ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』とは、時雨沢恵一によるライトノベル、およびそれを原作とした漫画・アニメ作品。川原礫による『ソードアート・オンライン』を原案としたスピンオフ作品で、同作に登場するゲーム『ガンゲイル・オンライン』を舞台とした物語が展開される。本作は主人公のレンこと小比類巻香蓮が、VRゲームをプレイすることで高身長という自分のコンプレックスと向き合い、そしてピトフーイやエムらライバルたちと競い合うことで人間として成長していく物語を描いている。

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』の概要

『ソードアート・オンライン オルタナティブ・ガンゲイル・オンライン』とは、世界的な人気を誇る川原礫のライトノベル『ソードアート・オンライン(SAO)』シリーズのスピンオフ作品である。作者はSAOと並ぶ電撃文庫の代表作『キノの旅』で有名な時雨沢恵一で、イラストは『キノの旅』においてキャラクター原案を務めていた黒星紅白が担当している。そして原作のライトノベルは電撃文庫より2014年12月から刊行され、2020年4月時点でシリーズ累計発行部数は130万部を突破している。
本作の主な物語はSAOシリーズのライトノベル5・6巻『ファントム・バレット編』に登場するVRゲーム「ガンゲイル・オンライン(GGO)」を舞台にしており、主人公のレンこと小比類巻香蓮が、現実世界にて高身長という自分のコンプレックスに思い悩むところから始まる。そこでレンは数少ない友人のフカ次郎こと篠原美優に勧められてGGOを始めることになり、ピトフーイこと神崎エルザ、エムこと阿僧祗豪志を始めとしたGGOのライバルプレイヤーと対戦していくうちに人間的に成長していくストーリーとなっている。

本作は2017年10月1日に開催された「電撃文庫 秋の祭典2017」にてアニメ化が発表され、2018年4月より7月まで全12話が放送された。そして本作のナレーションとして石塚運昇が出演しているが、そのナレーションの出番は第1話のみで、第1話以降は主にWeb配信される次回予告を担当している。制作は、スピンオフ元であるSAOのアニメ版を手がけたA-1 Picturesではなく、Studio 3HZを担当している。また、原作者の時雨沢はアフレコのみならず、SEを挿入するダビング作業にも立ち会っている。
アニメ版の第5話と第6話の間では第5.5話「ルフラン」が挿入され、この話は時雨沢の脚本によって第1話から第5話までの前半ストーリーのダイジェストとして放送されている。ちなみにこの5.5話ではオープニングに発砲音などの各種効果音が追加されており、5.5話のラストの「あとがき」では、レン役の楠木ともりが担当した特殊効果音が使用されている。そして初回放送時は、第11話と第12話で副音声に録り下ろしキャストコメンタリーをつけた再放送が行われ、Blu-ray・DVDにも収録されている。

ソードアート・オンライン(Sword Art Online、略称:SAO)とは

ソードアート・オンラインとは、《完全ダイブ(フルダイブ)》機能を搭載した VRマシン《ナーヴギア》によって動作する、世界初のVRMMORPG(仮想大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)の名称。五感全てを使った臨場感を体感させるべく、ファンタジーゲームにはありがちな魔法の要素を廃し、代わりにソードスキルという必殺技とも言うべき剣技が用意されている。

サービス初日、ログアウト不能となったプレイヤー約一万人は、ゲーム内での死が現実の肉体の死を意味する過酷なデスゲームに囚われてしまう。ナーヴギアには開発者・茅場晶彦による細工が施されており、ゲーム内でプレイヤーが死亡・または現実で無理に機会を外そうとすると、ナーヴギアが発する高出力の電磁パルスによって脳を焼き切られてしまう。このゲームから無事に生還するには、全100層もある浮遊城アインクラッドを攻略し、最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアする他に無かった。

後に『SAO事件』と呼ばれるようになる一連の騒動は、プレイヤーの一人であるキリトの活躍によって終焉を迎えることになる。第75層攻略直後、プレイヤー・ヒースクリフの正体が茅場晶彦であることを見破ったキリトは、彼との決闘で勝利したことによってSAOはクリアされた。最終的に約4000人もの犠牲者を出したこの事件によって、一時は衰退するかに見えたVRゲームだったが、運営パッケージ《ザ・シード》の登場でVRゲームを簡単に作れるようになったことで瞬く間に広がりを見せていった。

ガンゲイル・オンライン(Gun Gale Online、略称:GGO)とは

ガンゲイル・オンラインとは、安全性が強化されたナーヴギアの後継機《アミュスフィア(AmuSphere)》のソフトで、《ザ・シード》の登場によって無数に生み出されたVRゲームの一つ。ザ・シードを骨子として作られたVRゲームは、《コンバート》することで同じIDを使って他のゲームへキャラクターを"引っ越し"させることができ、またキャラクターの能力も引き継ぐことができる。本作の主人公レンはこれを利用し、気に入ったアバターになるまでいくつものVRゲームのアカウントを作成、そうしてたどり着いたのがGGOだった。

"銃"と"疾風"の名の通り、荒廃した世紀末世界を舞台に銃で戦うVRMMOFPSゲーム。プレイヤーは最終戦争で荒廃した地球に宇宙船に乗って戻ってきたと言う設定で、凶暴化した機械やモンスター、時には他のプレイヤーと撃ち合い殺し合う。戦闘は基本的に銃で戦い、用途に応じて光学銃と実弾銃を用いる。また、一応白兵戦用にナイフや光剣、銃剣、エストックなどもあるが、使用される機会はあまり無い。実弾銃は現実に存在する銃を再現してあるため、GGOプレイヤーにはガンマニアが多い。
日本のVRMMOでは唯一、現実の電子マネーとゲーム内のクレジットやアイテムを交換する《リアルマネートレード(RMT)》が可能。これによって生計を立てるプロゲーマーも存在している。
レンは、このゲームで知り合ったピトフーイという女性プレイヤーの勧めで、チーム対抗バトルロイヤル《スクワッド・ジャム》に参加することになる。

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』のあらすじ・ストーリー

スクワッド・ジャム

小柄で可愛らしいアバターを使い、「レン」として『ガンゲイル・オンライン』をプレイする香蓮

ある日、銃器を用いたVRMMO「ガンゲイル・オンライン(GGO)」では、とあるバトルイベントが開催されていた。それは2名から6名までのプレイヤーで構成されたチームが、ひとつのフィールドで生き残りをかけて戦うチーム対抗バトルロイヤル戦「スクワッド・ジャム」だ。そのバトルロイヤル戦に、子供と見間違うほどの小柄な女性プレイヤー・レンが、巨漢で強面なスナイパーの男性プレイヤー・エムと共に臨んでいた。
イベントが開始すると、レンとエムは敵を次々と撃破しながら、都市部まで進む。その都市には4つのチームが集まっていた。2人は4つのチームが潰しあいを始めたのを見計らい、都市中央の小屋へと駆けこんだ。やがてチームが残り1つになると、レンは持ち前のスピードを活かした奇襲を仕掛け、敵チームの半分を撃破する。レンの動きを見た敵のリーダーは潔く降参をして離脱した。

現実世界では女子大生の小比類巻香蓮(こひるいまき かれん)のマンションの一室に、6人の女子高生が集まっている。彼女たちはテレビ画面に映るレンこと香蓮の活躍に目を輝かせていた。

GGO

スクワッド・ジャムが始まる前の2025年7月、香蓮は帰省中に「ソードアート・オンライン(SAO)事件」のことを知った。SAO事件は世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の開発者が、ゲームの死が現実の死に繋がる世界にプレイヤーを閉じ込めた事件だ。恐ろしい事件だったが、香蓮は安全性が重視された専用端末「アミュスフィア」を利用したVRMMOが次々と配信されているというニュースを見て、興味を抱いた。その頃香蓮は自身の高身長にコンプレックスを抱いており、東京の大学にも馴染めていなかったのだ。
その後、地元の友人篠原美優からVRMMOについて教えてもらい、初めて「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」というゲームにログインしたが、自分のアバターが大柄だったことにショックを受ける。香蓮は美優のアドバイスでキャラクターを他のゲームに移動させる”コンバート”で、「レン」のアバターの外見を変えることに。そしてGGOで理想的な小柄のアバターに巡り合うことができたのだった。
そんな成り行きでGGOをプレイすることになったレンは、積極的にモンスターを倒し、やがて衣装の色に紐づけられた二つ名「ピンクの悪魔」と呼ばれるまでに成長した。ある時、レンの噂を聞いた1人の女性プレイヤーが声をかけてきた。そのピトフーイという名の凄腕プレイヤーから、レンはスクワッド・ジャムの存在を教えてもらった。
彼女からスクワッド・ジャムへの参加を勧められたレンだが、最初はあまり気乗りしなかった。しかしピトフーイの勢いに押され、参加を決心する。ピトフーイから「出られない自分の代わりに」と相棒のスナイパー・エムを紹介され、レンは彼とともに戦闘の腕を磨いた。
そしてレンは前日に現実世界で香蓮として、推しのアイドル歌手・神崎エルザにファンレターをしたためて大会に臨んだ。

ピトフーイの狂気

スクワッド・ジャムが開始しておよそ1時間、レンたちを含めて残りチームは3つとなっていた。エムの活躍で敵チームを1つ撃破した直後、2人は最後のチーム、屈強な女性プレイヤーで構成された「SHINC」の奇襲攻撃を受ける。
彼女たちからなんとか逃げ切ると、今度は突然エムがレンに拳銃を向けた。その裏切り行為に驚くレン。隙をついて反撃したところ、逆に銃口を向けられる立場になったエムは、先ほどまでの寡黙ぶりが嘘のように泣きながら命乞いをしてきた。急激な性格の変化に戸惑いながら、レンはエムが持っていたピトフーイからの手紙を読んだ。そこには「ふがいない死に方をしたら殺す。生き残らなければ殺す」というような物騒な内容が書かれており、レンは思わず絶句した。冗談かと思いきや、エムによればピトフーイは殺すと言えば仮想だろうと現実だろうと殺しに来る女であるらしい。エムはピトフーイに殺されることを恐れ、レンを殺して降参するつもりだったのだ。
エムに呆れたレンは1人で戦うと宣言し、「SHINC」との対決に向かった。レンはたった1人、スピードを駆使して「SHINC」の面々と渡り合うが、彼女たちの見事な連携に段々と追い詰められていく。絶体絶命のピンチに追い込まれたその時、覚悟を決めて応援に駆けつけたエムの狙撃がレンを救った。エムの活躍もあり、戦いはレンと「SHINC」のリーダーエヴァの一騎打ちにまでもつれ込んだ。体格差のせいでレンは押されるが、愛用のサブマシンガンに弾が当たって壊れたことで激怒。ナイフで怒涛の反撃を繰り出し、ついにエヴァを打ち破る。こうしてレンとエムのチームは優勝を果たした。

SAO失敗者(ルーザー)

大会から2週間後、香蓮のマンションに6人の女子高生が訪ねてきた。彼女たちは「SHINC」の面々だ。GGOでは屈強な女戦士といった風だが、現実世界では新体操を学ぶ可憐な少女たちだった。彼女たちは香蓮の強さに惚れ、勉強をしに来たのだ。香蓮は彼女たちとともに大会の映像を見て勉強会に付き合い、他愛のない雑談に花を咲かせた。

ある日、香蓮のもとに第2回スクワッド・ジャム開催の知らせが届く。前回の件もあり乗り気ではなかった香蓮の前に、阿僧祗豪志(あそうぎ ごうし)という男が現れた。彼はGGOにおけるエムだ。彼はなぜかレンの本名や住所を知っていた。そのことを香蓮は不審に思って尋ねるが、答えは返ってこない。彼の話では第2回スクワッド・ジャムに参加するピトフーイが「優勝できなかったり、殺されたりしたら現実世界で自殺する」と言っているという。その際は豪志のことも道連れにするらしい。
ピトフーイはかつてSAOのベータテスターだったが、正式サービス開始日と重要な用事が重なり、デスゲームに参加できなかったのだ。死に囚われ、「命を懸ける勝負」に憧れている彼女は「SAO失敗者」となったことを激しく呪っていた。
ピトフーイの異常性に思わず香蓮が「どうかしてる」と呟いた。豪志も同感だったが、彼は現実世界においてピトフーイの恋人であり、彼女が望まないことを望めないという矛盾した思いを抱えていた。豪志は香蓮に次のスクワッド・ジャムで自分とピトフーイのチームと戦い、そしてピトフーイと真っ向勝負をした上で倒し、自殺を止めてほしいと懇願してきた。香蓮はGGOでピトフーイと出会って間もないころにかわした「真っ向勝負で負けたらレンに会う」という約束を思い出し、その申し出を受けることにした。

セカンド・スクワッド・ジャム

香蓮は友人の美優に声をかけ、チームを組んで大会に参加をすることに。香蓮が参戦すると知った「SHINC」のメンバーは、もう一度彼女と戦えると喜んだ。
そして第2回スクワッド・ジャム開催日。他のゲームからフカ次郎というキャラクターをコンバートさせた美優はGGO初心者であり、開始早々地雷で両足を吹き飛ばされてしまう。レンはフカ次郎の援護をしながらどうにか敵を撃退し、彼女の足を再生させた。

一方、ピトフーイとエムがいるチーム「PM4」は7チームが組んだ同盟の襲撃に遭っていた。ピトフーイはエムを囮にして1人で突っ込むという大胆な戦法を採り、10分で6チームを壊滅させた。

レンとフカ次郎の2人も「PM4」のもとへ急いでいた。道中、別のチームと会敵する。フカ次郎が援護をしてレンが蹴散らすという戦法で、敵を残り1人まで減らした。しかし最後の1人、クラレンスという美青年の飄々とした態度にペースを乱される。レンがクラレンスの持つマガジンを強奪しようとすると、クラレンスはお礼にキスをしろと要求してきた。しかたなくレンがクラレンスの頬にキスをする。その直後、美青年に見えたクラレンスが実は女性であることが判明し、どこか気の抜けた空気になった。しかしその時、いつの間にか別チームの接近を許していた一行は銃撃を受ける。レンとフカ次郎はクラレンスに庇われて無事だったが、クラレンスは戦闘不能になる。その後も苦しい展開となるが、「SHINC」の加勢を受けてどうにか難を逃れた。

「PM4」との戦い

「SHINC」のエヴァはレンとの再戦を望んでいた。しかしピトフーイを止めなければならないレンは彼女たちに事情を説明する。彼女たちは快く協力を承諾してくれた。
レンたち「PM4」は草原で戦闘になった。両方に脱落者を出す銃撃戦の中、「PM4」を襲った7チームの生き残りの1人がピトフーイの頭に銃弾を撃ち込んだ。エムは狂ったように笑う彼女を抱え、近くの拠点まで撤退する。レンたちがそれを追っていくが、そこに先ほど「SHINC」とともに撃退した敵チームが装甲車に乗って登場。レンたちと「PM4」を潰しにかかってきたのだ。
ピトフーイの治療を済ませた「PM4」は装甲車を迎え撃つが、とうとうピトフーイとエムの2人だけになってしまう。そこでピトフーイは赤く輝く光の剣「フォトンソード」を持ち出し、次々と敵を討っていった。

ピトフーイの強さを見たレンはしり込みしてしまう。だがフカ次郎や「SHINC」はピトフーイとエムをめがけて突撃していった。彼女たちは力が及ばずに次々と倒れていくが、レンはフカ次郎の言葉で闘志を取り戻す。そしてピトフーイを川辺まで誘い出し、最後の決戦を仕掛けた。
レンは奮戦するものの、エムの運転する装甲車も武器にして猛攻を繰り出すピトフーイに追い詰められていく。そこにフカ次郎の乗った装甲車が現れた。レンとフカ次郎、ピトフーイとエムは、互いの装甲車をぶつけあいながら銃撃戦を繰り広げる。激しい戦いの末、2台の装甲車は間欠泉に巻き込まれて吹っ飛び、レンとピトフーイは河原に放り出されて1対1の状況になった。
レンはSAOの名前を出してピトフーイを挑発すると、身軽さを活かして彼女のHPを残り2割まで削った。しかしその直後に顔面にパンチをもらい、銃を奪われてしまう。その銃でレンにとどめを刺そうとピトフーイが引き金を引いたとき、先の銃撃戦でダメージを受けていた銃が暴発。その隙にピトフーイにとびかかるレンだったが、両腕を掴まれて捕らえられてしまった。

ピトフーイがエムを呼ぶと、彼は捕らえたフカ次郎を伴って現れる。ピトフーイはエムの顔面に発砲した。エムはフカ次郎の装甲車に気づいていたが、ピトフーイに気づかれないようエンジン音を大きくしてごまかしたのだという。エムはピトフーイを止めるために裏切り行為を働いたのだ。しかしピトフーイはそれを許せず、エムの眉間を打ち抜いて戦闘不能にした。
その時フカ次郎が髪に隠したナイフで縄を切り、ピトフーイに突っ込んだ。慌てて銃を撃つピトフーイだがフカ次郎は止まらず、彼女に掴まれているレンの両手首を切り捨てると腰を思いきり蹴った。レンはその勢いのままピトフーイの首筋に思い切り噛みつく。そして「自分が負けたら現実でレンに会う」という約束を思い出させ、最後の力でピトフーイを戦闘不能にしたのだった。

ピトフーイの正体

第2回スクワッド・ジャムはレンとピトフーイの決着の直後にやってきたチームの優勝で終わったが、香蓮はピトフーイの自殺を止めることができ満足していた。そして後日、美優と共に、豪志に彼女のいる会社へと案内してもらった。
到着した先はライブハウスで、ピトフーイはここのオーナーだという。香蓮たちはライブハウスで行われた神崎エルザのシークレットライブを堪能した後、エルザの楽屋に入れてもらった。そこで香蓮はピトフーイの正体がエルザであることを言い当てる。
豪志からライブハウスの運営会社社長・佐藤麗がピトフーイなのだと匂わせる紹介を受けていたが、香蓮は騙されなかった。また豪志が自分の名前や住所を知っていたことを疑問に思っていた香蓮は、エルザへ送ったファンレターを恋人の豪志が読んだのではないかと思ったのだ。
自分がピトフーイだとエルザが認めると香蓮は泣きながら彼女に抱きつき、「死ななくてよかった」と安堵の声を漏らす。そしてエルザの方は香蓮の顔をまじまじと見つめると「気に入った」と言っていきなり口づけをして周囲を驚かせたのだった。

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』の登場人物・キャラクター

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SAOの名言・名セリフまとめ【ソードアート・オンライン】

SAOの名言・名セリフまとめ【ソードアート・オンライン】

『ソードアート・オンライン』はVRMMOという仮想世界をテーマに扱った作品である。ゲームの死が現実の死に直結するゲーム「ソードアート・オンライン」に囚われたキリトやアスナたちの言葉は非常に真に迫っており、小説の読者やアニメの視聴者の心によく響いた。ここではそんな名言・名セリフをまとめた。

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SAOキャラクターの強さランキング【ソードアート・オンライン】

SAOキャラクターの強さランキング【ソードアート・オンライン】

『ソードアート・オンライン』は数々のVRMMORPGを舞台に描かれる作品だ。リアルな仮想世界へとダイブできる作中のVRMMORPGでは、心・精神力の強さがゲーム中での強さに影響を与える。ここでは主人公のキリトやそのライバルといえるヒースクリフなど、『ソードアート・オンライン』の登場人物・キャラクターの強さをランキング形式でまとめた。

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【SAO】アリシゼーション編のネタバレ解説まとめ【ソードアート・オンライン】

【SAO】アリシゼーション編のネタバレ解説まとめ【ソードアート・オンライン】

『ソードアート・オンライン』の原作第9巻から始まる、仮想世界「アンダーワールド」(UW)を舞台に描かれる物語が「アリシゼーション編」だ。次世代フルダイブ実験機「ソウル・トランスレーター」でダイブするこの世界には現実世界と遜色なく豊かな感性を持つNPCたちが住んでおり、主人公のキリトはその世界の人々と友情を育んでいく。 2018年には『ソードアート・オンライン』の3期としてアニメ化された。

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ソードアート・オンライン(SAO)と.hackはどちらが先か問題で荒れる事態に!

ソードアート・オンライン(SAO)と.hackはどちらが先か問題で荒れる事態に!

『ソードアート・オンライン』の人気が高まったころに、「『.hack』を知らない人がいる」というようなツイートが発端となり、「どちらの作品が先に出たのか」で大いに荒れる事態になった。『.hack』は『ソードアート・オンライン』と同じくMMORPGをテーマにした作品だ。どちらの作品も2002年頃に世に出ている。

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ソードアート・オンライン(SAO)に似た無料ネットゲームまとめ【ファンタシースターオンライン2】

ソードアート・オンライン(SAO)に似た無料ネットゲームまとめ【ファンタシースターオンライン2】

ここでは『ソードアート・オンライン』に似た無料のネットゲームをまとめた。紹介しているのは『ファンタシースターオンライン2』や『Master of Epic』といったMMORPG。これらのゲームでは、キリトやアスナが『ソードアート・オンライン』の作中で見せたような、華麗なアクションを行うことができる。

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SAOの登場人物・キャラクター画像まとめ【ソードアート・オンライン】

SAOの登場人物・キャラクター画像まとめ【ソードアート・オンライン】

『ソードアート・オンライン』はゲームでの死が現実の死に直結するデスゲームに閉じ込められたことから始まる、VRMMORPGをテーマとした作品である。キリトやアスナをはじめとする登場人物・キャラクターはダイブするゲームによってアバターの姿が異なるものの、上手く特徴を捉えてどの人物なのか分かるようになっている。ここでは登場人物・キャラクターの現実での姿や、各ゲームでのアバターの画像をまとめた。

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