エドガー・ロニ・フィガロ(ファイナルファンタジーVI)の徹底解説・考察まとめ

エドガー・ロニ・フィガロは、スクウェアから1994年に発売されたロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジーVI』の主要キャラクターの1人であり、フィガロ国を治める若き王である。女性を見るとすぐに口説きにかかるほどの女好き。また、手先が器用で機械をいじるのが得意。1000年前の「魔大戦」で失われた「魔導」の力を持つ少女ティナとの出会いにより、魔導の力を武力として世界の支配を企むガストラ帝国との同盟関係を解消し、「反帝国組織リターナー」の一員として帝国に立ち向かう。

オートボウガンは、敵全体に矢を連続で放ってダメージを与える武器。フィガロ城を初めて訪れた時に250ギルで購入することができるが、エドガーが加入した時点で既に1つ持っているので、購入しなくても問題はない。攻撃力は125で、攻撃を目的とする機械のうち最も低い数値でありながら、世界崩壊前の他の武器に比べると遙かに高い攻撃力を誇る。全体攻撃の手段が少ない序盤において、複数のモンスターとの戦闘では特に重宝する。ダメージの量はエドガーの力に依存するので、力がアップするアクセサリ「ハイパーリスト」や「巨人の小手」を装備しておくとダメージアップが見込める。

ブラストボイス

ブラストボイスは、不快な音波を発生させて敵全体を混乱させる機械である。フィガロ城で500ギルで購入できる他、サウスフィガロの町の武器屋でも購入が可能。フィガロ城を初めて訪れた際に購入しておくと、その後戦闘になる魔導アーマー2体にも効果を発揮するので便利。序盤で入手できるが、世界崩壊後でも古代城に出現するサムライソウルに効果を発揮するなど、その活躍時期は長い。ブラストボイスとバイオブラストを併用すると、バイオブラストが魔法扱いであるため、混乱が解除されないままダメージを与えることができる。また、ブラストボイスで混乱した敵からロックの「盗む」でアイテムを稼いだりする際にも便利である。ただし、ブラストボイス自体は物理攻撃と同じ扱いになるため透明状態の敵には効果がない。また、挟み撃ちの戦闘では片側にいる敵にしか効かないので注意。

バイオブラスト

バイオブラストは敵全体に毒属性のダメージと毒状態に陥らせる機械。フィガロ城初訪問時から750ギルで買える他、サウスフィガロの武器屋でも世界崩壊前であれば購入が可能。属性のある攻撃のため、毒を属性とするモンスターには逆効果だが、毒が弱点であることが多い人間型のモンスターには特に大きなダメージを期待できる。また、世界崩壊後のフィガロ城地下での触手戦でも重宝する。4体の触手のうち3体に効果があり、エドガーが触手に捕獲される前に使うことができれば、毒によるスリップでダメージを削ることができる。

サンビーム

サンビームは、強い光を放って敵全体に無属性のダメージを与える機械である。また、暗闇に陥らせる効果も併せ持つ。ナルシェでの幻獣防衛戦後からフィガロ城で1000ギルで購入できるようになる。
攻撃は魔法扱いになっており、世界崩壊前では数少ない「無属性の魔法ダメージ」を与えることができる貴重な手段である。特に魔導工場では、物理攻撃に対して防御力が高いモンスターが多く出現するため重宝する。同じく機械のバイオブラストも魔法扱いの攻撃手段だが、サンビームの方が倍以上の威力を誇る。

ドリル

ドリルは敵1体に防御力・回避率無視のダメージを与える強力な機械。ナルシェでの幻獣防衛戦の後という比較的早い段階にフィガロ城で3000ギルで購入できるが、その攻撃力は191と高く終盤まで長く活躍する。防御力や回避率の無視に加えて、敵の隊列も無視する。後列にいる敵にも大きなダメージを与えることができるため、場合によっては剣や槍などを使った物理攻撃よりも大きな戦力となる。幻獣防衛戦後のフィガロ城で購入せずにオペラ劇場まで進んでしまうと、ベクタ脱出後までフィガロ城へ戻ることができず、入手が遅れてしまうので購入忘れには注意。

かいてんのこぎり

かいてんのこぎりはエフェクトが2種類存在する。

かいてんのこぎりは、敵1体に防御力無視のダメージかランダムで即死の効果を発揮する機械。攻撃力は機械の中では最強の252。攻撃時のグラフィックは2種類で、防御力無視攻撃の時は丸鋸のような刃を使い、エドガー自身が回転しながら攻撃を繰り出す。即死攻撃の時はジェイソンのようなマスクを付けてチェーンソーで敵を切りつける。かいてんのこぎりの即死効果はアンデッドにも有効。
ゾゾ街の隠し部屋の宝箱から入手できるが、この部屋に辿り着くヒントはゾゾの住人達が口走る嘘の「時間」から推理し、街にある時計の針を正確な時間に合わせる必要がある。即死効果はボス敵には効果がない場合が多い。また、必中ではないために即死に対する耐性を持たないモンスターが相手でもミスする場合がある。

ウィークメーカー

弱点のない敵にウィークメーカーを使うことで、弱点となる属性を与えることができる。

ウィークメーカーは敵1体に新しい弱点を追加するという個性的な機能を持つ機械である。入手は世界崩壊後のフィガロ城で5000ギルで購入が可能な他、世界崩壊前はベクタ脱出時に出現するクレーン(右)、魔大陸へ向かう前に戦闘になるミサイルポットからいずれもレア枠でごく稀に盗むことができる。新たに追加する弱点はランダムだが、既存の弱点ではない属性の中から選ばれ、更には対象の持つ属性も上書きして弱点にすることができる。弱点のない敵の場合は、最大8回の使用で全ての属性を弱点にすることができる。なお、もともと全属性が弱点の敵に使用した場合はミスとなる。ほぼ全ての敵に有効だが、瓦礫の塔での最終決戦に現れる「まりあ」に対しては効果がないので注意。

エアアンカー

エアアンカーで空気の塊を撃ち込まれた敵は、次の行動後に即死する。

エアアンカーは、敵1体に圧縮した空気を撃ち込みダメージを与えた後、敵が次の行動した直後に戦闘不能にさせる機械である。使用すると「動いたら死ぬぞ!」というメッセージが出る。即死効果は、敵がカウンターをした場合にも発動する。世界崩壊後、サボテンダーのいる砂漠に現れるスラッグクロウラとの戦闘では便利。スラッグクロウラは、倒すと経験値が7524ポイント得ることができるため、レベル上げをしたい時にも役に立つ。なお、必中ではなく即死耐性を持つ敵には無効。また、エアアンカーを撃ち込んだ敵が魔法を使おうとした際に「MPがたりない」と表示が出た場合には、エアアンカーの効果は消滅する。この場合は再度エアアンカーを撃ち込まなければならない。
入手方法は世界崩壊後に「狂信者の塔」の隠し部屋にある宝箱や、コロシアムで「源氏の鎧」か「呪いの指輪」を賭けて勝利すると景品として入手できる。狂信者の塔の隠し部屋にまつわるヒントは、マランダにいる盗賊から得ることが可能。

武器

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