エドガー・ロニ・フィガロ（ファイナルファンタジーVI）の徹底解説・考察まとめ

レッドジャケットは今作で初めて登場したエドガーとマッシュのみが装備できる体用の防具。防御力は78、魔法防御力55。ステータスは力＋5、体力＋4、素早さ＋2、魔力＋1。この他にも炎属性の攻撃を無効にする効果を持っている。世界崩壊後、ゾーンイーターに吸い込まれた後に辿り着くゴゴの洞窟で入手する他、瓦礫の塔に登場する三闘神「鬼神」からレア枠で盗むことも可能。ジドールの町で15000ギルで購入できるロック用の武器「スナイパー」をコロシアムで賭けてグラシャラボラスに勝利し、更にその景品となるボーンクラブを賭けてトライアライドに勝利することでも入手できる。GBA版以降では、エクストラダンジョンに出現する「デスライダー」がレア枠で落とすことがある他、魂の祠で鬼神との再戦ができるため、量産も可能となっている。

アクセサリ

ミラクルシューズ

ミラクルシューズは、装備したキャラクターに複数の補助魔法の効果がかかる。装備中は、物理ダメージが3分の1減少する「プロテス」、魔法ダメージが3分の1減少する「シェル」に加え、素早さが上がる「ヘイスト」とHPが少しずつ回復する「リジェネ」の4つが常時かかった状態となり、大変有用なアクセサリである。
大変便利なアクセサリだが、宝箱からの入手はなく、普通にストーリーを進めている中では出会えない。入手の手段はコロシアムの景品として手に入れるか、魔石「ラグナロック」でのアイテム変化が低確率で成功するかのどちらかとなる。コロシアムで入手する場合、最も戦闘回数が少なく済むのはエリクサーを賭けてリネームカードを入手し、リネームカードを賭けてミラクルシューズを手に入れる方法。回数は増えるが、沙悟浄の槍からネコみみフード、勲章、リネームカード、ミラクルシューズと段階を踏む方法もある。魔石ラグナロックで入手する場合には、ゾゾに出現する「ベールダンス」と、ベールダンスと同じ姿をした「アムドゥスキアス」「ネイショリズム」が対象のモンスターとなるが、成功率12.5％のうちから更に4分の1というとてつもなく低い確率である。

リボン

リボンは様々なステータス異常を防ぐことができるアクセサリで、陥る場面が比較的多い毒や暗闇から、厄介な混乱や石化など、多くの異常を防ぐことが可能。防ぐことができない異常はスロウ、ストップ、即死、「鼻息」などによる吹き飛ばしの4つ。ゾンビ化にも耐性はあるが、瓦礫の塔に出現する「女神」が使う「クラウディヘヴン」によるゾンビ化には効果がないため注意が必要である。クラウディヘヴンのゾンビ化は「セーフティビット」を同時に装備することで防ぐことが可能になる。入手は比較的序盤に訪れるサウスフィガロの金持ちの家の地下の宝箱から入手可能だが、隠れた場所にある。世界崩壊後にフェニックスの洞窟やラストダンジョンの宝箱からも手に入るが、どちらも攻略に時間のかかるダンジョンである。世界崩壊後なら「ブラキオレイドス」から盗むこともできるが、レア枠な上にボス並に強力なため、入手が難しいアクセサリである。世界崩壊後には状態異常系の攻撃を仕掛けてくるモンスターが多くなるので、特に重宝する。また「血塗られた盾」を「英雄の盾」にする際には大変頼りになるアクセサリである。

幻獣・魔石

エドガーはもともと力、防御力が高い。魔力は低めだが、攻撃手段を機械に頼るのであれば無理に高めなくても問題ない。機械の中でも使用頻度が高いオートボウガン、回転のこぎり、ドリルは力依存なので、レベルアップ時に力がアップする魔石と相性が良い。

ビスマルク

魔導研究所に捕らえられていた巨大な白い鯨を姿をした幻獣。攻撃魔法の基本ともいえる「ファイア」「ブリザド」「サンダー」を習得倍率20倍という驚きの早さで覚えることができ、魔石の装備ができるようになったばかりの時には特に重宝される。この3つの魔法の他にも習得倍率2倍で「レイズ」も覚えることが可能。戦闘中に召喚した場合は、「バブルブロウ」という水属性の攻撃で敵全体を攻撃する。消費MPは50。魔石装備時のレベルアップボーナスが「力＋2」と高い。エドガーに装備させると、「きかい」のうち力が影響するオートボウガン、かいてんのこぎり、ドリルでのダメージアップを見込むことができる。

ライディーン

ライディーンは、幻獣オーディンが進化した幻獣。馬に乗った戦士の姿をしており、今作でのオーディンは魔大戦において魔導士との戦いに敗れて石化したという伝説が残されている。古代城の王女が想いを寄せていた相手であり、石像と化した王女が流した涙にオーディンの魔石が反応することでライディーンへと進化する。幻獣として召喚すると「真・斬鉄剣」で敵を斬る。オーディンの「斬鉄剣」に比べて命中する確率がアップしている。習得倍率は1倍で覚えることができる魔法「クイック」は、1ターンに2回行動が可能になるため終盤の戦闘では重宝する。魔石オーディンと同時に持つことができないため、魔石ジハードを手に入れる前に「メテオ」を覚えたい場合には、しばらくオーディンのままにしておく方が良い。レベルアップ時のボーナスは力＋2。ビスマルクと同様、エドガーに装備することで機械のダメージアップが見込めるので相性が良い魔石である。

ギルガメッシュ

ファイナルファンタジーのファンにとっては説明不要と言っても過言ではない、前作『ファイナルファンタジーV』に登場した憎めない敵キャラクター。前作での「その時は俺も仲間」という言葉通り、GBA版以後で幻獣として力を貸してくれる。入手方法は世界崩壊後に竜の首コロシアムで「エクスカリパー」を賭け、登場したギルガメッシュとの戦闘に勝利すると魔石が手に入る。エクスカリパーはジドールの競売場で50万ギルで落札する必要がある。召喚した場合の攻撃は「エクスカリパー」「エクスカリバー」「マサムネ」「最終幻想」の4パターンのいずれかがランダムで発動される。「エクスカリパー」は敵全体にダメージを与えるが、そのダメージ量はわずか「1」。「エクスカリバー」は敵全体に聖属性のダメージを与える。「マサムネ」は敵全体に無属性防御無視のダメージを必中で与える。「最終幻想」では、敵全体に無属性防御無視かつ必中でほぼ9999の大ダメージを与える。召喚時の消費MPは99と大きく、最弱といえる「エクスカリパー」の発動確率が35％と4パターンの中で最も高いため、召喚での使い勝手はイマイチである。習得できる魔法は修得倍率1倍で「クイック」と、習得倍率5倍で味方全員の物理攻撃が3倍になる「ブレイブ」の2つ。装備時ボーナスはビスマルクとライディーンと同じく力＋2。

瀕死必殺技「ロイヤルショック」

ロイヤルショックはエドガーの瀕死必殺技で、敵1体に対して魔法防御、魔法回避率を無視した強烈なダメージを与える。瀕死の状態で「たたかう」を選択した際に16分の1の確率で発動する。「たたかう」で発動するが魔法扱いであり、皆伝の証や源氏の小手を装備していた場合でも発動するのは一度だけである。キャラクターが分身・透明の状態では発動しないという条件もあり、滅多に見ることができないレアな技である。瀕死必殺技については、炭坑都市ナルシェの「初心者の家」で知ることができる。

エドガー・ロニ・フィガロの関連人物・キャラクター

ティナ・ブランフォード