう?」
ベルトルト「…」
クリスタ「…」
ベルトルト「…分かったよ。ライナーがそこまで言うなら僕はもう何も言わない」
ライナー「…迷惑掛けるな」
106 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:27:15 ID: 0ZAir03A
クリスタ「…」ダッ
ベルトルト「それにしてもライナー。最近クリスタクリスタ言い過ぎじゃない?」
ベルトルト「色恋沙汰に浮かれるのもいいけど、ここに来た目的だけは忘れないでよね」
ライナー「心配するな。これからもちゃんと……ん?」
ベルトルト「どうしたの?」
ライナー「今、何か物音がしなかったか?」
ベルトルト「? 僕には何も…。気のせいじゃない?」
ライナー「そうか…」
ベルトルト「…そろそろ戻ろう?朝食、なくなっちゃうよ?」
ライナー「…そうするか」
ライナー「よーーぅwww!待った〜www?」
107 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:34:18 ID: 0ZAir03A
‐夜 食堂‐
エレン「結局ライナーは戻らずじまいか…」
アルミン「なんかもうあれでいい気がしてきた…」
エレン「アルミン、諦めんなよ…。明日があるって」
アルミン「そういえばライナーは?」
エレン「便所に行ったぞ」
108 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:40:07 ID: 0ZAir03A
‐廊下‐
ライナー「女々しくて!女々しくて!女々しくてぇ!(セルフダンッ!)つぅ〜ら〜いよぉ〜おおお〜♪」
クリスタ「…ライナー」
ライナー「おうクリスタwwwいいのか?大ッ嫌いな俺に近づいてwwww」
クリスタ「…いいからちょっとこっちに来てくれない?」
ライナー「もちよwww愛しのクリスタのためなら何処へでもwww」
クリスタ「…」
109 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:45:13 ID: 0ZAir03A
ライナー「おーいなんだよーwwwこんな人気の無いところに連れて来てwwww期待しちゃっていいのwww?」
クリスタ「…」
ライナー「ねえwwなんか喋ってよ〜www」
クリスタ「ライナー、もういいんだよ。私全部知ってるから」
ライナー「! な、何のことかわからないなあwwww」
クリスタ「…」ジイッ
ライナー「…ハァ、俺ってそんなに分かりやすいか?」
クリスタ「実は、今朝のあなた達の話…聞いちゃったの」
ライナー「…どうにも上手くいかんな」ハア
110 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:51:18 ID: 0ZAir03A
クリスタ「全部私のためにやってくれてたのに…私、あなたにひどい事を言った。ごめんなさい」ペコ
ライナー「…頭を上げてくれ。俺のせいでお前が傷付いた事は事実だ」
クリスタ「ライナーだって、私のせいで傷付いたでしょう?おあいこだよ」
ライナー「…」
クリスタ「それなのにまだ自分だけ罰を受けようっていうの?」
ライナー「…だが、俺は」
クリスタ「頑固だなあ。じゃあ、そんなライナーに良くないお知らせです」
クリスタ「私、クリスタ・レンズはさっきのチャラいライナーが嫌いではなくなってしまいました。これでは罰になりません」
ライナー「!」
クリスタ「…それでも、演技を続ける?」ニコッ
ライナー「…ふっ、一本取られたな。負けたよ」
クリスタ「…じゃあ」
ライナー「ああ、もう辞める。いつものライナー・ブラウンに戻ることにしよう」
クリスタ「……うん!」パアア
111 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 02:56:24 ID: 0ZAir03A
クリスタ「ねえ、罰の代わりに私と約束しない?」
ライナー「約束?」
クリスタ「うん、『ライナーはずっとライナーでいる』って約束!」
ライナー「? どういうことだ?」
クリスタ「他の人のために自分を偽ったりしないで、自分らしく生きてって事だよ!」
ライナー「…」
クリスタ「私は…無理だけど、せめてあなたには…」ボソボソ
ライナー「…なんだ?聞えないぞ?」
クリスタ「な、なんでもないよ!それより、約束…してくれる?」
ライナー「……ああ、分かった。約束しよう」
ライナー「せっかくだし、用済みになったコイツを使うか」スポ
112 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:01:09 ID: 0ZAir03A
クリスタ「シルバーリング?」
ライナー「コイツにさっきの約束を誓う。これが俺とお前の約束の証だ」
ライナー「…クリスタ、これ…お前が持っていてくれないか?」
クリスタ「私が?」
ライナー「お前が持っていてくれれば、必ず約束を守れる気がする」
クリスタ「…分かった」スッ
クリスタ「ライナーの手、おっきいんだね。人差し指じゃ大きすぎるから、親指につけておくね」スポ
クリスタ「そろそろ戻ろっか」
ライナー「…ああ」
113 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:07:26 ID: 0ZAir03A
***
クリスタ「ライナーさ、私の好みが軽い人だって聞いた、って言ってたよね」テクテク
ライナー「ああ、一昨日の夕食のときに聞いた」テクテク
クリスタ「…それ、誤解なんだ」
ライナー「え」
クリスタ「あの時、女の子が何人かいたでしょ?その子達が軽い男の子っていいよねって話をしてて…」
クリスタ「私その時ぼーっとしてて、急に話を振られて適当にうんって言っちゃったんだよね…」
ライナー「…生返事をしただけだったのか?」
クリスタ「うん。どっちかっていうと軽い人って苦手だし…」
ライナー「ってことは、俺は本当に唯の道化だったのか…」
ライナー「…フッ、傑作だな!ハハハッ!」ガハハ
クリスタ「ふふっ」クスクス
114 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:12:04 ID: 0ZAir03A
クリスタ「でもちょっともったいない事しちゃったかな」
ライナー「何がだ?」
クリスタ「腰パンも、アクセサリーもとっても似合ってたから」
ライナー「……」
ライナー「…クリスタ」
クリスタ「なあに?」
ライナー「結婚しよ」
クリスタ「あはは。チャラいのはもうやめてよー」クスクス
ライナー「…そうだな。すまん」
115 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:15:55 ID: 0ZAir03A
‐食堂‐
ライナー「遅くなっちまったな。席はまだ空いているか?」
エレン「ラ、ライナーだ…!」
アルミン「腰パンでもない、アクセサリーもない、チャラくないライナーだ…!」
ライナー「はっはっは、何だよお前ら。アホみてえな顔して」ニカッ
エレン「…ライナああああ!!」ダキッ
ライナー「どうしたエレン。あんまりくっつくと掘っちまうぞ?」ガハハ
エレン「…」スッ
ライナー「いや冗談だからな?」
116 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:20:24 ID: 0ZAir03A
ジャン「ふぉほっはひはいはは(訳:戻ったみたいだな)」ムグムグ
マルコ「ジャン、パン咥えたまま喋るなよ」ペシ
女子訓練兵A「えー…マジかよ、最悪じゃん…」
女子訓練兵B「何で戻っちゃったんだろうねー、クソムカつくんですけど〜」
女子訓練兵C「つーか、ここでも暑苦しいよ。もっと離れない?」
女子訓練兵B「そうしよっか」
ベルトルト(…ライナー、かたは付けたみたいだね)チラ
ベルトルト(罰を受け終えたのか、はたまたそれ以外かは分からないけど…君の望む形で終わる事が出来たみたいで良かったよ)ニコ
117 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:25:04 ID: 0ZAir03A
クリスタ「ただいま」ストッ
ユミル「おかえり、遅かったな。スープ冷めちまったぞ」
クリスタ「ごめんね、ちょっといろいろあって…」キラッ
サシャ「あれ?クリスタの親指にあるその指輪…さっきは着けてませんでしたよね?」
ユミル「何!?指輪だと!?」ガタッ
サシャ「ユミル!?落ち着いてください!!」
ユミル「これが落ち着いてられるかよ!男に告られたのか!?プロポーズか!?どこの馬の骨だ!?」
サシャ(アカン、目が血走っとる…。つーかプロポーズだったら薬指やろが!)
クリスタ「そういうのじゃないよユミル」
ユミル「じゃあなんだっていうんだよおお!!」
クリスタ「…約束だよ。なんてことない、唯の約束」
118 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月25日 (木) 03:34:30 ID: 0ZAir03A
終わり。申し訳程度のライクリすまん
俺は綺麗にまとめたい症候群にかかってるみたいだ
最後の方の駆け足感が否めないが、許してください
1作目 ユミル「お前…ふざけてんじゃねえぞ」
2作目 ジャン「…もうああいうこと言うな///」マルコ「!?」
3作目でした。
お目汚し失礼。読んでくれた人ありがとう。
もしかしたら、なんかオマケ書くかも
130 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月26日 (金) 20:27:56 ID: MzDisZ.g
>>1です。すげえ伸びててビビった。ライクリは増えるべき
昨日投下しようと思ってたら寝ちゃったんDA!
今から投下する。たぶんみんなが思ってるのと違うけど
132 : おまけ ジャン君奮闘記 2013年07月26日 (金) 20:30:19 ID: MzDisZ.g
ジャン「どうも、ジャン・キルシュタインです。先日、ライナーがチャラくなってしまうという謎の事件が発生しました」
ジャン「ライナーは元に戻ったのですが、その日を境にクリスタととてもいい感じになってます。ほぼ付き合ってんじゃねえの?って状況です。死ねばいいのに」
ジャン「あのライナーが事実上女神のハートを射止めたのです。ショックで開拓地に移った奴も少なくありません」
ジャン「人類に多大な損害を与えたゴリラは即刻死刑になるべきだと思います。…おっと、話が逸れてしまいましたね」
ジャン「…そこで俺は考えました。ウォール・クリスタが陥落した理由を。そして結論に辿り着きました」
ジャン「女はギャップに弱い生き物です。恐らくクリスタは、普段のライナーとのギャップにコロっといってしまったんでしょう。…ならば」
ジャン「俺もチャラくなって、ミカサのハートをGETしてやるぜええええ!!」バサァッ
マルコ「うるさいなあ!何時だと思ってるんだよ!!」ガバッ
ベルトルト「うわっ!?急にカーテン開けないで!眩しっ!!」
コニー「うー、もう起床か?…なんだ、あと1時間…寝れる…じゃんか…ぐー」ボスッ
133 : おまけ ジャン君奮闘記 2013年07月26日 (金) 20:35:18 ID: MzDisZ.g
‐朝 廊下‐
ジャン「フッフッフッ…。準備にかなり時間を食っちまったぜ。だが、おかげで完璧な仕上がりだ」
ジャン「内地に行った時に魔が差して買ってしまったワックスがこんなところで役立つとはな」
ジャン「希少なもんだからクソみてえな値段だったし、なんで買っちまったんだと後悔した日もあった」
ジャン「だが、これから始まるスウィートライフへの出費だったと思えば安すぎるほどだ…」
ジャン「アクセサリーの類はないが、この髪型と絶妙な腰パン加減…。いける!」
ジャン「待ってろよ、ミカサ…!」グヘヘ
マルコ(朝から思ってたけど何言ってるんだろう…。ブツブツ怖いんだけど…)
マルコ「そういえばジャン、早朝からいなかったけどどこに行ってたんだ?」
ジャン「お、おう?目が冴えちまってな。自主トレしてたんだよ」
マルコ「へえ、ジャンが自主トレ?珍しい事もあるもんだね」
ジャン「ほっとけ」
ジャン(1時間弱髪のセットしてたとか言えねえよなあ…)
134 : おまけ ジャン君奮闘記 2013年07月26日 (金) 20:41:39 ID: MzDisZ.g
‐食堂前‐
ジャン(そうこうしてる間に食堂だ)
ジャン(…この扉を開ければ、ミカサとの甘い生活が!)ニマァ
マルコ(何だあの笑顔キモッ)
ジャン(フヒヒッ、胸が高鳴ってきやがったぜ…)
ギイイ…
ジャン「な、何だこりゃ…!」
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進撃の巨人の九つの巨人まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。
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進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。
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進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。
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進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
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進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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