007シリーズの歴代ジェームズ・ボンドまとめ

007シリーズとは、英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた小説、および映画シリーズである。原作は作家のイアン・フレミングが1953年に生み出した小説『カジノ・ロワイヤル』が初作品で、映画はショーン・コネリーがボンドを演じた1962年の『007は殺しの番号』から始まった。長期のシリーズであるため、主人公のボンドのキャストも作品ごとに変わっていく。どの俳優も渋く魅力的である。

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第16作:『007/消されたライセンス』

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『007 消されたライセンス Licence To Kill』

『007/消されたライセンス』は1989年公開の、007シリーズの第16作目。ティモシー・ダルトンがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた2作目にして最後の作品である。

5代目ボンド:ピアース・ブロスナン

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ピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)

本名:Pierce Brendan Brosnan
生年月日:1953年5月16日

5代目ジェームズ・ボンドを演じたのが、ピアーズ・ブロスナン。アイルランド出身の俳優、映画プロデューサーである。身長187cm。
彼が主演したシリーズ17作目である『ゴールデンアイ』は、沈みかけていた007人気を再熱させる大きなきっかけとなった。これまでに何人もの名優が演じたジェームズ・ボンド像をしなやかに演じ、ショーンコネリー以来の最高のジェームズ・ボンドだと言わしめた。
ピアーズ・ブロスナンは以下の4作品に出演している。

第17作007 ゴールデンアイ GoldenEye
第18作007 トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow Never Dies
第19作007 ワールド・イズ・ノット・イナフ The World Is Not Enough
第20作007 ダイ・アナザー・デイ Die Another Day

第17作:『ゴールデンアイ』

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007 ゴールデンアイ GoldenEye

『ゴールデンアイ』は1995年公開の、007シリーズの第17作目。ピアース・ブロスナンがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを初めて演じた作品である。

第18作:『トゥモロー・ネバー・ダイ』

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『トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow Never Dies』

『トゥモロー・ネバー・ダイ』は1997年公開の、007シリーズの第18作目。ピアース・ブロスナンがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。

第19作:『ワールド・イズ・ノット・イナフ』

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『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ The World Is Not Enough』

『ワールド・イズ・ノット・イナフ』は1999年公開の、007シリーズの第19作目。ピアース・ブロスナンがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。

第20作:『007/ダイ・アナザー・デイ』

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『007 ダイ・アナザー・デイ Die Another Day』

『007/ダイ・アナザー・デイ』は2002年公開の、007シリーズの第20作目。ピアース・ブロスナンがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目にして最後の作品である。

6代目ボンド:ダニエル・クレイグ

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ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)

本名:Daniel Wroughton Craig
生年月日:1968年3月2日

2005年に6代目ジェームズ・ボンドに抜擢され、主演を務めたダニエル・クレイグ。イギリスの俳優である。
これまでのシリーズで初めての金髪のジェームズ・ボンドだ。しかしその演技力は、前ジェームズ・ボンドであるピアース・ブロスナンが高評価であったのをさらに上回り、これまででショーン・コネリーに並び最高のジェームズ・ボンドだと称されている。
ダニエル・クレイグは以下の作品に出演している。

第21作007 カジノ・ロワイヤル Casino Royale
第22作007 慰めの報酬 Quantum of Solace
第23作007 スカイフォール Skyfall
第24作007 スペクターSpectre
第25作007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

第21作:『007/カジノ・ロワイヤル』

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