ワムウ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ワムウとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、人類をはるかに超える能力を持った「柱の男」と呼ばれる生命体である。ナチス軍により2000年の眠りから目覚めたワムウは仲間であるカーズ、エシディシと共にエイジャの赤石というアイテムを巡り、主人公ジョセフ・ジョースターら波紋使いと戦うこととなる。人間を餌とする一方、「戦闘の天才」と呼ばれるワムウは戦いに誇りを感じ、強敵に対し敬意を抱く武人でもあった。その気質は、敵であるはずのジョセフに友情すら抱かせるようになる。

サンタナ

CV:乃村健次

「柱の男」の一人で、作中では最初に登場した。1万年前、カーズ、エシディシがワムウと共に連れ出した赤子。スピードワゴン財団によってメキシコの遺跡の洞穴で発見され、ナチスにより実験場に運び込まれる。収容されていたユダヤ人たちの鮮血によって復活し、実験で石仮面によって吸血鬼となった捕虜を捕食、「柱の男」の能力の一端(他の生物の肉体と同化する、体をバラバラにするなど)を見せつける。
名付け親はナチスの兵士シュトロハイムで、「メキシコに吹く熱風」を意味する(実際のサンタナはカリフォルニアに吹く)。作中、ワムウを含む他の「柱の男」との会話等はない。
「柱の男」としては最下位に属し、カーズからは「青っ白いガキ」「番犬のような存在」と称された。それでも瞬時に現代の言葉を理解し、わずかに見ただけの銃を分解するなど高度な知能を発揮した。肉体をゴムのように変形させ、空気供給管から実験室を脱出し、ドイツ兵の肉体に潜り込んで乗っ取る。受けた弾丸を指から弾き出すことで撃ち返し、その場にいた者をほとんどすべて虐殺した。
兵士に化けて潜り込んでいたジョセフは、初め「悪いのはナチスで、サンタナは被害者」と考え、フレンドリーに接しようとしたが「うるさいんだな、この原始人が」と言われて怒り戦闘となる。ジョセフを吸収できなかったことや、攻撃を防がれたことを疑問に思っており、波紋のことは知らなかった模様。
シュトロハイムの捨て身の行動とジョセフの知略により太陽の光を浴びて再び石化し、スピードワゴン財団に回収された。その後はスピードワゴン財団によって紫外線照射ライトを浴びせられ続け、生きていることは示唆されたが、最終的にどうなったかは語られていない。

ジョセフ・ジョースター

CV:杉田智和(TVアニメ版) / 大塚芳忠(Part3対戦型格闘ゲーム版)

Part2の主人公。Part1主人公ジョナサンの孫に当たる。1920年9月27日生まれでB型。漫画集めという趣味を持つ。通称は祖父と同じ「JOJO(ジョジョ)」。
空軍パイロットの父・ジョージ・ジョースターII世が祖父の宿敵ディオによって吸血鬼と化した上官に殺され、母のエリザベスは夫の仇を討った為に追われることとなり、死んだことにして行方を眩ませた。その為、祖母のエリナと祖父の友人で大富豪のスピードワゴンだけを家族として育った。
機転の利く性格で、ワムウが武人気質であることを見抜き、とどめを刺されそうになった際彼の心理を巧みについて決闘をすることとなる。

容姿は祖父に似ているが、性格は気性が荒く暴力的。普段の振る舞いはお調子者的で軽く、ニューヨークで友人になったスモーキー・ブラウンに「イギリス人とは思えない」と評された。態度は英国紳士の血を引いている割に素行不良で、目上の者に対しても茶化すような物言いをすることもあれば、軽微な波紋の悪用も厭わない。
初登場時点で既に7回喧嘩で投獄し、1度放校処分も受けている。素行不良ではあるが根は祖父と同じく優しく正義感もあり、舞台年代当時差別を受けていた黒人のスモーキーにも自然体で接し、仲間を守るためには体を張って戦い、自分を犠牲にすることも厭わない。
相手の弱点や裏をかくことを得意としており、戦闘ではマジックやイカサマを応用する。どんなに不利な状況に陥っても巧みに罠を張り巡らせ逆転に至る。先読みの才能もあり、相手が言おうとしていることを予測して先に言うことで相手を逆上させ、冷静さを奪うことも多い。イカサマを利用した戦法で、「戦闘の天才」と評されるワムウから一度は絶対の自信を奪っており、波紋修行の師匠となったリサリサから「イカサマの天才」「将来とんでもない大悪党か、大人物になる」と評されている。時には戦闘から逃走し、状況の打開を図ることもある。
ただ一人の肉親であるエリナと父親同然のスピードワゴンには強い愛情を抱いている。
乗り物運は悪いようで、Part2だけでも二度飛行機の墜落に遭遇し、Part3でもさらに二回の飛行機墜落と一度の潜水艦大破の憂き目に遭っている(Part3では「わしが乗った飛行機が落ちるのはこれで三度目だぞ」と口にしている)。

1938年、18歳の時エリナと共にアメリカに渡ってきた。波紋使いながら石仮面の力で吸血鬼となったストレイツォとの戦いの後、ナチスも絡んだ「柱の男」たちとの戦いに巻き込まれる。先天的な波紋使いで、特別な修行をせずとも波紋の力を使うことができる。しかし、修行をしていない分高い潜在能力を活かしきれておらず、ストレイツォ戦では苦戦を強いられた。「柱の男」の一人であるサンタナにも勝利はできたが、サンタナが波紋を知らずに油断していたことや、太陽の出ている日中に戦った為に勝てた結果論に過ぎず、波紋使いとの戦いを経験していたワムウやエシディシにはまるで歯が立たなかった。
辛くもワムウの額に傷をつけ、そこから彼の自尊心を煽ることでその場では殺されなかったが、一か月後に内部の毒が流出する指輪を喉と心臓に埋め込まれる。助かる為には、ワムウ、エシディシを倒して彼らの持つ解毒剤を手に入れるしかない。波紋使いのシーザー・ツェペリ(ジョナサンの師匠・ウィル・A・ツェペリの孫)と共にリサリサの下で本格的な波紋の修行をし、完璧に波紋を操れるようになる。
リサリサから、「柱の男」を倒すの重要アイテムとしてエイジャの赤石を見せられる。解毒剤入手の他、「柱の男」たちからエイジャの赤石を守る使命の為にも戦うこととなった。
「柱の男」の一人であるエシディシを打ち倒し、彼が持っている分の解毒剤を入手した。エシディシは脳髄だけになっても生き延び、リサリサに仕える使用人スージーQに憑依。エイジャの赤石を奪ってスイスへと送った。
シーザーと二人でエシディシを倒したジョセフは、仲間の為にプライドを捨てて戦ったエシディシに敬意を抱く。
スージーQの記憶から赤石の発送先を突き止めたジョセフらは自動車で赤石の入った小包を積んだ列車を追い、回収しようとしたが、突如ナチスが現れ横取りされてしまう。情報交換を条件に、ジョセフらは合流の為ロッジに向かうが、ロッジはカーズの襲撃を受け、サイボーグに改造されたシュトロハイム以外は皆倒されていた。
カーズとの赤石の奪い合いの果て、ジョセフはがけから転落するが、シーザーの助けにより落下をせずに済んだ。赤石の奪還には成功したが、カーズらの潜伏先であるホテルへの襲撃のタイミングでシーザーと意見が食い違う。中にはカーズがいる可能性が高く、夜とワムウが来るのを待っているはず、何の策も講じていないわけがないと踏み込むのをやめるよう説得するが、シーザーは聞かなかった。ジョセフとの殴り合いの果て、シーザーはリサリサの制止も聞かず中へと入っていく。
ジョセフは、「祖父の代からの因縁」だとしてシーザーがむきになった理由、シーザーの過去をリサリサから聞く。カーズはシーザーの父の仇であった。

リサリサと共にシーザーの供へ向かうと、シーザーの声がした。シーザーはワムウとの激闘の果てに重傷を負い、最後の力でワムウの解毒剤入りピアスを奪い、残った波紋と自らの血で真っ赤なシャボン玉を作りジョセフに届けたのだった。シャボンから伝わったのは、それがシーザーの最後の波紋であること、シーザーが死んだことであった。友の死に衝撃を受けるジョセフに、リサリサはこの場の痕跡から「ワムウも負傷しているから後を追う」と平然と言った。その言葉は冷酷にも思えたが、手にした煙草が逆さであることから彼女もシーザーの死を哀しみ動揺していることが分かった。
未だ敵地にいるからと涙をこらえていたジョセフだが、瓦礫の下から流れる血に気付く。すぐ近くにシーザーがいることに気付いたジョセフ、リサリサ共にこらえきれずに涙を流すのだった。
「命がけでシーザーが奪い取った解毒剤を飲むのは、ワムウに勝ってから」と決めたジョセフは、ワムウの提案で夜中、ワムウとの馬車での決闘を行うこととなる。一進一退の攻防の果てワムウに勝利し、自分が消えてしまわないうちに解毒剤を飲んでほしいとのワムウの頼みを聞く。波紋で消滅したワムウに対し、無意識に敬礼を取っていた。

リサリサとカーズの一騎打ちが行われるはずだったが、カーズは過程を重視せず、卑劣な手段を用いてリサリサから赤石を奪い取った。ナチス兵士らが駆け付けるが、既にカーズはスーパーエイジャをはめ込んだ石仮面を被り、太陽をも克服して究極生物となって弱点であった波紋をも自身の武器として使うようになった。
シュトロハイムの協力を得てカーズをヴォルガノ火山の溶岩に落とすことに成功したが、それでも倒せなかった。エイジャの赤石を無意識にかざした際、ジョセフを絶望させる為にカーズが使用した波紋エネルギーが赤石によって増幅され火山の噴火を誘発、カーズを宇宙空間へ押し上げるに至った。

噴火の際押し上げられた岩盤が盾となり、運よく海に落下した所をヴェネツィアの漁船に助けられスージーQによる看病を受けていた。この間スージーQと結婚していたが、彼女が皆への連絡を忘れていた為にカーズとの戦闘で死んだと思われており、自分の葬式が行われているところに帰ることとなった。
後にニューヨークの不動産王として巨万の富を得る。尚、リサリサの正体は夫の仇を打つべく修業に出ていたジョセフの母エリザベスで、彼女は赤ん坊の頃船旅の最中ジョナサンとディオとの戦いに巻き込まれて両親を失いエリナに助けられていた。その後ストレイツォによって育てられ波紋を身に着けたのである。登場時リサリサは50歳だったが、波紋の効果で老化が遅くなっており、20代後半としか思えぬ若々しい美貌を保っていた。
Part2のラストでは少し年老いた姿で登場している。一人娘が日本という遠方に嫁いだために半ば逆恨みで日本人を憎んでいるようなそぶりを見せたが、日本製のウォークマンは気に入っていたらしい。

Part3『スターダストクルセイダース』では69歳になって登場した。主人公は孫の空条承太郎(くうじょう じょうたろう)。目に見える超能力・スタンドが突如発動し、物語が動き出した。他者には見えずに暴れるスタンドを悪霊と呼び、自ら牢獄に入った承太郎の話を娘のホリィから聞く。ジョセフは友人のスタンド使い(スタンド能力を持ち、操れる者)・モハメド・アヴドゥルの協力を得て承太郎を牢から出した。以降、承太郎のスタンドは彼の意思で動くようになる。
突然のスタンドの発動は、ジョセフの祖父・ジョナサンの肉体を奪った吸血鬼DIO(Part3以降、ディオはこう表記される)が目覚めたことが原因であった。DIOとジョナサンの肉体にスタンドが目覚め、血の絆でジョナサンの子孫であるジョセフ、承太郎、ホリィにもスタンド発動したのだった。
ジョセフ、承太郎は自分の意思でスタンドを操れるが、戦闘に向かない性質のホリィはスタンドが害となり、死に至る高熱を発した。50日以内にDIOを見つけ出し、倒す為の旅が始まる。ジョセフらはDIOに操られていたスタンド使い花京院典明(かきょういん のりあき)、ジャン・ピエール・ポルナレフ、ニューヨークから連れてきた犬のスタンド使いイギーを仲間に加え、DIOの刺客と戦うこととなる。
DIOとの戦いで花京院、アヴドゥル、イギーを失い、波紋とスタンドを併用した戦いも見破られたジョセフは一度全身の血を吸われてしまう。それでも、DIOと同じく時を止める能力を得た承太郎によりDIOが倒されジョセフは奪われた血を取り戻す。ポルナレフと再会を誓い、ジョセフと承太郎は、ホリィの待つ日本へと帰っていく。

Part4『ダイヤモンドは砕けない』では79歳になって登場。高齢となった為、もしもの時の為に遺産整理が行われていた。ここで、ジョセフが日本人女性東方朋子(ひがしかた・ともこ)との間に隠し子を儲けていたことが発覚する。ジョセフの息子である仗助(じょうすけ)もまた、DIO覚醒の余波でスタンド能力が目覚めていた。
仗助が住むS市杜王町(もりおうちょう)では、スタンド能力を引き出す矢によってスタンド使いが量産されており、日常的な光景の中で奇妙なバトルが展開される。
ジョセフは総入れ歯、難聴を患い、足腰も弱った老人となっていた。それでも、いざとなれば若い時同様機転を使い危機を脱する。仗助との間には気まずい空気があったが、透明化するスタンド能力を持った赤ん坊を救出を始めとする様々な事件で少しずつ打ち解けていく。
透明な赤ん坊の親を探していたが対に現れず、共にアメリカに帰国し静(しずか)・ジョースターと名付け養子にした。
「妻以外愛さない」と公言していたが、仗助の存在が発覚しスージーQに激怒されたという。

シーザー・アントニオ・ツェペリ

CV:佐藤拓也

1918年5月13日生。A型。
イタリア出身の波紋使いで、ジョセフの祖父のジョナサンに波紋を教えたウィル・A・ツェペリの孫。きざなナンパ男でガールフレンドが大勢いるが、波紋の師であるリサリサのことは母親のように慕い尊敬している。ジョセフのことは、その無責任な性格と自身の祖父を死に追いやったジョナサンの孫ということで嫌い、初期は「田舎者」と罵っていた。
登場時既に波紋を習得しており、シャボン玉を媒介にした攻撃を得意とする。服には石鹸水が仕込んであり、いつでも戦闘ができる。ジョセフよりも洗練された波紋の使い手だったがワムウには自身の技が通用せず、瞼を切られ、このままでは勝てないとリサリサの下で再修業を受ける。尚、ワムウ戦でジョセフに助けられたことで彼を見直すようになり、修行を終えた頃には互いに憎まれ口を叩きながらも息の合ったコンビネーションを発揮するなど良き戦友となっていった。

早くに母を失ったものの家族とともに幸せに暮らしていたが、突如父が行き先も告げず失踪を遂げ、いくらか残された金も親戚にだまし取られたことで父を憎むようになる。孤児院を脱走し、ローマの貧民街で悪事に手を染める荒れた生活を送っていた。この時既に波紋の才能の片鱗を見せていたらしく、素手での戦闘の強力な一撃を怖れられていた。
16歳の時、ローマで偶然父のマリオを目撃し、後をつける。石化中のカーズに不用意に近づいたシーザーだったが、マリオは息子と気付かないながらも彼を庇い、カーズに捕食された。シーザーは、マリオの言葉から父が自分たちを捨てたのではなく、「柱の男」や吸血鬼との戦いに巻き込まないよう敢えて遠ざけていたことを知る。
その後は父や祖父の意思を継ぐことを決意。それまで嫌っていた「ツェペリ」の名に誇りを持つようになり、自身の血統を侮辱する者には容赦しなくなった。

カーズとワムウがアジトにしているホテルの前でジョセフらと意見が食い違い、危険を承知で単身ワムウとの戦いに向かう。あと一歩のところまでワムウを追い詰めるが逆転され致命傷を受ける。「お前はもう助からない」とまで言われたが、最後の力を振り絞ってワムウからジョセフに埋め込まれた毒の指輪の解毒剤を奪うことに成功。バンダナに解毒剤入りのピアスを引っ掛け、最後の波紋の力で自身の血で作ったシャボン玉に入れてジョセフの下へと飛ばす。落ちてきた瓦礫の下敷きとなり、絶命。享年20歳。

祖父、父のように他者の為に戦い抜いての死であり、潰される前の顔は笑っていた。ワムウはシーザーの壮絶な最期、覚悟に敬意を表し、血のシャボン玉を割らずに見逃した。
形見となったバンダナは、ワムウとの最終決闘の際ジョセフの頭部に巻かれ、解毒剤入りのピアスは「ワムウとの戦いに勝ったら飲む」との誓いでジョセフの指につけられた。図らずも、この指につけたピアスによりジョセフがピンチを乗り切る描写がある。尚、バンダナもワムウとの戦いに決着をつけるきっかけとなった。死して尚、シーザーはジョセフと共に戦ったのである。

ワムウの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「おれは、おまえのことを永遠に記憶のかたすみにとどめておくだろう、シーザー。シャボン玉のように華麗ではかなき男よ」

「柱の男」を父の仇と憎む波紋使いシーザー・ツェペリが、単身危険を承知でワムウのいるホテルに現れ、ワムウとシーザーの戦闘になる。透明化能力で翻弄するワムウだが、シーザーのシャボン玉による遠距離攻撃で少しずつだが確実にダメージを受ける。
シャボンのレンズで太陽光を浴びせられそうになるが、止めを刺すべく接近した際影ができ、ワムウはその瞬間を突いて神砂嵐を発動させた。致命傷を受け、シーザーにはもはや波紋を操る力はなかった。それでも死力を尽くしてワムウの唇にある解毒剤入りをピアスを奪うことに成功した。
死を賭してもジョセフの為に戦ったシーザーの姿に敬意を表し、ワムウは「おれにとって、強い戦士こそ真理…。勇者こそ友であり、尊敬する者。おれはお前のことを、永久に記憶のかたすみにとどめておくだろう、シーザー。シャボン玉のように華麗ではかなき男よ」と呟きピアスの入ったシャボンを割らずに去る。武人としてのワムウの性格が現れたシーンである。

「おれはお前と出逢うために1万数千年もさまよってたのかもしれぬ」

ジョセフとの決闘は、石仮面で吸血鬼に変えた馬(軽い波紋で操れる)による戦車戦となった。激闘の中、ワムウは闘争心を引き出す為に自ら目をつぶし、ジョセフの機転で首から下を失う重傷を負う。ジョセフは、頭部のみとなったワムウに自らの血を与えた。初めは敵から情けを掛けられることを嫌いジョセフをなじったワムウだが、ジョセフの行為が自分がシーザーにしたのと同じ強敵という友への敬意から来るものだと悟る。
心身ともに立派な戦士となったジョセフと戦えたことに満足し、ワムウは自分が消えてしまう前に解毒剤を飲んでほしいと頼む。「悔いはない…。心からお前の成長が見れてよかったと思うよ。おれは、おまえに出逢うために一万数千年もさまよってたのかもしれぬ」と呟き、ワムウは風となって消えた。立ち場は違えどワムウと心を通わせたジョセフは、ワムウに対し無意識に敬礼をしていた。

ワムウの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ワムウの名前の由来はイギリスのロックデュオ「wham」

ワムウの名前の由来は、イギリスのロックデュオ「wham!(ワム!)」である。1981年ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーという幼馴染み同志によって結成された。1982年「Wham Rap!(Enjoy what do you?)」でデビューし、セカンドシングル「Youg Guns(Go for it!)」で人気を得た。ルックスの良さも相まってカリスマ的人気を誇り、日本でも何度か公演している。

『ジョジョリオン』にワムウに似た設定のキャラクターがいる

『ジョジョリオン』に登場する大年寺山愛唱。

『ジョジョ』Part8に当たる『ジョジョリオン』に、ワムウと似た設定のキャラクターが登場する。Part6の最後で世界が一巡りし、Part7以降はそれまでとは違ったパラレルワールドのような世界が展開されている。世界観や設定は大きく変わったが、それまでの部に存在したキャラクターや設定と似たものが時折登場し、読者の間で話題となる。

『ジョジョリオン』では「柱の男」と似た岩人間という種族が登場する。「柱の男」ほどではないが人間に似ている、長寿命(240歳)、長期間の眠りに入るなど似た生態を持つ。
岩人間の一人・大年寺山愛唱(だいねんじやま あいしょう)というキャラクターは、風を操る能力の他仲間内では下位に属し、仲間を信頼する点、青臭い一面などがワムウと共通している。ただ、武人気質で強い者との戦闘を好むワムウに対し、大年寺山は小心者であるとの違いもまたある。

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

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“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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ジョジョ第2部『戦闘潮流』登場人物・キャラクター一覧【ジョジョの奇妙な冒険】

ジョジョ第2部『戦闘潮流』登場人物・キャラクター一覧【ジョジョの奇妙な冒険】

ここでは荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の登場人物・キャラクターをまとめた。第1部の主人公、ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースターが主人公となり、「柱の男」たちとの過酷な戦いを描く。2012年にはテレビアニメが放送され、声優・杉田智和がジョセフ役を務めた。

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『ジョジョの奇妙な冒険』第3部スタンドの「暗示」まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』第3部スタンドの「暗示」まとめ

『ジョジョ』第3部で初めて登場し、今やパロディやたとえで使われる「スタンド」ですが、初期のものはタロットカードがモティーフで、各スタンドの「暗示」が語られていました。が、「イエロー・テンパランス」以降何でか暗示を言わなくなりましたね。「いや、何の暗示だよ」と。気になりますよね。主人公側も特に語られていませんし、ネット上で散々解釈されているかもしれませんが、まとめました。

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