ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』とは、2019年にアメリカで制作されたミステリー映画である。世界的なミステリー作家のハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが開かれた。しかし、その翌朝ハーランは遺体となって見つかる。正体不明の誰かに雇われた探偵のブノワ・ブランは、パーティーに参加していた人間全員を疑っていた。『007』シリーズのダニエル・クレイグや『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスら豪華キャストが出演し、緊張感ありつつも、それぞれの思惑などをコミカルに描いている。

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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。

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シェイプ・オブ・ウォーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『シェイプ・オブ・ウォーター』とは、2017年にアメリカで制作・公開された、声を発することのできない中年女性と半魚人が愛を育むラブ・ロマンスを描いた映画である。2018年に日本でも公開され話題になった。1962年冷戦下アメリカの機密機関で働く声を失った女性清掃員イライザと、アマゾン奥地からそこに運び込まれた正体不明の半魚人との心の交流を中心に描いている。前代未聞のラブストーリーということで、ギルレモ・デル・トロ監督作品の中でも傑作と呼ばれた。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

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『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。

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『007/カジノ・ロワイヤル』(原題: Casino Royale)とは、2006年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第21作目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた最初の作品である。 マダガスカルで爆弾密造犯の監視をしていたボンドは、犯人の携帯電話に残されたメッセージから、黒幕の存在を知る。バハマに向かったボンドは、黒幕の武器商人・ディミトリオスらが企てる大型旅客機爆破テロを阻止すべく、奔走するのだった。

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『運命の元カレ』とは2011年公開のアメリカのコメディ映画。日本では劇場未公開である。人気コメディ女優のアンナ・ファリスが主役を務めている。主人公のアリーはある日、20人以上とセックスした女性は結婚できる確率がガクンと下がるという雑誌の記事を見てしまう。実はもうすぐ元カレの人数が20人に到達してしまうため、焦るアリー。そこで彼女が思いついたのは、元カレの中から運命の人を見つけるという方法だった。

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『007/慰めの報酬』(原題: Quantum of Solace)とは、2008年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作品目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。興行収入は全世界で5億8900万ドルを記録した。 謎の組織の幹部、ミスター・ホワイトを捕えたボンドは、上司のMの元にホワイトを連行した。だが仲間内の裏切りに遭い、ホワイトを逃してしまう。新たな手掛かりをもとに、ボンドはハイチでのミッションに挑むのだった。

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マン・オブ・スティール(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『マン・オブ・スティール』とは、2013年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。「DCコミックス」の人気アメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画作品である。『スーパーマン』シリーズを含めると、本作は通算第6作目の作品だ。科学や文明が発達して人工生育が常識である、地球から遠く離れた惑星「クリプトン」で、数百年ぶりに自然出産で「カル=エル」という子供が生まれた。のちに「スーパーマン」と呼ばれる彼は、子供のいなかった夫妻に育てられたのち、自分の出自を知るための旅にでる。

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ビューティフル・マインド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ビューティフル・マインド』とは、ノーベル経済学賞受賞の数学者ジョン・ナッシュの半生を描いたアメリカの映画。 数学界、経済界にとって画期的な理論「ナッシュ均衡」を発見、発表する天才数学者のジョンだが、人付き合いが苦手な中で仲の良い友人が出来たり秘密部隊から極秘任務を任されるという幻覚を見る統合失調症に苦心した。本作では統合失調症の世界観の例を示すとともに、最初は自身の幻覚を現実と思い込んでいたジョンが事実を受け止め、周囲の人たちと共にその事実と向き合っていく様が描かれている。2001年公開。

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サウンド・オブ・ミュージック(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『サウンド・オブ・ミュージック』とは、ブロードウェイミュージカルを原作に、1965年にアメリカ合衆国で制作されたミュージカル映画の金字塔。オーストリアからアメリカへ亡命して合唱団を結成したトラップ一家の実話が基になっている。退役海軍トラップ大佐の7人の子供達の家庭教師となったマリアが、持ち前の明るさと優しい歌声で子供達の心を開いていく。雄大なアルプスの風景とナチスドイツの脅威に立ち向かう勇気、そして家族愛が描かれ、アカデミー作品賞、監督賞、録音賞、編集賞、編曲賞の5部門に輝いた。

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007 スカイフォール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『007/スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。

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007 スペクター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。

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ヘレディタリー/継承(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ヘレディタリー/継承』とは、2018年に公開されたアメリカのホラー映画である。監督のアリ・アスターは本作が長編映画デビュー作である。主演のアニー役をトニ・コレットが務めた。サンダンス映画祭で「ホラー常識を覆した最高傑作」「現代ホラーの頂点」と批評家から最高の評価を受けた。家長である祖母エレンの死をきっかけにグラハム家に奇妙な出来事が頻発し、家族が崩壊していく。緻密に張り巡らされた恐怖の伏線。タイトルの「継承」の意味がわかったときには、逃れられない仕組まれた最悪の運命に恐怖する。製作はA24。

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世界中で大ヒットしたヒーロー映画「アベンジャーズ」。ここでは同作品の制作裏話や、小ネタなどをまとめました。ロバート・ダウニー・Jrやクリス・エヴァンスといった主要キャストに関する小ネタはもちろん、彼らが他作品などで見せた歌唱シーンや、クリス・ヘムズワースが過去に出場したダンス番組の様子など、ファン必見の貴重な動画もあわせて紹介していきます。

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ヒーロー映画が大ブームとなり、次々とアメコミの実写化が公開されています。ここではアメコミ映画でヒーローを演じたハリウッド俳優をまとめました。作品でヒーローを演じている俳優たちをまとめました。「アイアンマン」シリーズのロバート・ダウニー・Jrを始め、DCやマーベル作品で名演技を見せた俳優たちを画像付きで紹介していきます。

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世界中にヒーロー映画旋風を巻き起こしたマーベル映画。アイアンマンやキャプテン・アメリカをはじめ、ヒーローたちが地球を守るために奮闘する姿は、映画ファンに大きな感動を与えました。今回紹介するのは、『アベンジャーズ』に出演した俳優たちが行ったチャリティー活動をまとめました。少年にアイアンマンの義手をプレゼントしたロバート・ダウニー・Jr.や役の格好をして小児病院を訪問したクリス・エヴァンスの活動などを写真付きで紹介していきます。

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2017年に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開され、日本でも大フィーバーとなりました。有楽町のTOHOシネマズ日劇では、事前に整理券を購入した人だけが参加できる上映カウントダウンの点灯式が行われました。ファンたちは徹夜したり始発の電車に乗ったりしてチケット争奪戦が繰り広げられ、エレベーターに殺到してけが人が多く出るなど大混乱となりました。

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2015年の冬は、10年ぶりのシリーズ新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開された年でした。また『MOZU』や『グラスホッパー』などの大作映画から、『スヌーピー』や『リトルプリンス』といったファミリー向けの映画まで、充実したラインナップです!洋画だけでなく邦画も大豊作だった2015年冬の盛り上がりをご堪能ください。

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密のレビュー・評価・感想

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
8

最後まで目が離せない豪華キャストによる本格ミステリー映画

NY郊外の館で大富豪のハーラン・スロービーが誕生日パーティーの翌朝遺体で発見されたことから始まるミステリー。
探偵のブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は匿名で調査依頼をうけたことがきっかけでこの殺人事件の謎に挑むことになる。
ストーリーは心優しく誠実なハーランの看護師、マルタがハーランに薬と間違えてモルヒネを大量投与してしまったことから始まる。
親友でもあるマルタやマルタの家族を守りたいハーランはマルタが犯人として扱われないように自らの死を偽装する。
徐々に名探偵ブノワによって追いつめられるマルタ。
しかし物語が進むにつれてハーランの死にはマルタ以外の何者かが関わっていることがわかってくる。
このままマルタは捕まってしまうのか?ブノワは真犯人を突き止めることができるのか?
また、ハーランの残された巨額の遺産を巡って家族の思惑が交差しそちらからも目が離せない。
最後の最後まで真相がどうなるかわからずハラハラするだけでなく、最後にはすべての謎が解き明かされすっきりとさわやかな気持ちになる。
またミステリーだけでなく人種差別や移民問題についても考えさせられる作品となっている。
「007」で有名なダニエル・クレイグがアメリカの南部なまりの探偵役であったり、
「キャプテン・アメリカ」として有名なクリス・エヴァンスが禁止用語を連発したりと、配役にも皮肉が効いている。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
6

スター・ウォーズを手掛けた監督がアガサ・クリスティーに捧ぐ古典的ミステリー!

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したオリジナルの密室殺人ミステリー。見終わった感想としては、定番ミステリー。
大物作家が殺され、大家族がその死者の莫大な財産を争って醜く争う。そんな中全財産を手に入れるのはまさかの死者の看護師。
ここまでのシナリオはよく見るが、注目すべきなのは、それぞれのキャラクターの作りこみだ。それぞれの演者の演技力はもちろんずば抜けているが、それぞれのキャラクター設定も非常に濃い。ただ、残念に思ったのは、冒頭30分の事情聴取の段階で、観客にはそれぞれが犯人ではないということがわかってしまうところだ。実は観客には見せていない所が犯人なのか!?と思っていたが、どうやらそうでもなかった…。
看護師以外は無実だとして、観客に看護師が犯人だと思わせておいて実は真犯人が…!という展開も割とお決まりのように思う。(ぶっちゃけ、キャプテンアメリカ役で有名なクリス・エヴァンスが出てる時点で犯人か?って思ってしまった。)
もっと、ミステリー作家を中心としたミステリーらしく、実は死んだ本人がすべてを仕組んでいた!みたいな展開なのかなと思っていたが、案外あっさり終わった。
総じて、アガサ・クリスティーを彷彿とさせるミステリー映画で役者も実力はが揃っていたことから、満足度は高いが、ミステリー好きには少し物足りないところもあるかもしれない。

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