グリーンブック(Green Book)のネタバレ解説・考察まとめ
『グリーンブック』とは、ユニバーサル・ピクチャーズ配給、ピーター・ファレリー監督による長編伝記コメディ映画。黒人差別が強い時期に、単独でディープサウスへの演奏旅行へ挑む天才黒人ピアニストと腕っぷしが強いイタリア系アメリカ人運転手が、ツアーの道程でさまざまな嫌がらせに遭遇し、当初はいがみ合いながらも一つ一つトラブルを切り抜け、最終公演までツアーを敢行する。その後2013年まで生涯続くことになる、厚い友情と信頼関係を築きあげるまでを描いた。8週間の実録ロードムービー。2018年制作・アメリカ作品。
『グリーンブック』の概要
「グリーンブック」とは、ユニバーサルピクチャーズ配給、ピーター・ファレリー監督による、2018年アメリカ製作の長編コメディ伝記映画。黒人差別が強い時期に、単独でディープサウスへの演奏旅行へ挑む天才黒人ピアニストと腕っぷしが強いイタリア系アメリカ人運転手が、ツアーの道程で、友情を信頼関係を築きあげるまでの8週間のストーリー。実際に、ピアニストと、彼の運転手兼ボディーガードの2人で1962年に行われたアメリカ最南部を廻ったコンサートツアーのエピソードに触発され、製作された作品であり、2人に対するインタビューや、運転手バレロンガが妻宛てに書いた手紙がストーリーのベースになっている。ちなみに製作は、バレロンガの息子も協力している。
本作は2018年アカデミー作品賞を受賞したが、「ブラック・クランズマン」で同時ノミネートされつつも受賞を逃したスパイク・リー監督は不快感を表明した。ロサンゼルス・タイムスの記者ジャスティン・チャンも「クラッシュ」以来最悪のオスカー作品賞受賞作」とこき下ろした他、歴史的な描写の不正確さや、典型的な「白人の救世主」を謳ったストーリー自体への非難も多い。
『グリーンブック』のあらすじ・ストーリー
1962年のアメリカで、まだジム・クロウ法という酷い人種差別を黙認するような法律が施行されている真っ只中、黒人差別の意識が強く、腕っぷしは強いが、態度が粗野なトニー・バレロンガは、用心棒として働いていた、勤務先のNYのナイトクラブ「コパ・カパーナ」が改装による閉鎖となり、失業してしまう。そんな矢先にアメリカ南部を8週間廻るコンサートツアーの運転手を募集していたピアニスト、ドン・シャーリーと面談する。トニーは潜在的に黒人に対する差別的な気持ちがあり、8週間のツアーなど耐えられない、と最初は判断して一旦断るが、ドンは、危機管理能力に長けている、というトニーの評判を高く評価しており、改めてトニーの家に連絡し、彼の妻のドロレスにも、彼を雇いたいと訴えることで、彼女からトニーを説得してもらおうとまでした。運転手だけではなく、ツアー中の用心棒、マネージャー業務、ドンの身の廻りの世話までするという激務だったが、トニーの暮らしぶりからすれば、週給100ドルという、かなりの高給な待遇であり、トニーの自宅には妻と子供も居て親戚づきあいも頻繁にあったため、クリスマス・イブまでに帰宅するという約束で、トニーはツアーへの参加を承諾する。ドンのレコード会社の担当が、トニーに手渡したのが、イタリア系アメリカ人旅行者がモーテル、レストラン、給油所を見つけるための「グリーンブック」だった。
ツアー開始早々、お互いの性格や躾の口うるささに反発しあい、衝突する2人だったが、トニーはツアーの初日、ドンの素晴らしいピアニストとしての才能に強烈に惹かれ、尊敬の念を抱き始める。終演後、ホテルのベランダで、1人酒を飲むドンを見かけたトニーは、翌日の車中から、ドンと、うちとけようと色々な話をするようになる。トニーがリップスと呼ばれているのは、彼が、幼い頃から口達者で、デタラメをするのが得意だったためで、そのデタラメを駆使して、たくさんのトラブルを解決してきた、と語った。ドンも、そんなトニーに少しずつ心を開き始め、有名なピアニストであるが故に、一般人である兄弟と話や、考え方が合わず、「金のことばかり考えている守銭奴だ」と言われ、仲が悪くなり、兄弟や妻と別れたことを初めて告白する。次の会場でトニーは、ピアノが最高級のメーカーのスタンウェイではなく、ゴミだらけで手入れもされていないのを見て、劇場主に、契約書と違うと抗議し、開演までに用意するよう交渉するが、劇場主は「黒人にスタインウェイなんて必要ない」と文句を言い、トニーまで「イタリア野郎」と罵った。トニーは劇場主にパンチを喰らわせて、開演までにスタンウェイを用意させた。ケンタッキー州に入ると、トニーはケンタッキーフライドチキンの1号店を見つけ、車の中で食べようとフライドチキンを買ってくる。ドンと食べようと持ちかけるも、最初は「不衛生だ」とドンに拒否されるも、結局ドンはそれを食べ、気に入った。ケンタッキー州の演奏会場近くでは、ドンの宿だけ黒人専用のモーテルにされ、到着当日に、ドンが入店したバーで「お高く止まりやがって」と、常連の白人客にリンチされてしまう。トニーはピストルを持っている振りまでしてドンを守ろうとし、ライフルを持ち出した店主に、「トラブルは許さない」とドンとトニーは店を追い出されてしまった。トニーは、ドンに南部では1人で外出しないよう、手厳しく叱責した。次の公演地のノースカロライナでは、白人の名士の家が会場だった。招待主が「ドンにぴったりの素晴らしいディナーのご馳走を考えました」と言いながら、62年当時、まだ黒人奴隷のソウルフードとみなされていたフライドチキンを山盛りで出した。また、ドンにトイレの場所を聞かれた興行主は、外の粗末な小屋で、すませるよう話し、「嫌なら、他を探せ。」とまで言い放った。ドンは、開演直前にもかかわらず、トニーに車でモーテルへ戻るよう指示し、モーテルで用を足した。明らかに露骨な差別を受けているのにもかかわらず、終演後、会場に集まった白人客たちと談笑するドンを見て、トニーはドンが何故、南部でツアーをするのか、疑問に感じた。
翌日の休憩中、ドンは、トニーが文章を書くのに慣れていないのを察して、父親がドンと働くことを不安に感じていた妻と子供たちに向けて手紙を書くのを助けるようになる。ある晩に、トニーはドンが警察に拘留されたと連絡を受け、警察署に向かった。すると、ドンが単独で夜間に外出したというだけの容疑で、奴隷のように、服を脱がされ全裸にされ、一緒に居た白人男性と手錠までかけられていた。ドンを拘留した警官に、トニーが見かねてワイロを握らせて買収し、見逃がすよう仕組み、ドンを釈放させた。ドンは、トニーに「今夜は見られたくなかった」とだけ言って、車に乗り込んだ。メンフィス州テネシーで、ドンは、トニーが、昔のイタリア系の友達と話してるのを、目撃した。トニーが運転手の仕事を辞めてしまうことを危惧したドンは、トニーに改めて正規ツアー・マネージャーとして、契約の更新を頼み、トニーはそれを承諾。ドンは、トニーに、警察から釈放された時の感謝を伝えた。その夜、ドンは、トニーと2人で痛飲した。ツアー終盤、ミシシッピー州へ向かう途中の夜道を、次のツアー先に向けて車で走っていただけなのに、当時、黒人の日没後の外出を禁じていたジム・クロウ法に反していた為、トニーとドンは2人の警官に車を止められ職務質問される。大雨の中、身分証の提示を求められるが、「イタリア系アメリカ人と黒人は白人より下だ」、と酷い侮辱を受ける。激怒したトニーが警官を殴り、そのまま逮捕され留置場に入れられた。ドンが当時の司法長官のロバート・ケネディ(ケネディ大統領の兄)に助けを求めるよう依頼し、何とか釈放された。すぐに暴力を振るうトニーをドンは責めるが「あんたは黒人文化も知らずに、城のような家に住み、白人相手にピアノを演奏して暮らしている。ブロンクスに住み、日々働いている俺の方がよっぽど、黒人だ」と反論した。ドンは車を止めさせて、「私がどんな気持ちで家に1人で居ると思う?ピアノを弾いていない時の私は、白人にとっては只の黒人で、結局白人たちには受け入れてもらえない。一体私は何者なんだ?」と激昂する。トニーは何も言えず、その晩、ドンが泊まる黒人専用モーテルのドクターの部屋に、トニーも一緒に泊まり、普段のように冗談を言い合い、2人は和解した。1962年冬の、ディープサウスの、異様に厳格な人種差別政策にもめげずに、トニーとドンは最終公演地までこぎつける。
アラバマ州バーミンガムでのツアー最終公演の夜、ドンは会場のレストランが白人専用であると入場拒否されてしまう。あまりの仕打ちに演奏をキャンセルして食事に出向いたブルースクラブで、演奏を頼まれ、ドンがステージのピアノでショパンの「練習曲作品25-11」を弾き始めると、バーのバンドメンバーが演奏に加わり、バーバンドのアドリブのセッションでドンは、何かを振り切ったかのような演奏を魅せて、会場中が大盛況の夜となった。
ツアーを終えての帰路、今ならクリスマスパーティーに間に合うと、トニーは車を飛ばすが、雪が酷く降り出し、トニーの視界が遮られ、ドンは疲労に襲われる。さらに、パトカーが近づいてきて、車を停められるが、今度は、車のタイヤのパンクを指摘してくれ、タイヤ交換を手伝ってくれただけだった。トニーは眠気で運転できる状態でなくなってしまった。ドンは運転を交代し、そのまま運転して帰路を急いだ。クリスマスイブの夜、ドンは、トニーを自宅前で降ろし、自分の車で自宅に帰っていった。家族にドンのツアーでの様子を訊かれるトニーだったが、ツアーに行く前とは明らかに黒人に対する偏見が無くなっていることに、妻は思わず喜びの微笑みをもらした。トニー一家が催しているパーティーが始まる直前、家のドアの前に、シャンパンを抱えたトニーが立っていた。トニーはドンを妻と子供たちに紹介し、素晴らしいパーティーが始まろうとしていた。
『グリーンブック』の登場人物・キャラクター
ドクター・ドナルド・シャーリー(演:マハーシャラ・アリ)
ジャマイカ系アメリカ人のクラシック&ジャズピアニスト。その腕前で名声を博するが、その影響で家族や妻とは疎遠である。
レニングラード音楽院卒業のインテリであり、カーネギーホールの上の階に作られた屋敷に1人で住んでいる。ツアー生活をしているため、フライドチキンの食べ方を知らないとか、当時流行していたリトル・リチャードや、アレサ・フランクリンを知らないなど、浮世離れしている面もあるが、洗練された行動を身につけており、いざという時のトニーに対する躾は厳しかった。
トニー・"リップ"・バレロンガ(演:ヴィゴ・モーテンセン)
イタリア系アメリカ人。バー「コパ・カパーナ」に用心棒として勤務していたが、失職し、アメリカ南部ツアーの運転手を募集していたピアニスト、ドン・シャーリーに雇われ、8週間のツアーに同行する。妻、2人の子持ち。物怖じしない性格で、体力もある。性格や行動は大雑把で口は決してよくないが、警官に賄賂をつかませて買収したり、白人専用のバーに入ったドンが袋叩きにされた時は、ピストルを持っている振りをして窮地を脱出するなど、したたかな一面も見せる。ツアーに出る前は黒人に密かに差別意識を抱いていたが、ドンと行動を共にするうちに、彼を信頼し、尊敬し始め、ツアーを終了して帰宅した折にはすっかり打ち解けた。
ドロレス・バレロンガ(演:リンダ・カーデリーニ)
トニー・バレロンガの妻。2児の母。トニーの黒人に対する差別意識が強いことを気にしていた。ドクター・シャーリーの運転手の仕事は、トニーがドンとの面接で直接断ってしまい、一度は流れそうになる。ドクターがトニー家に再依頼の電話をした際、妻のドロレスと直接電話で話し、彼女に黒人への差別意識が全くなかったことが、トニーに運転手を依頼する決め手となった。トニーがツアー先から送る手紙の文面が上達して洗練されていくのは、ドンが文面を書くのを手伝っていたからだということにも感づいていた。台詞こそ少ないが勘の良い女性であることが伺える。
オレグ(演:ディメター・マリノフ)
ドンのバンドメンバー。ドイツ人で、ツアー序盤は、トニーの黒人への差別的態度に反発し、ツアー先の露店でトニーが地面に落ちた売り物の石を盗んだことをドンに告げ口したりもする。ツアー中盤ごろから、献身的にドンに尽くすトニーの態度を見て改心し、悪意なく人種差別をする白人客に、どう接すればいいか、などのアドバイスをトニーに与えるようになる。
ジョージ(演:マイク・ハットン)
アミット(演:イクバル・セバ)
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目次 - Contents
- 『グリーンブック』の概要
- 『グリーンブック』のあらすじ・ストーリー
- 『グリーンブック』の登場人物・キャラクター
- ドクター・ドナルド・シャーリー(演:マハーシャラ・アリ)
- トニー・"リップ"・バレロンガ(演:ヴィゴ・モーテンセン)
- ドロレス・バレロンガ(演:リンダ・カーデリーニ)
- オレグ(演:ディメター・マリノフ)
- ジョージ(演:マイク・ハットン)
- アミット(演:イクバル・セバ)
- ジョニー・ヴェネス(演:セバスティアン・マニスカルコ )
- ボビー・ライデル(演:ファン・ルイス)
- プロデューサー(演:P・J・バーン)
- 『グリーンブック』の用語
- グリーンブック
- ジム・クロウ法
- サンダウン・タウン
- 『グリーンブック』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ツアーが進む毎に進展していく、ドンとトニーの友情
- トニーの手紙が深めたドンとドロレスの信頼
- 実質的なツアー最終公演で、ドンは本領を発揮した。
- 白人でも、黒人でも、人間でもない私は、どこへ帰ればいいんだ?
- 『グリーンブック』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- トニーの役作り
- ドンとトニーの映画化に対する遺志
- サントラの作曲者が演奏の代役も担当した
- 『グリーンブック』の主題歌・挿入歌
- 予告編挿入歌『アイ・カウント・オン・ミー』アロー・ブラック
- OP(オープニング):フランク・シナトラ『ザット・オールド・ブラック・マジック』
- 本編挿入歌 : クリス・バワーズ『881 セヴンス・アヴェニュー』
- 本編挿入歌:ブルージェイズ『ソー・ロング・ラヴァーズ・アイランド』
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- 本編挿入歌:ドン・シャーリー『ロンサム・ロード』
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