鋼の錬金術師の錬金術・錬丹術・錬成陣まとめ

『鋼の錬金術師』とは、荒川弘作の少年漫画、および、それを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。禁忌とされる人体錬成を試みた幼い錬金術師、エドワード・エルリックは、代償として自身の身体の一部と、弟アルフォンスの身体のすべてを奪われる。元の身体に戻るために「賢者の石」を追い求めるエドワードは、その裏に隠された「ホムンクルス」による国家的陰謀に巻き込まれていく。「錬金術」、「錬丹術」は、物質の構成を変えて別のものに作り変える技術であり、個々の術式に応じた「錬成陣」を使って術を発動させる。

アルフォンス・エルリックは、エドワードの弟であり、錬金術の技術を持つ。10歳のときに兄とともに人体錬成を試みるも失敗し、身体のすべてを真理の扉の中に持っていかれた。エドワードが扉の中から魂だけを取り戻して鎧に定着させたために一命をとりとめ、以降は空の鎧を身体として生活している。
エドワードには多少劣るものの、国家錬金術師に匹敵するレベルの錬金術の実力をもち、幅広い錬成が可能である。当初は、大多数の錬金術師と同様、錬金術を行う際には錬成陣を書くことを必要としていた。しかし、本人の自覚はなかったが、自身も人体錬成の際、魂だけになって戻ってくる前に真理を見ており、戦いの中で自分が見た真理を思い出してからは手合わせ錬成ができるようになった。

周囲の物体の変形による戦闘

戦闘における錬金術の使用方法は、基本的にエドワードに準ずる。エドワードがおもに武器を錬成して戦うのに対し、アルフォンスが武器を錬成したことはほとんどない。攻撃は体術が基本で錬金術の使用は防御が基本となり、錬金術によって敵を封じ込めて動けなくすることに長けている。

エドワードの右手の錬成

ホムンクルスとの戦いの最終局面において、エドワードが右手の機械鎧を壊され、左手も封じられてホムンクルスに取り込まれようとした際に、鎧に定着していた自らの魂と引き換えにエドワードの右手を錬成した。エドワードが自身の右手を代償としてアルフォンスの魂を鎧に定着させたため、その逆方向の錬成として、アルフォンスの魂を代償にエドワードの右手を取り戻すことができた。このとき、アルフォンス自身は負傷して身動きが取れなかったため、遠隔錬成ができるメイに頼み込んで錬成の仲介をしてもらった。

ロイ・マスタングの錬金術・錬成陣

・二つ名:焔(ほのお)の錬金術師

ロイ・マスタングは「焔」の二つ名をもつ国家錬金術師である。アメストリス国軍に所属し、地位は大佐である。当初は東方司令部所属であったが、中央司令部に栄転となった。ひそかに大総統の地位を狙っており、「国を変える」という強い意志をもっている。いい加減な人物を装ってはいるが、その実は情に厚く、部下からの強い信頼を得ている。エドワードとアルフォンスが人体錬成を行った直後に兄弟の元を訪れ、エドワードが国家錬金術師になるきっかけを作った。以降、嫌味を言ったり冷たい態度をとったりしながらも、兄弟のことを温かく見守っている。
その二つ名が示す通り、マスタングの扱う錬金術は炎に基づいている。直接的に炎を錬成するのではなく、錬金術によって可燃物の周囲にある空気中の酸素濃度を調整することで炎を引き起こす。錬成陣はマスタングが用いる手袋に印字されており、二重円をベースに三角形、炎、トカゲのような動物を組み合わせたものとなっている。本気を出した時の火力は常軌を逸するものであり、致命傷ですら即座に再生できるホムンクルスも焼き尽くす。作中ではラスト、エンヴィーの二体のホムンクルスを相手に、その高い戦闘力を見せつけた。恐るべき強さを誇る一方で、炎を起こすプロセスの都合上強い湿気には極端に弱く、部下であるホークアイからは「雨の日は無能」と言われることもある。作品終盤にてホムンクルスによって強制的に真理を見せられ、視力を失ったかわりに手合わせ錬成ができるようになった。
炎の錬金術の大元は、マスタングの部下であるリザ・ホークアイの亡き父が考案したものである。この人物がマスタングの師匠であり、ホークアイの背中には父が遺した炎の錬金術の錬成陣が刺青として刻まれている。

遠方に火花を飛ばしての発火

遠隔発火で敵を攻撃するマスタング(右)

錬金術によって可燃物の周囲の酸素濃度を調節し、そこに空気中の塵を導火線がわりに点火源からの火種を送ることで炎を起こす。このときの点火源としては主に発火布でできた手袋を使用し、手袋をはめた状態で指を擦り合わせ、摩擦による点火を行う。手袋以外を用いた点火も可能であり、ホムンクルスに襲われて手袋が使い物にならなくなった際には、ライターの火種を点火源にして戦ったこともある。炎の強さは自在に調整でき、死なない程度に人体を燃やしたり、街一区画に及ぶ広範囲を一度に燃やしたりといったことも可能である。また、大小規模の火力を瞬時に使い分け、相手の目や舌のような極めて小さい的に正確に当てる「ピンポイント射撃」と、人体をまるごと焼き尽くす大火力を左右の手で交互に繰り出すこともできる。

焼死体の偽造

仲間を逃がすために偽造焼死体をつくったマスタング(上コマ)

ダミー人形を錬成してそれを錬金術によって燃やし、死体の鑑定ができないほどのケシ済にして焼死体に見せかける。ダミー人形を造ることについてマスタングは「専門ではないがそれなりの知識はもっている」と言っており、さらにもともと人間を燃やして殺すことは得意であることから、できあがった焼死体は本物と見分けがつかないほどの出来である。
ぬれぎぬを着せられそうになった仲間のマリア・ロスを逃亡させるため、彼女の焼死体を用意してあたかも死んだように見せかけた。実際にエドワードをはじめとする周りの人間をだますことに成功したが、唯一鑑定医のノックスだけはそれが偽物であることを見破った。しかし、マスタングに何かたくらみがあると考えたノックスは、その事実を隠していた。

水素を用いた爆発の発生

錬金術で爆発を起こしてホムンクルスを攻撃したマスタング(左)

水素が大量に存在する密閉空間において、水素と酸素から可燃性ガスを錬成し、そこに火種を投入することによって大爆発を引き起こす。ホムンクルスとの戦いの最中に水を浴びせられて発火布が使えなくなった際、周囲が水浸しになっていたことを利用してこの方法で攻撃した。

アレックス・ルイ・アームストロングの錬金術・錬成陣

・二つ名:豪腕(ごうわん)の錬金術師
アレックス・ルイ・アームストロングは、「豪腕」の二つ名をもつ国家錬金術師である。アメストリス国軍中央司令部に所属し、地位は中佐である。身長220cm前後で筋骨隆々のたくましい身体をもち、ことあるごとに軍服を脱いで筋肉を披露したがる性癖がある。カールした立派なひげと個性的な髪型がトレードマークである。いかつくて暑苦しい外見に反して、その内面は感動癖で優しく、たとえ敵でも冷酷になりきれないところがある。
見た目の通りに非常に体術に長け、戦闘の際には錬金術と体格を生かした肉弾戦を併用する。錬金術におけるモットーは、「破壊と創造は表裏一体。壊して創る。これ大宇宙の法則なり」である。錬成陣はアームストロングが戦闘の際に使用する手甲に印字されており、円をベースに丸、三角形、文字を組み合わせたものとなっている。

ブロック片を用いた武器の錬成

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@de-deman11sei

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