美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。
Evermore/ひそかな夢
父のもとへベルを帰した野獣が、彼女を思いながら歌う切ないバラード。
How Does a Moment Last Forever/時は永遠に
劇中の随所に流れる曲。
アニメーション版主題歌を勤めたセリーヌ・ディオンが担当している。
オーディションの曲は『ライオンキング』から
ビル・ゴンドン監督が最終オーディションで役者達に出した課題曲は『ライオンキング』の劇中歌「ハクナ・マタタ」。
簡単そうに聞こえて実はかなり難易度の高い曲だ。
エマ・ワトソンはディズニー4作目
過去にアニメーション作品の『トレジャー・プラネット』と『メリダとおそろしの森』実写映画の『ウォルト・ディズニーの約束』に出演している。
エマには実写版『シンデレラ』のオファーもあったが、シンデレラよりもベルの方が自分に合っていると判断し『美女と野獣』を選んだことをあかしている。
野獣の候補にライアン・ゴズリングの名前が
当初実写版 美女と野獣の野獣役はライアン・ゴズリングにオファーがあった。
しかし『La La Land』出演のためオファーを断っていた。
一方、エマ・ワトソンは『La La Land』のオファーを受けたが、実写版『美女と野獣』出演のためオファーを断っていた。
双方がオファーを受けていた場合、全く違った美女と野獣が出来上がっていたかもしれない。
出演者の誕生日が同じ
エマ・ワトソン(ベル役)、ルーク・エヴァンズ(ガストン役)、エマ・トンプソン(ポット夫人役)、ネイサン・マック(ポット夫人の息子チップ役)の4人は、全員が4月15日生まれ。
野獣の救出シーン
狼に襲われるベルを野獣が救出したシーンで、傷を負い倒れた野獣に対してベルが「You have to help me. You have to stand. 私を助けて。あなたは自分で立ち上がらないといけないわ」という台詞を言う。
アニメーション版にこの台詞はなく、ベルが重たい野獣を馬上に持ち上げるような展開になってしまっている。
このシーンは映画史上に残るミスとしてファンたちから語り継がれているため、実写版では修正が行われた。
実写版のドレスにはアニメーション版へのオマージュが込められている
実写版『美女と野獣』でベルが着用している黄色いドレスは、アニメーション版とよく似ている。
これは、衣装デザイン担当がアニメーション版のオマージュを込めて製作したからだ。
素材にはチュール、サテンなどの軽い素材を使用し、仕上げとして2,160個ものスワロフスキーが飾り付けられている。
総製作時間は12,000時間。
その結果、実写版の黄色いドレスはキラキラと輝く、素晴らしい作品になっている。
野獣に隠された秘密
野獣役のダン・スティーヴンスはベルとの身長差を出すために、脚には鋼鉄製の竹馬を着用。
野獣の大きな体を作るために、約18kgのボディースーツを着用し、撮影に挑んでいた。
さらには、野獣は全体的にCG技術が使用されているため、実際に野獣が演じるシーンは同じシーンを2回演じなければならなかった。
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目次 - Contents
- 『美女と野獣』の概要
- 実写版「美女と野獣」とは
- アニメーション版『美女と野獣』とは
- 愛され続ける『美女と野獣』のメッセージ
- 『美女と野獣』のあらすじ・ストーリー
- 魔女の呪い
- 変わり者のベル
- 野獣の城に囚われたベル
- 横暴なガストン
- 距離が縮まる二人
- ガストンと村人の襲撃
- ベルの愛と呪いからの解放
- 『美女と野獣』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ベル(演:エマ・ワトソン、吹替:昆夏美)
- 野獣(演:ダン・スティーヴンス、吹替:山崎育三郎)
- ガストン(演:ルーク・エヴァンス、吹替:吉原光夫)
- モーリス(演:ケヴィン・クライン、吹替:村井國夫)
- ル・フウ(演:ジョシュ・ギャッド、吹替:藤井隆)
- アガット(演:ハティ・モラハン、吹替:戸田恵子)
- 家財道具に変えられた人物
- ルミエール(演:ユアン・マクレガー、吹替:成河)
- コグスワース(演:イアン・マッケラン、吹替:小倉久寛)
- ポット夫人(演:エマ・トンプソン、吹替:岩崎宏美)
- チップ(演:ネイサン・マック、吹替:池田優斗)
- マダム・ド・ガルドローブ(演:オードラ・マクドナルド、吹替:濱田めぐみ)
- プリュメット(演:ググ・バサ=ロー、吹替:島田歌穂)
- マエストロ・カデンツァ(演:スタンリー・トゥッチ、吹替:松澤重雄)
- 実写版とアニメーション版の違い
- 物語冒頭
- ベルの父モーリスの職業
- 城の崩壊
- 永遠の冬
- 城の召使たちの変化
- 不思議な本の存在
- ベルの生い立ち
- 野獣の過去
- 魔法の薔薇が散った後
- 新キャラクター追加
- 『美女と野獣』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アガット「見た目に騙されてはいけない。美しさは人の内にある」
- ガストン「お前は今まで見た中で最もワイルドで、かっこいい奴だ。だれもお前に値するものはいない...」
- ポット夫人「ご主人様は見かけほど恐ろしい方ではないわよ!」
- チップ「こんにちは!会えてうれしいよ!手品を見たい?」
- ゴグスワース「それは、ただのヘアーブラシだよ」
- ルミエール「もし彼女が呪いを解けるのであれば、ついにあなたは愛を学ばなければなりません...」
- 野獣「きみがいつも望んでいたことを思い出してみよう。きみの心の目でそれを見つめ、きみの心の中で感じてみよう」
- コグスワース「だれか私を時計に戻してくれ!」
- 『美女と野獣』の主題歌・挿入歌
- Beauty and the Beast/美女と野獣
- Belle/朝の風景
- Gaston/強いぞ、ガストン
- Be Our Guest/ひとりぼっちの晩餐会
- Something There/愛の芽生え
- 『美女と野獣』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 新曲が3曲追加
- Days in the Sun/デイズ・イン・ザ・サン〜日差しをあびて〜
- Evermore/ひそかな夢
- How Does a Moment Last Forever/時は永遠に
- オーディションの曲は『ライオンキング』から
- エマ・ワトソンはディズニー4作目
- 野獣の候補にライアン・ゴズリングの名前が
- 出演者の誕生日が同じ
- 野獣の救出シーン
- 実写版のドレスにはアニメーション版へのオマージュが込められている
- 野獣に隠された秘密
- 実写版「美女と野獣」に続編はあるのか?
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