ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

このツアーは6月発売のミニアルバム「ディスコサイケデリカ」を携えて5都市で行われたもの。春のツアー「孤独と逆襲 ~てえへんだ!底辺だ~ ツアー」と同様に、くるりのサポートギタリストである松本大樹(G)、 活動休止中のFLiPのギタリストで現在LAZYgunsBRISKYで活動するYuko(G)、ベーシストのshioRi(B)、活動休止中のROCK'A'TRENCHのオータケハヤト(Dr)がバックバンドを務めた。

出典: natalie.mu

アルバム「ディスコサイケデリカ」の1曲目を飾る、Primal Screamの「Loaded」を思わせる「melted」が爆音で生演奏され、メンバー4人が「ディスコ!」と連呼しながらステージに登場。演奏が終わると同時にステージから客席に金テープが発射され、華々しくライブが開幕した。ダイナミックなバンドサウンドをバックに、大森靖子が提供した「うんめー」を気合いをみなぎらせて熱唱したのち、彼女たちは「1!2!かんふー!」「よいよい」「KAWAIIハードコア銀河」「ぺけぺけ」とアッパーなポップチューンを次々と披露。ヘルニアのため下半身を動かせないしふぉんは、後ろの台に立って観客を煽った。

出典: natalie.mu

ポップチューンを中心とした序盤パートのあとに始まったのは、小道具をパフォーマンスに取り入れた楽曲のパート。「あさだ」では4人がカウベルを叩きながら踊り、サビではあのがヘビーに歪んだギターを掻き鳴らした。「我が名とは」ではダンサーを引き連れて、ツアーグッズであるサイケデリックな模様の扇子を片手にダンス。そのまま「OO(ラブ)」でも扇子をパフォーマンスに使って、4人は華麗に舞い踊った。

出典: natalie.mu

その後、「OO(ラブ)」の壮大なイメージを引き継いで「たびのしたく」に突入し、彼女たちは「永遠のmy boy」「人間は少し不真面目」といったバラードを続けざまに熱唱。テイストの近い曲を流れるようにつないでいくセットリストで、観客をゆるめるモ!の世界観にぐいぐいと引き込んでいく。ハイテンションなステージングでフロアを爆発させた「Hamidasumo!」を経て「スキヤキ」が始まると、あのが「赤坂かかってこい!」とオーディエンスに向けて絶叫。高くリフトされて塔のようになった何人もの観客たちにあのが突っ込み、もみくちゃになりながらリフトを倒壊させたのち、彼女はそのままクラウドサーフでフロアの中央に移動して、観客の上に立ち上がって熱唱した。

出典: natalie.mu

ハヤシヒロユキ(POLYSICS)提供の新曲「デテコイ!」は、ツアー開幕直前にメンバーの“踊ってみた”動画が公開されていたこともあり、多くの人々が振りコピをしながら大盛り上がり。異様な気迫を漂わせながら「震えて甦れ」「idアイドル」を歌い、彼女たちのアグレッシブな煽りに応えるように、会場の盛り上がりはさらに加速していく。そして「Only You」で会場の熱気はピークに。大音量で奏でられるバンドサウンドの中でメンバーは力いっぱいシャウトし、場内は興奮で満たされていく。曲が終わった瞬間、しふぉんが「私たちが今伝えたいことをこの曲で伝えます!」と叫び、最後に彼女たちは「ミュージック 3、4分で終わっちまうよね」を披露。4色のメンバーカラーのテープがステージから発射され、狂騒状態のうちにライブはエンディングを迎えた。

出典: natalie.mu

メンバーとバックバンドが退場し、観客がアンコールをしようとしたそのとき、突然会場に「おいおいおい! ちょっと待った!」という、南海キャンディーズ山里亮太の声が流れ始めた。山里の影ナレが観客に「今年がどんな年だか知ってんのか? 舞台正面スクリーンに注目!」と告げると、ゆるめるモ!の結成5周年アニバーサリーイヤーに合わせて10月4日にシングル、11月29日にフルアルバムがリリースされること、シングルとアルバムそれぞれのリリースツアーが行われること、そのツアーの一環としてけちょんの出身地・栃木での凱旋ライブが行われること、ツアーファイナルが東京・Zepp Tokyoであることがステージ上のスクリーンで次々に告知され、会場は歓喜の声に包まれた。

出典: natalie.mu

アンコールで再びメンバーがステージに戻ると、山里の告知アナウンスを受けてようなぴが「ゆるめるモ!はここで終わりじゃないから! 楽しいことがいっぱいいっぱい待ってるんで、これからもよろしくお願いします!」とコメント。けちょんは栃木公演決定について「やっと凱旋できるぞー!」と喜びをあらわにした。あのは「ツアーファイナル迎えたのに結局『デイスコサイケデリカ』って意味わかんなかったけど、楽しかったし気持ちよかった」と感想を述べ、しふぉんはツアーファイナルがZepp Tokyoであることに関して「この4人でまたあの場所に立てるのは大きなこと。あそこで自分たちが何をするのかが大事だと思ってます」と意気込みを語った。

出典: natalie.mu

アンコールの1曲目「モイモイ」が始まるとメンバーへのサプライズで、「ディスコサイケデリカ」のジャケットに描かれた4人のイラストのお面を、観客が一斉に装着。お面を付けたまま振りコピをするオーディエンスを前にして、メンバーはうれしそうな表情を浮かべて歌った。そして彼女たちは代表曲「逃げろ!!」を歌唱。最後に、夏休みシーズンの始まりにピッタリな「なつ おん ぶる ー」が披露され、沸き上がる観客の頭上に、メンバーのイラストが貼られた4つの大きな赤いバルーンが投下された。

出典: natalie.mu


楽曲概説

01. melted
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「ディスコサイケデリカ」に収録されていた楽曲。

「melted」の冒頭のセリフが流れ、その後バンドによるファンキーな演奏が始まる。ゆるめるモ!の4人が登場し、観客をあおり、ライヴがスタートする。衣裳は「NEW WAVE STAR」の時のものを着用。バンドの演奏もゆるめるモ!のヴォーカルも全開。

02. うんめー
作詞:大森靖子
作曲:大森靖子
編曲:ハシダカズマ

「ディスコサイケデリカ」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

前作の「孤独と逆襲 ~てえへんだ!底辺だ~ ツアー at TSUTAYA O-EAST」も感じたのだが、この4人によるバンドは本当に良い。キーボードが存在しないため、ところどころテープとの融合になるが、これまた4人になったゆるめるモ!との相性もバッチリ。この大森靖子氏の名曲も、きちんとバンド・アレンジになっており、4人+4人=8人の一体感が素晴らしい。

03. 1!2!かんふー!
作詞:田家大知・小林愛
作曲:田家大知・松坂康司
編曲:松坂康司

「Hamidasumo! 各種初回限定盤」及び「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

バンドも絶好調なら、ゆるめるモ!の4人の声も十分に前に出てきている。パフォーマンスもどんどんと良くなってきているし、なによりも表情が素晴らしい。クチパクによるごまかしが効かない生歌でのライヴを積み上げてきた自信に満ち溢れている。

04. よいよい
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

「ディスコサイケデリカ」のタオルを振り回してのパフォーマンス。ヘルニアを患っているしふぉんは後ろに用意されたお立ち台にのって、カウベルを叩きながらの歌唱。

05. KAWAII ハードコア銀河
作詞:小林愛
作曲:田家大知
編曲:田家大知

「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

アッパーでスピーディなロックが続く。ゆるめるモ!の4人は息を切らすこともなく、堂々としたヴォーカルを聴かせる。バンドの演奏もパーフェクト。

06. ぺけぺけ
作詞:小林愛
作曲:田家大知
編曲:Tamptin

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

元々は8人編成時の楽曲だが、4人に減ったことによるデメリットは全くなし。逆に4人各自の力量と熱量が上昇しているため、少数精鋭の4人バンドの演奏と相まって、まさに躍動感溢れる見事なパフォーマンスとなっている。

07. あさだ
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「Electric Sukiyaki Girls」及び「女の子よ死体と踊れ」に収録されていた楽曲。

ゆるめるモ!4人全員がカウベルを持ってのパフォーマンス。途中であのがギター・ソロを披露。あののギターもどんどんと上達している。その後、ゆるめるモ!全員と観客によるカウベルのソロ・パートも。生バンドによる演奏なので、こうした楽曲へのアレンジも可能なのだろう。テープのみを使用しているライヴではこうはいかない。

08. 我が名とは
作詞:小林愛
作曲:田家大知・松坂康司
編曲:松坂康司

「ディスコサイケデリカ」に収録されていた楽曲。

この時点での最新作「ディスコサイケデリカ」の一曲。扇子を持ち出してきたので、「あの曲だ!」と思ったら、まずはこの「我が名とは」だった。今回の扇子は日の丸仕様ではなく、「モ!」の字をあしらった仕様になっている。ステージにはいつの間にかディスコサイケデリカのTシャツを着て、「モ!」のお面を被ったパフォーマー3人が登場。ゆるめるモ!の4人と共にダンスを披露。クレジットには「DEVIL NO ID」というDANCERとして掲載されている。

09. OO(ラブ)
作詞:小林愛
作曲:Tamptin
編曲:Tamptin

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

その「あの曲だ!」がここで登場。「DEVIL NO ID」は退散している(アンコールの「モイモイ」で再登場する)。何度聴いてもこれは本当にいい曲。そして、歌唱、振付、観客への煽り、フォーメーション、とどれを取っても本当に素晴らしくなっている。

10. たびのしたく
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

再びしふぉんは後ろのお立ち台に。大編成で演奏されていた時に比べ、4人となったバンドでの演奏はかえってロックっぽさを増したように聞こえる。またこの曲も8人編成時の楽曲だが、4人になったことで見劣りすることは全くない。むしろ楽曲のコアな部分が凝縮されたような手応えがある。

11. 永遠のmy boy
作詞:Sunday カミデ
作曲:Sunday カミデ
編曲:告井孝通

「ディスコサイケデリカ」に収録されていた楽曲。

アルバム「ディスコサイケデリカ」の中で異彩を放っていた楽曲。決まった振付はないようで、4人それぞれに自分なりの表現でパフォーマンスしている。ライヴによってよりドラマティックな印象が増した楽曲になっている。

12. 人間は少し不真面目
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「女の子よ死体と踊れ」に収録されていた楽曲。

「永遠のmy boy」からメドレーのようにして始まる名曲。この曲も何度聴いても本当にいい。ようなぴが真っ白なベールを被っているのだが、一瞬もねを思い出してしまう。最後のパートで気持ちが入り込んでしまったのか、あのがステージ上に倒れこむシーンもある。

13. ナイトハイキング
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「WE ARE A ROCK FESTIVAL」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。

ミニ・アルバム「WE ARE A ROCK FESTIVAL」は少し微妙な位置にあるような印象があるのだが、その中にあってもこの「ナイトハイキング」はライヴの定番にもなっているように、本当にいい曲。静と動のマッチングが見事で、サビのメロディが秀逸。

14. Hamidasumo!
作詞:ハヤシヒロユキ
作曲:ハヤシヒロユキ
編曲:ハヤシヒロユキ

「Hamidasumo!」及び「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。

ここで飛び切りのハイテンション・ナンバーの登場。あののギター・ソロを挟み、しふぉんのヴォコーダーでのアジテーションが入る。シフォンの体調が万全だったらクラウドサーフが見られたはず。

15. スキヤキ
作詞:小林愛
作曲:田家大知・松坂康司
編曲:松坂康司

「Electric Sukiyaki Girls」及び「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

割と淡々にクールな印象のあった楽曲だが、ここでのパフォーマンスはかなりホット。バックの演奏も特にドラムスがゆるめるモ!をあおり倒す。今までにないかなりハードなヴァージョンに仕上がっている。後半、あのは観客の上を這いずりまわる。その際に靴を紛失したが、曲が終わってから客席から投げ入れて返してもらう。観客がかなり興奮状態に陥っており、少々異様な雰囲気になってきていたので、ようなぴがMCを挟んで頭を冷やさせるシーンもあり。

16. デテコイ!
作詞:ハヤシヒロユキ
作曲:ハヤシヒロユキ
編曲:ハヤシヒロユキ

「ディスコサイケデリカ」に収録されていた楽曲。

しふぉんが再び後ろのお立ち台に。振付動画をアップしてある楽曲なので、観客を巻き込んでのダンス大会が始まる。観客をあおりまくるゆるめるモ!。観客も大変である。

8gfujiteru_1015
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@8gfujiteru_1015

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