エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。
ライナー・ブラウン
104期の同期であり、立場の違いから何度もぶつかり合った宿敵。エレンは優秀でリーダーシップのあるライナーに憧れを抱いていたが、彼の正体がウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」だとわかると憎悪するようになる。
4年後、エレンがマーレでライナーと再会した際は、彼の境遇や使命に理解を示し過去の行いを許そうとしたが、ライナー自身がエレンの許しを拒絶。自責の念からエレンに自分を殺してほしいと懇願する。エレンはそんなライナーの手を取りながら、本来の目的であるマーレ奇襲を断行したのだった。
その後もパラディ島へのマーレ軍侵攻を提言するなどことあるごとにエレンの前に立ちはだかるライナー。最終決戦においても、エレンを止めるという共通の目的のため、かつて袂を分かった104期生達と手を組むのだった。
ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
ヒストリア・レイス(偽名クリスタ・レンズ)
104期の同期。クリスタと名を偽っていた頃のヒストリアのことをエレンは「不自然で正直気持ち悪い」と良く思っていなかったが、自分の本性をさらけ出した後は好感を持つようになった。
レイス家地下教会で父の犯した罪を知り、打ちひしがれたエレンはヒストリアに自分を捕食してほしいと懇願するが、ヒストリアはこれを拒否する。父親に逆らって自分の意思を貫いただけでなく、自らの手で巨人化した父にとどめを刺したヒストリアに対し、エレンは尊敬の念を抱いていた。ヒストリアが女王に即位した後も104期との交流は変わらず、仲間だけの時は敬語を使わず話している。
当初ジークの提唱した計画では、王家の血を引く者が「獣の巨人」を継承し、その子孫らに受け継がせて「地鳴らし」という抑止力を保持し続けることでパラディ島を守ろうとしていたが、エレンはこれを断固拒否。ヒストリアとその子供を巨人の継承という悲惨な運命から守るため、エレンは「地鳴らし」を実行し、世界を滅ぼすと決意する。
クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
リヴァイ・アッカーマン
エレンの直属の上官。巨人化能力を危険視されたエレンは、人類最高戦力であるリヴァイ兵長が監視するという条件で調査兵団に入団する。リヴァイは早くからエレンの性質を見抜き、エレン自身に選択を委ねる場面が多々あった。
人類の希望と信じて多くの犠牲を出しながら守り抜いてきたエレンが、最終的に世界を滅ぼす人類の敵となったことにやるせなさを抱きつつも、「地鳴らし」阻止のため最後までエレンに立ち向かう。
リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
ジーク・イェーガー
異母兄。エレンはジークの提唱するエルディア人安楽死計画に賛同するふりをして、始祖ユミルの元へとたどり着こうとしていた。最終的にエレンだけが始祖ユミルの想いを理解したことで、「始祖の巨人」の力をエレンが握ることとなる。
ジークはエレンを「愚かな父親の洗脳を受けた哀れな被害者」だと思っていたが、実際の所すべてはエレンの自由を求める性質によるものであり、父グリシャさえもエレンの指示に従って動いていた。
ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
エレン・イェーガーの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「駆逐してやる…この世から…一匹…残らず…!」
「超大型巨人」と「獣の巨人」の出現により、エレンは故郷を奪われ母親を食い殺されてしまう。そしてエレンは「駆逐してやる…この世から…一匹…残らず…!」と呟き、巨人への復讐を誓う。
『進撃の巨人』という作品を代表する名言。物語が進み、巨人の正体が人間であることがわかると、このセリフは違った意味に聞こえてくる。エレンは最期に、自ら人類の敵となることで巨人という存在を地上から消し去るのだった。
「どうしてだって…?そんなの…決まってんだろ…オレが‼この世に生まれたからだ‼」
初めて巨人化したトロスト区の戦いで、エレンは巨人の力を制御できず暴走してしまう。前後不覚になったエレンは家に閉じこもる夢を見ていた。しかし窓の外からアルミンに呼び掛けられ、エレンはようやく壁の外に出たいという自分の夢を思い出す。「どうしてエレンは外の世界に出たいと思ったの?」とアルミンに問われたエレンは、「どうしてだって…?そんなの…決まってんだろ…オレが‼この世に生まれたからだ‼」と叫び、正気を取り戻すのだった。
エレンの生来持つ自由への渇望が表れたセリフ。例え壁の外が危険だろうと、そこに至る道のりがどれほど困難だろうと、自由を手に入れるためにエレンは進み続けた。
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目次 - Contents
- エレン・イェーガーの概要
- エレン・イェーガーのプロフィール・人物像
- エレン・イェーガーの来歴・活躍
- 幼少期
- 巨人との戦い
- ウォール・マリア奪還
- 地鳴らしの発動
- エレンの死
- エレン・イェーガーの能力
- 対人戦闘能力
- 硬質化
- 「始祖の巨人」
- 「終尾の巨人」
- 「戦鎚の巨人」
- 「進撃の巨人」
- エレン・イェーガーの関連人物・キャラクター
- ミカサ・アッカーマン
- アルミン・アルレルト
- ジャン・キルシュタイン
- ライナー・ブラウン
- ヒストリア・レイス(偽名クリスタ・レンズ)
- リヴァイ・アッカーマン
- ジーク・イェーガー
- エレン・イェーガーの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「駆逐してやる…この世から…一匹…残らず…!」
- 「どうしてだって…?そんなの…決まってんだろ…オレが‼この世に生まれたからだ‼」
- 「そんなもん何度でも巻いてやる これからずっと俺が何度でも」
- 「…なぁ?向こうにいる敵…全部殺せば…オレ達、自由になれるのか?」
- 「こんなことになるなんて知っていれば、誰も戦場になんて行かないだろう でも…皆「何か」に背中を押されて地獄に足を突っ込むんだ 大抵その「何か」は自分の意思じゃない 他人や環境に強制されて仕方なくだ ただし、自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ その地獄の先にある何かを見ている それは希望かもしれないし、さらなる地獄かもしれない それはわからない 進み続けた者にしか…わからない」
- 「生まれた時からずっとオレの目の前にはうっとおしい壁があった 炎の水 氷の大地 砂の雪原 きっと外の世界はこの壁の何倍も広いんだ それを見た者はこの世界で一番の自由を手に入れた者 これが自由だ」
- エレン・イェーガーの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 鳥になったエレン
- 作者・諫山創とエレンとの類似性