『ボンバーキング』(BOMBER KING)とは、ハドソンが開発し、1987年に発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲーム。「マル超シリーズ」の第1弾。爆弾で障害物となるブロックを破壊しながら先に進むゲームで、ボンバーマンシリーズに似ている点もあるが、ゲームシステムなどは大幅に異なる。また、グラフィックなどもSFの要素が強い。
『ボンバーキング』の概要
『ボンバーキング』(BOMBER KING)とは、ハドソンが開発し、1987年8月7日に発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲームである。「マル超シリーズ」の第1弾。爆弾で障害物となるブロックを破壊しながら先に進むゲームで、ボンバーマンシリーズに似ている点もあるが、ゲームシステムなどは大幅に異なる。また、グラフィックなどもSFの要素が強い。
1988年にはMSX版が発売され、続編としてサンソフトからゲームボーイ用ソフト『ボンバーキング シナリオ2』が1991年に発売された。
『ボンバーキング』のあらすじ・ストーリー
惑星アルタイルに降り立った戦闘用アンドロイド
アルタイル紀元2036年。突如、惑星アルタイルに寒い冬が訪れる。人々は大混乱へと陥れたその原因は、異次元生命体がアルタイルに侵入したことにあった。
戦闘用アンドロイド「ナイト」は、異次元生命体を退治し、緑の大地を取り戻すため、惑星アルタイルに降り立つ。
『ボンバーキング』のゲームシステム
基本的なシステム
このボンバーキングは「ボンバーマン」シリーズの後継版のようなもので、ボンバーマンと同様に爆弾を使って敵を倒していく。
ステージにはいくつか種類があるが、どのステージでも敵を倒してブロックを破壊しつつ進み、右端にある出口から脱出することが目的となる。出口はアイテムの「カギ」を取ると開いて入れるようになる。
『ボンバーマン』と違い制限時間はないが、主人公にはライフが設定されている。ライフは敵の攻撃だけでなく時間の経過によっても減少する。
爆弾の爆風は十字方向へ進むのはもちろん、斜にも進む。やっかいなのが、爆弾をセットしたら逃げないといけないのは当然として、爆弾を置く位置を考えないといけない点である。その理由は、置いた爆弾の後ろに強制的に下がるシステムになっているため。さらに、爆弾をおいてからの爆発も早いので、この辺りも気をつけなければいけない要素である。
ひたすら右に進み、鍵を拾ってクリアを目指す
この『ボンバーキング』は、右に進んで途中で鍵を拾ってクリアするという流れである。木などの障害物を破壊するとパネルが出現しするため、進んでいく道を確保するのに必要な爆弾をとりつつ、できるだけ多くのパネルを拾っていくのが攻略の要だ。
壊れそうなブロックが見えることがあるが、そういうところは隠し部屋になっている。
主人公の性能
爆弾
爆弾は、ブロック(障害物)を破壊する主な手段である。攻撃範囲は周囲8マスで、隣接するブロックが全壊、斜め隣のブロックが半壊する。主人公も爆風を浴びるとやられてしまう。『ボンバーキング』では爆弾を置くと自動的に主人公が後退するため、歩きながら爆弾を置くと一度後退してから爆弾に向かって突進し、自滅することになる。
なお、『ボンバーキング』は爆弾に制限数が設けられている。無駄使いするとすぐになくなるため、先に進めなくなる。そのため、ザコ敵が落とす爆弾か、爆弾パネルで補充をしないといけない。
ビーム
ビームは無制限に使用できるため、敵を倒す際の通常武器となる。3連射が可能で、通常は主人公の前方へ放つ。威力が低いため、何発も撃ち込まないと倒せない敵もいる。
『ボンバーキング』の登場人物・キャラクター
主人公
ナイト
異次元生命体を退治し、緑の大地を取り戻すため、惑星アルタイルに降り立った戦闘用アンドロイド。制御コンピュータによって支配された惑星アルタイルを、爆弾で爆破しながら救っていく。
ザコキャラクター
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目次 - Contents
- 『ボンバーキング』の概要
- 『ボンバーキング』のあらすじ・ストーリー
- 惑星アルタイルに降り立った戦闘用アンドロイド
- 『ボンバーキング』のゲームシステム
- 基本的なシステム
- ひたすら右に進み、鍵を拾ってクリアを目指す
- 主人公の性能
- 爆弾
- ビーム
- 『ボンバーキング』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ナイト
- ザコキャラクター
- バード
- デルタI
- ホネバルバ
- アンドロイドI
- タンクI
- ブロックアメーバI
- ウィスプイーター
- ボスキャラクター
- 合体アメーバ
- ドラゴン
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- ゴーレム
- アースブレイン
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- 非セレクトアイテム
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