ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』とは、2019年にアメリカで制作されたミステリー映画である。世界的なミステリー作家のハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが開かれた。しかし、その翌朝ハーランは遺体となって見つかる。正体不明の誰かに雇われた探偵のブノワ・ブランは、パーティーに参加していた人間全員を疑っていた。『007』シリーズのダニエル・クレイグや『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスら豪華キャストが出演し、緊張感ありつつも、それぞれの思惑などをコミカルに描いている。
マルタ・カブレラ(演:アナ・デ・アルマス)
出典: eiga.k-img.com
日本語吹き替え:小林沙苗
ハーランの看護師。噓をつくと必ず吐いてしまうという不思議な体質を持った少女。不法移民の母親と妹とひっそり暮らしている。自身で言うようにハーランとは親友同然な仲を築いていた。ハーランへの投薬治療を日々行っていたが、誕生日パーティーの夜にランサムの罠によって薬とモルヒネの取り違いをしてしまったと勘違いしてしまう。ハーランは不法移民であるマルタの家庭事情を知っていたため、マルタを庇おうと自殺にみせかけるトリックをマルタに実行させる。マルタはハーランの指示通り進めていくが、最終的には薬の取り違いがランサムによる罠だったことをブランの推理で知る。自分を脅していたと思っていた瀕死のフランを自分の罪が明るみになってもよいと考え助けようとした。フランは亡くなってしまったが、ランサムが殺害したことを自白させ、マルタは無実の罪となった。ハーランの遺言により、ハーラン家の全財産を継ぐことになる。
捜査陣
エリオット警部補(演:ラキース・スタンフィールド)
日本語吹き替え:山本兼平
地元の刑事でワグナー巡査の上司にあたる。今回の事件は、ハーランの自殺と考えていたがブランの推理によってそれは覆る。
ワグナー巡査(演:ノア・セガン)
出典: longride.jp
日本語吹き替え:佐々健太
エリオット警部補の部下。ハーラン作品のファンで陽気な性格をしている。
ハーランの家族
リンダ・ドライズデール(演:ジェイミー・リー・カーティス)
出典: eiga.k-img.com
日本語吹き替え:一城みゆ希
ハーランの長女でリチャードの妻。不動産会社を経営しており、身一つで成功してきたと自負している。息子のランサムの存在を疎んでおり、ランサムが相続人から外されたことに安堵していた。夫のリチャードに浮気をされており、ハーランが残した火で炙ることで文字が浮き上がる手紙を読み、その事実を知ることになる。
ウォルター・スロンビー(ウォルト)(演:マイケル・シャノン)
出典: miyakawa.me
日本語吹き替え:内田直哉
ハーランの次男でドナの夫。ハーランの出版社のCEOを務めていたが、ハーランにクビにされてしまう。ハーランの作品の映画化を強く希望しており、何度もハーランに掛け合ったが拒否されてきた。パーティー当日には、ハーランに出版社のCEOの座を首にされた。右足が悪いようで、歩行の補助に杖を使っている。
リチャード・ドライズデール(演:ドン・ジョンソン)
日本語吹き替え:大塚芳忠
リンダの夫。ハーランに浮気がバレてしまい、真実をリンダに話すよう言われるが、「あなたには関係ない」と拒否してしまう。結局ハーランが残した手紙でリンダにバレてしまう。
ジョニー・スロンビー(演:トニ・コレット)
出典: miyakawa.me
日本語吹き替え:田中敦子
ハーランの長男ニールの妻。すでにニールは亡くなっている。ライフスタイル・グルでインフルエンサー。金銭的に困窮しているとハーランにお小遣いをせびっていた。メグの学費を二重取りしており、そのことがアランを通じてハーランにバレてしまい、パーティー当日に学費の援助を停止したことをハーランから告げられてしまう。
メーガン・スロンビー(メグ)(演: キャサリン・ラングフォード)
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目次 - Contents
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の概要
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のあらすじ・ストーリー
- ミステリー作家ハーランの死
- マルタの癖
- 遺言書の開封
- 協力者:ランサム
- 事件は穴の開いたドーナツのよう
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の登場人物・キャラクター
- 主要登場人物
- ハーラン・スロンビー(演:クリストファー・プラマー)
- ブノワ・ブラン(演:ダニエル・クレイグ)
- ヒュー・ランサム・ドライズデール(演:クリス・エヴァンス)
- マルタ・カブレラ(演:アナ・デ・アルマス)
- 捜査陣
- エリオット警部補(演:ラキース・スタンフィールド)
- ワグナー巡査(演:ノア・セガン)
- ハーランの家族
- リンダ・ドライズデール(演:ジェイミー・リー・カーティス)
- ウォルター・スロンビー(ウォルト)(演:マイケル・シャノン)
- リチャード・ドライズデール(演:ドン・ジョンソン)
- ジョニー・スロンビー(演:トニ・コレット)
- メーガン・スロンビー(メグ)(演: キャサリン・ラングフォード)
- ジェイコブ・スロンビー(演:ジェイデン・マーテル)
- ドナ・スロンビー(演:リキ・リンドホーム)
- ワネッタ・スロンビー(グレート・ナナ)(演:K・カラン)
- ハーランの周辺人物
- フラン(演:エディ・パターソン)
- アラン・スティーヴンス(演:フランク・オズ)
- Mr. Proofroc(演:M・エメット・ウォルシュ)
- その他の登場人物
- カブレラ夫人(演:マーリーン・フォルテ)
- 探偵ハードロック(声:ジョセフ・ゴードン=レヴィット(カメオ出演))
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の用語
- モルヒネ
- 故殺免責
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ランサム「くそくらえ」
- ブラン「あなたはハーランさんに正しい薬を与えた、優秀な看護師です」
- マルタ「彼ら(ハーランの家族)に手を差し出すべき」
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 映画制作の決定の経緯
- タイトル『ナイブズ・アウト』の意味
- ラストシーンで使われたマグカップ
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の主題歌・挿入歌
- エンディング曲 The Rolling Stones 「Sweet Virginia」