タクミ/一ノ瀬巧(NANA)の徹底解説・考察まとめ
一ノ瀬巧(いちのせたくみ)は矢沢あいの漫画『NANA』の登場人物。人気バンドTRAPNEST(トラップネスト/トラネス)のリーダーであり、ベースを担当している。理性的に物事を考え、頭の回転が早く常に冷静である。愛称はタクミ。
同じトラネスのレイラは幼馴染で特別な絆があり、レイラを守るナイトのような一面もある。
恋愛に関しては自由奔放で、一度に何人とも関係を持ち安定はしていなかったが、小松菜奈と出会いのちに結婚する。
タクミ/一ノ瀬巧の概要
一ノ瀬巧(いちのせたくみ)は、矢澤あい原作の大人気少女漫画『NANA』に登場するキャラクターである。
人気バンドTRAPNEST(トラップネスト/トラネス)のリーダーであり、ベースを担当しており、プロデューサーも兼任している。
同じメンバーの本城蓮(ほんじょうれん/レン)や藤枝直樹(ふじえだなおき/ナオキ)よりも人気がないのか、ファン以外には名前を覚えられていないこともある。
長髪がトレードマーク。理性的に物事を考え、頭の回転が早く常に冷静である。愛称はタクミ。
幼馴染の芹澤レイラ(せりざわれいら/レイラ)とは特別な絆があり、レイラを守るナイトのような一面もある。
恋愛に関しては自由奔放で、一度に何人とも関係を持ち安定はしていなかったが、小松奈々(こまつなな/奈々)と出会いのちに結婚する。
タクミ/一ノ瀬巧のプロフィール・人物像
生年月日:1977年12月12日
血液型:o型
身長:183cm
体重:67kg
愛用の煙草:GITANES
愛車:ベンツのゲレンデヴァーゲン
家族構成:妻/小松奈々、子供/皐、レン
CV:森川智之 / PS2ゲームでの声優:子安武人
実写映画演者:映画1・2 玉山鉄二
仕事のことになると厳しく、常に冷静でいて理性的。仕事人間である。
レイラとは幼馴染で、誰よりもレイラのことを大切にしている。レイラの歌声を生かす為にトラネスを結成した。
女性に対してはあまり執着するタイプではなく、特定の相手はいない。その為いつも長続きしていない。
高木泰士(たかぎやすし/ヤス)とは中学時代からの付き合いで、腐れ縁。何かあった時はお互いに相談するなど強い繋がりがある。
高校の時にタクミ、レイラ、ナオキ、当時のギターメンバーとプロになる為上京を決意。
その後、メンバー内のいざこざが起きギターが脱退。その後メンバーたっての希望によりレンが加入することになった。
アルコール依存の父親のせいで家庭環境はあまりよくなく、その最中で病死した母親の代わりに姉と二人三脚で家庭を支えていた。
現在は結婚した姉が父親の面倒を見ており、姉のことをいつも気にかけている。
その反動もあり、幸せな家庭への憧れも強い。一度決めたらすぐに実行に移すタイプで、小松奈々の妊娠が発覚した際もすぐに決断し、結婚することを決める。感情よりも立場や仕事を優先して考え、結果冷徹と批判を受けることも多い。
その結果仕事を優先し奈々のことを優先しないタクミに大崎ナナ(おおさきなな/ナナ)は苛立ち、二人の関係を悪化させることになってしまった。
第一子の名前はレンが皐と命名。のちに登場するレンという第二子については名付け親が不明のままである。
タクミ/一ノ瀬巧の来歴・活躍
家庭環境や学生時代について
中学時代から家庭環境が良くなく、学校では校舎の窓ガラスをバットで割るなど素行の悪さが目立っていた。
また女癖も悪く常に遊んでおり、相手からの僻みや嫉妬を受けることも多かった。
ヤスとナオキとは同じ中学校の同級生だった。
勉学やスポーツもそつなくこなすタイプで高校へも進学し、バンドを始める。その時に作ったトラネスの前身とされるバンドはタクミの横暴な性格によりメンバーの脱退を繰り返し、レイラ以外のメンバーは常に変わっていた。
ヤスとはバンド仲間として交流もあり、狭い田舎のバンド界隈ではお互い顔を合わすことも多かった。
その当時恋人を妊娠させており、その中絶費用をヤスから利子付きで借りている過去がある。
トラネスのデビューや上京後について
トラネスのデビューをきっかけに上京。レンの加入を経て、そこからのバンドメンバーの脱退はなくバンドとしても成長を遂げている。
その当時のヒットチャートを賑わし、国民的なバンドとなった。
同時期に、地元にいた時からの腐れ縁で、共に音楽活動をしていたライバルバンドであるBLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)も活動を本格的にし、もともと仲が良かったこともあり、さらに2バンドの交流な濃密なものになる。
また、トラネスの新曲発売日に被せてブラストのデビューとシングル発売日が重なり、ライバルバンドとして戦いの火蓋が落とされることとなる。
トラネスとブラストには数々の因縁がある。
タクミにとって妹のように大切にしてきたレイラの元彼が一番信頼しているヤスであったり、その当時のナナの恋人でありブラストのベーシストであったレンをトラネスに引き抜き、二人の仲を割くきっかけを作ったりするなど、お互いのバンドにとっても切っても切れない関係である。
ヤスとの交流はずっと続いており、何かあれば連絡を取りリーダー同士いくつもの試練を協力して乗り越えてきた。
小松奈々との出会い
その当時ナナの同居人であった小松奈々と知り合う。
奈々な元々トラネスのタクミのファンでタクミに対して特別な感情をもっていた。
そんな奈々のミーハーな気持ちに気づきながら一夜限りの関係を続けていく。
仕事が忙しいタクミは奈々にろくに連絡もせず、自分が会いたい時にだけ連絡をするようになる。
そんなタクミの態度に傷つく奈々を、そばで見ていたブラストのギタリストである寺島伸夫(てらしまのぶお/ノブ)は、「俺なら奈々を幸せにできる。もしその気があるのならタクミと切れた後で俺んとこきてよ」と奈々に思いを溢す。
そんなノブの純粋な気持ちに心打たれた奈々はすぐに電話でタクミに別れを告げる。
まさかそんなことで別れたことになると思ってもいなかったタクミは奈々に会いに行ってしまう。
その時奈々のお腹には子供が出来ており、どちらの子かさえ誰にも相談出来なかった奈々はひとり戦っていた。
そんな奈々を見て、タクミはノブに電話をかけてしまう。
「自分の子として容認し、責任をとる」と。
先制をかけられたノブは奈々からも何も弁解されないことに酷く傷つき身を引くこととなる。
タクミは容認してくれても責任は取らず結婚さえしてくれないだろうと腹を決めてタクミと話し合う奈々。
そんな奈々からタクミとの子として産みたいと告げられたタクミは、驚くべきことに、結婚して一緒に暮らそうと告げる。
その後奈々が同居人であるナナに対しタクミとの結婚の報告をするが、今まで奈々はタクミとは別れたとノブに言いながらも関係を続けていたことが分かり、結果大事にしてくれていたノブのことを裏切っていたことや、タクミの言いなりになっている奈々を見て不信感が募りそこからの二人の関係は悪化してしまう。
最初は一般人との結婚ということで、紙面だけの発表として穏便に公表しようとしていた矢先、ナナと同じトラネスのメンバーであるレンとの交際がマスコミにリークされてしまう。トラネスの一番人気であるレンの熱愛報道は、トラネスにとって経営が傾くほどの痛手であり、よりによってライバルであるブラストのメンバーだったこともあり世からは大ブーイングをくらっていた。
そんな中自分自身の結婚発表をすればさらにトラネスの人気が下がると考えたタクミは、奈々には「ナナとレンの結婚を応援したいから俺たちの結婚は先延ばしでもいいよな」、と奈々を説得していた。トラネスの事情を知らない奈々は、ナナとレンの後押しが出来るならと、いつ出来るかも分からない結婚に憧れながらも気長に待つことを決める。
そんな中、レンとレイラの不倫疑惑のスクープが公表されそうになり、事態は急変する。
事実は全くの嘘ではあったが、撮られてしまった写真は世間の誤解を招きかねないものであった。
その記事をもみ消す為、タクミは自分自身の結婚のスクープを記者に持ちかける。
結果、交渉は成功し、記事をもみ消す代わりに、タクミと奈々のスクープ写真が世に出回ることになった。
奈々はそんな事情を何一つ知らされておらず、思いもがけないタイミングで結婚を世に公表できることを喜んでいたが、事情を知っている周りは、奈々を良いように使ったタクミに対する厳しい目が向けられていた。
今回のことを含め、タクミ自身も後戻りは出来ないと実感し、奈々に対しても「おれは確かに浮気者だけど 本気で好きなのは奈々だけだよ」と話している。
タクミとレイラの関係
タクミとレイラは幼馴染として幼少期を共に過ごし、お互いにとって特別な存在だった。
それは大人になりバンドを組んだ今でも変わっていなかった。
タクミはレイラの歌声を守るためにトラネスを作り、レイラはそんなタクミを愛していた。
タクミが奈々と付き合いだした頃、レイラの中で今まで隠していたタクミへの想いが溢れ、報われない寂しさを、ブラストのベーシストであり当時ウリをやっていた岡崎真一(おかざきしんいち/シン)で埋めようとしていた。
シンとの関係が続き、向き合っていくにつれて、いつのまにかタクミへの当て付けではなく、シン自身を好きになっていることに気がついたレイラは、次第に深い傷から癒されていく。
タクミはレイラのことを愛していたが、それはどちらかというと家族愛に近く、レイラのことを守りたいという想いからだった。
レイラの気持ちを知っていたタクミだったが、奈々との結婚もあり、もうレイラを愛すことは出来ない立場になっていた。
そんな中タクミは奈々との結婚の話をスタッフやバンドメンバーに話す。
タクミ自身は「愛なんか後付けだって 人間なんてしょせん みんな自分が一番可愛いんだから 己の欲望をより多く満たしてくれる相手を愛してしまうものだ」と淡々と話していたが、ショックのあまりレコーディングを飛び出してしまうレイラ。
タクミから貰ったこの居場所で歌うことが全てだったレイラは、そんな現場を飛び出してきてしまった自分に酷く絶望する。
昔の恋人であるヤスに「自分は歌ってないと価値がないのに」と溢し、それを聞いたヤスは、「そんなことの為に俺はレイラを手放したんじゃないぞ。なんとかしてやれ。」とタクミに怒ってしまう。
なぜレイラがレコーディングを飛び出したのか、タクミには痛いほどその理由が分かっていたが、タクミには慰めることしか出来なかった。
一旦落ち着いたように見えたが、シンとの関係が悪くなったまま、シンが警察に捕まってしまう。
その当時シンは、ある女性に教え込まれた売春行為をやっており、その女性のことを唯一の身の拠り所だと信じ込んでいた。
しかしその女性がシン以外の未成年にも売春行為をやらせていたことや大麻を所持していたことで家宅捜索が入り、一緒にいたシンも重要参考人として警察につれていかれてしまった。
そんな不安定なシンに気づいていたのに救ってやれなかった自分と、シンが苦しいこの状況でもタクミのことが頭から離れないことを思い知ったレイラは、どんな形でも良いからと、タクミに懇願するようになる。
苦しい思いをしているレイラの姿に、見るに耐えられなくなったタクミは、トラネスを守る為にレイラを抱くことを決める。
一時的には結ばれた二人だったが、レイラの不安定さは解消されることはなく、お互い傷ついてしまう結果となった。
レイラはいつ帰ってくるのか分からないシンを待ち続けながら、タクミは奈々に打ち明けることも出来ずに、お互い今までと同じように接していた。
結果トラネスを守る為にレイラを抱いたタクミであったが、これでよかったのかと後悔することになる。
奈々とタクミのその後
タクミの浮気に気づきながらも奈々は離婚することはなく、二人の関係は続いていた。
年月が過ぎ、子供にも恵まれた二人には強い絆のようなものも芽生えていた。
奈々はタクミの外面に不信感を募らせながらも、結果的には家に帰ってきてくれるタクミのことを愛していたし、タクミはプライベートもろくに休めないほどの仕事ばかりの生活の中で、唯一気が休まる場所が奈々の待つ家だと実感していた。
トラネスやブラストのメンバーも彼らを大切にしており、周囲のサポートがあったからどんなことがあっても乗り越えられた。
未来のシーンではタクミと奈々は子供2人に恵まれている。
レンが名付けた皐と、レンと同じ名前であるレンの二人だ。
未来では、皐と奈々は東京に。レンとタクミはイギリスに。別居してしまっている。
レンは東京に帰りたがらない様子で、レイラにとても懐いておりレイラの傍でギターを弾いている。
皐は離れて暮らすタクミやレンのことを寂しがっており、会いたいと奈々に話している。
この状況を変えるべく、「奈々と皐を連れてみんなで住んだらいいのに」とナオキに言われたタクミだが、「今まで仕事を優先してきたツケが回ってきたんだ」と現状に諦めたように呟く。
奈々とタクミの間には、様々なことがおこり、別居するまでに夫婦関係は悪くなってしまっていた。
だがまだお互いに情があり、そして子供がまだ小さいというのもあってか離婚には至っていない。
故郷にいた頃からの友人で今までずっと奈々を見守ってきてくれていた早乙女淳子(さおとめじゅんこ)やノブからも痛々しい奈々を見て、離婚を勧められるが、奈々自身は今の関係を続けることを選択している。
タクミ/一ノ瀬巧の関連人物・キャラクター
レイラ / 芹澤レイラ(せりざわれいら)
CV:平野綾/OLIVA(歌唱時)
実写映画演者:伊藤由奈
トラネスのボーカリスト。
業界の中でも抜群の歌唱力を評価されており、憧れるミュージシャンやファンも多い。
この歌唱力は幼い頃にタクミが見出した。タクミがトラネスを作り上げたのは家庭環境に恵まれなかった自分自身の居場所を作る為でもあるが、レイラの為でもあった。
タクミとは幼馴染で小・中・高と同じ学校で過ごす。家同士の付き合いもあり、お互いよく遊びに行っていた。
ずっとタクミに恋心を抱くがなかなか相手にしてくれない為、高校時代はヤスと付き合っており、別れて大人になった今でもヤスのことを信用しており相談に訪れたりしている。
タクミにとってレイラは、幼い頃から家族同然のように共に育ってきた為、この関係性を壊したくないと恋愛には発展しないように気持ちを押し殺している。そのタクミに何度も気持ちを伝えたレイラだが、関係が変わることはなく、仕事とプライベートの狭間で寂しい思いをするようになる。
その最中シンと出会い、傷ついた心を癒しながらも優しいシンに次第に心惹かれていく。
最初はタクミへの当てつけから始まったシンとの関係だが、自分のことをずっと見つめ続けていてくれるシンのおかげで、傷ついた心の穴が埋まり、人を心から愛せるようになる。
芹澤レイラ(NANA)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
芹澤レイラ(せりざわレイラ)とは、人気漫画『NANA』の登場人物であり、作中に登場する人気バンド「TRAPNEST(トラップネスト)」、通称「トラネス」のボーカリストである。日本とアメリカのハーフであり幼い頃からその美貌と、ボーカリストとしての才能に注目されていた。同級生から差別を受けいじめられた過去を持つ。幼馴染であり、後にトラネスのベーシストとして共に活動していくタクミからバンドのボーカルとして誘われ、徐々に自分らしい生き方を見出していく。
レン / 本城レン(ほんじょうれん)
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水越誠一(みずこしせいいち)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、主人公・小松奈々(こまつなな)が上京して最初のバイト先である家具屋「サブリナ」の店長。奈々を雇ってから一か月で店を畳み、地元に戻って幼馴染と結婚している。
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小松奈緒(NANA)の徹底解説・考察まとめ
小松奈緒(こまつなお)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、主人公・小松奈々(こまつなな)の姉である。奈々に似た容姿であるが少しぽっちゃりとした体形であり、奈々からは太っていることを嫌がられている。小松家三姉妹の中で唯一の常識人。
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ルイ(NANA)の徹底解説・考察まとめ
ルイとは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンである鞠花(まりか)と常に一緒に行動している。パンクファッションの似合う細身な女性。見た目は怖いが話すと気さくな雰囲気である。
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諸星銀平(NANA)の徹底解説・考察まとめ
諸星銀平(もろぼしぎんぺい)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド「BLACK STONES」のチーフマネージャー。通称・銀ちゃん。オネエ言葉を話し、バンドでドラムを担当している高木泰士(たかぎやすし)のことが一番好き。マネージャーとしてバンドを支える縁の下の力持ちである。
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工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ
工藤(くどう)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチの芸能班デスク。特に「BLACK STONES」のボーカル・ナナに固執しており、編集長などの言うことも聞かずに取材を進めるところがある。
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目次 - Contents
- タクミ/一ノ瀬巧の概要
- タクミ/一ノ瀬巧のプロフィール・人物像
- タクミ/一ノ瀬巧の来歴・活躍
- 家庭環境や学生時代について
- トラネスのデビューや上京後について
- 小松奈々との出会い
- タクミとレイラの関係
- 奈々とタクミのその後
- タクミ/一ノ瀬巧の関連人物・キャラクター
- レイラ / 芹澤レイラ(せりざわれいら)
- レン / 本城レン(ほんじょうれん)
- ヤス / 高木泰士(たかぎやすし)
- ハチ / 小松奈々(こまつなな)
- タクミ/一ノ瀬巧の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「おれは確かに浮気者だけど 本気で好きなのは奈々だけだよ」
- 「愛なんか後付けだって 人間なんてしょせん みんな自分が一番可愛いんだから 己の欲望をより多く満たしてくれる相手を愛してしまうものだ」
- タクミ/一ノ瀬巧の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- タクミの長男は事故死したレンと同じ名前
- レンと皐の父親はタクミではない説