多少グロイシーンはあるけど切ない
父が亡くなった後、母や兄弟たちを守って幸せに暮らしていた炭治郎の家族。炭治郎の家は炭焼き小屋をしていました。長男の炭治郎は出来た炭を売りに山の上から町まで出かけました。そして、家に帰った時、人を喰らう鬼たちに家族は食い殺されていました。ただ一人、鬼の血を体に取り込んでしまった妹だけは助かってました。鬼の血を体に取り込むと、その人も鬼になってしまうのです。でも妹は、人間としての気持ちが強く残り、人を喰らう鬼にまでは、なっていませんでした。炭治郎は、妹を人間に戻す方法を探していたところに、鬼を退治する「鬼殺隊」の人たちに出会い、炭治郎は、鬼に復讐するそのグループに入ることにしました。そして、鬼殺隊の中で、修行をしながら、妹もある場所で様子を見てもらいます。
家族をころされて、鬼に向き合う炭治郎の思いや、鬼になってしまった妹の気持ちなど、切ない要素がいっぱいなのです。それだけでなく、炭治郎の入った鬼殺隊の人たちのもいろいろなものを抱えて生きています。悲しいシーンばかりではなく、笑ってしまうような面白いシーンもたくさんあるので、暗い気持ちだけではないところもいいです。お兄ちゃんなので、どんな女の子にも優しく接する炭治郎の恋も気になる漫画です。2019年4月からは、アニメも(東京MX)で放送開始しました。