高倉京助(NANA)の徹底解説・考察まとめ
高倉京助(たかくらきょうすけ)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する男性キャラクターである。『NANA』の主人公の1人、小松奈々(こまつなな)の友人で、奈々の親友である早乙女淳子(さおとめじゅんこ)の恋人である。淳子と共に東京の美術大学へと通い、淳子と大学の友人とともに画廊を借りて個展を開いている。専攻は油絵。淳子と同様、大人びているため奈々からは「熟年カップル」と呼ばれている。コミックスの未来のシーンでは淳子と結婚していると思われる場面が描かれている。
高倉京助の概要
高倉京助(たかくらきょうすけ)とは、矢沢あい作の漫画『NANA』に登場する男性キャラクターである。『NANA』の主人公の1人、小松奈々(こまつなな)の友人で、奈々の親友である早乙女淳子(さおとめじゅんこ)の恋人である。また奈々の元恋人である遠藤章司(えんどうしょうじ)とは高校時代からの友人。専門学校で、奈々と淳子と仲良くなり、章司も含めた4人で遊ぶ毎日を送っていた。その後は淳子と共に東京の美術大学を受験し見事合格。専攻は油絵。
「女に優しく、男に厳しく」がモットー。好きな女性のタイプは、背が高く色黒の女性であり、淳子を一目見た時から気に入っていた。非常に大人びているため、大崎ナナ(おおさきなな)のバンドメンバーである岡崎真一(おかざきしんいち)には、実年齢より上に見られており、淳子も同様に大人びているため、奈々からは「熟年カップル」と言われている。
章司曰く、高校時代は「何人の女にも手を出すろくでなし」だった。しかし、淳子と付き合ってからは浮気などは一切せずに一途に思い続け、コミックスで描かれている未来の描写では結婚をしている。章司に浮気をしない理由を聞かれ、「淳子が怖いから浮気しないのではなく、淳子を失うのが怖いから浮気をしない。」と言い切っている。
高倉京助のプロフィール・人物像
アニメでの声優:諏訪部順一
PS2ゲームでの声優:うえだゆうじ
映画俳優:高山猛久
誕生日:不明
身長:180cm
体重:70kg
血液型:O型
愛称は「京助」。
章司とは、高校時代の友人である。章司が川村幸子(かわむらさちこ)と浮気した際に叱ったり、奈々の暴走を電話でなだめるなど大人っぽさからみんなに頼られる存在である。ドレッドヘアがトレードマーク。恋人である淳子が東京の美術大学を受けると決めた時には迷わず自分もついていくと言うほど淳子に惚れており、高校時代の遊び人気質からは考えられないほど一途に思っている。奈々の同居人である大崎ナナ(おおさきなな)の所属するバンド、BLACK STONES(ブラックストーンズ/ブラスト)のライブに遊びに行ったり、ブラストのメンバーとも交流がある。奈々がお金が底を吐きそうになった時には1万円を貸そうとしたり、奈々が章司と別れた際には合コンを開いてあげようとしたり、奈々から夜中の3時に中身のない電話がかかってきても優しく対応するなど奈々には甘く、自分のことを奈々の父親だという場面もある。
車の免許を持っており、運転する場面が多く見られる。愛煙家。
高倉京助の来歴・活躍
淳子との出会い
美術の専門学校へと入学した京助は高校時代からの友人である章司から、章司の中学時代の友人である淳子、淳子の親友である奈々を紹介される。紹介されたその日のうちに、一人暮らししている淳子の家へと章司と共に遊びに行き、京助、淳子、章司、奈々の4人で飲み会を行った。飲み会では奈々が酔っ払ってしまい、自分自身の惚れっぽさを章司と京助に暴露している。この日、飲み会の途中で奈々と京助は眠ってしまい、章司だけが家に帰った。次の日に奈々が目覚めると、京助と淳子は抱き合っており、「一晩話していたら意気投合した」と淳子が言い訳を述べている。この日から、京助と淳子は恋人同士となり、奈々と章司も含めより一層4人での仲が深まった。
京助、淳子、章司、奈々の4人で海へと遊びに来ている際に、章司と奈々は京助と淳子から東京へ行くことを打ち明けられる。東京の美術大学へ行き、本格的に絵の勉強をしたいという理由で、淳子が東京行きを決心。その淳子についていくと言う名目で京助も東京へ行くこととなった。章司と奈々もそれを聞き、東京行きを決意するが、美術大学へ合格できたのは京助と淳子の2人だけであった。東京にて、奈々と章司が口論になり、奈々が置き去りにされていなくなってしまうという事態が起きた時も、大慌てで探しに出かけた淳子と章司と違い、一人冷静であった京助は電話で奈々の安否を確認した。そしてこの時電話で、章司と奈々が恋人関係になれるよう手助けしている。
東京に行ってからは、京助は淳子の部屋に移り住み同棲を始め、章司と淳子と共に章司の行きつけのお店である「ジャクソン」で飲んだりしている。奈々が突然上京してきた際には、駅まで車で迎えに行ったり、奈々がナナと同居を始めると行った際には実際にマンションまで見に行ったりと、奈々が東京に来てからも4人の交流は長く続いた。
奈々と章司の別れ
学内で章司と幸子を見かけた京助。章司は京助に対して「アルバイト先が同じで、大学も学部も同じ。そして家が近いからという理由で仲良くならざるを得なかった。」と説明した。二人の仲睦まじい様を見た京助は、章司が浮気をするのではないかと淳子に相談した。幸子は、色白で背も小さく、いかにも章司が好きそうな女性であり、色黒で背の大きい女性がタイプの京助でさえ幸子のことを可愛いと思ってしまうほどだったからである。京助の話を聞き、淳子はハッキリしない態度の章司に対して、幸子と縁を切るように助言をする。しかし、この助言を幸子が聞いてしまっていたため、章司は幸子のことをフォローしなければと考えるようになった。
アルバイト先からの帰り道、章司は淳子の助言通り、幸子に対し縁を切ることを提案しようとする。しかし、幸子は縁を切ろうと言われることをわかっていたため泣き出してしまい、章司は思わず幸子を抱きしめてしまった。そして章司と幸子は浮気関係へと発展する。章司は浮気をしてしまったという後ろめたさがあり、どうしても浮気をした仲間が欲しいと考え京助に浮気をしてしまったことを打ち明けた。打ち明けたのは、京助が高校時代に遊び人だったからという理由である。「最近全然、モテねぇな。」という京助に対して、「モテたら浮気するんだな?」と聞く章司。そして章司は、「なんで?淳子が怖いから?」と聞き返す。ここで京助は、タバコを吸いながら「淳子を失うのが怖いから。」と答えた。
奈々がナナ、シンと共に、章司のアルバイト先のファミリーレストランでご飯を食べに行ったときに事件は起こる。この日は、幸子もシフトに入っており章司は幸子と奈々がお互い気づかないようにと祈るばかりであった。しかし、章司の話を大きな声でする奈々を見て幸子は奈々の存在に気がつく。そして、奈々の存在に動揺した幸子は持っていた食器を落としてしまい、指から出血してした。その様子を見ていた奈々が迷わず自分のハンカチを差し出して幸子の出血してしまった指を止血した。この時、奈々は幸子と章司が浮気をしているなどとは全く気がついていない。罪悪感でいっぱいになってしまった幸子は泣きながら店の裏口へと走って行き、トイレに逃げていた章司と出くわし、章司に対して「こんな関係をやめよう」と提案をした。そして章司は、奈々の席の元へ行き、「話があるから、バイトが終わったら家に行く。」と告げた。いつになく真剣な表情の章司が気になった奈々は、章司のアルバイトが終わるまで店の前でナナと共に待つことに。そして、奈々とナナは、泣きながら店から走って出てくる幸子を追いかけ、幸子を抱きしめた章司を目撃してしまった。言い訳もせず、幸子のことを彼女だと答えた章司に対して、ナナが殴りかかる。そしてそれを幸子が止めた。そして、奈々は「顔も見たくない。」と章司と幸子に言い残し、ナナに手を引かれて帰って行った。
次の日の朝、奈々の家に淳子が訪れる。章司が奈々のことを心配していたから様子を見にきたという淳子に対して、奈々は「自分で来れないなら心配なんてして欲しくない。」と泣き出した。そして、淳子は奈々に対して、「今回のことはけじめもつけずに他の女になびいた章司が悪い。でも奈々にもいっぱい落ち度はあった。奈々は自分のことばかりで、章司に対して思いやりがなさすぎたと思う。恋愛は人間同士の関わり合いだから、相手を思いやれなきゃうまくいかない。」と説教をした。そして、その日の夜、淳子と京助はジャクソンへと飲みに向かう。淳子から奈々の所に行ったことを聞いた京助は、「傷心の相手に向かってよくそんなズケズケと物が言えるよな。何もこんなときに言わなくても。」と呆れた様子を見せた。「こんな時だからいう意味がある。」と反論する淳子。そして店に入ると大きい花束を持った章司がおり、京助と淳子と章司は一緒に飲むこととなった。花束は誕生日の幸子に渡すため章司が用意したものだった。そして、章司は京助と淳子に敬語を使い、どこかよそよそしく喋り出す。「普通に喋ろうよ。」という京助。そして、淳子は奈々の家に行き、奈々の様子を見てきたことを章司に伝えた。「あんた相当恨まれてるし、余計なことしないでそっとしといたほうがいいよ。」という淳子。「余計なことって?」と京助が聞いた。章司は「別れ方が最悪だからちゃんと奈々に謝りたい。」と思っていた。しかし、それを聞いた淳子と京助は猛反対。京助は、「そういうどっちつかずの態度が奈々も幸子も傷つけたんだろ?お前が奈々に謝りたいと思うのは優しさじゃない。単にお前が謝ってスッキリしたいだけだ。」と章司に説教をした。
奈々の妊娠と結婚
章司と別れた後、奈々はTRAPNEST(トラップネスト/トラスト)のリーダーでベーシストの一ノ瀬巧(いちのせたくみ)と関係を持ち、間隔を開けずに、ブラストのギター寺島伸夫(てらしまのぶお)とも関係を持った。そしてその結果、どちらの子供かわからない子供を妊娠してしまう。妊娠したことでパニックになった奈々は、京助と淳子の同棲している家に向かった。奈々は、子供を認知すると言った巧のことを京助と淳子に話した。「お金だけ出してもらい、巧とは結婚せずに子供を育てて行くという事は、普通の家庭なんて望めない。万が一、ノブの子が生まれても巧の子として大切に育てられるのか?」と淳子に言われた奈々は泣きながらも力強い返事をした。そして淳子と京助に励まされ、奈々は子供を産む決意をするのである。京助の車で家に送ってもらった奈々は、「隠し子はまずい。」という理由で巧から結婚しないかと提案をされる。奈々は迷わず承諾をした。
その後の関係
ブラストが、ナナと本常蓮(ほんじょうれん)のスキャンダルをきっかけにメジャーデビューをし軌道に乗った後も奈々とブラストメンバーの交流は続いた。そして、京助と淳子は奈々にとって数少ない一般人の友人となった。奈々の誕生日会を707号室で行った時には、ブラストメンバーだけではなく京助と淳子が駆けつけお祝いしたり、ナナからブラストのメジャーデビューシングルを京助と淳子が貰ったりと奈々を通じブラストメンバーとも交流が続いた。その後も、芹澤レイラ(せりざわれいら)の誕生日プレゼントを選び困っている奈々のため京助がお花を選んだり、ナナと蓮のスキャンダルがきっかけで結婚が延期になった奈々を電話で慰めたりなど、奈々が困ったときは助けてくれる存在として仲良くしている。
未来のシーン
コミックスで描かれる未来のシーンでは、京助と淳子の家に奈々の娘である一ノ瀬皐(いちのせさつき)を連れて行く場面が描かれている。また表札が京助の苗字である高倉になっていることから京助と淳子は結婚したことがわかる。京助と淳子はいつでも奈々の味方で、いつになってもそばにいてくれる存在になったのであった。
高倉京助の関連人物・キャラクター
早乙女淳子(さおとめじゅんこ)
アニメ声優:本田貴子
PS2でゲームでの声優:渕崎ゆり子
映画俳優:能世あんな
誕生日:不明
身長:168cm
体重:53kg
血液型:A型
章司の中学時代の同級生で、奈々の高校時代の同級生。高倉京助の恋人。章司、京助、幸子と同じ美術学校に通っており、奈々の親友。中学時代はヤンキーだったせいか物怖じしない性格であり、奈々のお母さん的存在である。きつい口調だが、的確なことをアドバイスするため、奈々だけではなく章司からも頼られることが多い。洋服屋さんでアルバイトをしており、恋人の京助とは上京後、一緒に住むようになった。実家が農家なので、新鮮な大量に野菜が送られてくるが食べきれないとの理由で奈々におすそ分けをしている。奈々が何か困ったことが会ったら1番に相談する相手であり、章司と別れた次の日は真っ先に奈々に会いに来るなど友達思いな一面もある。コミックスでは京助と結婚しており、奈々とも友好関係が続いている。
愛称は、「淳子」「淳ちゃん」
早乙女淳子(NANA)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
早乙女淳子(さおとめじゅんこ)とは、矢沢あいの大人気漫画『NANA』の登場人物。主人公 小松奈々(こまつなな)の親友。実家は農家を営んでいる。元ヤンの為、物怖じしない性格でしっかり者。愛称は「淳子」や「淳ちゃん」。ピンチになる度に泣きついてくる奈々を時には母親のように叱り、時には愛のムチで突き放したりする姉御肌気質の大人な女性。上京し美大に通いながら油彩を勉強している。地元の専門学校時代に高倉京助(たかくら きょうすけ)に出会い、飲み会で意気投合し恋人となり都内で同棲している。
遠藤章司(えんどうしょうじ)
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諸星銀平(もろぼしぎんぺい)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するバンド「BLACK STONES」のチーフマネージャー。通称・銀ちゃん。オネエ言葉を話し、バンドでドラムを担当している高木泰士(たかぎやすし)のことが一番好き。マネージャーとしてバンドを支える縁の下の力持ちである。
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工藤(NANA)の徹底解説・考察まとめ
工藤(くどう)とは、矢沢あい原作の大人気漫画およびアニメである『NANA』に登場するキャラクターで、バンド「BLACK STONES」(ブラックストーンズ)や「TRAPNEST」(トラップネスト)を追いかける週刊サーチの芸能班デスク。特に「BLACK STONES」のボーカル・ナナに固執しており、編集長などの言うことも聞かずに取材を進めるところがある。
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