【進撃の巨人】アルミン「恋をした瞬間だって確信したんだ」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。訓練兵の同期であるクリスタに一目ぼれしたアルミン。クリスタと付き合うべく様々な手で奮闘します。果たしてアルミンの初恋は成就するのでしょうか?
218 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/19(木) 01:13:03 ID:P2ZemQe2
アルミン「クリスタ…」
クリスタ「ん?」
アルミン「………」
クリスタ「何?アルミン」
クリスタ「罰、ゲームとかかなぁ…」
クリスタ「それだったら恥ずかしいなっ!」
クリスタ「私、自意識かじょ…過剰に見られたかも!えへへ」
アルミン「…ごめ……」
クリスタ「謝る前にまず説明、だよ?」
アルミン「クリスタ…っ」
219 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/19(木) 01:15:59 ID:P2ZemQe2
アルミン「そんなに泣かないでよ……」
クリスタ「……ん…っぅ…んっ?泣いてないよ!!」
アルミン「ああ…もう……ごめん…ごめんなさい……」
クリスタ「っく、泣いて、無いよ!何で…もうっ!アルミン、私が悪いっみたいじゃない…!」
アルミン「ごめん……ごめんなさい…もう…ごめん…ごめん……」
クリスタ「……ふ…っん…ゲホッ…泣いて、無いよ!」
クリスタ(私が、アルミンを利用して)
クリスタ(私の方が悪いんだ、って)
クリスタ(思いたかったのに)
226 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:33:42 ID:uezIQu1.
アルミン「う…っうぁ…ごめ…っ」
クリスタ「そんっとこ…そんな所に座りっ込まないでよ」
アルミン「もうやだ…嫌だよ…っく…何で…」
アルミン「僕なんか死ねばいいんだ…死ねば…」
クリスタ「っ…ふー……」
アルミン「何で僕なんか…何で…ぅ…っ」
クリスタ「……アルミン」
アルミン「嫌だ…嫌だ嫌だ」
クリスタ「いい加減にして」
アルミン「……っ」
クリスタ「アルミン」
アルミン「触らないで…嫌だよ」
クリスタ「な……っ!?」
アルミン「うゎ…っ」
クリスタ「逃げないでよ!!!」
227 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:34:16 ID:uezIQu1.
アルミン「離して…クリスタ…」
クリスタ「私だってこんな事したくないよ!でもアルミンが上を向かないから!!」
クリスタ「情けない…よ」
クリスタ「ねぇ!?私…私だって…!」
クリスタ「それなのにアルミンは自分だけ泣き崩れるのっ!!?」
アルミン「ごめん…なさ…」
クリスタ「……っ、やめて、アルミン」
クリスタ「アルミンのこんな……」
クリスタ「こんな卑怯な姿見たくなかった…!!」
クリスタ「私…だって…」
クリスタ「自分の中にこんな…っ!我慢出来ないくらいの感情があるなんて知りたくなかったよ!!」
228 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:35:02 ID:uezIQu1.
アルミン(クリスタ…)
アルミン(僕は最初から卑怯だよ…)
アルミン(エレンと同じ夢を持っていながら…)
アルミン(僕は彼が皆の前で夢を語った時、一緒に声をあげる事も出来なかった)
アルミン(周りに白い目で見られる事なんか、慣れてる筈なのに…)
アルミン(君の事だって、そうだ)
アルミン(傷付けたく無いから、って正当化して)
アルミン(君が離れるのを嫌がった)
アルミン(今だって)
アルミン(君が許してくれるなら)
アルミン(僕の襟首を掴む君を抱き締めて、クリスタがいなきゃ駄目なんだと縋ってしまいそうだ)
229 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:35:48 ID:uezIQu1.
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サシャ「何言ってるんですか!今食糧庫が開いてるのに行かなくてどうするんですか?」
コニー「中に居る時に配給品が届いたら今度こそ開拓地だぞ、お前」
サシャ「はいっ!?それでも狩人なんですかっ!?」
クリスタ「……」
アルミン「ぁ……」
クリスタ「サシャ!ちょっといい?」
サシャ「クリスタ!…座ってるのはアルミン…ですか?」
コニー「何だ?具合でも悪いのか?」
クリスタ「あ!コニー、悪いんだけど大事な話だから…サシャだけ来てもらえるかな」
コニー「あ?了解ー」
サシャ「ん?ん?」
230 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:36:32 ID:uezIQu1.
クリスタ「アルミン、もう落ち着いたよね」
サシャ「大丈夫ですか?背中さすりましょう」
アルミン「……大丈夫だよ、サシャ」
クリスタ「……」
クリスタ(私が…悪い事したみたいだなぁ…)
クリスタ「サシャ…知ってたら言って欲しいの」
サシャ「はいはい?」
クリスタ「アルミンは私が好きだったんじゃないんだって」
クリスタ「なのにどうして私にそう伝わったのかな」
サシャ「……えぇっ?」
サシャ「え、でも、ねぇ?」
サシャ「アルミン、私に頼みましたよね…クリスタに…」
231 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:37:16 ID:uezIQu1.
アルミン「名前…を」
アルミン「名前を間違えちゃったんだ……」
サシャ「……え?」
クリスタ「……」
アルミン「僕が一目惚れした女の子の名前を…クリスタだと勘違いして、そのまま…確認もしないで…」
サシャ「そ…それなら何故…ちゃんと対面した時に…」
クリスタ「分かったよ」
クリスタ「アルミンは優しいから、言えなかったんだよね」
クリスタ「はい」
アルミン「……?」
クリスタ「仲直りの握手」
クリスタ「これで終わりにしよう」
232 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:37:57 ID:uezIQu1.
サシャ「………」
アルミン「本当に、ごめん」
クリスタ「こちらこそ、ごめんね?」
アルミン「……っ!」
クリスタ「……」
クリスタ「でも、その子のおかげでアルミンと仲良くなれたんだもん」
アルミン(一瞬)
クリスタ「感謝しなくちゃ!」
アルミン(恐い…って)
クリスタ「これからも、仲良くしようね」
アルミン(思ってしまった)
アルミン「うん…」
233 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:38:36 ID:uezIQu1.
アルミン「クリスタは、優しいね」
クリスタ「そうかな?」
アルミン(良い人、だよ)
サシャ「……仲直り出来ましたか?」
クリスタ「うん!じゃあ…私はユミルの所に戻ろうかな」
クリスタ「サシャ、呼び止めてごめんね!アルミンも……またね、二人とも!」
サシャ「いいえー!」
アルミン「……」
サシャ「アルミン?」
サシャ「ずっと床に座ってたら服が汚れますよ!」
234 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:39:31 ID:uezIQu1.
アルミン「うん…」
アルミン(情けない…本当に情けないな…)
アルミン(クリスタ、僕がこんなんだから…色々我慢して抑え込んでくれたんだ)
サシャ「…大丈夫ですか?」
サシャ「よ、っと」
アルミン「サシャ…」
アルミン「僕、今どんな顔してる…?」
サシャ「……うーん、怯えた獲物みたいな顔…ですかね」
アルミン「獲物って…はは…」
サシャ「大丈夫ですよ」
アルミン「う、わ」
サシャ「……『クリスタ』がクリスタだって分かっても言い出せなかった事」
235 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:40:08 ID:uezIQu1.
サシャ「私には分かりますよ?」
サシャ「可愛いですからね、クリスタ」
アルミン「……僕、汚いよね…」
サシャ「いえ…それが普通ですよ」
サシャ(手に入れたい獲物と、手に入れられそうな獲物)
サシャ(まずは手に入れられそうな獲物を逃がしたくないと思うのは、普通の事やし)
アルミン「サシャ…」
サシャ「ふふ、アルミンよりは…お姉さんですからね」
アルミン「温かい…安心する…」
サシャ「…よーしよーし!」
アルミン「もう…」
サシャ「あははは!」
236 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/20(金) 01:40:56 ID:uezIQu1.
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マルコ「だからその時ジャンに言ったのさ、そんな憎まれ口叩いてても仕方ないだろ、って」
アルミン「あはは」
マルコ「あ…ここは……どうするんだっけ」
アルミン「あぁ、あまり弄り過ぎてもよくないから……」
マルコ「……あー!なるほどね!ありがとう!」
アルミン「どういたしまして!」
マルコ「アルミンは整備の仕方覚えるの早いよね」
アルミン「ちょっとしたミスが命取りだしね…ただでさえ立体機動を上手く扱えないのに」
マルコ「はは…僕だってよく木にぶつかるよ」
アルミン「あ、本当だ、ここヘコんでる」
マルコ「うわぁ…よく見つけたね…」
244 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:48:39 ID:q2MAPYDc
アルミン「そんなに酷いヘコみじゃないし、心配しなくてもいいと思うけどね」
エレン「アルミン!」
マルコ「…エレン?」
アルミン「ん?」
エレン「弄ってたら中でワイヤー絡まってさ…」
アルミン「あはは…何やってんの。貸して」
エレン「おう」
アルミン「こんな状態で使ってたら危なかったよ…」
エレン「うわ~…だよな…」
アルミン「他人事みたいに…」
マルコ「何か必要な工具はある?」
アルミン「このくらいなら大丈夫だと思う。ありがとう、マルコ」
マルコ「いえいえ」
245 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:50:01 ID:q2MAPYDc
アルミン「よし。もう大丈夫だよ、エレン」
エレン「悪いなアルミン…」
アルミン「はは、このくらいは役に立たせてよ」
エレン「本当に助かった!!またひっくり返されるところだったよ」
アルミン「え?」
エレン「それじゃあまたな!アルミン、マルコ!」
マルコ「あ…うん!」
アルミン「……」
エレン「アニー!直ったぞ!!アルミンに直してもらった!!」
アニ「……」
アルミン(アニが身に付けてた装置だったのか…)
アルミン「……」
マルコ「まだ、気になってる?」
246 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:51:28 ID:q2MAPYDc
アルミン「…はは…そんな事…」
ユミル「何怖い顔してんだ?」
クリスタ「え?……ううん?」
ユミル(嘘くせー笑顔。変な事考えてないといいが)
ユミル「はぁ…面倒くさいな、人間って」
ユミル(少しは本音を見せてくるようになったと思ったのにな)
クリスタ「ふふ、ユミルらしくないよ?」
クリスタ(認めるよ。私、愛されたい)
クリスタ(沢山優しくしよう)
クリスタ(皆に平等に)
クリスタ(人を助けて、役に立つ人間になって)
クリスタ(そして皆から慕われるの)
クリスタ(『クリスタ』は皆から愛されて、尊敬されて)
クリスタ(そしたら)
247 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:53:07 ID:q2MAPYDc
クリスタ(_____皆、泣きながら私を求めるでしょ?)
マルコ「もう移動するのかい?」
アルミン「あ…ガスの補充しようと思ってさ」
マルコ「あぁ、了解。僕は教官に整備完了の報告してくるよ!」
アルミン「うん、分かった」
アニ「………これ」
エレン「ん?」
アニ「アルミンが…直してくれたんでしょ?」
エレン「…あぁ。…悪かったな、手伝ってやるなんて言っといて余計な事して」
アニ「…はぁ…別にいいって」
エレン「………っ」
エレン(呆れた顔だな……)
エレン(でも…目付きが優しいような)
エレン(アルミン…アニの事を可愛いって…言ってたな…)
248 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:54:54 ID:q2MAPYDc
エレン(睫毛長いな…)
アニ「…じゃあ、私…終わったから」
エレン「…あぁ」
アニ「ミカサは随分手先が器用なんだね、少し教わったらいいんじゃないの?」
エレン「…あいつは…凄いよな…。でも近くに居るとうるさい」
アニ「……そう」
エレン「……」
エレン「あ、格闘訓練!!」
アニ「!」
エレン「次も組んでくれよ」
アニ「……」
アニ「……いいよ」
エレン「!!あ…ありがとな!」
249 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:55:37 ID:q2MAPYDc
アニ(ありがとう…か)
アニ(お父さん、お父さんから教わった技…)
アニ(褒めてくれた奴がいるんだ)
アニ(ありがとう…だって)
アニ(私があんなに嫌だった技の練習を…自分からしたいなんてさ)
アニ(強い…のかもね…)
アルミン「アニ」
アニ「…!」
アルミン「危ないよ前向いてなきゃ…」
アルミン「それと前髪…ちょっと長…」
アニ「見えてるよ、大丈夫だから」
アニ「どいて」
250 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:56:22 ID:q2MAPYDc
アルミン「……あははっ!」
アニ「は?」
アルミン「いや…僕…そればっかり言われてるなぁってさ…」
アルミン「……はは」
アニ「……」
アルミン「ごめんね、アニも補充かな?……じゃあ、ね」
アニ「アルミン」
アルミン「……!?」
アルミン「え?」
アルミン「あ…今…名前…っ」
アニ「……直してくれたって、聞いた」
アニ「ありがと」
アルミン「……や、その……いえ……」
251 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:57:43 ID:q2MAPYDc
アニ(……またそんな目で…)
アニ(いつもいつも)
アニ(そんな)
アニ(切なそうな、愛おしそうな目で)
アニ(私の事も知らないで。やめて)
アニ(やめて)
アニ「……」
アニ(……ここの奴らは)
アニ(馬鹿…)
アニ(ばっかりだよ)
アニ「それだけだから」
アルミン「あ…っ!うん!」
アルミン「またね…」
アルミン「アニ…」
252 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 04:59:25 ID:q2MAPYDc
アルミン(あぁ…耳が熱い…)
(ごめんね、やっぱり……)
『許して』
『好き?』
『好き』
『だから?』
『手に入れたい』
『そんな事言ってる場合?』
『人を生かす事も、殺す事も』
『恋させれば簡単なんだよ』
『何故?』
253 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 05:02:12 ID:q2MAPYDc
「まったく、傷つくよ…」
「いったい…いつから」
そんな
目で
あぁ、あんたの勝ちだ。
to be continued
254 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/24(火) 05:11:51 ID:q2MAPYDc
とりあえず完で…。
ちなみにそれぞれのセリフ、行動が、原作の場面を連想出来るようにしたかったんですが、いつまでも訓練兵一ヶ月程度から進めなかったので、長い前置きだったと思ってください。
思春期特有の馬鹿でドロドロとした恋愛にしたかった。あの死と隣り合わせの世界だと、恋愛にも命懸けになるのではないかと。
正直、エロが書きたかったんです。
またぼちぼち時間が出来たらいつか…
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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