BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣(ブルーリフレクション)のネタバレ解説・考察まとめ

『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』とは、コーエーテクモゲームスの系列会社であるガストブランドが開発したヒロイック・ロールプレイングゲームで、『フィリスのアトリエ』『よるのないくに2』に続く「ガスト美少女まつり」の第3弾ゲームタイトルとして発表された。現代日本を舞台にしており、現実世界と、人間の心や感情によってつくられた異世界「コモン」を舞台に15人の少女たちの友情と戦いが主なストーリーとして描かれている。

リフレクター

本作の重要なキーワードのひとつで、コモンに出入りしたり、そこに巣食う魔物と戦えるなどの超能力を持った少女たちのことで、一般的に「魔法少女」とも呼ばれている。そして、日菜子はこのリフレクターに変身することで、膝の怪我が嘘のようになくなって思い切り体を動かせるようになり、青く輝く水晶の剣を手にして速く鋭く華麗な戦いぶりを見せる。

また、日菜子は指輪を嵌めた手でフラグメントに触れることで、指輪を通してフラグメントから伝わってくる人間の気持ちや想いを理解することができる。そうしてフラグメントの形を整え、破壊されないよう補強する「固定化」を行うことで、そのフラグメントの持ち主である人間を守ることができ、同時に力を手に入れることもできる。

原種(げんしゅ)

本作の重要なキーワードのひとつで、ボスキャラクターに相当する正体不明の巨大生物。コモンの力を以て現実世界に干渉・出現し、圧倒的な力を以て日菜子たちに襲いかかり、現実世界を破壊しようとするが、それらの行動理由や詳細については明らかにされていない。

ちなみに登場する5種類のいずれも、名前の由来が旧約聖書の創世記に登場するセフィロト(生命の樹)を構成する「セフィラ」と呼ばれる球体からきているという共通点にして特徴がある。

イェソド(YESODE)

第1の原種。名前の由来は「基礎」の意味の名を持ち、アストラル界を表す第9のセフィラ「イェソド」で、炭化し朽ち果てた巨大な木と数多の人間が融合したような醜悪な巨躯が特徴的で、人型の上半身と四肢を持つ獣型の下半身を持っている。
人型部分となっている上半身の頭から発する光線と、様々な武器の形状に変形する上半身の両腕、そして身体の各所に生え、覆っている無数の腕が主な攻撃手段となっている。

コクマー(CHOKHMA)

第2の原種。名前の由来は「知恵」の意味の名を持ち、男性原理を象徴する第2のセフィラ「コクマー」で、大聖堂と重戦車が融合したような機械的な外見を持つ。
尖塔を彷彿とさせる6本の長距離砲、車体に多数装着した副砲からの掃射、そして車体の先端にある主砲から砲撃を使い分け、それらの砲撃は一個師団にも匹敵するほどの凄まじい火力を誇る。さらにキャタピラによる旋回薙ぎ倒しや体当たり攻撃も駆使する。

ティファレト(TIPHERETH)

第3の原種。名前の由来は「美」の意味の名を持ち、生命の樹の中心に位置する第6のセフィラ「ティファレト」で、機械仕掛けの巨大な黄金の蝶のような姿をしている。
ゆらゆらと空中を浮かぶようにして移動し、羽根から放つ誘導性の光弾、中央の胴体から照射される長距離かつ高威力のレーザーによって地上の敵対者を撃滅する。

ネツァク(NETZACH)

第4の原種。名前の由来は「勝利」の意味の名を持つ第7のセフィラ「ネツァク」。巨大なランスと大盾を携えた、全身が結晶化した戦乙女のような外見をしている。
ティファレトと同じく移動手段は主に飛行だが、ジェット戦闘機をも凌ぐ圧倒的な機動力で空中を縦横無尽に飛び回る。そしてランスによる斬撃や突きはもちろん、先端から長射程かつ高威力のレーザーによる砲撃を放つ。その他にも大盾をブーメランのように投擲する攻撃や、背中から結晶の羽根を射出し、空対地ミサイルのように撃ち出して爆撃することもできる。

ダアト(DA'AT)

本作のラストボス。名前の由来は生命の樹の深淵の上に隠された形で存在する、「神の真意」を意味する名を持つセフィラ「ダアト」で、巨大な翼を持つ真紅の魔神のような姿をしている。
夕月と来夢によると100万年前という遥か彼方の時代から地球に根付いて生きてきた原種らしく、コモンに集められた人間の想いを糧にし続けたことで、人間の言葉や考え、感情を理解することができ、日菜子たちと会話をすることができる。

剣・槍・杖・大剣・双剣と5つの強大な力を秘めた武器をそれぞれ召喚し、自由自在に使いこなすことができる。その他にも掌から凄まじい電撃や衝撃波を放ったり、流星雨を降らせたり、ブラックホールを発生させるなど豊富かつ強力な攻撃手段を持ちあわせている。

『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

水泳の授業

学校で見ることができるイベントのひとつで、日菜子が仲間たちと学校のプールで交流する様子が描かれている。自宅でのリラックスシーンで出てくる選択肢のうち、「柔軟運動をする」を選ぶと見ることができる。

メガネのない早苗・その①

最初は夕月を日菜子と間違えてしまった早苗。

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