ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

2018年1月7日、ナタリーに掲載されたライヴ・レポートより。

ゆるめるモ!がライブツアー「YOUTOPIA TOUR」の最終公演を、グループ史上最大規模の会場である東京・Zepp Tokyoにて1月6日に開催した。
このツアーは、11月に発売された結成5周年記念アルバム「YOUTOPIA」を携えて3都市で開催された。単独公演では生バンド編成でライブが行われることも多いゆるめるモ!だが、今回はメンバー4人だけですべてのパフォーマンスを実施。2016年夏からの4人編成の集大成であるアルバム「YOUTOPIA」で描いた世界を、4人だけでステージ上に表現するツアーとなった。

出典: natalie.mu

開演後、メンバーがそれぞれ思い描く“ユートピア”について語る映像がスクリーンで上映され、ハシダカズマ(箱庭の室内楽)による「天竺」のリミックスが流れるのと共にメンバーが登場。アルバム「YOUTOPIA」の1曲目であるアグレッシブなナンバー「歩くの遅い犬」でライブがスタートし、メンバーは1曲目からハイテンションなステージを繰り広げた。
その後もアルバム「YOUTOPIA」や10月発売のシングル「TALKING HITS EP」に収録された新曲を中心にライブは進行。曲に込められたメッセージをオーディエンスにより強く伝えようとするように、スクリーンには歌うメンバーの姿と共に歌詞が映し出された。「NEW WAVE STAR」では、曲の前にようなぴがリードして観客にコールや振りを指導し、会場に一体感が生まれた。

出典: natalie.mu

「永遠の瞬間」を歌い終えた彼女たちは観客に手を振りながら退場。メンバーが楽屋にてスマートフォンで自撮りしているふうの中継映像がスクリーンに流れた後、白いローブを羽織ってランタンを持った4人が登場し、「ごろごろ物思い」「ナイトハイキング」という幻想的な夜の歌を2曲続けて披露した。その後メンバーは再びステージを去り、彼女たちが“ユートピア”を探して森の中をさまよう約8分間の映像がスクリーンに流れる。映像終了後、メンバーは頭に動物の面を付けた「YOUTOPIA」の衣装にチェンジして「モイモイ」を歌唱。途中で動物面を付けた20人以上のダンサーが登場し、オーディエンスも一緒になって“モイモイピースダンス”を踊った。

出典: natalie.mu

そして12曲目にして初めて最新アルバム&シングルの収録曲ではない「逃げろ!!」がスタートし、フロアは一気に沸騰。「Youとピアザ」で観客が一斉にタオルを振り回し、「id アイドル」では興奮したあのがフロアにダイブしてクラウドサーフ状態のまま熱唱した。ここでしふぉんが「ここは君たちがいなきゃ成り立たない楽園です。私たちは君たち1人ひとりが存在してくれたことを本当にうれしく思います。生きててくれてありがとう!」と観客に語りかけ、これから命の歌を歌うと宣言してアルバムの最後に収録された大作ナンバー「天竺」を披露。サイケデリックな音の中で演劇的なダンスを踊りながら、このライブを通してのテーマであった“ユートピア”を表現した。

出典: natalie.mu

「天竺」が終わるとそのまますぐに「Only You」に突入。ようなぴは曲の途中で「ここにいるみんなで、ここをユートピアにしよう!」と絶叫し、あのは観客の頭上に立って切羽詰まった表情でシャウトする。そしてステージから金テープが発射されたのを合図に「must 正」がスタートし、4人は観客に訴えかけるように「君は正しい 間違っていない」と何度も繰り返し歌唱。ようなぴが最後にオーディエンスに向かって「君がいたからここがユートピアになったよ! ありがとう!」と感謝し、ライブ本編は終了した。

出典: natalie.mu

アンコールでようなぴは「私は嫌なことが日々いろいろあるけど、今日ここに立ってゆるめるモ!であってよかったなって、自分が生きてきた中でここが一番楽しい場所だなって思いました。それは、皆さん1人ひとりのおかげでここが楽園になったということだと思うんです」と来場者に感謝。

出典: natalie.mu

けちょんはリラックスした雰囲気で口を開き、この日がビッグイベントだからということで父親を観覧に誘ったが町内の新年会があるから行けないと言われてショックだったことを明かした。

出典: natalie.mu

あのは言葉を選ぶようにたどたどしく「昔から結果がすべてだとか言われてたけど、絶対に勝つ勝負だからやるとか絶対負けるからやらないとか、結果に確信があることをするのは大嫌いです。だから自分はゆるめるモ!にいたと思うんですよ」と話し始め、「僕はこのステージからの景色を見たくない……いや見たいんですけど、すごくキラキラしてるんですよ。皆さんが。キラキラしたものは苦手だから見たくないんだけど、ここにいる人たちは見ていたい。理不尽なことを言われたり、バカにされたり、認めてもらえなかったり、自分でも自分を認めてあげられなかったりいろいろあると思うんですけど、僕が今見ている1人ひとりはムチャクチャきれいだから。僕が保証します、あなたたちは美しいです」と語りかけた。

出典: natalie.mu

そしてしふぉんが「今まで大きな事務所にお世話になったことがなくて、それでもここまで来れたのは、4人とも音楽が大好きで、みんなのことが大好きだからだと思います。本当に人間臭い4人が集まったので、うれしいとか悲しいとかそういう気持ちを共有できるのがゆるめるモ!だと思ってます」と挨拶。アンコールの1曲目「ミュージック 3、4分で終わっちまうよね」を彼女たちはこれまで以上にエモーショナルに歌い、オーディエンスは一斉に手を挙げて踊った。ラストナンバーとして披露されたのは「なつ おん ぶる ー」。観客の頭上に巨大なバルーンが投下され、浮き輪やビーチボールが舞う中、約2時間半のライブは笑顔で締めくくられた。

出典: natalie.mu


キャパシティ約2700人というゆるめるモ!史上最も大きい会場でのライヴ。ライヴ・ハウスとは少し雰囲気が異なる上、今回はバック・バンド無しという今までとは違う環境でのゆるめるモ!なのだが、見事なパフォーマンスを見せてくれる。ライヴを繰り返していくうえでどんどんと成長しているので、この最新作での姿が最も完成度が高いのは当たり前のことなのだが、それにしても物凄く大きく成長した4人の姿は心底感動的。欲を言えばBlu-rayの高品質での画像で観たい、と思えてくる。


楽曲概説

映像1(オープニング)
■映像1(オープニング) SE.天竺Remix (Remixed By ハシダカズマ)
「YOUTOPIAへようこそ」のナレーションから始まる映像。YOUTOPIAの説明に始まり、ゆるめるモ!4人によるライヴに対する意気込みなどが語られていく。こういう演出はゆるめるモ!としては初めて。ゆるめるモ!結成の動機となった、ももいろクローバーZをお手本にしているのかも知れない。
映像が終わると会場に、ハシダカズマ氏がリミックスを担当した「天竺」が流される。ステージの後方にセットされた大型スクリーンにメンバーが順次映し出されていく。

01. 歩くの遅い犬
作詞:小林愛
作曲:mooks
編曲:mooks・安原兵衛

「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

イントロと同時にゆるめるモ!のメンバーがステージに登場。アルバム「YOUTOPIA」と同じオープニング・ナンバー。意外と激しい振付がされている。こうしてライヴ映像を紹介している度にヴォーカル力が上がっていることを書いているが、今回は更に向上している。今回のライヴはバック・バンドがいないのだが、それによる喪失感は全く感じさせない。それよりも、会場が今までで一番大きいだけあって、ライヴ・ハウス的な雰囲気よりもコンサート・ホールとしての佇まいを感じるのが若干違和感を覚える。

02. 逃げない!!
作詞:小林愛
作曲:M87
編曲:M87

「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

ここまではアルバム「YOUTOPIA」と同じ曲順。ヴォーカル力だけでなく、4人のメンバーのステージ上での存在感が今まで以上に大きく、良い意味で安定している。

03. うんめー
作詞:大森靖子
作曲:大森靖子
編曲:ハシダカズマ

「ディスコサイケデリカ」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

大森靖子氏による名曲。パフォーマンスを見ていると、僭越な言い方だけれど、本当に大きく成長してきたな、というのが実感。

曲が終わって、初のMCが入る。

04. NEW WAVE STAR
作詞:ゆるめるモ!
作曲:田家大知
編曲:田家大知・安原兵衛

「TALKING HITS EP」に収録されていた楽曲。

まず「NEW WAVE STAR」の振付の観客に伝授。曲が始まるとステージ上のメンバーとともに観客も振付に参加。楽しそうに「ウォーウォーウォー」のコーラスとともに右に左に揺れる観客達の姿が微笑ましい。TALKING HEADSへのオマージュ曲なのだが、当然のようにゆるめるモ!一色のパフォーマンスが繰り広げられる。

05. しんぼりくむ れすぽんす する
作詞:小林愛
作曲:ハヤシヒロユキ
編曲:ハヤシヒロユキ

「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

ライン・ダンス風の振付が印象的な楽曲。あのが超ご機嫌な様子なのが見ていて嬉しい。この楽曲もサビがキャッチーでポップ。今回の「YOUTOPIA」の各楽曲の振付は、4人が一つに固まるパートが多いように思える。この楽曲にもそんな場面が何回か登場する。

06. やる
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

前の曲からうって変って、不穏なベース音に導かれて始まる楽曲。転調の繰り返しが多いのだが、見事に歌いこなしていく。それにしても不穏で摩訶不思議な雰囲気を持った楽曲である。この楽曲で本ライヴで初めてライトによる大胆な演出が披露される。
ここで再びMC。しふぉんが女子大生だったことを初めて知る。

07. あ!世界は広いすごい
作詞:小林愛
作曲:オータケハヤト
編曲:オータケハヤト

「TALKING HITS EP」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

オータケハヤト氏による名曲。アルバム「YOUTOPIA」は本当に名曲ぞろいの作品だ。バックのスクリーンには海外に出向いたメンバーの映像が流される。

08. 永遠の瞬間
作詞:後藤まりこ
作曲:後藤まりこ
編曲:後藤まりこ・ハシダカズマ

「TALKING HITS EP」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

今度は後藤まりこ氏による名曲。ミュージック・ヴィデオもシンプルながら素晴らしい出来だった。ライヴによるパフォーマンスもこれまた素晴らしく、特に後半の対位法による歌唱は、多少テープの力を借りているとはいえ見事。

8gfujiteru_1015
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@8gfujiteru_1015

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