NANA(ナナ)のあらすじ・ストーリーまとめ

『NANA』とは矢沢あいによる長編漫画。音楽と恋愛をテーマにしており、実写映画やアニメ化もされた人気作だ。『Cookie』にて連載されていたが、2009年8月号から作者急病のため休載している。大雪で足止めされた新幹線の中で出会った小松奈々と大崎ナナ。それぞれ目的を抱え東京へ向かっていた2人だったが、ひょんなことから同居することになる。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナの2人を中心に、夢の実現と現実の厳しさや、同性・異性間の友情が描かれている名作。

『NANA(ナナ)』の概要

『NANA』とは矢沢あいによる長編漫画。作者は『ご近所物語』、『天使なんかじゃない』の矢沢あい。2000年から『Cookie』にて連載していたが、2009年8月号から作者急病のため休載になった。

音楽と恋愛をテーマにしており、実写映画やアニメ化もされた人気作。
2005年9月3日に1作目の映画『NANA』が公開された。小松奈々役を宮崎あおい、大崎ナナ役を中島美嘉が演じている。2006年12月9日に公開された2作目の映画『NANA2』は、キャストが一部変更となり、小松奈々役は市川由衣が演じた。
単行本の5巻までを再現した映画『NANA』は、興行通信社調べによる映画ランキングで初登場1位を記録。最終的な観客動員数は日本だけでも300万人を超え、社会現象を起こす大ヒット作となった。ナナ役の中島美嘉が歌った主題歌「GLAMOROUS SKY」は、原作者の矢沢あいが作詞、L'Arc〜en〜Cielのhydeが作曲・プロデュースし、ヒット曲になった。また、レイラ役の伊藤由奈が歌った挿入歌「ENDLESS STORY」もロングヒット。2人は年末の歌番組や『NHK紅白歌合戦』に出場した。
2作目となった『NANA2』は映画独自のものを目指した前作とは異なり、「原作を再現すること」を意識して作られた映画版『NANA』の完結編。ブラストのベース・岡崎真一(おかざきしんいち)がキャスト変更して、原作のイメージにかなり近かったとの評価はあったものの、前作よりも興行収入は伸びず、ファンの反応も否定的なものが見られた。

2006年4月から2007年3月までテレビアニメが放送され、アニメの大崎ナナの歌唱は土屋アンナが担当した。

漫画のあらすじを簡単に紹介すると、上京する新幹線の中で隣り合わせた同じ名を持つ同い年の小松奈々(こまつなな)と大崎ナナ(おおさきなな)は打ち解けるが、東京駅で別れる。その後再会を果たし、ひょんなことから同居することになるというものだ。

容姿、性格と正反対である奈々とナナ。2人の葛藤と成長を時にやさしく時に厳しく描き、2人の友情と2つのバンドを軸に様々な出来事が展開されていく。
残酷なまでに突きつけられる試練や挫折、ヒロインである奈々の好感を持てない行動など、従来の少女漫画とは一線を画していることも今作の特徴。人間関係の中で生まれる心の機微や繊細な感情、そしてそれぞれのキャラクターの背景など、微に入り細を穿つ表現はインパクトがあり、印象的である。

休載が発表されるまでに刊行された単行本は21巻と、少女漫画にしてはやや長めの今作。
以前漫画を読んでいたけど内容を忘れてしまった人や、どんな話か気になるけど巻数が多いから手が出しづらいといった人が多く、Yahoo! 知恵袋で漫画の簡単なあらすじやネタバレがよく検索されている。知恵袋での回答を読み、忘れていた物語の内容を思い出してスッキリする人もいるようだ。

レンの死後バンドはどうなったのか、ナナの行方や登場人物たちがどうなったのかが分からないままである。そのため、物語が最後どうなるのかを考察するファンもいるのだが、レンの死という衝撃的な展開があったため「皆が幸せになって、物語が終わって欲しい」と、ハッピーエンドを望む声が多い。

renote.net

『NANA』のあらすじ・ストーリー

2人の「NANA」が出会う前

高校の卒業式の日、小松奈々(こまつ なな)は大失恋した。友達の早乙女淳子(さおとめ じゅんこ)はそんな奈々を慰めていた。淳子と地元の美術学校に通うことになった奈々は、ここで必ずいい男を見つけると意気込んだ。
美術学校で奈々は、淳子の中学の同級生であった遠藤章司(えんどう しょうじ)と再会し付き合うことになる。章司の高校の同級生である高倉京助(たかくら きょうすけ)は淳子と意気投合して付き合うことになり、それから4人はいつも一緒にいた。
夏休みのある日、淳子、京助、そして章司は東京の美大に行くと奈々に話す。奈々も、3人と離れたくない一心で東京の美大を受けるが、見事にすべて不合格。結局地元の美術学校に通いながら貯金して、卒業後単身で上京すると決意する。章司とは遠距離恋愛になってしまうが、奈々はいつか再会できる日を夢見て日々バイトに励むのだった。

雪の降る小さな町でバンド活動をしていた大崎ナナ(おおさき なな)は、もっと大きな会場でライブがしたいと夢見ていた。ナナがボーカルを務め、ベース担当でナナの恋人でもあるレン/本城蓮(ほんじょうれん)、ナナの同級生でレンと知り合いのノブ/寺田伸夫(てらだ のぶお)がギターを担当し、レンと幼馴染のヤス/高木泰士(たかぎ やすし)がドラムを担当している4人組バンドの「BLACK STONES」(通称ブラスト)は地元で人気を誇っていた。しかし、東京でメジャーデビューが決まったバンド、「TRAPNEST」(通称トラネス)のギタリストのオファーを受けたレンは、ブラストを抜けて上京することになる。
レンの恋人としてそばにいることよりも、自分の夢を選んだナナはレンと別れ地元に残る。そして20歳の誕生日の日、ナナは東京までの片道切符を自分にプレゼントするのだった。

運命の出会い

奈々(右上)とナナ(下)の出会いのシーン。

美大に合格した章司を祝うべく、奈々は東京へ向かう。途中の新幹線で奈々が隣り合わせたのが、ギターケースを抱えた大崎ナナだった。世間話をしていた所で奈々が電話に出たことで、二人の名前が同じ「ナナ」であることが発覚する。
同い年で同じ名前ということで親近感を覚えた奈々は、嬉々としてナナに自分語りをする。東京駅に着くと、二人はすぐに別れてしまう。
東京で済む部屋を探していた奈々は、マンションの内見に行った際、ナナと偶然再会する。同じ部屋を気に入った2人の”NANA”は、多摩川沿いのマンションの707号室に、一緒に住むことを決める。
ある日、元バンドメンバーのノブがナナを訪ねたことをきっかけに、ナナは本格的にバンド活動を再開する。メンバー募集のポスターを見て連絡してきたシン/岡崎真一(おかざき しんいち)、そして元々ドラムを担当していたヤスが加わり新生ブラストの活動が始まる。
この頃、章司のバイト先であるファミリーレストランに、川村幸子(かわむら さちこ)という女の子が入って来た。章司と同じ大学で、帰る方向も一緒の2人は次第に距離を縮めていく。
奈々は東京にある出版社で働き始め多忙な日々を送っていた。久しぶりのデートで、行きつけの店であるJACKSON HOLE(ジャクソンホール)で食事をする奈々と章司。大学生である章司と社会人として働く奈々の間にはすれ違いが生じ始め、気まずい雰囲気になっていた。
このままでは引き返せなくなると思った章司は幸子と縁を切ろうとする。しかし、幸子の涙を見て章司はついに一線を越えてしまう。
奈々は章司と仲直りするため、バイト先のファミリーレストランへナナと訪れた。そこで章司は、思いつめた表情で奈々に「あとで話がある」と言った。

別れと再会

奈々とナナは、レストランの前で章司を待っていた。そこで奈々は幸子を呼び止め抱きしめる章司を目撃する。幸子のことを彼女と呼ぶ章司に激怒するナナ。対して奈々は失恋を確信し涙する。茫然自失となった奈々は、ナナと手を繋いで帰路につき、一緒に眠る。
深く傷付いた奈々の元に、大ファンだったトラネスの最前列のライブチケットが届く。思わぬ幸運が訪れた奈々は、徐々に元気を取り戻す。

一方ナナは新生ブラストの初ライブを行い、そこで美里(みさと)という女の子と出会う。美里はブラストの追っかけをしていて、ブラストのことは誰よりも詳しかった。奈々は、美里と話す内に、レンとナナが恋人同士だったことに気づく。
その後、奈々はトラネスのライブにナナを誘う。ライブ会場が近くであったため、奈々は旅行も兼ねナナを実家に招く。そこでナナは自分の過去について話す。4歳の頃に母親が蒸発し祖母に育てられていたという。ナナが心を開いてくれたと感じた奈々は嬉しくて涙を流す。泣き止んだ奈々は、ナナにレンへの想いを聞く。驚くナナだが、二人の関係を察してライブへ誘ってくれた奈々に礼を言う。
コンサートの後再会したナナとレン。始めはやり直す気はないと言っていたナナだが、レンが抱きしめると涙を流してレンのことを抱き返した。
レンとの復縁のお礼としてナナは、サプライズでトラネスのタクミ/一ノ瀬巧(いちのせ たくみ)と奈々を会わせる。タクミの大ファンだった奈々は、タクミに会えた感動と、ナナの気持ちが嬉しくて涙を流して喜んだ。

奈々・タクミ・ノブの三角関係

仕事を休み過ぎてクビになった奈々は絶望的な気持ちでいた。そんな時、タクミから奈々に連絡が入る。偶然近くにいた2人は落ち合うことになり、奈々はホテルへ誘われる。奈々の頭を色々な思いが駆け巡るが、気持ちを割り切りタクミと一夜を共にする。
トラネスのツアーの打ち上げ中、タクミは奈々と関係を持ったことを話す。それを聞き誰よりも腹を立てるノブ。そこで彼は、奈々に好意を抱いていることに気づく。
ある日、ブラストにメジャーデビューの話が舞い込んできた。
ノブはそのことを奈々に報告し、そのままありったけの気持ちを奈々にぶつける。ノブの気持ちに心を動かされた奈々は、タクミに別れを告げノブと恋人になる。
一方、複雑な家庭環境の中で育ったシンは、女の人の家を転々としてお金をもらい生活していた。そんなシンに興味を持ったトラネスのレイラ/芹澤レイラ(せりざわ れいら)が札束を渡したことから、レイラとシンの関係が始まる。

奈々の妊娠発覚

奈々の妊娠が発覚し、ノブとの幸せな日々が一変する。様子を見に来たタクミが、つわりで苦しむ奈々を見てすべてを察してノブに連絡する。ノブは、奈々がタクミとの関係を切っていなかったことを問い詰める。ノブに信じてもらえてなかったことにショックを受け、奈々はただ泣くばかりだった。
子供はタクミの子として産んで育てると決意する奈々。それを聞いたタクミは、奈々に結婚を申し込む。ナナは、タクミから奈々の妊娠と結婚のことを聞かされる。タクミのことが気に入らないナナは、それを聞いて苛立ちを覚えていた。
その夜、隣の部屋から聞こえてくるベッドのスプリングが軋む音に耐えられなくなったナナは、奈々とおそろいの大切なグラスを衝動的に割り、家を出てしまう。
次の日レンの部屋で目覚めたナナは、奈々に謝ろうと同じグラスを買い直し家に帰る。しかし、家はすでにもぬけの殻であった。ダイニングテーブルにあった奈々からの置き手紙を読み、ナナは泣き崩れた。

BLACK STONES(ブラスト)のメジャーデビュー

レンとナナがマンションから一緒に出てくる所を週刊誌に撮られ、2人の熱愛がテレビで報道される。実はそれは、レンのスキャンダルを利用してデビュー前のブラストのプロモーションをするためのレコード会社と週刊誌の企みだった。
多くのマスコミに囲まれたマンションを出る時、ナナはマイクを奪いカメラに向かって奈々宛てのメッセージを残した。
生放送の音楽番組でトラネスとブラストが共演する。レンは本番前、ナナの楽屋に行きプロポーズした。結婚記者会見を開くナナとレン。更にトラネスとブラストがCDを同時発売することが決まる。世間を騒がせたこの2大バンドの売上の記録は歴代最高だった。
奈々は、レイラとシンの合同バースデーパーティーに参加した。パーティー会場は、洋館のような屋敷だった。
そこでシンとレイラの関係に気づいたタクミは、シンがまだ16歳であること、加えて売春の噂が立っていることから、そんな人間が傍にいるのはレイラのためにならないと忠告する。このままレイラと一緒にいるべきではないと頭で分かっていながら、シンは別れる決断はできなかった。タクミに叶わぬ片思いをして苦しんでいたレイラもまた、そんな自分を救ってくれたシンから離れられなくなっていた。

レンとレイラの写真

九州に巡業中のナナに週刊誌サーチの記者から紙袋を渡される。中にはレンとレイラが抱き合ってる写真が入っていた。レンがレイラとドライブした際、海にある防波堤にレイラを引き上げる瞬間を、それらしく撮った写真だった。
ナナはレンにレイラと抱き合っていた写真のことを問いただす。やましいことはないと説明するレンだが、ナナはパニックから過呼吸の発作を起こす。そんなナナのことを、レンはしっかりと抱きしめた。
タクミはサーチの編集部に行き、レンとレイラのことを記事にしない代わりに、タクミと奈々の結婚の情報を週刊誌に提供する。
レンとレイラは、タクミがトラネスを守ったことをスタッフから聞かされる。それを知ったレイラは自分の立場を実感し、シンと別れることを決め、シンもそれを受け入れる。
トラネスは、ロンドンへレコーディングに行くことになった。日本を出発する朝、ナナはレンに苛立ちをぶつけてしまう。席を立つレンの姿に別れを感じたナナは気が気でなかったが、「行って来る」と言うレンの言葉を聞き安堵する。

シンの不祥事

トラネスがロンドンから帰国する。ナナは、レンとの再会に少し気張っていたが、会った途端に不安は吹き飛んでいた。だが、この頃からレンは薬物中毒に陥り、ナナの居ないところで禁断症状に苦しんでいた。
翌朝、事務所から寮に、シンが大麻の使用、所持で事情聴取を受けていると連絡が入る。全国ツアーの初日だった。以前シンが身体を売っていた女性の一人、凌子の部屋に2人でいる時に警察が来たという。
しばらくして、シンが保護観察処分を受け家庭裁判所から出て来た。メンバーとスタッフに謝罪し、改めてバンド活動に身を入れると決意する。
薬物中毒に悩むレンは、タクミとレイラにトラネスを抜けたいと告げる。自分のせいでバンドに迷惑を掛けたくなかったためである。薬のことを知っていたタクミは淡白な反応を示すが、知らなかったレイラは泣きながら心配する。なおも薬を止められないレンを見たレイラは、レンを休ませてほしいとマネージャーにメールを送り、姿を消した。

レンの死

レンは翌日、ナナに渡すプレゼントを持って車に乗り込む。
レイラの行動に責任を感じていたレンは、まず彼女の実家に向かう。その車をサーチの記者が追跡していた。追い払うためスピードを上げたレンは、そのまま激しく衝突してしまう。

眠っていたノブは、タクミからの電話で目を覚ます。レンの死を知らされたノブは、寮にいる皆に話す。しかし、大阪にいたナナだけは知らないままだった。奈々とノブは事故を起こしたレンの地元へ、ヤスと舞はナナのいる大阪へそれぞれ向かった。
身元確認のためレンと対面したノブとタクミは、損傷の酷いレンの遺体を見て驚愕する。ただ、とっさに庇われていた両腕だけは奇跡的に無事だった。
ヤスと舞がナナのいるホテルの部屋に訪れる。くしくもその日はナナの誕生日だったため、サプライズで祝いに来てくれたと勘違いするナナ。だが、様子のおかしい2人に戸惑う。ヤスは涙をこぼしてレンが死んだことをナナに伝えた。
現実を受け止め切れないナナは、淡々と明日の仕事の話をする。しかし、ヤスから会いに行くように告げられたナナは、これまでの思い出が一気に駆け巡り、泣き崩れてしまう。
翌日、葬儀場にナナを乗せた車が到着した。ナナはレンを前にして、ただぼんやりとレンの手を見ていた。レンの付き人から、ナナへの誕生日プレゼントを渡されたが、ナナは変わらずぼうっとしていた。

数年後、奈々達は小さな女の子の皐と一緒に海へ向かう。「骨は海に撒いてほしい」と生前レンが言っていたことから、毎年墓参りは海で行っているようだった。
奈々は思い詰めたように海の向こうを見つめながら、ここにいないナナのことを思っていた。

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上原美里(うえはらみさと)とは、矢沢あい原作の『NANA』に登場するキャラクターである。 NANAの主人公の一人である大崎ナナ(おおさきなな)とは異父姉妹。 実家は大阪でお好み焼きを営んでおり、美里自身も関西弁を話す。 知らずのうちにナナがボーカルを務めるバンド、BLACK STONES(ブラックストーンズ / ブラスト)のファンになり、急接近することとなる。

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柏木凌子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

柏木凌子(NANA)の徹底解説・考察まとめ

柏木凌子(かしわぎりょうこ)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のベーシスト・シンが家出した際に大人の世界をいろいろと教えた女性である。職業はフライトアテンダント。容姿は「TRAPNEST」(トラップネスト)のボーカル・レイラに似ていると言われているが、その評価は人によりまちまちである。

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成田充(NANA)の徹底解説・考察まとめ

成田充(NANA)の徹底解説・考察まとめ

成田充(なりたみつる)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「TRAPNEST」(トラップネスト・通称トラネス)が所属するCOOKIE MUSICの社長。あまり頭は良くなく、バンドリーダー・タクミやボーカル・レイラに蔑ろにされる。ギタリストのレンにコカインを与えて作曲をさせている。

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鞠花(NANA)の徹底解説・考察まとめ

鞠花(NANA)の徹底解説・考察まとめ

鞠花(まりか)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンであるルイと常に一緒に行動している。バンドメンバーではギタリストのノブの大ファンである。

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倉田稔(NANA)の徹底解説・考察まとめ

倉田稔(NANA)の徹底解説・考察まとめ

倉田稔(くらたみのる)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチのカメラマン。契約社員として働いており、芸能半デスクの工藤(くどう)にこき使われる毎日を送っている。自身の撮った写真で世間を騒がせられることに快感を覚える。

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ルイ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ルイ(NANA)の徹底解説・考察まとめ

ルイとは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)のインディーズ時代からの追っかけファン。同じくインディーズ時代からのファンである鞠花(まりか)と常に一緒に行動している。パンクファッションの似合う細身な女性。見た目は怖いが話すと気さくな雰囲気である。

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諸星銀平(NANA)の徹底解説・考察まとめ

諸星銀平(NANA)の徹底解説・考察まとめ

諸星銀平(もろぼしぎんぺい)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド「BLACK STONES」のチーフマネージャー。通称・銀ちゃん。オネエ言葉を話し、バンドでドラムを担当している高木泰士(たかぎやすし)のことが一番好き。マネージャーとしてバンドを支える縁の下の力持ちである。

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工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ

工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ

工藤(くどう)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチの芸能班デスク。特に「BLACK STONES」のボーカル・ナナに固執しており、編集長などの言うことも聞かずに取材を進めるところがある。

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