天外魔境ZERO（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 (12/24)

天外魔境ZERO（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2024.02.22

『天外魔境ZERO』とは、ハドソン社（2012年コナミ社に吸収）より1995年に発売されたロールプレイングゲーム。PCエンジンなどで展開してきた天外魔境シリーズにおける外伝的な扱いの作品であり、唯一のスーパーファミコン作品。企画・原案は『サクラ大戦』『魔神英雄伝ワタル』シリーズで知られる広井王子。
物語の舞台は、「外国人からみた誤った日本観」をコンセプトとした架空の国「ジパング」。天より600年前に地上に降りてきた、人間とは異なる種族・火の一族と地獄の軍団との戦いを描く。

地獄の軍団

出典： twitter.com

ふくよかな体型の女性であり、地獄の5番隊長を務めている。3番隊長・サラとみずきの姉でもある。
美しい海に覆われた亀国を樹海で覆い、人々の頭に木を生やしたり、人を樹木そのものに変えるなどして支配していた。

ヒガンたちの行く先々に現れては、アドバイスをしたり記録をつけてくれたりするなど、一見すると憎めない性格をしている。
どう答えても正解にしてくれないクイズを出したりなど、意地の悪い面も見せる。
しかし本性はかなり残忍な性格をしており、実の妹・みずきですら何も感情を抱くことなく殺害している。

そして、テンジンの中にみずきを封印した張本人でもある。マンダラの笛も彼女が所持している。
また、サラが死んだ際は「死体を火の一族には渡さない」という理由で彼女の死体を食べて吸収した。

真の姿は樹木が体に巻き付いたような姿となる。そして、ヒガンたちに追い詰められたあとはサラと合体し、「ジュリ・サラ」として立ちはだかった。

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ジュリとサラが合体した姿「ジュリ・サラ」

金銀（キンギン）

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科学と頭脳を武器に戦う地獄の5番隊長。
右手など体のいたるところが機械化されている虎の顔をした地獄の者。
カラクリの発明を得意としており、自身が開発した猫型巨大ロボット「スーパーマネキング3」でヒガンたちを苦しめた。

腕っぷしは強くないらしく、地獄の隊長の中では唯一真の姿に変身をしない。
その代わり、自身が開発した乗り込み式の巨大ロボ「ゴールド・シルバー」に搭乗し、ヒガンたちを襲ってくる。

元々は「白虎（びゃっこ）」という名の神獣であり、犬神とは親友の仲であったものの、犬神が地獄の軍団を裏切ったことにより袂をわかっていた。
そのためか、犬神を封印するだけでなく神社を破壊し、新たに「金虎神社」なるものを建てている。

スーパーマネキング3との戦いでヒガンたちが乗るロボット「マ・ジン」を、犬神とともに開発した過去がある。
マ・ジンの姿を見た時は「犬神！また俺を裏切るのか！」と、犬神に対しての感情を吐き出していた。

ニニギ

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地獄の軍団の王であり、人間や神獣、そして大地を創造した神でもある。本作のラスボス。
元々は姉・アグニとともに天に浮かぶ大地・高天原に住んでいたが、アグニに断りなく「命」をつくりだしたことで怒りを買い、追放される。
そして、600年前に自身がつくりだした地獄の軍団を率いて火の一族と戦争を起こすも、
神獣たちの裏切りなどもあって地獄門に封印されていた。
しかし、封印から600年後に弟王を妬む兄王の心の隙間に入り込んだことで、兄王を操り地獄門の封印を解かせた。

非常に残忍な性格をしており、他者の心の隙間に入り込むことで心を掌握し、利用する。
火の一族であった剣士・シラヌイの強さを追い求める心につけ込み、「闇の剣士」として配下に加えた。
また、火の一族の妖精の卵を改造し、生物兵器を生み出してしまうなど神の力を支配のために用いている。

封印を解いてからわずか100日で、ジパング全土に侵攻し全ての国を支配下においた。
最期はアグニの力を備えたヒガンたちにより、ふたたび地獄門に封印される。
その際、「アグニはそれほど私が邪魔なのか…」と、姉であるアグニに持つ感情を見せていた。

コクビャク

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ニニギが、火の一族の妖精の卵を改造し生み出した生物兵器。
全身が黒と白の縞々模様であり、大きい一つ目を持つ怪物。
非常に攻撃的で残忍な性格をしており、攻撃に移る際も躊躇がない。体を回転させての体当たりを得意としている。

元々は高天原から降りてきた妖精の卵から改造されているため、ニニギとは異なり高天原に昇る力を持っている。
そして、同じく高天原から降りてきた卵を改造して生まれた地獄の親衛隊「ガエン」「スイマ」「ムゲン」を率いて高天原を襲撃し、アグニを抹殺しようと企てる。
死という概念を持たない高天原の住人に恐怖をもたらした。

神獣

ジパングの6つの国を守護する神聖な獣。元々はニニギにつくられた地獄の軍団の一員であったが、火の一族と心を同じくしてニニギを裏切り、人間を守る立場となった。実は、地獄の隊長たちやみずきも元々は神獣であり、全部で12体いた。

火熊

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火熊国を守る神獣。「正義」をつかさどる神である。
絶対レイドにより封印されており、ヒガンに各国の神獣も同様に封印されていることを伝えた。

孔雀

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孔雀国を守る神獣。「健康」をつかさどる。
ややまくしたてるような話し方をする。
ニニギに支配されてしまえば、この世は地獄になるとヒガンたちに説いた。

鶴

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迷宮組曲ミロンの大冒険（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『迷宮組曲ミロンの大冒険』とは、1986年に日本のゲームメーカーであるハドソンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションRPG。プレイヤーは主人公である「ミロン」を操作し、魔人マハリトを倒して奪われた楽器を取り返し、王女エルシラを救出する事を目指す。タイトルの「組曲」という単語も大切な要素となっており、「音楽」が全体を通して雰囲気の軸となっている。中でもストーリー進行に合わせてゲーム画面中だけでなく、BGMにも変化が起こるボーナスステージの演出は印象的。

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