ヤス/高木泰士(NANA)の徹底解説・考察まとめ
ヤス/高木泰士(たかぎ やすし)とは矢沢あい作の漫画『NANA』に出てくる登場人物。
バンドのBLACK STONESではリーダーであり、ドラム担当。ナナの保護者代わりを担っている。メンバー内からは時たまやっさんと呼ばれている。スキンヘッドにサングラスという強面な風貌とは裏腹に、いつも心穏やかで周りのことを常に見守り、冷静に物事を判断できる性格。それもあってか周りからの信頼も厚く、頼りにされている。
ヤス/高木泰士の概要
ヤス/高木泰士(たかぎ やすし)とは矢沢あい作の漫画『NANA』の登場人物。
バンドのBLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)ではリーダーであり、ドラム担当。
大崎ナナ(おおさきなな / ナナ)の保護者代わりを担っている。メンバー内からは時たま「やっさん」と呼ばれている。
スキンヘッドにサングラスという強面な風貌とは裏腹に、いつも心穏やかで周りのことを常に見守るあたたかい心の持ち主であり、冷静に状況や物事を判断できる性格をしている。それもあってか周りからの信頼も厚く、頼りにされることが多い。
ブラストの前身であるバンドを本城蓮(ほんじょうれん / レン)と共に作った人物。レンとは親友でありお互いを尊敬し合っている。
レンとの熱い友情もあって、レンの彼女であるナナのことも家族以上に大切にしている。
ナナに何かあった時は深夜であってもタクシーですぐに駆けつけるほどの過保護ぶり。
大切な仲間が上手く生きれるように常に見守っており、アドバイスや根回しをしている。
ヤス/高木泰士のプロフィール・人物像
生年月日:4月生まれ
血液型:A型
身長:185cm
体重:72kg
愛用の煙草:BLACK STONE
趣味:麻雀
好きなもの:純米酒とバーボン
CV:川原慶久 / PS2ゲームでの声優:津田健次郎
実写映画演者:映画1・2 丸山智己
幼い頃に産みの親は交通事故により亡くなってしまい、児童養護施設で育つ。レンとは同じ施設で出会っており、兄弟の様な関係。
小学3年生の時に育ての親に引き取られ、高木を名乗っている。
中学生時代には生徒会長を務めており、周りから一目置かれる存在だった。
その当時、後にライバルバンドとなるTRAPNEST(トラップネスト / トラネス)のベース担当一ノ瀬巧(いちのせたくみ / タクミ)とドラム担当藤枝直樹(ふじえだなおき / ナオキ)は同級生だった。
高校からは音楽活動をしており、タクミやナオキとも交流があった。
タクミと、のちにトラネスのボーカル担当芹澤レイラ(せりざわれいら / レイラ)は幼馴染で、タクミと仲が良かったヤスはレイラとも顔馴染みになる。
後にレイラと付き合うようになるが、トラネスの上京のタイミングで破局。
大人になってからもお互いにとって大切な存在となっている。
司法試験に合格した秀才でもあり、大学卒業からは弁護士事務所に勤務していた。
ただ司法修習を受けてない為、弁護士ではなく事務員として働いていた。
ブラストのメンバーを心配させまいと、弁護士になったと嘘をつき続けていたのだ。
ブラストのデビューが決まった時、嘘がバレてしまいナナに怒られてしまう。
デビュー後はブラストのリーダーとして、メンバーが周りの大人たちに利用されないようにする為、自ら掛け合ってバンドの行く末を支えていた。
ヤス/高木泰士の来歴・活躍
高校時代とブラスト結成
高校では生徒会長を務めており、タクミからは裏番長と呼ばれていた。
この当時タクミとはバンド界隈の溜まり場でよく遭遇しており、自然と仲良くなっていく。
タクミの幼馴染であるレイラはタクミにくっついて行動することが多く、溜まり場にも顔を見せていた。
ヤスと出会い、包容力があり優しいヤスに惹かれるようになったレイラはヤスと距離を縮めていく。
そんな素直なレイラの姿を見て、心惹かれたヤスはレイラに告白し、結ばれるようになる。
レンとブラストの前身となるバンドを組んでおり、地元ではドラムの腕を買われていた。
その後ノブと出会い、さらにノブの紹介によってナナと知り合う。
レンがその場でナナを誘ったことから、レン・ヤス・ノブ・ナナの4人でバンドを結成することになった。
その時にヤスが吸っていた煙草のBLACK STONEより、バンド名がBLACK STONESに決まる。
バンドは順調に成長し、地元では同級生であるタクミが率いるトラネスと肩を並べるようになっていく。
順調に地元で認知度を高めていくなかで、タクミ・レイラが所属していたトラネスにデビューの話が舞い込んだ。
そのタイミングでトラネスのギターが抜けてしまっており、その穴を埋める候補としてブラストのレンに引き抜きの話が来てしまう。
レンのことを誰よりも大切に思っていたヤスは、ブラストとで迷うレンに東京へ行き夢を追いかけるように促した。
親友の言葉に心を決め、レンはトラネスとして夢を追いかける為に上京することとなる。
そしてヤスとレイラの関係にも終わりがきてしまう。
地元に残りたいヤスと上京したいレイラとは見つめている未来に大きな違いがあった。
レンが去った後で、ブラストは解散危機を迎えるが、それぞれが自分の夢の為に地元で残ってバンド活動を頑張る方向に決まり、これまで通りにブラストは解散せず、音楽活動を続けることになった。
ブラストとヤスの上京
レンの脱退後、新たにバンドメンバーを受け入れブラストは活動を続けていた。
しかしレンが抜けた穴は、彼ら自身が思っている以上にとても大きかった。
レンと恋人同士だったナナは、レンとの遠距離恋愛がうまくいかず破局してしまう。
ナナは独り立ちしてレンに頼らなくても自分は音楽でご飯が食べれるんだと証明したかったという。
地元で精力的に活動を続け、レン上京の1年後ナナ自身も上京を決める。
仲間が離れてしまうことを寂しがり、初めてヤスはナナを引き止めた。
ナナは心の中で、ヤスがついてきてくれることを望んでいたが、自分自身の勝手な思いでヤスの人生を決めてしまうことを恐れて言い出せずにいた。
お互いの気持ちがすれ違ったまま、ナナは東京に去ってしまう。
ブラストのメンバーでギターの寺島伸夫(てらしまのぶお / ノブ)はナナの後ろでギターを弾く夢を捨てきれずにナナの猛反対を押し切りナナを追いかけて上京してしまう。
そんなノブの純粋な気持ちに折れたナナは東京でバンド活動を再開することに決める。
ノブとナナが揃った以上、リーダー不在はおかしいとナナに言われたヤスは、この日を待っていたかのように上京を決意。
これにて無事東京にメンバーが揃ったブラストは、新たにベーシストを探すようになる。
メンバー募集を見て、後のベーシストとなる岡崎真一(おかざきしんいち / シン)から応募があった。
「憧れている人は?」というナナの問いかけに、「本城蓮!」と即答するシンに、入る条件として文句なく理想通りであったシンを迎えることとなる。
そしてブラストは4人体制になった。
デビューまでの道のり
メンバーも決まりデビューに向けていろんな事務所にアプローチをしていた結果、一社大手事務所から声がかかる。
デビューに向けて事務所の指導が入り、メンバー一丸となって練習を積んでいた。
そんな中、ナナとレンの熱愛報道がスクープされてしまう。
レンとナナは、ナナが上京してきた後のタイミングで再会しヨリを戻していた。
このニュースによってデビューがまだのブラストを売り込むための売名行為ではないのかとナナへの不満が募っていた。
ナナだけではなくブラスト自体にも世の中の批判が高まる。
ナナの自宅にも記者たちが溢れかえり、自分たちの想像を超える騒ぎに発展していた。
集まった記者たちに「人の庭荒らす暇あったら てめぇの花を咲かせろや」と言い放ちナナを守るヤスだが、今後の行方に不安を募らせていた。
この騒動は知名度をあげブラストをデビューさせるという記者側の策略だったのだ。
その策略は成功し、ブラストは売名したという思いもよらぬ形で知名度をあげる。
悪い噂が広まる中で、ブラストのイメージが悪いまま、興味本位で音楽が消費されてしまい、本来の目標の音楽で売れるというよりはブラストのメンバーが望まぬ形の人気の上がり方になってしまった。
作曲を担当していたノブは、自分の曲が悪意に晒されたまま世に流されていることに酷く困惑する。
疑心暗鬼になってしまったノブの様子を見て、「世の中 必ずしも正義が勝つようには出来てねぇんだよ」とヤスは答える。
これからさらにいろんな悪意に晒されていくことになるヤスの冷静でいて的確な言葉にノブは腹を括るのであった。
ブラストデビューと美雨との出会い
熱愛報道から世間の目に晒され傷つきながらも、ついにデビューが決まるブラスト。
メンバーは世間の厳しさを実感しながらも、誰もが懸命に音楽に向き合っていた。
そんな中メンバーの身を案じた事務所は、メンバー達を寮に招き入れる。
その寮でヤスは初めて篠田美雨(しのだみう / みう)に出会う。
最初は誰にも心を開かない美雨だったが、ヤスの優しい性格にゆっくりと打ち解け始める。
話すうちにお互いの価値観や好きなものが似ていることに気がつく二人。
お互いにだんだんと心惹かれていくようになる。
忙しい合間を縫って何気ないメールを交わすことが、お互いにとって日々の癒しになっていた。
お互いのことを知るうちに美雨に惹かれていることを感じたヤスは、美雨との距離を詰める。
美雨自身もヤスに惹かれており、またヤスからの好意も感じとっていた。
自然と惹かれ、お互いを認めた二人が取った選択は自ずと決まっていた。
こうしてヤスと美雨は恋人同士になる。
ブラスト初のツアーが決まり、ついにブラストもさらなるステージを駆け上がっていくかに思われたが、そんな最中シンが逮捕される。
初犯であり、なおかつまだ未成年だったこともありシンは釈放された。
メンバーの元に帰り、自分の行いを悔い改めながら、メンバーに謝るシン。
ヤスはシンに対しても親のような感情を持っており、シンに厳しい一言をかけながらも心配していた。
そんなヤスの優しさに、シンは気持ち新たにブラストの為に尽くそうと決意するのであった。
その頃レンは自分自身の心の闇に飲み込まれ感情のセーブが効かなくなってしまっていた。
薬物をやり続けなければ手が震えるほどの薬物依存になってしまっており、ヤスはただならぬレンの雰囲気になにかを察していた。
そんな親友を止めようと叱りながらも心配しレンをサポートするヤス。
不安定なレンのことを誰よりも心配し続けていた。
親友、レンの死がもたらしたもの
お互い忙しい毎日を送っていたレンとナナはすれ違いの日々が続いていた。
そんな中、レンは心を決めナナに会いに行こうと大雪の中車を走らせる。
ナナの誕生日の前日であった。
誕生日に何とか間に合わせようと先を急ぐレンの体は薬物に蝕まれていた。
スピードをあげるレンは、薬の影響なのか会いたかったナナの幻覚を見て、建物に車ごと突っ込んでしまう。
雪が降りしきる中、即死の事故だった。
レンの訃報を聞き、急いでレンの親友であるヤスのもとに電話をするタクミ。
親友の死を知らされ、絶望するヤス。
恋人のナナにかける言葉が見つからなかった。
薬物に溺れる親友を救えなかった後悔に苦しんでいた。
その頃、単独で巡業に出ていたナナはまだ事実を知らされておらず、ヤスは真実を自分の口から伝える為、ナナの元へ向かう。
レンの訃報を聞き、全員が立ち直れないほどの傷を負っていた。
ナナにかける言葉が見つからない中、「どうしてもお前を救う言葉が思い浮かばねぇ」と滅多に感情を見せないヤスが思わず涙をこぼす。
誰もレンの死を受け入れられないまま、絶望していた。
ここからブラストは沈黙を続けることになる。
ヤスのその後
ブラストの活動は実質休止しているようなものだった。
レンが亡くなってから、自分の大切な一部が無くなってしまったかのように誰しもが前を向けずにいた。
未来のシーンではかつての仲間達が集う場面もあるが、そこにはナナの姿はない。
レンを失ったショックからナナは行方不明になってしまった。
ナナがいつでも帰ってこれる場所を残しておく為に、仲間達はこうして思い出話を持ち寄って集まっている。
そこにはヤスの姿もある。
見た目が変わっていないことを周りからからかわれながらも、今までのように仲間に囲まれている。
ブラストが活動休止している中で、シンは俳優業・ノブは実家の旅館を継ぎそれぞれの人生を歩んでいる。
ヤスについての職業や生活などは描かれていない。
また、ショートヘアになった美雨も出てきていることから、明確な表現は無いが美雨との関係は続いている。
仲間とナナの帰りを待ちながら、レンの不在という癒えぬ傷を抱えていた。
ヤス/高木泰士の関連人物・キャラクター
レン / 本城蓮(ほんじょうれん)
Related Articles関連記事
NANA(ナナ)のネタバレ解説・考察まとめ
『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画。実写映画化、アニメ化もされた人気作。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で、同じ名前で同い年の2人が偶然隣り合わせる。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになるのだった。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。
Read Article
NANA(ナナ)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『NANA』(ナナ)とは、 矢沢あい原作の少女漫画及び原作を基にする関連作品群である。主人公のナナと奈々(なな)が偶然出会い、ひょんなことから同居生活を始める。そしてナナが所属するバンド・ブラストやそのライバルであるトラネスのメンバーなどを交えて、様々な恋愛が描かれている。奈々はノブとタクミの間で気持ちが揺れてどちらの子か分からずに妊娠したり、ナナは喧嘩のあとに夫のレンを亡くしてしまうなど、重たいシーンも多く登場する。
Read Article
NANA(ナナ)のあらすじ・ストーリーまとめ
『NANA』とは矢沢あいによる長編漫画。音楽と恋愛をテーマにしており、実写映画やアニメ化もされた人気作だ。『Cookie』にて連載されていたが、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で出会った小松奈々と大崎ナナ。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになる。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナの2人を中心に、夢の実現と現実の厳しさや、同性・異性間の友情が描かれている名作。
Read Article
NANA(ナナ)の登場人物・キャラクターまとめ
『NANA』とは矢沢あいによる漫画作品、およびアニメ作品。夢を追いかける大崎ナナと恋愛体質の小松奈々、同じ名前を持つ2人の少女をはじめ、男女ともに魅力的なキャラクターが多数登場する。ここではメインキャラクターだけでなく、作品にちょっとだけ登場するキャラクターの情報も掲載。各キャラクターのプロフィールや名エピソードを、画像を交えて紹介していく。
Read Article
NANA(ナナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画で、実写映画化、アニメ化もされた人気作だ。最初は2話のみの読み切りとして描かれていたが、「連載して欲しい」という要望が多数あったため連載がスタートした作品。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。
Read Article
NANA(ナナ)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『NANA』とは、矢沢あいによる少女漫画及びそれを原作としたアニメ・実写映画。この記事では、『NANA』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画の主題歌・挿入歌を紹介する。アニメの主題歌は土屋アンナが歌唱を担当したことでも話題となった。実写映画の主題歌についても、日本レコード大賞特別賞を獲得するなど高い評価を受けている。
Read Article
レン/本城蓮(NANA)の徹底解説・考察まとめ
本城蓮(ほんじょうれん)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』の主人公である大崎ナナの婚約者。人気バンド「TRAPNEST」のギター、作曲担当。港町の倉庫街に捨てられていた。地元では「BlackStones」のベースを担当し、ナナと同棲。「TRAPNEST」に誘われたことにより上京し、ナナと別れる。2年後にナナの上京により、再会。再び付き合うこととなり婚約する。薬物依存症。ナナの20歳の誕生日の前日、車の自損事故で死亡している。
Read Article
タクミ/一ノ瀬巧(NANA)の徹底解説・考察まとめ
一ノ瀬巧(いちのせたくみ)は矢沢あいの漫画『NANA』の登場人物。人気バンドTRAPNEST(トラップネスト/トラネス)のリーダーであり、ベースを担当している。理性的に物事を考え、頭の回転が早く常に冷静である。愛称はタクミ。 同じトラネスのレイラは幼馴染で特別な絆があり、レイラを守るナイトのような一面もある。 恋愛に関しては自由奔放で、一度に何人とも関係を持ち安定はしていなかったが、小松菜奈と出会いのちに結婚する。
Read Article
シン/岡崎真一(NANA)の徹底解説・考察まとめ
シン/岡崎真一(おかざき しんいち)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物で主人公 大崎ナナがボーカルを務めるバンド「BLACK STONES(ブラックストーンズ)通称:『ブラスト』」のベースを担当。仲間からは「シン」、「シンちゃん」という愛称で呼ばれている。親に見放されているシンは愛情を知らずに育ち、未成年にして喫煙、飲酒、売春を行っているがレイラや仲間との出会いにより、愛について悩み、揺れ動きながら成長していく。
Read Article
ハチ/一ノ瀬奈々(NANA)の徹底解説・考察まとめ
一ノ瀬奈々(いちのせなな)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。愛称はハチ。 恋愛体質で夢見がちな性格。情に流されやすく、涙もろい。 ナナとは同居人の仲でBLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)のことを一番応援している。 ブラストやTRAPNEST(トラップネスト/トラネス)のメンバーからとても可愛がられており、奈々自身も仲間想い。 涙もろく愛嬌があり、周りのことを心配している仲間想いな性格の寺島伸夫(てらしまのぶお)とは相性が合う。
Read Article
芹澤レイラ(NANA)の徹底解説・考察まとめ
芹澤レイラ(せりざわレイラ)とは、人気漫画『NANA』の登場人物であり、作中に登場する人気バンド「TRAPNEST(トラップネスト)」、通称「トラネス」のボーカリストである。日本とアメリカのハーフであり幼い頃からその美貌と、ボーカリストとしての才能に注目されていた。同級生から差別を受けいじめられた過去を持つ。幼馴染であり、後にトラネスのベーシストとして共に活動していくタクミからバンドのボーカルとして誘われ、徐々に自分らしい生き方を見出していく。
Read Article
都築舞/上原美里(NANA)の徹底解説・考察まとめ
都築舞(つづきまい)/上原美里(うえはらみさと)は、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場するキャラクターである。作中に登場するバンド「BLACK STONES」のお世話係として四海コーポレーションに勤務している。中学時代から「BLACK STONES」の熱狂的なファンであり、「BLACK STONES」が東京でライブをするたびに上京するほどだ。本名は都築舞であり、ナナの母親が再婚相手との間にできた子である「上原美里」という名前を名乗っていた。
Read Article
篠田美雨(NANA)の徹底解説・考察まとめ
篠田美雨(しのだ みう)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。職業は売れない女優で、物事を冷静且つ客観視出来るしっかり者の大人な女性。周囲からは名前の美雨をもじった「ミュー」と呼ばれている。恋愛経験が少なく、孤独からリストカットを繰り返したり、過呼吸の症状を持っていたりする。後に主人公 大崎ナナがボーカルを務めるバンド「BLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)」のリーダー兼ドラム担当であるヤスと付き合う。
Read Article
ノブ/寺島伸夫(NANA)の徹底解説・考察まとめ
寺島伸夫(てらしまのぶお)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 寺島旅館の跡取り息子であり、BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のギタリスト。作曲担当でもある。 涙もろく愛嬌があり、周りのことを心配している仲間想いな性格。愛称はノブ。 身長が低いことがコンプレックス。 パンクでやんちゃな見た目だがそれに反して真面目で実直。 人懐っこく騒がしい性格で小松奈々(こまつなな / 奈々)とは相性が合う。
Read Article
大崎ナナ(NANA)の徹底解説・考察まとめ
大崎ナナ(おおさきなな)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のボーカル。二の腕に蓮のタトゥーが入っている。TRAPNESTの本城蓮(ほんじょうれん / レン)とは恋人同士。 レンの影響を受けており、ファッションやしゃべり方、癖などよく似ている。 幼少期に母に捨てられており、育ての親である祖母も亡くなってしまい天涯孤独。 友人や恋人など、自分と近い存在の人との関係性に悩み傷つきやすい性格。
Read Article
川村幸子(NANA)の徹底解説・考察まとめ
川村幸子とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。愛称は幸子。頑張り屋さんで、自分自身のやりたいことに向かってひたむきに努力するタイプ。周りからの評判もよい優等生だが、ときおり不思議ちゃんになることもあり、周りからギャップがあると言われるが本人に自覚はない。遠藤章司とは大学の同級生であり、同じバイト先のバイト仲間。基本は恋人一筋な性格。そんな章司に恋人がいることが分かっても諦めきれず、彼の心を捉えたことで浮気相手から彼女になった。
Read Article
遠藤章司(NANA)の徹底解説・考察まとめ
遠藤章司(えんどうしょうじ)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する男性キャラクターで、『NANA』の主人公の1人、小松奈々(こまつなな)の元恋人である。地元の専門学校を卒業後、1年浪人し東京の美大に合格した。奈々の上京後、奈々のわがままに疲れていた章司はアルバイト先で出会った川村幸子(かわむらさちこ)と二股をかけた末、幸子を選びそのまま奈々と破局。その後は、幸子と同棲を始めたり、誕生日に花束を渡したりと幸子のことをすごく大切にしている。
Read Article
香坂百合/松本朝海(NANA)の徹底解説・考察まとめ
香坂百合(こうさかゆり)/松本朝海(まつもとあさみ)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。職業は売れっ子AV女優。香坂百合は芸名で本名は松本朝海。主人公の大崎ナナがボーカルを務めるバンド・BLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)も所属している芸能事務所「四海コーポレーション(通称:四海)」の寮に住んでいる。ここでブラストのギタリスト寺島伸夫(てらしま のぶお)と出会い、特技の色仕掛けから交際に発展する。恋愛と仕事の狭間で思い悩む様子が描かれている。
Read Article
結城詩音(NANA)の徹底解説・考察まとめ
結城詩音(ゆうきしおん)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド・BLACK STONES(ブラスト)のファン。インディーズ時代から追いかけており、特にドラム担当の高木泰士(たかぎやすし)を愛しているため、ブラストファンというよりもヤスのファンである。ブラストのファンクラブ会長を務めている。
Read Article
一ノ瀬皐(NANA)の徹底解説・考察まとめ
一ノ瀬皐(いちのせさつき)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場する主人公・一ノ瀬奈々(いちのせなな)と一ノ瀬巧(いちのせたくみ)の娘。奈々と巧の長男である蓮(れん)のことを「お兄ちゃん」と呼んでいるため、第二子として描かれている。父親である巧と同じ黒髪で眉毛がそっくりであるが、性格は母親に似ている。
Read Article
早乙女淳子(NANA)の徹底解説・考察まとめ
早乙女淳子(さおとめじゅんこ)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。主人公 小松奈々(こまつなな)の親友。実家は農家を営んでいる。元ヤンの為、物怖じしない性格でしっかり者。愛称は「淳子」や「淳ちゃん」。ピンチになる度に泣きついてくる奈々を時には母親のように叱り、時には愛のムチで突き放したりする姉御肌気質の大人な女性。上京し美大に通いながら油彩を勉強している。地元の専門学校時代に高倉京助(たかくら きょうすけ)に出会い、飲み会で意気投合し恋人となり都内で同棲している。
Read Article
ナオキ/藤枝直樹(NANA)の徹底解説・考察まとめ
ナオキ/藤枝直樹(ふじえだなおき)は矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する人気バンド「TRAPNEST」のドラム担当。中学時代からバンドをはじめ、高校時代に「TRAPNEST」に加入。高校卒業後に上京しメジャーデビュー。目立ちたがり屋で中学時代から金髪にしている。ムードメーカーであり、天然な発言や行動も多く、バンドメンバーによくつっこまれている。周りでは多くの事件が起こるが能天気に過ごしていることが多い。未来のシーンではイギリスに住んでおり、いなくなったナナを探している。
Read Article
高倉京助(NANA)の徹底解説・考察まとめ
高倉京助(たかくらきょうすけ)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する男性キャラクターである。『NANA』の主人公の1人、小松奈々(こまつなな)の友人で、奈々の親友である早乙女淳子(さおとめじゅんこ)の恋人である。淳子と共に東京の美術大学へと通い、淳子と大学の友人とともに画廊を借りて個展を開いている。専攻は油絵。淳子と同様、大人びているため奈々からは「熟年カップル」と呼ばれている。コミックスの未来のシーンでは淳子と結婚していると思われる場面が描かれている。
Read Article
蓮(NANA)の徹底解説・考察まとめ
蓮(れん)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場する主人公・一ノ瀬奈々(いちのせなな)と一ノ瀬巧(いちのせたくみ)/タクミの息子。奈々がタクミとノブの間で揺れている時に妊娠した子であり、誰の子かは明確にされていない。皐(さつき)という妹がおり、未来のシーンでは皐は奈々と日本で、蓮はタクミとイギリスでそれぞれ暮らしている。
Read Article
上原美里(NANA)の徹底解説・考察まとめ
上原美里(うえはらみさと)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 NANAの主人公の一人である大崎ナナ(おおさきなな)とは異父姉妹。 実家は大阪でお好み焼きを営んでおり、美里自身も関西弁を話す。 知らずのうちにナナがボーカルを務めるバンド、BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のファンになり、急接近することとなる。
Read Article
柏木凌子(NANA)の徹底解説・考察まとめ
柏木凌子(かしわぎりょうこ)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のベーシスト・シンが家出した際に大人の世界をいろいろと教えた女性である。職業はフライトアテンダント。容姿は「TRAPNEST」(トラップネスト)のボーカル・レイラに似ていると言われているが、その評価は人によりまちまちである。
Read Article
上原美鈴(NANA)の徹底解説・考察まとめ
上原美鈴(うえはらみすず)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場する主人公・大崎ナナ(おおさきなな)の母親である。ナナが4歳の時に蒸発し、現在ナナとの関りはない。大阪でお好み焼き屋を営んでおり、新しい夫との間に上原美里(うえはらみさと)という娘がいる。
Read Article
成田充(NANA)の徹底解説・考察まとめ
成田充(なりたみつる)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「TRAPNEST」(トラップネスト・通称トラネス)が所属するCOOKIE MUSICの社長。あまり頭は良くなく、バンドリーダー・タクミやボーカル・レイラに蔑ろにされる。ギタリストのレンにコカインを与えて作曲をさせている。
Read Article
鞠花(NANA)の徹底解説・考察まとめ
鞠花(まりか)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンであるルイと常に一緒に行動している。バンドメンバーではギタリストのノブの大ファンである。
Read Article
佐藤公一(NANA)の徹底解説・考察まとめ
佐藤公一(さとうこういち)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、主人公・小松奈々(こまつなな)や奈々の元カレ・遠藤章司(えんどうしょうじ)などが行きつけの「ジャクソンホール」というバーのマスター。なぜかフルネームで呼ばれることが多い。
Read Article
倉田稔(NANA)の徹底解説・考察まとめ
倉田稔(くらたみのる)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチのカメラマン。契約社員として働いており、芸能半デスクの工藤(くどう)にこき使われる毎日を送っている。自身の撮った写真で世間を騒がせられることに快感を覚える。
Read Article
水越誠一(NANA)の徹底解説・考察まとめ
水越誠一(みずこしせいいち)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、主人公・小松奈々(こまつなな)が上京して最初のバイト先である家具屋「サブリナ」の店長。奈々を雇ってから一か月で店を畳み、地元に戻って幼馴染と結婚している。
Read Article
小松奈緒(NANA)の徹底解説・考察まとめ
小松奈緒(こまつなお)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、主人公・小松奈々(こまつなな)の姉である。奈々に似た容姿であるが少しぽっちゃりとした体形であり、奈々からは太っていることを嫌がられている。小松家三姉妹の中で唯一の常識人。
Read Article
ルイ(NANA)の徹底解説・考察まとめ
ルイとは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンである鞠花(まりか)と常に一緒に行動している。パンクファッションの似合う細身な女性。見た目は怖いが話すと気さくな雰囲気である。
Read Article
諸星銀平(NANA)の徹底解説・考察まとめ
諸星銀平(もろぼしぎんぺい)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド「BLACK STONES」のチーフマネージャー。通称・銀ちゃん。オネエ言葉を話し、バンドでドラムを担当している高木泰士(たかぎやすし)のことが一番好き。マネージャーとしてバンドを支える縁の下の力持ちである。
Read Article
工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ
工藤(くどう)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチの芸能班デスク。特に「BLACK STONES」のボーカル・ナナに固執しており、編集長などの言うことも聞かずに取材を進めるところがある。
Read Article
目次 - Contents
- ヤス/高木泰士の概要
- ヤス/高木泰士のプロフィール・人物像
- ヤス/高木泰士の来歴・活躍
- 高校時代とブラスト結成
- ブラストとヤスの上京
- デビューまでの道のり
- ブラストデビューと美雨との出会い
- 親友、レンの死がもたらしたもの
- ヤスのその後
- ヤス/高木泰士の関連人物・キャラクター
- レン / 本城蓮(ほんじょうれん)
- ナナ / 大崎ナナ(おおさきなな)
- レイラ / 芹澤レイラ(せりざわれいら)
- 美雨 / 篠田美雨 (しのだみう)
- ヤス/高木泰士の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「人の庭荒らす暇あったら てめぇの花を咲かせろや」
- 「世の中 必ずしも正義が勝つようには出来てねぇんだよ」
- ヤス/高木泰士の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヤスとナナの関係