ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

2018年1月7日、livedoor Blogに掲載されたライヴ・レポートより。

新年早々のクライマックス。ニューウェーブ・グループを謳うゆるめるモ!が、自身のワンマンライブとしては最大規模だという箱、ZEPP Tokyoを舞台に、昨年11月にリリースした3rdフルアルバム「YOUTOPIA」をフューチャーしたライブツアーを締めくくった。
ゆるめるモ!は、ニューアルバムのリリース&ライブツアーと並行して結成5周年のキャンペーンを行なっており、このツアーファイナルはそれを意識したベスト盤的な構成も考えられたが、あくまでニューアルバムを中心としたセットリスト、また、これまで節目のワンマンライブはバンドセットでのパフォーマンスが多かったらしいが、あくまで4人のメンバーだけで、インディーズ・グループにとっては広いステージを駆けまわった。
率直に言えば、バンドセットによるベスト盤的ライブを期待していなかったといえば嘘になる。会場入りしてステージを見た時、ドラムキットや各種アンプがないことでバンドセットではないことが判り、肩透かしに感じてしまった。
しかし、結果的にはバンドの生演奏がないことはライブに興奮し楽しむのを何ら妨げなかった。ステージはメンバーの4人で完結し、4人のパフォーマンスだけでZEPPTokyoを掌中にしていた。
むしろ、今のこの4人がどれだけの実力を持っているかを満天下に示したのではないだろうか。歌、ダンス、MC、観衆の「掴み方」…どれをとっても堂々たるもので、インディーズ・グループの手作り感というか「なんとか頑張ってやってます」感は皆無だ。

出典: blog.livedoor.jp

インディーズ・グループにとって、この会場での単独公演の次のステップは、もうメジャー・デビューであり、そこから「目指せ武道館」という感じになっていく。そういう立ち位置のグループにとっては、ZEPP Tokyoを4人の力だけで転がせるかは挑戦ともとれる。
結果、彼女たちは見事に会場を転がして見せたのではないだろうか。観衆が「おっかなびっくり」だったのは本当に最初だけで、1曲目が終わる頃には会場は十分に暖まっていた。
昔話風の導入フィルムからメンバーのインタビュー画像を経て、ステージは予想通りニューアルバムのオープニングナンバー「歩くの遅い犬」で幕を開けた。続いてアルバムの曲順通り「逃げない!」が来たので、一瞬アルバムの曲順通りに歌っていくのかと思ったが、そんなことはなく、「うんめー」、MCを挟んで「NEW WAVE STAR」などが歌われていく。
メンバーの歌唱は、過去の映像で見た6人時代のそれとは比較にならないし、昨年9月に高崎で聴いたパフォーマンスも軽く上回っている。序盤で印象的だったのは、ライブの調子は蓋を開けてみないとわからないあのが、最初からかなり上機嫌に歌っていたことだ。天才肌かつ天性のスターである彼女は、やはり広い会場と多くの観衆がアドレナリンの栓を弛めるのだろう。

出典: blog.livedoor.jp

ニューアルバムで進境著しかったしふぉんとけちょんも、ライブでパフォーマンス・ダウンすることもない。元々高値安定のようなぴを加えて歌は終始安定しており、記憶の中にあるCDでの歌との齟齬がない。
特にやや「棒読み」的に歌うきらいのあったしふぉんの成長は目覚ましく、どんなフレーズも表情豊かに歌いこなし、低音から天に抜けるように高音へと伸びていく生来の武器が一層引き立っていた。
なお、スタート時の衣装はシングル「Talking Hits EP」とそれに伴うツアーでのもので、個人的にとても気に入っているもの。とくにこの衣装でのようなぴは、衣装の膨らんだ部分と髪飾りが照明の光を透かしてさながら光の妖精のようで、最高に可憐かつ神秘的なのだ。
ステージはニューアルバムからデジタル・アップビートの「しんぼりくむ れすぽんす する」から「やる」へ。前のめりに突き進む「しんぼりくむ…」は自分的にお気に入りなので、周囲のアクションとはズレるが、遠慮なくヘドバンさせてもらった。
MCを挟んだ後はアルバムのパイロットシングルから「あ!世界は広いすごい」と「永遠の瞬間」。前者は海外ツアーでの映像を背景に曲の世界を具体化し、後者では最後の2フレーズが同時に歌われる部分を見事に歌いきった。
一度メンバーが退場し、なかなか珍しい楽屋映像と居眠りコント?で楽しませた後、ケープ状の上着を纏って歌うは夜のナンバー・コンボ。「ごろごろ物思い」と「ナイトハイキング」。前者では最後に歌われる「しふぉん史上最高の歌唱」がライブで再現できるか楽しみにしていたが、見事にしっとりと、かつ高らかに歌い上げてくれた。

出典: blog.livedoor.jp

メンバーがユートピアを探すコント?で着替えを示唆し、衣装をアルバム・バージョンにチェンジ。ステージが後半に突入したことを示す。この重要なタイミングでコールされたのは、「モイモイ」と「逃げろ!」だ!
自分は、常から、ゆるめるモ!の象徴的名曲である「逃げろ!」の後継曲は「逃げない!」というよりこの「モイモイ」だと考えていたので、この2曲をセットで扱ってくれたのはとても嬉しかった。ここで涙腺決壊。やはり「逃げろ!」は特別な曲で、自分が最初に「アイドルの曲」と認識したうえで聴いたアイドルソングだし、それがこの曲でなかったら、そもそも今日このZEPP Tokyoにいたかどうかわからない。
後半戦は当然ながら怒涛の展開。アルバムでは少々地味に感じたタイトル・トラック「YOUとピアザ」も、曲のおおらかなスケール感がライブで実に映えていた。こういう、CDとライブで印象が変わる曲があるのもライブの醍醐味だろう。
ステージのスケールをワンランク上げた後は、いよいよ切り札「idアイドル」!TVで唐橋ユミ女史を泣かしたこの曲の戦闘力はちょっと別格で、自分も9月と11月の高崎でそうだったが、もう周囲の目など全く気にせず飛び跳ねてヘドバン!もちろん、ZEPPは熱狂の坩堝だ。
続くはニューアルバムを象徴するアフリカンスタイルの長尺曲「天竺」。この重要な曲でメンバーは表現力と歌唱力の成長を存分に披露した。こういう展開があって表情が変わっていく曲をライブで歌いこなすのは大変だと思うが、軽々と「完成品」を示してくれた。
ここで2度目の涙腺決壊。この曲のラストのバックで歌われる「あなたの恐怖消えますように」というリフレインがいつ聴いても胸にくるのだが、CDではこのフレーズが「バック」に感じられるのだが、ライブでは「永遠の瞬間」のラストのように「ダブルフロント」に感じられて、余計に胸に迫った。

出典: blog.livedoor.jp

いよいよクライマックス。イントロだけでその到来を告げることができる名曲「Only You」が轟く!ワンパターンと批判されることもあるライブでのこの曲だが、こういった節目の、さらに常より大きな会場では絶対に欠かしてはいけない曲というものがあり、これはそういう曲なのだ。
映像で見ても確認できるが、この曲でのあののパフォーマンスは狂気が生む美そのもの。今夜も最前列で転がった挙句、観衆に支えられて仁王立ち。「あのちゃん、アドレナリン出すぎ。」と山里さんの声が聞こえてきそうな大暴れだった。
本編ラストに選ばれたのは、ニューアルバムから「must五」。このアルバムでは「YOUとピアザ」「must五」「天竺」が軸となる曲だと思うのだが、この「must五」のパフォーマンスを見て思ったのは、最初からCDよりライブを意識して作ったのではないかということだ。CDではちょっとリフレインが冗長に感じたが、ライブでは「いつまでも聴いていたい」と思うのだから不思議だ。
これで本編終了。アンコール開始までにかなりの時間を要したが、着替えもあるし、これだけのパフォーマンスを2時間以上してきたのだから、致し方ないだろう。

出典: blog.livedoor.jp

アンコールに登場した4人は、曲の前にかなり長尺の個別MC。ようなぴは「ここ(ゆるめるモ!)が最高と確認できた。」と笑顔で宣言。実は、自分的には少し気がかりなことがあって、彼女のtwitterをフォローしていて、ここ1か月ほどは少し悩んでいるようなツイートが多く、この夜のステージでも、袖に引いた瞬間などにちょっと元気がないように感じる瞬間もあったので大丈夫かな?と懸念したのだが、杞憂とわかって安心。
ライブ前のツーショットチェキで、「今年はソロアルバム期待してる!」って伝えたとき「やりたい!どうやったらできるのかな?」と言っていたけれど、スティングもルー・リードも最初はバンドだ。ゆるめるモ!の成功が、そのままようなぴの野望に近づくことにつながると思う。自分は彼女の妖精のようなルックス、雰囲気と、ちょっとナイーブでアーティスティックな感性が大好きななぴ推しなので、是非希望を叶えて欲しい。

出典: blog.livedoor.jp

けちょんはいつもの感じで「ねえあのさあ」とフレンドリーにMC開始。「お父さんに来てって言ったのに、町内の新年会があるからだめと断られた」というエピソードで笑いをとった。
映像で見た限り、彼女のライブでのMCはかなりあぶなっかしい印象があったのだが、もう何の心配もいらないだろう。友達と話しているような超フランク感も、彼女のキャラクターにピッタリ合っている。

出典: blog.livedoor.jp

次はあの。もう話題になっているようだが、今夜のMCはゆるめるモ!と特にあのファンにとっては「伝説のMC」という位置づけになるだろう。彼女がここまで長く心情を話す機会はこれまでなかったし、彼女のちょっとたどたどしい、単語を並べるような語りは文字にしてしまうと伝わらなくなってしまう。
とにかく、MCがそのまま一つの歌にできてしまうんじゃないかと思うほど、切実で、真に迫り、詩的で、感動的なMCだった。このMC自体がライブのハイライトの一つとさえ言えるかもしれない。あの推しではない自分でさえそう思うのだから、あの推し、あのファンにとっては、宝物のようなひとときだったはずだ。

出典: blog.livedoor.jp

締めは「舞台監督」(と勝手に名付けている)しふぉん。女子大だったっていうのは初めて知った。自分でも言ってたけど、さぞかし居心地が悪かっただろう…。彼女は最初からMC巧者だったので、観衆の反応を操る術を心得ている。そんな彼女が内輪ネタといえる「お母さんありがとう!」と関係者席にいると思われる母親をコールしたのは、彼女にとってここを本当に大きな節目と捉えていたのかなと思って、じーんとした。

出典: blog.livedoor.jp

MCもこのグループの大きな武器であることを示した後は、もう予想がつく(ニューアルバム収録曲で唯一歌っていなかった)が「ミュージック3、4分で終わっちまうよね」!
この不思議なタイトルの、異常な歌詞の曲も、もうゆるめるモ!の切り札として安定してきた。この「他人に罵倒されることもある独自路線を突き進む」感は、何気にこのグループを象徴しているのではないかと思うときがある。
実はこの曲で終わりかなと思っていたのだが、本当の最後は、なんと1月真冬に歌われる「なつ おん ぶるー」!今1月だぞ!というのが笑い飛ばせてしまうのは、このグループの人徳みたいなものだろう。会場内は巨大ゴムボールやビーチボール(ビーチボールは視界の外から結構な勢いで飛んでくるので、皆結構怖がってた…)、浮き輪やらイルカやらが飛び交い、最高のエンディングを演出してくれた。

出典: blog.livedoor.jp

このライブツアーは、明らかにニューアルバム「YOUTOPIA」を全面フューチャーしたもので、それは収録曲を余すことなく歌ったことで示されている。冒頭書いたように、バンドセットがないことや、以前の名曲群をもっと聞きたいという思いは、もう早々に消えてなくなったことで、今の4人の力量と、ニューアルバムの魅力を再確認できた。このアルバムで表現したかったことが何なのかを体験させるのがこのツアーの目的で、それは完璧に達成できたといえるだろう。
ゆるめるモ!は、8人、6人、4人と、徐々に人数を減らしてきた。プロデューサーの田家大知氏がインタビューで言っていたが、本来はもう少し早い段階でメジャー昇格していたはずだったのかもしれない。8人が6人になるのは想定していても、6人が4人になることはおそらく想定していなかっただろう。だが、グループは危機を乗り越え、人気は上昇中だ。今の4人は見事に個性がバラバラで、ふつうに考えれば一つの箱に入れないレベルですらある。そんな4人がゆるめるモ!としての結束を大事にしていることで、ほかのグループと少し違うシナジー効果があるように感じる。
確かに大きな事務所に所属していないということは不利かもしれない。でもそんなグループがいてもいいし、そんなグループがメジャーになったらなおのこと素敵なことだ。
もう、それは目の前だと思う。このグループは、とにかくファン層の幅が広い。男女比も半々とは言わないが、6:4くらいなんじゃ?と思うほど(実際にはもう少し男性比が高いのだろうが。)だし、年齢層もかなり広い。こういうダイバーシティ性はとても貴重だ。

出典: blog.livedoor.jp

女性ファンの多さや年齢層の幅広さは、あのがメジャー層から引っ張ってきた分が多分に含まれているのかもしれない。でも、それで今夜のライブを彼女目当てに来たとしても、この夜のパフォーマンスは「あのファン」を「ゆるめるモ!のファン」にする力が十分あったと思う。
誰だって、「あなたがいないとはじまらない」と思われたいと決まっている。誰だって、自分の心に楽園を持ちたいと決まっている。
ゆるめるモ!は、そこを強く肯定してくれる。歌で、曲で、詞(小林愛さんは、5人目のメンバーと言ってもいいだろう)で、言葉で…
ここに来れば楽しくなれる。ここに来れば幸せを感じられる。そんな場所に、誰だって来たいと思うはずだから。
ゆるめるモ!が、これからもずっとそんな場所を作るグループであり続けることを確信し、一層強く願う。そんな素敵なライブだった。

出典: blog.livedoor.jp

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@8gfujiteru_1015

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