天外魔境ZERO(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『天外魔境ZERO』とは、ハドソン社(2012年コナミ社に吸収)より1995年に発売されたロールプレイングゲーム。PCエンジンなどで展開してきた天外魔境シリーズにおける外伝的な扱いの作品であり、唯一のスーパーファミコン作品。企画・原案は『サクラ大戦』『魔神英雄伝ワタル』シリーズで知られる広井王子。
物語の舞台は、「外国人からみた誤った日本観」をコンセプトとした架空の国「ジパング」。天より600年前に地上に降りてきた、人間とは異なる種族・火の一族と地獄の軍団との戦いを描く。

11月:神無月

11月は神無月であり、唯一お祭りのない月となる。

12月:三太祭り(火熊国)

火熊国を解放した後、12月23日~25日の期間に火熊神社で開催されるお祭り。
いわゆるクリスマスであり、広場にもクリスマスツリーが飾られる。
氷でできたすべり台で遊べるほか、鐘をならすとトナカイに乗ったサンタクロースが来てプレゼントをもらえる。

『天外魔境ZERO』のアイテム

武器装備 / 三種の神器

ヒガン、スバル、テンジン / みずきは全員、剣を扱うことはできるが、それぞれ得意とする武器が異なる。

◆ヒガンは「剣」。時には神獣の力が込められた剣も扱い、奥義も剣術を得意としている。
◆スバルは「玉」。召喚マものを扱う際に玉を用いる他、玉から放つ聖なる光で攻撃することもある。
◆テンジン / みずきは「鏡」。相手の攻撃を反射したりする奥義に用いている。
これは、日本神話における三種の神器に基づいていると思われる。

時にはダンジョン内などで強力な専用アイテムを手に入れられることもあるため、注意してアイテム探索をする必要がある。
また、アイテムによっては戦闘中に使うことで回復効果が得られるものなどもある。

神獣の石

封印されてしまった、各国を守護する神獣を助けると、神獣の力が込められたアイテムを渡される。
それが「神獣の石」である。

神獣の石は装備品として身につけられるのだが、装備しているだけで役立つ追加効果が得られる。

・火熊の石…物理攻撃が100%命中する
・孔雀の石…術使用時の技消費が80%に減る
・鶴の石…体と技が毎ターン12ずつ回復する
・亀の石…戦闘後に得られるお金が2倍になる
・犬神の石…直接攻撃に対しまれに反撃する
・竜の石…すべてのパラメーターを一定値上昇させる

そしてこの石は、終盤の展開で重要な役割を果たすこととなる。各地の国を救ったら、忘れずに神獣に会いにくべきである。

回復アイテム

本作の舞台は、和風テイストの古代の国、「ジパング」。日本でいうと戦国時代のような雰囲気である。
そのため、使われる用語もレベルではなく「段」、お金の単位はゴールドではなく「両」と世界観が和風に統一されている。
それに合わせて、回復アイテムもお団子やお酒など和風なものが揃えられている。

クサだんご

体力を15回復する。

まんじゅう

体力を30回復する。

ガマのあぶら

体力を50回復する。

いのちのさけ

味方1人を戦闘不能の状態から体力1の状態で復活させる。

きせきのさけ

味方全員の戦闘不能状態を回復し、体力・技も全回復する。

マンダラのふえ

テンジンとみずきを入れ替えることができる笛。ジュリ・サラを倒すと手に入る。
フィールド移動中や戦闘中など、いつでも使用して入れ替えることが可能。

『天外魔境ZERO』の用語

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