toe(バンド)の徹底解説まとめ

toe(トー)とは、2000年結成の日本のポストロックバンドである。山嵜廣和、美濃隆章、山根さとし、柏倉隆史の4人からなるインストゥルメンタルを中心としたバンドで、日本のポストロックシーンをけん引してきた存在。また、欧米ツアーを成功させるなど国内外で活躍している。メジャーレコード会社とは契約せず、自主レーベルから音源を発表している。音楽と仕事とを両立させるスタイルも特徴。

toeの概要

toe(トー)とは、2000年結成の日本のポストロックバンドである。山嵜廣和、美濃隆章、山根さとし、柏倉隆史の4人からなるインストゥルメンタルを中心としたバンドで、日本のポストロックシーンをけん引してきた存在と評されている。また、欧米ツアーを成功させるなど国内外で活躍している。メジャーレコード会社とは契約せず、自主レーベル「Machu Picchu Industrias(マチュピチュ・インダストリアス)」から音源を発表している。音楽と仕事を両立させるというスタイルで知られ、メンバー全員がバンド活動とは別にそれぞれ本業を持っているのも特徴。
主にインストゥルメンタルの楽曲でありながら、聴くもの観るものを高揚、魅了させる音源となっている。また、ライヴパフォーマンスは多岐なジャンルに渡るアーティストから絶大な指示を受けており、音源、ライヴともに様々なコラボレーションも行っている。
楽曲は幻想的なサウンドを特徴としたインストゥルメンタルが多いが、SHAKKAZOMBIEのオオスミ、クラムボンの原田郁子など、ゲストボーカルを迎えた曲もある。また、2枚目のミニアルバム『new sentimentality e.p.』では、ギターの山嵜がボーカルをとる曲も存在する。
北米や南米、ヨーロッパ、アジアでのツアーを幾度となく行っており、国内外のフェスにも多数出演するなど、ワールドワイドなバンドとして活動している。

toeのメンバー

山嵜 廣和(やまざき ひろかず)

ギター担当。神奈川県横浜市出身。Dove(Smelling Cuntsから改名)の元メンバー。

美濃 隆章(みの たかあき)

ギター担当。神奈川県横浜市出身。popcatcher、REACHの元メンバー。

山根 敏史(やまね さとし)

ベース担当。fragment、Doveの元メンバー。

柏倉 隆史(かしくら たかし)

ドラムス担当。神奈川県川崎市出身。DAMAGE、REACHの元ドラマー。SUEMITSU & THE SUEMITHのメンバーとして、ドラム・シンバル・タンバリンを担当していた。
toeと並行しthe HIATUSのメンバーとしても活動している。

toeのディスコグラフィー

アルバム

『the book about my idle plot on a vague anxiety』

2005年8月31日発売。
2012年6月20日再発。

1. 反逆する風景
2. 孤独の発明
3. tremolo + delay
4. 向こう岸が視る夢
5. all i understand is that i don't understand
6. C
7. past and language
8. music for you
9. I do still wrong
10. メトロノーム
11. everything means nothing

1stアルバム。オリコン最高161位。

『For Long Tomorrow』

2009年12月9日発売。
2013年10月28日発売(LP)。

1. ここには何もかもがあるし、何もかもがない
2. ショウシツ点よ笛
3. After Image Feat. Harada Ikuko@Clammbon
4. エソテリック
5. Say It Ain't So Feat. Hoshikawa Yuzuru@Dry River Strings
6. Two Moons
7. モスキートンはもう聞こえない#1
8. モスキートンはもう聞こえない#2
9. ラストナイト Album Ver.
10. グッドバイ Album Ver. Feat toki asako
11. You Go
12. Our Next Movement
13. Long Tomorrow

2ndアルバム。オリコン最高23位、登場回数7回。

『HEAR YOU』

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