鬼滅の刃のここが好き
鬼滅の刃の面白いポイントは、鬼の強さと呼吸という独自の戦い方にあると思います。
まず初めに鬼の強さですが、基本的に鬼は頑丈な体をしており、また体を切ったとしても再生してしまいます。鬼を倒す方法としては、日光に当てるか、日輪刀という特殊な刀で鬼の首を切るしかありません。ほかにも、強い鬼は血鬼術と呼ばれる技を使ってきたり、分裂しているために同時に首を切らないと死なない鬼もいたりします。そんな鬼と戦う鬼殺隊は不利な状況から戦いを始めなければなりません。そんな中では当然隊員(主要な人物)の中から死者が出てしまいます。ここで、「急に隊員がパワーアップしたり覚醒したりして、誰も死なせない」ということがないおかげで、隊員の心情や過去の描写も生きてきていることがほかの少年漫画とは違うポイントだと思います。
次に独自の呼吸という戦い方ですが、とにかく格好いいの一言に尽きます。それぞれ○○の呼吸という風に書かれており、それぞれの身体的特徴に合わせて枝分かれしてきた呼吸は多くの派生があり、そこも見どころの一つだと思います。また、呼吸という一般的な動作から力を得ていることから、真似できそうと子供心をくすぐる点も面白いと思うポイントの一つかもしれません。