機動戦士Ζガンダム（ゼータ）の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

まだだ!まだ終わらんよ!!

クワトロ・バジーナのセリフ。
ティターンズの司令であるジャミトフ・ハイマンを暗殺し組織を乗っ取ったパプテマス・シロッコが操るジ・オとアクシズの摂政であるハマーンのキュベレイ、ガンダムシリーズ全体においても最強クラスと言える2人に挟撃されクワトロの乗機である百式は手足を片方ずつ失い追い詰められていた。赤い彗星の異名を持つエースパイロットであるクワトロことシャアが苦戦するその様は視聴者にシロッコとハマーンが優れたパイロットである事を示していた。これは絶体絶命の窮地に立たされたクワトロ屈指の名ゼリフと言える一言である。

ジ・オ、動け!ジ・オ!なぜ動かん!?

パプテマス・シロッコのセリフ。
物語のクライマックス、シロッコとカミーユの戦い。ティターンズから奪取した兵器コロニーレーザーによって、ティターンズ艦隊は甚大な被害を受けた。それを受け艦隊を再編しようとするシロッコだったが、カミーユによって追い詰められていた。カミーユは歴史の立会人を自称し、傍観者気取りでいるシロッコに強烈な怒りを抱いていたのである。エマやカツ、そしてフォウといった死者たちの念とも言うべき強い意思を受けて、カミーユはシロッコに最後の攻撃を敢行した。原因不明の出来事によって動きが止まったジ・オごとシロッコを貫き撃破したのだった。これは急に動きを止めたジ・オに戸惑うシロッコのセリフである。

ジ・オが動きを止めた現象について、ファンの間では強大なニュータイプ能力を発揮した状態のΖと対峙した為、偶発的にジ・オに搭載されているサイコミュ機器がジャックされてコントロール不能になったと言われているが、定かではなく原作者である富野由悠季が著者である小説版「機動戦士Ζガンダム」ではカミーユのΖガンダムの『身体を通して出る力』の影響を受けて機能停止したと描写されている。

おーい、出してくださいよ! ねぇ!

カミーユ・ビダンのセリフ。
シロッコを倒したカミーユだったが、無事ではなく精神を崩壊させていた。これは精神崩壊をおこしたカミーユがΖガンダムのコクピット内で星を見ながら放ったセリフである。
最終話で主人公が精神崩壊してしまうという結末は当時、多くファンの間で物議を醸した。精神崩壊した理由として、「シロッコに魂を道連れにされた」「死者の念を受けすぎた」「増大し過ぎたニュータイプ能力にカミーユの精神が耐え切れなかった」など様々な説が議論されている。