ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ
ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。
■映像2 (楽屋中継)
楽屋からの中継映像がここで挟まる。各自のスマホを使用しての中継になっている。こういう演出も初めてのこと。
09. ごろごろ物思い
作詞:緑川伸一
作曲:緑川伸一
編曲:ハシダカズマ
*
「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
フード付きのガウンに、手にはランタンを持った出で立ちでゆるめるモ!の4人は再びステージに登場してくる。どことなくLed Zeppelinの映画「永遠の詩」の「天国への階段」に登場してきた人物を想起させる出で立ちである。曲はミディアム・テンポの緑川伸一氏(ミドリカワ書房)によるこれまた名曲。曲の雰囲気とこの出で立ちが見事にマッチしている。
10. ナイトハイキング
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ
*
「WE ARE A ROCK FESTIVAL」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
これも名曲。ステージ一面が紫色のライトに彩られる。ガウンはまだ着用したまま。振付が激しくなるにつれてガウンがどことなくマントのように見えてくる。ステージ後方から差し込まれるレーザー光線が美しく映える。美しいライトの演出がゆるめるモ!のパフォーマンスに色を添えている。
■映像3 (ユートピアを探して)
ここで再び映像が挟まる。ユートピアを探すゆるめるモ!の4人の姿が映し出される。軽い寸劇、といったところかなんだけれど、意外と(失礼)面白い。この映像の中で衣装がチェンジされる。
11. モイモイ
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ
*
「ディスコサイケデリカ」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
直前の映像の中でチェンジした、動物の仮面を被った衣装に衣替えして登場(映像の中の衣装とは若干異なっているが)。アルバム「YOUTOPIA」のジャケットに映っている衣装である。これまた直前の映像で語られた「モイモイ」が始まる。結局「YOUTOPIA」はどこだったのか。答えはここにある。中盤から「モイモイダンサーズ」が動物の仮面をかぶって登場。ステージがより賑やかになる。
12. 逃げろ!!
作詞:小林愛
作曲:松坂康司
編曲:松坂康司
*
「NEW ESCAPE UNDERGROUND」「Unforgettable Final Odyssey」及び配信限定シングル「アントニオ」に収録されていた楽曲。
間髪を入れずにゆるめるモ!の代表曲のひとつである「逃げろ!!」が始まる。4人のメンバーの歌唱やパフォーマンス、そして何といってもその素敵な表情を見ると、どこか一つ吹っ切れたような清々しさが感じられ、名曲であるこの楽曲をさらに上のレヴェルに押し上げている。
13. Youとピアザ
作詞:小林愛
作曲:M87
編曲:M87
*
「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
今度はタオルを持ってのパフォーマンス。ライヴ映えするアップ・テンポのポップな楽曲だ。観客もタオルをこれでもか! というくらいに回し続ける。
14. idアイドル
作詞:後藤まりこ
作曲:後藤まりこ
*
「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。
もはや恒例となった大盛り上がり大会の始まり。ゆるめるモ!史上最大のキャパシティの会場が「一体となったカオス状態」に突入する(と書くと非常に矛盾した表現のようにも思えるが)。4人のパフォーマンスは徐々に最高潮に達していく。ここでもあのは観客の中に飛び込む。キャパの大小は関係ないのだ。
15. 天竺
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ
*
「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
しふぉんのMCに続けて、アルバム「YOUTOPIA」のラストを飾る大曲が始まる。アフリカの土着的な、ある意味プリミティヴな宗教的音楽と、パイプオルガンを模したような音による西洋の、ある意味アーティフィシャルな宗教的音楽の融合、といったところか。静と動。光と影。最後には決意と希望が歌われる大作で、ゆるめるモ!の4人は「だるまさんが転んだ」的なパフォーマンスや、輪になってくるくると回るパフォーマンス、まるで創作舞踊を見ているようなパフォーマンスを繰り広げながら、見事に表現していく。ここでもラストで対位法を用いた歌唱が出てくるが、これまた見事にこなしている。ただし、ライヴの楽曲としての扱いは一考が必要かも知れない。観客を巻き込んで盛り上がる楽曲、というよりも、きちんとパフォーマンスを披露する楽曲であり、こうして「idアイドル」と次の「Only You」に挟まれた位置というのは、微妙かも知れない。
16. Only You
作詞:小林愛
作曲:田家大知・ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ
*
「文学と破壊EP」及び「YOU ARE THE WORLD」に収録されていた楽曲。
パフォーマンスをしっかりと披露する「天竺」に続いて、「idアイドル」で暖まった心身を再度燃えさせてくれる楽曲が始まる。もしかしたらこの「再燃」することによるカタルシスを狙ったセットリストなのかも知れない。あのはここでも観客の中へ飛び込んでいく。そして田家氏にかかえられて再びステージへ。ここでのあのの表情には鬼気迫るものがある。
17. must 正
作詞:小林愛
作曲:山
編曲:山
*
「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
本編最後は「君は正しい」と歌われる「must 正」。「君は正しい 美しいよ」と歌うゆるめるモ!の4人のメンバーも、正しく、美しい。そう信じられるパフォーマンスになっている。
<アンコール>
18. ミュージック 3,4分で終わっちまうよね
作詞:小林愛
作曲:田家大知・M87
編曲:M87
*
「ディスコサイケデリカ」及び「YOUTOPIA」に収録されていた楽曲。
ゆるめるモ!の4人は、動物の仮面がトーテムポールのように重なり合った絵柄がプリントされた黒いTシャツに着替えて登場。メンバー各自による少し長めのMCが始まる。ライヴ・レポートにもあったように、ここでのあののMC、正直な自分を不器用ながらにも、一生懸命になって吐露する姿は本当に感動的。そしてしふぉんのMC、母親に対する感謝の気持ちを告げる姿もほっこりする。そしてこれまたライヴ映えするアッパーな「ミュージック 3,4分で終わっちまうよね」が始まる。これでアルバム「YOUTOPIA」に収録されていた曲は1曲を除いて全て披露されたことになる。その残りの1曲も「サマーボカン」であり、この楽曲の初出は「WE ARE A ROCK FESTIVAL」なので、アルバム「YOUTOPIA」の楽曲はほぼ完全に披露されたことになる。
19. なつ おん ぶる ー
作詞:小林愛
作曲:Tamptin
編曲:Tamptin
*
「HELLO WORLD EP」及び「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。
「これで終わりじゃないんだなぁ~!」というしふぉんの雄叫びに続けて本当のラストである「なつ おん ぶる ー」が始まる。観客の上を大きな風船がいくつも舞い踊る。スイカのビーチ・ボールやイルカ型のおもちゃや浮き輪がステージ上を舞う。いつもの賑やかなステージ。しふぉんが観客席に割入って後方まで駆け込む。演者と観客の強い信頼感があるからこその演出。大きな風船がしふぉんの頭を襲う。笑顔で受け止めるしふぉん。あのも負け時と観客席へ乱入。大きな風船が今度はあのを襲う。これまた笑顔で受け止めるあの。4人のメンバー全員がステージ裏に消えるその瞬間まで、見事なパフォーマンスを見せてくれた。
■加藤マニ監督による特典映像
ステージのリハーサル風景や、ライヴ前の楽屋でのメンバーの様子、及びライヴ終演後の4人の様子が収録されている特典映像。4人のメンバーの和気藹々とした姿が微笑ましい。やはりこうしてみると「四人はアイドル(ザ・ビートルズの映画のタイトルみたいだ)なんだ」ということを再認識させてくれる。本当にみんないい表情をしている。
5月9日:HIPPY MONDAYS EP
HIPPY MONDAYS EP
名義:ゆるめるモ!
参加メンバー:けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの
発売日:2018年5月9日
レーベル:You'll Records
規格:マキシシングル
*
収録曲
01. おこらないで
02. やすもう
03. フリースタイル全部
04. おこらないで (Instrumental)
05. やすもう (Instrumental)
06. フリースタイル全部 (Instrumental)
2017年10月4日リリースの「TALKING HITS EP」以来、約7ヶ月ぶりとなる通算7枚目のシングル。
ジャケットは、イギリスのロック・バンド「Happy Mondays」のアルバム「Pills Thrills & Bellyaches」のオマージュ。また、収録曲「やすもう」はその「Happy Mondays」や、「Happy Mondays」を中心としたムーヴメント「Manchester Sound」のオマージュとなっている。ジャケット写真は曽我美芽氏が担当している。
*曽我美芽(そがみめ):日本のフリーランのカメラマン。アイドル関連はゆるめるモ!以外に、アイドルルネッサンス、つりビット、乃木坂46の与田祐希などの写真を手掛けている。またゆるめるモ!としては、「NEVER GIVE UP DRUNK MONKEYS EP」のジャケットや、「ディスコサイケデリカツアーZepp Diver City オフィシャル撮影」なども手掛けている。また本シングルと同時リリースの「音楽よ回れ!! MUSIC GO ROUND〜ゆるベスト!〜」のジャケット写真も担当。
*Happy Mondays(ハッピー・マンディーズ):1984年に結成されたイギリス、マンチェスター出身のロック・バンド。バンド名は同じマンチェスター出身のロック・バンド「New Order(ニュー・オーダー)」のヒット曲「Blue Monday」をもじったもの。独特のダンス・サウンドが特徴。レディオヘッドのトム・ヨークや、ブラーのデーモン・アルバーンなどがリスペクトを公言しているバンドである。
*Manchester Sound(マンチェスター・サウンド):1990年代前後にイギリスのマンチェスターを中心として起こったムーヴメント。Madchester(マッドチェスター)と呼称されることもある。サイケデリック調のダンサブルなビートが特徴。代表的なバンドは、Happy Mondays、The Stone Roses、Inspiral Carpets、New Order、The Charlatans等。
*
楽曲概説
01. おこらないで
作詞:田家大知・小林愛
作曲:田家大知
編曲:田家大知・安原兵衛
All Instruments:安原兵衛
前のEP「TALKING HITS EP」に続いて、安原兵衛氏が編曲に名を連ねている作品。安原兵衛氏は本作品全編に協力している。
テレビ東京系列で放映されている「ゴッドタン」の第5期エンディング・テーマに採用された。
ミュージック・ヴィデオの監督はおなじみの加藤マニ氏。メンバーが天使と悪魔に扮し、コミカルなやりとりを繰り広げている。
*
ミドル・テンポのソウルフルでポップな楽曲。マンチェスター・サウンド的な味付けも少しはあるが、どことなくイギリスのロック・バンド「The Style Council」を想起させる。今までのゆるめるモ!にはあまりなかったタイプの楽曲だといえよう。
Related Articles関連記事
あの(ano)の徹底解説まとめ
あのとは、日本のアーティストでシンガーソングライターである。アイドルグループ「ゆるめるモ!」に2013年から2019年まで在籍していた。2020年からソロアーティスト「ano」として活動を開始し、デジタルシングル『デリート』でデビュー。2022年にトイズファクトリーからデジタルシングル『AIDA』をリリースし、メジャーデビューを果たした。多才な一面を持ち、音楽以外にも女優やモデル、タレントとしても活動している。
Read Article
TIGER & BUNNY 2(タイバニ2)のネタバレ解説・考察まとめ
『TIGER & BUNNY 2』とは、ヒーローたちの日常と活躍を描いたオリジナルアニメ作品。2011年に放送されて好評を博した『TIGER & BUNNY』の続編である。 ヒーローが職業化している近未来都市シュテルンビルド。ベテランヒーロー鏑木・T・虎徹と若き俊英バーナビー・ブルックスJr.は、それぞれの過去や現在の問題を乗り越え、コンビを組んでの活動を続けていた。そんな彼らの前に新たなライバルとなる新人ヒーローたちと、人々の脅威となる新たな強敵が現れる。
Read Article
TIGER & BUNNY(タイバニ)のヴィラン・エネミー・ENEMYまとめ
悪党と戦うヒーローたちの悲喜こもごもの日常を描いた『TIGER & BUNNY』シリーズには、「ヴィラン」ことそのヒーローたちが相手取る個性豊かな悪役が多数登場する。 自らの正義を示すため悪を断罪するルナティック。物語の裏で暗躍し続けた巨悪アルバート・マーベリック。無邪気な暴君フガンとムガン。伝説のヒーローのライバルたる力の信奉者L.L.オードゥン。ここでは、『TIGER & BUNNY』シリーズに登場するヴィラン(エネミー / ENEMY)をまとめて紹介する。
Read Article
TIGER & BUNNY(タイバニ)のヒーロー・HEROまとめ
悪党と戦うヒーローたちの悲喜こもごもの日常を描いた『TIGER & BUNNY』シリーズには、何人ものヒーロー(HERO)たちが登場する。 解雇寸前のベテランヒーローワイルドタイガー。両親の仇を探すためにプロデビューした俊英バーナビー・ブルックスJr.。歌手の夢とヒーロー活動の間で悩むブルーローズ。尊大ながらそれに見合う実力を持つゴールデンライアン。己の非力を悔い、力を求め続けるヒーイズトーマス。ここでは、『TIGER & BUNNY』シリーズに登場するヒーローたちを紹介する。
Read Article
カリーナ・ライル/ブルーローズ(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ
カリーナ・ライルとは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、歌手を目指して努力を続ける女子高生ヒーロー。ヒーロー名はブルーローズ。 NEXTと呼ばれる超常的な能力を持つ新人類で、氷と冷気を自在に操る。歌手になるために契約した事務所から「ヒーローとの兼任ならデビューさせる」と持ち掛けられ、仕方なくこれを了承。キャラ作りも強要され、嫌々ながら活動を続ける。しかし鏑木・T・虎徹からヒーローのなんたるかを諭され、彼を見直し、同時に恋心を抱き始める。
Read Article
ラーラ・チャイコスカヤ/マジカルキャット(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ
ラーラ・チャイコスカヤとは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、シュテルンビルドで売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はマジカルキャット。 超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人で、水を自在に操る能力を持つ。ヒーローの中では最年少で、真面目かつ気弱な性格。元プロテニス選手の母を持ち、彼女から“誰も信じるな”と執拗に教えられ、「母に従うべきか、己の心に従うべきか」で思い悩む。先輩のホァン・パオリンとコンビを組むこととなり、彼女に依存と尊敬の入り混じった感情を抱く。
Read Article
トーマス・トーラス/ヒーイズトーマス(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ
トーマス・トーラスとは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はヒーイズトーマス。 超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人。事故で両親を亡くし、唯一の肉親となった妹を守ることを誓うが、NEXT能力を疎まれた自分だけが里親に恵まれずに離れ離れになる。この経験から極度の人間不信にあり、誰も頼ろうとせず、相棒の仙石昴にすらなかなか心を開かなかった。幾多の事件を解決する中で次第に仲間のことを信頼するようになり、昴と共に強敵に立ち向かっていった。
Read Article
鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ
鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ)とは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、落ち目ながらも奮闘するベテランヒーロー。ヒーロー名はワイルドタイガー。 職業としてのヒーローが存在するシュテルンビルドで活動している。妻とは死に別れ、娘の楓を溺愛している。困っている人を放っておけない優しく真っ直ぐな心を持ち、頑固で一本気で1人で問題を背負い込みがち。新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.と組まされることとなり、デコボコな名コンビとなっていく。
Read Article
仙石昴/Mr. ブラック(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ
仙石昴(せんごく すばる)とは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はMr. ブラック。 実直で熱血気質の少年。超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人。若くしてヒーローとして活躍し、その実績と実力を評価され、スカウトされる形でシュテルンビルドにやってくる。同じく新人ヒーローのトーマス・トーラスとコンビを組まされ、有能ではあるが高圧的で単独行動を好む彼と幾度も衝突する。失敗を繰り返しながらも成長し、市民の平和のために力を振るった。
Read Article
バーナビー・ブルックスJr.(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ
バーナビー・ブルックスJr.とは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、新進気鋭のプロヒーロー。ヒーロー名は本名をそのまま使用している。 幼い頃に“絡みつく蛇”のタトゥーをした人物に両親が殺されるところを目撃し、これを追うためにヒーローを志す。スポンサーの意向で、人々の注目を集めるためにベテランヒーローの鏑木・T・虎徹とコンビを組むこととなり、当初は彼を軽んじていた。しかし次第に互いのことを認め合い、息の合ったコンビとして数々の事件を解決していく。
Read Article
【あのちゃん】ano率いるパンクバンドI’s(アイズ)の魅力を徹底解説
パンクバンドI’s(アイズ)をご存じだろうか。2021年に結成し猫猫レコーズよりメジャーデビューを決めた当バンドを率いるのは、ボーカルとギターを担当するano(年齢非公表)。彼女の描き出す唯一無二の世界観、そして陰と陽をあわせ持つ独特の歌声と歌詞は、時には優しくやわらかく、また時には鋭く切り込むように響き、聴く人一人一人の心を深く捉えて止まない。その魅力の秘密はいったいどこにあるのだろうか。本記事ではanoの音楽性について追求するとともに、バンドI’sの魅力を深くひも解いていく。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- ゆるめるモ!の概要
- ゆるめるモ!のメンバーの変遷
- ゆるめるモ!の現メンバー
- けちょん
- しふぉん
- ようなぴ
- あの
- ゆるめるモ!の元メンバー
- いっちー
- のんちゃん
- ゆみこーん
- もね
- ゆいざらす
- ちーぼう
- ゆるめるモ!の活動経歴
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- ゆるめるモ!のディスコグラフィー
- メンバーについて
- ひどもやま日記について
- レーベルについて
- 規格について
- 配信限定作品について
- 2013年
- 4月20日:HELLO WORLD EP
- 6月1日:ゆるめるモ!初ワンマン&のんちゃん生誕祭 ゆるすぎちゃったらごめんなさい!
- 6月15日:BELLMELTMO! ~少女たちのナイトクルージング~
- 9月18日:NEW ESCAPE UNDERGROUND
- 2014年
- 1月22日:箱めるモ!
- 2月8日:ゆるめるモ!結成一周年記念 恐るべき子供たちがやってきた!~∞の軌跡~
- 4月23日:LOOPER LOOPER
- 5月21日:Electric Sukiyaki Girls
- 5月31日:大雪VS箱めるモ!激闘の記録
- 7月9日:Unforgettable Final Odyssey
- 10月29日:Entrance EP
- 12月3日:きらめきらりりかる (データ不具合盤)
- 12月16日:きらめきらりりかる (データ修正盤)
- 12月17日:解体的交歓 ~真夜中のヘヴィ・ロック・パーティ~
- 12月17日:Bible 1979-2014
- 12月17日:Bible 1979-2014 アルケミー・レコード通販限定特典DVDR
- 12月31日:SUImin CIty DEstroyer
- 2015年
- 3月18日:私をノイズに連れてって
- 3月18日:私をノイズに連れてって アルケミー・レコード通販限定特典CDR
- 3月25日:Hamidasumo! 通常盤
- 3月25日:Hamidasumo! 初回限定けちょん盤
- 3月25日:Hamidasumo! 初回限定もね盤
- 3月25日:Hamidasumo! 初回限定しふぉん盤
- 3月25日:Hamidasumo! 初回限定ようなぴ盤
- 3月25日:Hamidasumo! 初回限定あの盤
- 3月25日:Hamidasumo! 初回限定ちーぼう盤
- 3月25日:2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~
- 5月29日:赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!
- 6月17日:私をノイズに連れてって LIVE!
- 6月17日:私をノイズに連れてって LIVE! アルケミー・レコード通販限定特典DVDR
- 7月5日:船上のベルめるモ!〜リターンズ 〜 特典DVD
- 7月27日:Cruel
- 8月12日:文学と破壊EP
- 10月21日:女の子よ死体と踊れ
- 10月21日:赤坂BLITZだよ! 全員ハミ出すモ!
- 11月3日:Kiss me, Kiss me, Kiss me
- 11月3日:Kiss me, Kiss me, Kiss me 特別版 (DVD + CD)
- 11月9日:Return To My Innocence
- 11月11日:YOU ARE THE WORLD
- 12月23日:世界の終わりのいずこねこ+いずこねこ LAST LIVE (2014.12.20)
- 2016年
- 3月23日:BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー
- 4月16日:New Escape Underground!
- 4月16日:Electric Sukiyaki Girls
- 4月16日:SUImin CIty DEstroyer
- 4月22日:家族ごっこ
- 4月30日:食べるなぴ
- 5月2日:YOU ARE THE WORLD TOUR FINAL at Zepp DiverCity
- 5月11日:女の子よ死体と踊れ (DVD)
- 5月11日:女の子よ死体と踊れ (Blu-ray)
- 5月21日:Shimokitazawa SOUND CRUISING 2016
- 6月22日:アントニオ
- 6月22日:YOU ARE THE WORLD TOUR FINAL at Zepp DiverCity
- 7月13日:WE ARE A ROCK FESTIVAL
- 7月27日:ロクビデオ!
- 8月13日:6’n’ Roll History ~ゆるめるモ! 第1章総集編~(第1部) at 新木場STUDIO COAST
- 8月13日:6’n’ Roll History ~ゆるめるモ! 第1章総集編~(第2部) at 新木場STUDIO COAST
- 8月13日:6’n’ Roll History ~ゆるめるモ! 第1章総集編~(第1部&第2部) at 新木場STUDIO COAS
- 8月24日:ピンクメトセラ/勹″ッと<るSUMMER (通常盤)
- 8月24日:ピンクメトセラ/勹″ッと<るSUMMER (DVD付)
- 10月19日:6’n’ Roll History 〜ゆるめるモ! 第1章総集編〜 at 新木場STUDIO COAST
- 12月21日:BRIGHT YOUNG MOONLIT KNIGHTS -We Can't Live Without a Rose- MOONRIDERS TRIBUTE ALBUM
- 2017年
- 1月9日:WE ARE A ROCK FESTIVAL TOUR FINAL-RETURN TO ZERO-
- 1月10日:E TICKET RAP SHOW(通常盤)
- 1月10日:E TICKET RAP SHOW(フォトブックセット盤)
- 2月15日:シェアハウス
- 3月15日:孤独と逆襲EP 通常盤
- 3月15日:孤独と逆襲EP 初回限定盤
- 3月15日:kitixxxgaia (通常盤)
- 3月15日:kitixxxgaia (2枚組 + DVD)
- 3月15日:kitixxxgaia (Blu-ray 付)
- 3月22日:EMO
- 4月22日:WE ARE A ROCK FESTIVAL TOUR FINAL RETURN TO ZERO at LIQUIDROOM
- 5月24日:孤独と逆襲~てえへんだ! 底辺だ~ツアー at TSUTAYA O-EAST
- 6月28日:ディスコサイケデリカ
- 6月28日:孤独と逆襲 ~てえへんだ!底辺だ~ ツアー at TSUTAYA O-EAST
- 7月5日:咲-Saki-(DVD)
- 7月5日:咲-Saki-(Blu-ray 通常盤)
- 7月5日:咲-Saki-(Blu-ray 限定盤)
- 7月26日:ディスコサイケデリカ
- 9月8日:AFTER E TICKET RAP SHOW
- 9月19日:ディスコサイケデリカツアーファイナル at 赤坂BLITZ
- 10月4日:TALKING HITS EP
- 10月25日:怪獣倶楽部~空想特撮青春記~ (DVD)
- 10月25日:怪獣倶楽部~空想特撮青春記~ (Blu-ray)
- 11月29日:YOUTOPIA 通常盤
- 11月29日:YOUTOPIA 初回限定盤
- 11月29日:ディスコサイケデリカツアーファイナル at 赤坂BLITZ
- 2018年
- 1月29日:YMQ 1st DEMO CDR
- 3月8日:YOUTOPIA TOUR FINAL at Zepp Tokyo
- 3月10.日:第3期 禁断の多数決 MIXTAPE
- 4月11日:YOUTOPIA TOUR FINAL at Zepp Tokyo
- 5月9日:HIPPY MONDAYS EP
- 5月9日:音楽よ回れ!! MUSIC GO ROUND〜ゆるベスト!〜 通常盤
- 5月9日:音楽よ回れ!! MUSIC GO ROUND〜ゆるベスト!〜 初回限定盤
- 5月14日:YMQ 2nd DEMO CDR
- 5月27日:リセットボタン/不言色
- 5月27日:少年はジャンプするのだ/drEamer
- 6月24日:アポカリリリリ/DOING SO MOVING
- 6月24日:クリーンブレイク/ガムシロップ・ラブ
- 6月24日:つながりたい つながれない つながらない/はっぴーばっどえんど
- 6月27日:太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック たこやき
- 7月10日:世界中をしあわせにする方法/LIFE IS SODADAY
- 7月10日:HOBO HOBO PERFECT WOMAN/俺の推してるアイドルグループに君が入った
- 7月18日:咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(DVD 通常盤)
- 7月18日:咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(Blu-ray 通常盤)
- 7月18日:咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(Blu-ray 限定盤)
- 10月10日:NEVER GIVE UP DRUNK MONKEYS EP
- 11月21日:Welcome To YO(u)NAP! World
- 11月27日:絶対的に君と
- 12月26日:マジで航海してます。~Second Season~ DVD-BOX
- 12月26日:マジで航海してます。~Second Season~ Blu-ray BOX
- ライヴ映像で見るゆるめるモ!の代表曲
- 2014年8月9日:2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~
- たびのしたく
- 2014年9月14日:りんご音楽祭
- なつ おん ぶる ー
- 2015年5月2日:東名阪だよ! 全員ハミ出すモ! ツアー
- Hamidasumo!
- 2015年8月16日:神聖ゆるかまってめるモ! ちゃん
- 虎よ
- Only You
- スキヤキ
- Hamidasumo!
- 2015年12月20日:YOU ARE THE WORLD TOUR
- Only You
- 2016年8月14日:WE ARE A ROCK FESTIVAL TOUR
- ナイトハイキング
- 2016年10月24日:WE ARE A ROCK FESTIVAL TOUR FINAL RETURN TO ZERO
- SWEET ESCAPE
- 2017年3月26日:孤独と逆襲~てえへんだ! 底辺だ~ツアー
- 私の話、これでおしまい
- 震えて甦れ
- スキヤキ
- 2017年7月23日:ディスコサイケデリカツアーファイナル
- 震えて甦れ~idアイドル
- ミュージック 3、4分で終わっちまうよね
- 逃げろ!!
- 2018年1月6日:YOUTOPIA TOUR FINAL at Zepp Tokyo
- 天竺
- Only You
- must 正
- ゆるめるモ!の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ようなぴが卒業した大学
- 三足のわらじを履いていたしふぉん
- けちょんは画伯
- 殴り合いのケンカをしたあの