【進撃の巨人】ミカサ「次の方どうぞ」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。エレンに近づく女子たちを面接することになったミカサ。なかなかミカサのお眼鏡にかなう女子は現れません。そうしているうちに事態は意外な展開に。
ミカサ「次の方どうぞ」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:05:18 ID:T4rFt7ZY
夜・食堂
ミーナ「私、エレンのことが好きになったかも!!」
アニ「どうしたの、突然?」
ミーナ「だって演説してるときのエレン、かっこよくなかった?」
ミーナ「なんて言うか、あれからエレンのことが気になるのよね~」
アニ「演説って、あの外の世界がどうとかってやつ?」
ミーナ「そう!私も壁の外の世界を見てみたいし…」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:06:31 ID:T4rFt7ZY
アニ「でも、あいつには強力な保護者がいるよ」
アニ「告白なんかしたら、敵とみなされて殺されるかもしれない」
ミーナ「…ミカサか」
ミーナ「でもミカサって家族でしょ?お母さんとかお姉ちゃんって感じだし」
アニ「どうなんだろうね?アルミンにでも訊いてみれば?」
ミーナ「そうだね…」
ミーナ「ねぇ、アルミン」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:07:53 ID:T4rFt7ZY
アルミン「どうしたの、ミーナ?」
ミーナ「突然だけど、ミカサとエレンって付き合ってるの?家族なんでしょ?」
アルミン「う~ん。お互い大切に思ってることは間違いないんだけどね」
ミーナ「でも恋人って感じでもないよね。親子っていうか、姉弟っていうか」
アルミン「直接聞いてみようか、おーいミカサ!」
ミーナ「ちょっ!アルミン!!」アセアセ
ミカサ「…どうしたの、アルミン?」
アルミン「ミカサとエレンって家族だけど、実はそれ以上の関係にだったりするの?」
ミーナ オロオロ
5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:09:29 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「…私はエレンの家族…それ以上の関係はまだない」
ミーナ「あ、あのさ。もしエレンに恋人とかできたらミカサはどうするの?」
ミカサ「…」
ミーナ「やっぱり殺す?」
ミカサ「…もちろん祝福する。もしエレンに家族ができれば私にも家族が増える…」
アルミン(アレ?意外と寛容だな)
ミカサ「ので、全力で応援する…。ミーナ、もしかして…」
ミーナ「う、うん。エレンのこと、ちょっとカッコいいかな、なんて」
ミカサ「そう…」
ミカサ「それでは後日、面接をしたいと思います」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:10:47 ID:T4rFt7ZY
ミーナ「え?」
アルミン「あれ?ちょっとミカサ」
ミカサ「エレンは私の家族。どこの馬の骨とも知れない人には任せられない」
ミカサ「それにエレンは今まで、私以外の女性と関わり合いが少なかった」
ミカサ「ので、私がエレンを幸せにできる人かどうか審査する」
夜・食堂
ミーナ「ってことになった」
アニ「何それ?」
ミーナ「よく分からないけど、ミカサを敵に回さすエレンとお付き合いできるチャンス、だと思う」
アニ「ふ~ん…」
アニ(合格者出るのかな?)
7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:12:22 ID:T4rFt7ZY
翌日昼休み・アルミンたちの部屋
ミカサ「それでは次の方、どうぞ」
アルミン(最初の人だけどね)
ミーナ「はい!!」 ガチャ
ミカサ「どうぞ、おかけになって下さい」
ミーナ「失礼します」
ミーナ(ってミカサ…メガネにスーツ姿。やる気満々だなぁ)
ミカサ「それでは面接を始めたいと思います」
ミカサ「エレンさんの恋人に志願した動機は何ですか?」
ミーナ「私、エレンさんを好きになったみたいで…」
ミカサ「…みたい、とは?」
ミーナ「あの…まだ自分の気持ちがはっきり分からないというか…」
ミカサ「…」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:16:12 ID:T4rFt7ZY
ミーナ「彼のとこを考えると胸がざわつくというか、もしかしたらこれって恋?みたいな」
ミカサ「なるほど」
ミカサ「では次に自分の長所、短所を挙げてみてください」
ミーナ「え~と…明るそうとか、積極的と思われてるみたいです」
ミカサ「…みたい?」
ミーナ「あ、あの私、退場が早かったんでキャラが固まってないというか…」
ミーナ「みんなの、「こんな感じかな?」 って印象で成り立っていて…」
ミカサ「自分のことがよく分からないと?ちなみに短所は?」
ミーナ「豚小屋出身家畜以下なところです!!…アレ?」
ミカサ「はい、わかりました。以上で面接を終了します」
ミーナ「え、もう終わりですか?」
ミカサ「お疲れ様でした」
ガチャン
9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:17:25 ID:T4rFt7ZY
夜・食堂
ミーナ(ノД`)・゜・。
アニ「なんだそりゃ?」
ミーナ「早期退場が悔やまれる…」シクシク
アニ「それ以前に、あの女が合格者出すとは思えないんだけど」
ミーナ「やっぱりそうなのかな?でもこの不合格通知…」
~~不合格・自分に自信のない人にエレンは任せられません~~
10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:18:56 ID:T4rFt7ZY
ミーナ「一応、それらしい理由もあるから文句も言えないし」
アニ「そもそも、なんであの女がエレンの恋人を選ぶのさ?」
アニ「あたしなんて、面接すら受けさせてもらえなさそうだし…」ハァ
ミーナ「え?アニも面接受けたいの?」
アニ「い、いや。そういうわけじゃなくて」アセアセ
ミーナ「アニ、私の無念を晴らしてきて!」
アニ「いや、なんでそうなる」
アルミン「じゃあアニ、明日の昼休みに僕たちの部屋で面接の用意しとくから」
アニ「いや、なんでそうなる。 って、アルミンいたの?聞いてたの?」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:20:58 ID:T4rFt7ZY
翌日・昼休み
アニ(来てしまった…)
アニ(でもまぁ、面接は受けさせてもらえるようだし、やってみるか)
アルミン「準備できたから、ドアをノックして入ってください」
アニ「なにやってんのアンタ…」
アルミン「僕も彼らの家族みたいなもんだし」
アニ(はぁ…) トントン
アニ「失礼します」 ガチャ
ミカサ「どうぞおかけになって下さい」
アニ「失礼します」 着席
アニ(スーツにメガネ…何やってんだこいつら…)
14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:22:22 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「レモンハードさんですね?」
アニ「レオンハートです」
ミカサ「面接にパーカー姿とはいい度胸ですね」
アニ(うざっ!)
アニ「すみません、これしか持ってなくて」
アニ(何でアンタはそんな服もってんだよ)
ミカサ「ではアニさん、面接を始めます」
アニ(レオンハートは?最初のやり取りは?)
ミカサ「エレンにすり寄る理由は?」
アニ(このやろー敵意むき出しじゃねーか)
15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:24:15 ID:T4rFt7ZY
アニ「あの、すり寄るというか。格闘術の訓練でよく一緒になるもので…」
ミカサ「…え?聞こえませんもう一度お願いします」
アニ( くそっ、でもここでコイツに文句言ってもどうにもならないし)
アニ「対人格闘術でよく一緒に組んでて、最近気になる存在というか…」
ミカサ「エレンさんのことが気になると?」
アニ「はい、まぁ…」
ミカサ「周りの目を気にせず組んず解れつ、さらにそれ以上のことをしたいと…」
アニ「言ってません」
ミカサ「い!イってなんて、訓練中に当り前です!なんてはしたない!!」
アニ(ダメだこりゃ)
16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:25:50 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「…コホン!」
ミカサ「エレンさんのことが好きなんですか?」
アニ「…はい、まあ」
ミカサ「どう好きなんですか」
アニ「…」
アニ「…あの ミカサ「どうもありがトゥ!!」
アニ「…」
ミカサ「…」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:28:01 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「以上で面接を終わります」
アニ「…面接官さん」
ミカサ「何でしょう?」
アニ「また、来ます」
ミカサ「…」 ガチャン
夜・食堂
~~~不合格・訓練中の不純異性行為は認めません~~~~~
アニ「…はぁ」
ミーナ「ダメだったみたいね」
アニ「まぁ、分かっちゃいたんだけど…」
ミーナ「だからパーカーはマズいって」
アニ「…そこ? でもあいつ何でスーツやメガネ持ってんだ」
ミーナ「エレンがそういうの好きなんだって」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:29:46 ID:T4rFt7ZY
ジャン「何!?ミカサがスーツにメガネだと!!」 ガタっ
アニ「何でアンタ全部聞いてた風なの…」
ジャン「よし、俺もその面接受けてくる!」
マルコ「やめなよジャン。エレンの彼女になる気かい?」
ジャン「うるせぇ!!俺には今何をするべきか分かるんだよ!!」
マルコ「自重するべきだね」
アルミン「じゃ、明日の昼休みに」
ジャン「おう!!」
マルコ「…」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:32:36 ID:T4rFt7ZY
翌日・昼休み
ミカサ「…」
ジャン「す、素敵すぎる!!キャリアウーマン姿のミカサ!」
ミカサ「心の声が出てますよ、ジャンさん。面接中です」
ジャン「すみません!!」
ミカサ「では、ジャンさん。エレンさんを好きになったきっかけは?」
ジャン「あんな死に急ぎヤロー、好きなわけないジャン!!」カシャ
ミカサ「エレンさんとお付き合いするにふさわしい人物か審査する面接なんですけど」
ジャン「すみません、舞い上がってしまって!!」 カシャ
20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:34:11 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「この面接に参加したということは、エレンさんとお付き合いしたいんですよね?」
ジャン「はい!ミカサさんとお付き合いしたいです!」カシャ
ミカサ「…」
ミカサ「あなたと付き合うことでエレンさんにどんなメリットがありますか?」
ジャン「ミカサさんとお付き合いすることで…」カシャ
ミカサ「はい、ありがとうございました」
夜・食堂
~~~不合格・面接中に撮った写メは削除するように~~~~
22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:36:03 ID:T4rFt7ZY
マルコ「ご愁傷様、ジャン」
ジャン「マジ最高だったぜミカサ…」
ライナー「何やってんだか…」
ベルトルト「どうしたんだいライナー?」
ライナー「エレンと付き合うために面接してるんだと」
ベルトルト「何でジャンがエレンと付き合うための面接を…」
クリスタ「…」
ユミル「やめとけ、クリスタ」
クリスタ「アレ?今ので全部分かっちゃうんだ?」
ユミル「いくらクリスタが女神でも、あの女が合格させるとは思えん。無駄だよ」
クリスタ「でも、チャンスだよね。やってみたいな…」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:37:42 ID:T4rFt7ZY
ライナー(何!?まさかクリスタもエレンのことを?)
クリスタ「ねえ、アルミン。私も面接を…」
ライナー「アルミン!!!!次は俺が受ける!!!」
アルミン「じゃあ明日の昼休みに僕らの部屋に来て」
ライナー「おう!(俺が合格すればエレンと女神をくっつけないで済む!)」
ベルトルト「…ライナー」
クリスタ(…ライナーってそっち系だったの?)
アルミン「クリスタはライナーの後ね」
クリスタ「え、でも食後の短いお昼休みに二人も…」
アルミン「大丈夫だよ、安心して!」
クリスタ「本当!?ありがとうアルミン!!」
アルミン(女神スマイル!!)
アルミン(まあ女神であればあるほど合格の可能性は低いだろうし)
24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:40:37 ID:T4rFt7ZY
翌日・昼休み
ライナー(よし、行くぞ!!)
アルミン「ライナー、どうぞ」
ライナー「失礼します!!」
ガチャ
バタン!!! ライナー「おうふ!!!」
アルミン(あ、ライナーがドアに挟まれた)
ガチャン
バタン!!! ライナー「はがっ!!!」
ガチャン ぐいっ!!
アルミン(あ、ライナーが部屋に引きずり込まれた)
ドカッ!!バキッ!!ズゴッ!!メキョッ!!!がっしゃーん!!
アルミン(あ、たぶんライナーが外に放り出された)
~~~不合格・エレンの貞操は私が守る~~~
25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:42:08 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「次の方どうぞ」
アルミン「さぁ、クリスタ。頑張って」
クリスタ(…怖い)ブルブル
アルミン(スーツ姿の女神も素晴らしい…)
クリスタ「し、し、し、失礼します」
ミカサ「どうぞおかけになってください」
クリスタ「はい」
ミカサ「クリスタ・レンズさん。あなたもエレンさんのことを…」
クリスタ「…はい」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:43:46 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「…容姿端麗で協調性にも優れ、馬術が得意」
クリスタ(え、私のことを言ってるの?褒めてくれたの?)
ミカサ「周囲からの評判も非常に良い」
クリスタ「あ、ありがとうございます」
ミカサ「同性である私からみても、羨ましいほどに素敵な女性だと思います」
クリスタ「そ、そんな…」
ミカサ「ただ、あなたもご存じのとおり。エレンさんは調査兵団を志望しています」
ミカサ「エレンさんの性格、気性は周知のとおり」
ミカサ「死に急ぎ野郎と揶揄されていこともご存じですね」
クリスタ「…はい」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:45:33 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「そこで、いざという時あなたがエレンさんの暴走を阻止できるか…」
ミカサ「上手に彼の手綱を握り、彼を守れるかどうか…」
ミカサ「それを確認するため、クリスタさんに問題を出します」
クリスタ「え?」
ミカサ「エレンさんが他人と口論しています」
ミカサ「あなたはどうやってその場を収めますか?」
クリスタ(そういえばエレンってよくジャンとケンカしてるよね…)
クリスタ「…」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:47:15 ID:T4rFt7ZY
クリスタ(確かジャンと口論にになったとき、ミカサは…)
クリスタ「…エレンさんの手を取り落ち着かせ、やめなさいと諭します」
ミカサ「ファイナルアンサー?」
クリスタ(またそのあと喧嘩になったけど)
クリスタ(他にどうしていいのか良くわからないし…)
クリスタ「ファイナルアンサーで」
ミカサ「わかりました。以上で面接を終わります」
クリスタ「失礼しました」
ガチャン
30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:48:46 ID:T4rFt7ZY
夜・食堂
~~~不合格・優しさや包容力だけではエレンを守れません~~~
クリスタ「ダメだったか~…」
ユミル「つーか、そんなの正解なんてあるのか?」
クリスタ「これが正解だって…」
A.殴り倒して口にパンを突っ込み、黙らせる
アニ「…」
ミーナ「…」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:51:19 ID:T4rFt7ZY
ユミル「なんだそりゃ?逆にブチ切れるんじゃね、アイツ?」
アルミン「そんなことないよ。正解だよ。前例もあるし、僕は知ってるよ」
サシャ「殴るはともかく、口にパンを突っ込むのは正しいですね」
アニ「そりゃ、アンタの場合はね」
クリスタ「そういえば、サシャにもその方法で対応してたなぁ、ミカサ」
ユミル「納得するんかい」
アルミン「相手がエレンの場合、いざという時には多少の強引さは必要かもね」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:53:32 ID:T4rFt7ZY
ユミル「でも女の力でアイツを殴り倒すって、普通は無理だろ」
サシャ「対人格闘術の成績もいいですからね、エレン」
アルミン「でも、暴走するエレンを止めるにはある意味強さも必要だよ」
ユミル「口で言って聞くような奴でもなさそうだ」
ミーナ「でもそんな強い人、私たちの中じゃミカサかアニくらいだよ」
アニ「そもそも強いのが条件ってんなら、ミカサ以上の適役ナシって話じゃない?」
ミーナ「それはちょっと悔しいなぁ」
アニ「面接して公正を装って、このままあいつの思い通りってのもねぇ」
ミーナ「う~ん…そうだ!!」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:55:17 ID:T4rFt7ZY
翌日・昼休み
トントン
ミカサ「どうぞ、入ってください」
ミカサ「…」
リヴァイ「…なんだ?」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:57:45 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「チ、…リヴァイ兵長。あの…」
リヴァイ「始めないのか、面接?」
ミカサ「あ、はい。ではチヴァイさん。エレンさんの恋人に志願したきっかけは?」
リヴァイ「俺の名前はリヴァイだ」
ミカサ「失礼、リヴァイの”リ”はリトルの”リ”、のリヴァイさん」
リヴァイ「…ヴァイはなんの略だ」
ミカサ「リトルを倍(ヴァイ)にしても所詮はリトル、略して通称リヴァイさん」
リヴァイ「通称じゃねぇ、本名だ。それになんで”倍”だけ欧米風に言う」
ミカサ「リヴァイの”イ”は小さいの”イ”でしょうか?」
ミカサ「どうせならスモールからももじったほうが…」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 21:59:50 ID:T4rFt7ZY
リヴァイ「おい、誤魔化すんじゃねぇ。これはなんの面接だ?」
ミカサ「エレンさんの恋人にふさわしい人かどうか、審査する面接です」
リヴァイ「俺はエレンを守るのにふさわしい人物かどうか判断する面接と聞いたが」
ミカサ「…昨日はそういう話もしました」
リヴァイ「この大事な時期に、てめえら半人前が恋だ何だとぬかす余裕があるとはな」
ミカサ「…」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:01:18 ID:T4rFt7ZY
リヴァイ「お前だけじゃねぇ。今やエレンは全人類にとって重要な存在だ」
リヴァイ「そいつを守る人材を選ぶってんなら協力してやるって話だったが…」
ミカサ「…」
リヴァイ「お前がいくら優秀といっても、俺に言わせりゃひよっこ同然だ」
リヴァイ「あいつを守りたいってんなら、こんなことしてる暇なんてないはずだが」
リヴァイ「お前はエレンのことになるとすぐ暴走するしな」
ミカサ「…すみません」 シュン
リヴァイ「そもそもおまえらはだな…」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:04:17 ID:T4rFt7ZY
~~~五分後~~~
ミカサ「…」グッタリ
リヴァイ「…以上だ。昼休みはしっかり休め。」
ミカサ「失礼しました、チィサイ兵長」 ガチャ
リヴァイ「リヴァイだ」
夜・食堂
ミカサ「…」ショボン
エレン「どうしたんだミカサ?元気ないな…」
アルミン「リヴァイ兵長に面接官の座を奪われたんだ」
エレン「面接官って、何の面接だ?」
アルミン「エレンの恋人を選ぶ面接さ」
ミカサ「アルミン!?言ってはだめ!」
43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:06:20 ID:T4rFt7ZY
エレン「はぁ!?何だよそれ!?何でミカサがそんなことしてるんだよ!?」
ミカサ「あ、あの、エレン…」オロオロ
エレン「前にも言ったはずだろ!俺はお前の子供でも弟でもねぇ!!」
ミカサ「…ごめんなさい」シュン
アルミン「ごめんねエレン、僕もつい調子に乗っちゃって…」
エレン「ったく…」
エレン(…)
エレン「で、その面接って誰が受けたんだ?誰か合格させたのか?」
アルミン「あれ、エレンひょっとして気になる?」ニヤニヤ
エレン「いや、別に…そういうわけじゃ」
ミカサ「…」
44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:08:13 ID:T4rFt7ZY
アルミン「え~っとね、ミーナ、アニ、ジャン…」
エレン「ストップ!!」
アルミン「ん?どうしたのエレン?」
エレン「何だよ!!ジャンって!」
ミカサ「ジャン・キルシュタイン」
エレン「それは分かってるって…」
アルミン「それとライナーにクリスタ。あとリヴァイ兵長」
エレン「何だよ!?ライナーって!!兵長って!!男じゃねーか!」
アルミン「エレンってばモテモテだね!」
エレン「嫌がらせかよ…」
アルミン「そんなことないよ。みんなエレンの事が大好きなんだよ」
ミカサ「大丈夫。エレンの貞操は私が守った」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:10:05 ID:T4rFt7ZY
エレン「ハァ…他には?」
ミカサ「それだけ。合格者はいない」
エレン「…」
ミカサ「ちなみにサシャは、面接以前に食堂で不合格」
アルミン「そうだったんだ?でも何で?」
ミカサ「パンとエレンどちらが大事か聞いたら…」
アルミン「もしかして、パンが大事って言ったの?いくらサシャでもそれは…」
ミカサ「3分くらい考えてエレンと答えた」
エレン「…」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:12:13 ID:T4rFt7ZY
エレン「…」
アルミン「どうしたの、エレン?さっきから黙って…」
エレン「いや、俺関係で真っ先に関わってくる奴がさ…」
アルミン「そんなエレン…僕は別にそんなつもりは」テレッ
エレン「違ぇよ!!」バン
アルミン「冗談だよ」ニヤニヤ
エレン「…」
エレン「お前は受けなかったのかよ、ミカサ?」
ミカサ「?」
ミカサ「私は面接官…だった」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:14:03 ID:T4rFt7ZY
ミカサ「ので、審査する側だったから受けることはできない」
エレン「何だよそれ…まあ、別にいいけどよ」
アルミン「何なら僕が面接官になってやってあげようか、ミカサ?」
ミカサ「…エレンが怒るからいい」
アルミン「そんなことないよ、ねえエレン~?」ニヤニヤ
エレン「別にいいって言ってんだろ!!!」
ミカサ「エレン?」
エレン「とにかくな、ミカサ。今の俺には、付き合うとかそんな暇ねぇけど」
エレン「その時は自分で言うから、おまえは余計なことすんじゃねーぞ」
ミカサ「でも…」
50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:16:29 ID:T4rFt7ZY
エレン「俺はお前の子供でも弟でもないって言ったろ…」
アルミン「…」ニヤニヤ
エレン「何だよ、アルミン…?」
アルミン「子供でも弟でもないんだよね~。じゃあエレンはミカサの何なのかな~?」ニヤニヤ
エレン「…」
アルミン「”自分で言うから”って誰に何を言うのかな~?」ニヤニヤ
エレン「あっ…」
ミカサ「…?」
エレン「じ、自分で決めるって言ったんだよ!!」
アルミン ニヤニヤ
エレン「はぁ。もういい、行こうぜ二人とも…」
アルミン(めんどくさいなぁ~二人とも)ニヤニヤ
ミカサ「?」
52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:17:57 ID:T4rFt7ZY
翌日・昼休み
トントン
リヴァイ「…入れ」
コニー「失礼します」
アニ「…」
クリスタ「…失礼します」
リヴァイ「よし…」
リヴァイ「お前ら、合格だ!」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 22:21:16 ID:T4rFt7ZY
ペトラ「おめでとう、みんな!」パチパチ
コニー「いや、いきなり呼び出されて意味がわからないんですけど」
ペトラ「これはね、リヴァイ親衛隊の採用試験よ」
アニ「親衛隊って、私たちまだペーペーですけど…」
ペトラ「安心して。親衛隊の活動は日常生活の範囲だけだから」
コニー「具体的には何するんすか?」
ペトラ「兵長の周りで一緒に行動するの」
クリスタ「他には?」
リヴァイ「以上だ」
三人「…」
リヴァイ「今年は優秀な奴が多い、まさか三人もいるとはな」
ペトラ「今まで私一人でしたもんね」
リヴァイ「お前ら、これからの活躍に期待するぞ!」
~~~終~~~
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進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
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進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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